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津山事件(つやまじけん)
津山三十人殺し(つやまさんじゅうにんごろし)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E4%BB%B6
1938年(昭和13年)5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)の貝尾・坂元両集落で発生した大量殺人事件。2時間足らずで30名(自殺した犯人を含めると31名)が死亡し、3名が重軽傷を負うという、日本の犯罪史上前代未聞の殺戮事件であった。
一般には津山事件と呼ばれることもあるが、この呼称は便宜上、地域にある知名度の高い中心都市の地名を冠したものであり、正確には津山市外の西加茂村[1]で起きた事件である。また、犯人の姓名を取って都井睦雄事件ともいう。
70年後の証言
事件発生からちょうど70年後にあたる2008年(平成20年)、『週刊朝日』5月13日号にて津山事件関係者による証言記事(記者:小宮山明希)が掲載された。その記事内で匿名でのインタビューに応じた90代の老人によると、都井睦雄は村が停電になった時によく修理を頼まれていた。また、事件が発生したその日のうちに「昭和の鬼熊事件」と題した号外が出たと述べている[8]。
なお、当時村に残っていたとされている夜這いの風習についてはこれを強く否定している[8]。ただし、彼の配偶者であった人物も当時、都井との関係があったとされており、また都井が残した遺書にその名前が記載されており、事件を決行することにした理由のひとつとして彼女の帰郷を挙げていることから、この証言については偏りがある可能性を否めない。
この証言内容については「津山事件報告書(司法省刑事局)」の内容と照らして明らかに誤った内容があり、証言も含めた記事内容は信憑性の薄いものである。
調査文献
「闇に駆ける猟銃」『ミステリーの系譜』所収 松本清張、中公文庫、1975年、ISBN 4122001625
本事件に関するルポルタージュ。ただし当時まだ存命だった都井の姉のことを「結核で死亡した」と記述するなど、事実と反する記述がいくつか見られる(プライバシー保護のために故意に誤情報を記述した可能性もあるという意見がある)。
『津山三十人殺し―村の秀才青年はなぜ凶行に及んだか』 筑波昭、草思社、1981年 ISBN 4794201338
『津山三十人殺し―日本犯罪史上空前の惨劇』 筑波昭、新潮文庫、2005年 ISBN 4101218412
本事件に関する基本的文献。警察の報告書、都井の遺書、生存者の証言など。また、都井が子供向けに書いたという小説『雄図海王丸』も収録されている(全文が掲載されているのか、抄録なのかは不明)。他の作品はこの本を参考にしているものが多い。尚、この本には筑波昭氏の創作話がかなり多く含まれているという説があり、ほぼ嘘による捏造があったことがまちがいないとされている。今後内容についての検証が必要と思われる[要出典]。
「津山事件の真実(津山三十人殺し)」 事件研究所、同人誌、2010年2011年
津山事件についての新事実の他、筑波昭氏の「津山三十人殺し」の一部検証がされている。津山事件再考察への一冊である。
小説・その他
『八つ墓村』 横溝正史、角川文庫、1971年 ISBN 4041304016
冒頭部で語られる村人32人殺し事件は、本事件がモデルとなっている(小説は事件の後日談の形を取っており、本事件そのものが全体のモデルになっているわけではない)。
『龍臥亭事件(上・下)』 島田荘司、光文社文庫、1999年 ISBN 4334728898(上巻)、ISBN 4334728901(下巻)
下巻の内容は、筑波昭の著作と重複する部分が多い。
『丑三つの村』 西村望、毎日新聞社、1981年(徳間文庫、1984年 ISBN 4195675936)
本事件を題材にしたノンフィクション小説。
1983年に監督・田中登、主演・古尾谷雅人で映画化された。封切り前に映倫が「全編が残虐で非道的」と判断、18歳未満の観覧を禁止する成人映画に指定された。
「負の暗示」『神かくし』所収 山岸凉子、秋田文庫、1998年 ISBN 4253172466
本事件を漫画化した作品。
『夜啼きの森』 岩井志麻子、角川ホラー文庫、2004年 ISBN 4043596049
本事件を題材にしたホラー小説。
『「八つ墓村」は実在する』 蜂巣敦、ミリオン出版、2005年 ISBN 4813020291
『八つ墓村』と本事件の関連性を、現地調査等を通じて考察した本。
『SIREN』、ソニー・コンピュータエンタテインメント、2003年
作中に津山事件を元にした「××村三十三人殺し」という事件が登場する。下記の杉沢村伝説との関連も深い。
演劇
『《津山三十人殺し》幻視行』月蝕歌劇団、2008年8月
初の演劇化。作・演出 高取英、音楽 J・A・シーザー。これも有名な阿部定事件の阿部定の自供調書が効果的に使われた。
その他
この津山事件が基とされる都市伝説が存在する。
詳細は「杉沢村伝説」を参照
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