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986WS:2022/04/03(日) 03:03:07
モビルスーツは何故小型化したか
https://paperwave1999.com/archives/6948
出渕氏とカトキ氏の対談
MS小型化の件で、カトキ氏は『あれは富野さんです』とバンダイから何度も聞いていたようです。


機動戦士ガンダム宇宙世紀 vol.4 総括編
そもそも、ガンダムの全長が18mと決められたのは、体格のいい成年男子の10倍を目安にしたため。そして、このサイズは当時としては画期的な小ささであった。
このガンダムのプラモデル化の際、主力商品のスケールは144分の1である。価格は300円。
各関節がちゃんと稼働するのも魅力で、ガンプラブームはこのスケールに支えられたといっても過言ではない。ところがガンダムがシリーズ化されるに至って一つ困ったことが生じてきた。
その後のシリーズも基本的にスケールは144分の1を主軸にスケールは144分の1を主軸に3スケールで展開していたが、MSの値段設定を維持するのが難しくなってきたのである。
例えば、Zガンダム144分の1は500円だが、さらに300円の価格を維持するためであろう、その下に220分の1というスケースが設定されている。またνガンダムになると、「いろプラ化」されたとはいえ144分の1で1000円になる。商品価格の上昇は、将来を支える低学年層にアピールしないという不安があったのだろう。その対策もあって、F91以降のMSは小型化されるのである。
そして、再び低学年層にも対象を広げよう製作されたVガンダムは、144分の1スケールで700円と設定されたのである。


演出の都合上、MSの小型化は監督主導で行われた?
F91、Vガンダムともに15.2メートル。
一体なぜこの時点でそうする必要があったのだろうか?

井上幸一:『一口に言えば、演出上の問題です。MSが大型化するに従って、ただでさえ作りにくかった構図が限界に来てしまったんですね。例えばコックピット付近で人物に芝居をさせると、MSの顔は同じフレームに入らないし、ボディも”板”にしか見えない。
しかも富野監督は、この作品で新たなガンダム像を示すためにそれまでの”ガンダム的なもの”を意図的に崩そうとしました。それでサイズもロボットとしてのスゴさを失わない範囲で、”小さくしてしまえ”と。
当初は7?10メートルぐらいのラフ画も検討されています。』
ただそれなら、結果として富野監督の目論んだ最小サイズまで小さくならなかったのだろうか?
井上:『Z時代と同じ物理コクピットサイズの問題もあるんですが、一番大きいのはやはりプラモデルの商品サイズです。あまり小さいと、ガンプラの標準スケールである1/144、1/100でキット化した際に、商品的なパワーダウンに見えてしまうんですね。
関節駆動などのギミック面でも、極端に小さいものは技術、コストの面で難しいですし。
”じゃあどのぐらいまで小さくできるか?”という着地点を探った結果、あのサイズになっています。
この点ではバンダイさん側が大きな理解を示してくれました。』

F91からのMS小型化は、パトレイバーの影響でしょうね。




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