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生活

751WS:2021/02/23(火) 17:39:19
日本の義務教育に残る「軍事教練」の爪痕
https://globis.jp/article/5632
・クラス・班の編成
1クラス3〜40名、5名前後の班に分けるのは、軍隊の小隊と分隊が原型。
遠足や修学旅行などの校外活動では「中隊」規模の100名前後に分ける。学校の活動単位は、基本的に軍隊の区分けになっている。

・朝礼、掃除、給仕
司令官の訓示の訓練。「気をつけ」「前ならえ」「休め」は軍隊の待機行動の基本。ホームルームの「起立」「一同礼」「着席」も隊長への挨拶。生徒が自主的に行う掃除や給仕は、集団行動の意識付け(欧米の学校では掃除や給仕は係の職員が行う)。

・集団責任と体罰
1人のミスは班(小隊)の連帯責任として懲罰が下る。班(小隊)全体が共通意識を持ち、裏切らず、逃げ出さないよう徹底して同調圧力をかける。この傾向は運動部に今でも色濃く残っている。高校野球の坊主頭、不祥事の連帯責任、炎天下に連日試合を行うなどの行為は、軍事教練に近い。また、昭和時代には普通だった教師による生徒への体罰は、上官の命令に対する絶対服従を身体に叩き込むという軍事教練である。

・校舎、ランドセル、学生服
兵舎を基にしている。職員室は上官室、教室は兵隊の宿舎兼待機所。運動場や体育館は訓練場所であり、そのまま兵舎活用できる。ランドセルは西洋式軍用背嚢から派生。入隊した時のために背嚢を担ぐ訓練をしている。なお、「詰め襟」の学生服は軍服に慣れるためである。

・体育祭
行進、組体操、障害物競走などは、軍隊で行うカリキュラムである。騎馬戦、棒倒し、応援合戦などは、軍隊のレクリエーション競技にあたる。ちなみに、ラジオ体操は「兵式体操」が元になっている。




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