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同人

227WS:2015/05/14(木) 11:55:28
第二次世界大戦 Uボート
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/U%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%88

開戦以来、対潜戦闘に不慣れな英国は膨大な損害を蒙った
1942年に入ると、連合軍はUボートに対して
 ソナーや逆探知、航空機搭載レーダーによる電子戦(これらにより、潜望鏡を出す事さえ命取りとなった)
 護衛艦隊による護送船団方式
 護衛空母による航空機での防御や、陸上基地から発進する対潜哨戒機での積極的な攻撃。
 諜報戦の徹底(暗号の解読、フランス・大西洋沿岸の潜水艦基地に潜入したスパイやレジスタンスからの出航情報)
 対潜水艦用爆雷の改良や「ヘッジホッグ」「スキッド」などの対潜前投兵器の投入
などあらゆる対策を実行した。これらが進展するにしたがって、大西洋の戦いはUボート部隊に不利となっていった。ドイツはとりわけ電子戦において後れをとっていた。

ドイツ側はレーダー電波を逆探知する警戒装置(メトックス)を開発し連合軍の対潜哨戒機の探知を回避することができるようになったため、1942年夏に一時的に優位に立った
翌43年春には連合軍がメトックスでは探知できない波長を使用するレーダーを実用化したためその優位も失われた。
またドイツ側は連合軍が新型レーダーを投入したことを見逃し、逆に警戒装置から漏れる電波を連合軍が探知していると誤解していたため、対抗手段の開発はさらに後手にまわることになってしまった。
対空兵装を強化するなどの策もとられたが、対空戦闘での少しの損害でも潜航不能になり、最終的に撃沈される例が相次いだ。
このためシュノーケルの装備などで対抗した。

これらの対策を施した潜水艦の大量投入で、一時的に戦果の低下を防ぐことができたが、護衛空母による哨戒が開始されるとUボートの損害は再び増加した。
航空機に襲撃されては急速潜航などは無意味で、たとえ間に合ったとしても、航空機から放たれる爆雷かホーミング魚雷に粉砕された。
充電のために浮上航行していればレーダーか航空機に捉えられ、潜航していればソナー類に捉えられた。
夜間に浮上している場合は、はるか遠方からレーダーに捉えられ、レーダー搭載機に忍び寄られて、気づいた時にはリー・ライトを照射されて撃沈された。
1944年になると在来型のVII型、IX型などは事実上無力化し、大戦初期の様な戦果は望めなくなった。
しかし、大西洋からUボートを撤退させることにより、Uボートに振り向けられる連合軍の資源が都市爆撃や陸軍の戦術支援に回ることが予想されたため、連合軍を海に釘付けにするためにUボートの出撃は続けられた。

最終的な結果として、大戦全期を通じたUボートとその乗組員の損失は、743隻、約3万人に上った。
一方、連合軍はその数倍に上る損害を受けたが、ついにUボートによる通商破壊で連合国側を屈服させることは出来なかった。

損耗率
第二次大戦を通じて、Uボート乗組員の死傷率は、63%という数字だった。
捕虜も含めると、73%になる。
第二次大戦の最後の5か月、連合国商船の損耗は世界中で46隻で、しかもこの46隻は船団を組まずに単独航行していた船だった。
だが、Uボートは151隻が撃沈された。




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