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321WS:2012/11/23(金) 14:18:57
エクスプロイテーション映画(Exploitation film)
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%98%A0%E7%94%BB
もっぱら金銭的利益のために同時代の社会問題や話題を映画の題材に利用したり、ヒットした主流映画の比較的わいせつな面に乗じたりするなど、センセーショナルな側面を持つ映画のこと。
エクスプロイテーション(Exploitation)とは「搾取」の意味で、観客から金を巻き上げるための映画という含意がある。

その一例である1970年代のブラックスプロイテーションは、公民権運動後のアメリカで「黒人問題」という特別な問題を扱い、黒人観客を集めるためだけに製作された。ギャング、刑事もの、ホラーなど様々なジャンル映画の「黒人版」が作られ、それが事実上の独立したジャンルとなるほどにまで黒人問題は利用された。エクスプロイテーション映画だと認められるその他のジャンルには、性教育映画やソフトコアなどわいせつな題材で観客を集めるセクスプロイテーション、女囚映画、ロックンロール映画、モンド映画、特定の宗教団体の信者に向けた映画(アメリカではモルモン教徒向けの映画などがよく知られている。)などがある。

スラッシャー映画も『ハロウィン』(ジョン・カーペンター監督、1978年)のように商業映画に便乗して大きく発達した。

最近になるまで、エクスプロイテーション映画はB級映画であり、都市の繁華街やドライブイン・シアターといった隙間領域が市場であった。アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ(AIP)のようなある種のプロデューサーやスタジオは、この種の映画のマーケティングを得意とした。

元来この用語は、安価に製作され、乏しい製作価値しかなく、下品で粗雑なスタイルを持つ、という否定的な意味に使われてきた。しかし実のところ、エクスプロイテーション映画は主流映画ではないため、主流映画の製作者たちが取り組もうとしても映画会社などの壁に直面するようなイデオロギーなどの問題には柔軟な姿勢で臨むことができた。

また、ジョン・セイルズ、ジョナサン・デミ、ピーター・ボグダノヴィッチらの多くの監督は、ロジャー・コーマンのニューワールド・ピクチャーズ(この種の映画を得意とする会社)に雇われてエクスプロイテーション映画を製作する機会を与えられ、貴重な経験を積んだ。




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