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198WS:2012/10/09(火) 07:14:10
ドゴン族の神話
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%B4%E3%83%B3%E6%97%8F%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1#.E3.82.B7.E3.83.AA.E3.82.A6.E3.82.B9
マリ共和国のドゴン族に伝わる神話を解説する。ドゴン族はニジェール川流域のバンディアガラの断崖において農耕を営む。
その独自の文化、社会制度、木工彫刻には神話の存在が強い影響を与えている。

シリウス
マルセル・グリオールはドゴン族の盲目の智者オゴトメリに取材した内容を元に、ジェルマン・ディータレンと共著で『スーダン原住民の伝承によるシリウス星系』を発表した。
その研究論文では、天体の運行の秩序はシリウスの三連星のうち、宇宙で最も小さく、それでいて最も重いディジタリア星がもたらしたというドゴン族の神話を紹介している。
ヨーロッパにおいてシリウスが連星であるとの説を最初に唱えたのはドイツの天文学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセルで1844年のことであり、シリウスBの姿を最初に観測したのはアメリカの望遠鏡製作者アルヴァン・グラハム・クラークで1862年のことであるから、グリオールはドゴン族の宇宙に関する知識は西洋のそれと同様に高度であると訴えた。
加えて、神話は木星には四つの衛星があると言及し、また土星にリングがあることを言い当てていると紹介している。
だが、グリオールの訴えは受け入れられなかった。
グリオールがドゴン族と接触する前の1920年代に宣教師がドゴン族と接触している事実と、その当時は三連星説が主流であったことから疑念をもたれる。
1915年にアメリカのウォルター・シドニー・アダムズがシリウスBのスペクトル撮影に成功してシリウスBが「小さく」「重い」白色矮星であることを証明しており、報道によってシリウスの連星は広く知られている素地もあった。
また、シリウスが登場する神話はドゴン族の小さな集団にしかなく、シリウスの連星に触れる神話はグリオールの取り上げたオゴトメリのものしかなかった。
さらにシリウスの連星に触れる神話の存在が確認されたのは1946年以降の調査のみであることから、1920年代以降に西洋からもたらされたシリウスの連星の情報が神話に取り入れられた可能性が高いと考えられている。
その後もグリオールら人類学者、オーパーツへの興味を持つ者たちが神話の採集を続けたが、グリオールの考えを裏付ける新たな神話は見つかっていない。
11年間、ドゴン族と生活を共にしたベルギーのワルター・ヴァン・ビーク、同じく10年間神話の採集をしたジャッキー・ボウジョは「存在しない」と結論づけている。

ドゴン族に伝わるシリウスの楕円軌道
ttp://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9a/Dogon_Sirius_Diagram_de.png/424px-Dogon_Sirius_Diagram_de.png

実際のシリウスの楕円軌道
ttp://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2f/PSM_V12_D061_Orbit_of_sirius.jpg/399px-PSM_V12_D061_Orbit_of_sirius.jpg




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