レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
ネタリンク
-
『神秘の島』(原題 L'Ile mysterieuse )
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%A7%98%E3%81%AE%E5%B3%B6
ttp://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ea/Ile_Mysterieuse_02.jpg
フランスの作家ジュール・ヴェルヌが1874年に発表した冒険小説である。訳題としては他に『神秘島物語』『ミステリアス・アイランド』などがある。原書の挿絵はジュール・フェラ (Jules Ferat)。
この作品には、『海底二万里』に登場したネモ船長や『グラント船長の子供たち』に登場したエアトンなども登場するため、『グラント船長の子供たち』、『海底二万里』、『神秘の島』を合わせて三部作とすることがある。しかし、年代などの面で互いに矛盾しているため、3作品は別々のものと見るのが一般的である。
南北戦争のさなか、南軍拠点であるバージニア州首都リッチモンドはユリシーズ・S・グラント将軍率いる北軍により包囲されてしまった。南軍は包囲網を突破するために気球を使用し、外の南軍と連絡を取ることを計画する。リッチモンド内に南軍の捕虜として監禁されていた北軍支持者の一団は、この気球を奪って脱出することを計画し、1865年3月20日、脱出を実行する。しかし、途中で気球は落下を始め、3月24日太平洋上のある無人島に漂着する。南緯34度57分 西経150度30分に位置するこの島は地図にも載っておらず、他の島とも離れ、航路からもかなり外れた位置にあり、救助されるのは絶望的と見た一行はサイラス技師をリーダーとしてこの島で自活することを決心する。
島をリンカーン島と名づけ、島での生活も順調に進むが、その一方で散弾で仕留められた獣が見つかったり、海賊の船が機雷により沈没させられるなど奇怪なできごとが多発する。そして1868年10月15日、彼らのもとに一つの連絡が入る。そのあとを追っていくと、一つの海底洞窟に出、そこには潜水艦が停泊していた。そして、ネモ船長と名乗る老人は、自分の経歴、ここは潜水艦ノーチラス号の寄港地の一つであることなどを話す。一通り話し終えたネモ船長は息を引き取り、彼らは遺言どおりにノーチラス号を彼の棺として海底深くに沈めた。
一方サイラスは、ネモ船長よりこの島はしばらくしないうちに吹き飛ぶであろうことを知らされる。脱出用の船の建造を進めていた彼らは作業を早めるが、1869年3月8日の夜に島のマグマだまりと海を隔てていた岩盤が崩壊し、島は水蒸気爆発により一瞬にして吹き飛んでしまう。わずかに残った岩の上で彼らは救助を待つが、水と食糧の枯渇により生存が絶望的となった。しかし、島に漂着してからちょうど四年後の3月24日の朝、ネモ船長によってタボル島に残された書き付けを発見したグレナヴァン卿のダンカン号が彼らの救助に到着し、一命を取りとめる。
故郷に戻った彼らは、ネモ船長の遺した財宝を元にアイオワ州の広大な土地を買い取り、そこにリンカーン島と同じ名を授けて開拓に身を投じるのだった。
|
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板