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同人

244WS:2015/05/22(金) 20:03:15
FaT・LuT魚雷
FaT

2種類が開発されており、G7a魚雷にこの機構を組み込んだFaTⅠと電気式魚雷であるG7eに搭載したFaTⅡ(TⅢ)がある。
FaTⅠは雷跡を明瞭に残すため、主に夜間攻撃で使用されている。
FaTⅡは2種類の派生型があり、初期のFaTⅡは一度変針した後、左回転を続けることで追跡してくる駆逐艦などへの対抗魚雷として後部魚雷発射管に装填されたが、
航続距離5000mと短かったために効果的でなかった。
そこで、この結果から搭載バッテリー数を増やすことで航続距離を7315mへと伸ばした後期型が生産されている。

LuT
1944年にはFaT魚雷の技術を電気式魚雷であるG7eに搭載した改良型LUT 独: Lageunabhangiger Torpedo(位置独立魚雷)が開発されている。
FaTの変針設定が一度なのに対し、LuTは2度の変針とその変針設定範囲角度を広げる事により自艦位置による発射制限を減らした。
その他、パターン航走中の反復角度も変更可能とし、雷速も5ktから21ktまで設定可能にしている。
G7a魚雷に搭載されたTⅠ LuTと、G7e魚雷に搭載されたTⅢ LuTが生産されているが、生産数は僅か70本であり、1944年までは使用されていなかった。

1942年12月、G7a魚雷の改造型であるFAT 独: Flachen Absuch Torpedo(ばね装置魚雷)が開発された。
この魚雷は本体内部に複雑なジャイロ機構が備わっており、射出後一定の距離を航走した所で発射前に指定された変針を一度行い、
その後、予め決められた運動を行うもう一方のジャイロにより800mから1200mの直線航走後、半径300メートルの弧を描き反転し、
再度直線航走に移る反復パターンを幾度か繰り返す平面模索魚雷である。
この機構により一度射線を外しても再度戻ってくることにより船団のいずれかの船に当ることで非常に効果的であった
欠点としてこの魚雷には発射後、コントロールすることが出来ないため、複数の艦で同時に使用することで同士討ちの可能性があった。

LuT魚雷の航走パターン。射出直後とパターンに移行する前の2度、変針が行われ、パターン変更もされている




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