したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

夢の中で出会った東方キャラとの出来事を語るスレ その5

694名前が無い程度の能力:2009/08/29(土) 05:30:39 ID:DPM0CqQk0
 その夢の中で、私は生まれたときから海に住んでいた人間だったらしい。
なんだかエンゼルフィッシュが色褪せて図体だけ人間並みに大きくなったような魚と
泳ぎながら暮らしていた。海の中にも図書館のような建造物があった。どうやって本を呼んだかは覚えていない。
魚に老衰があるのかどうかよく知らないが、魚は自然に死んだ。
 しばらくして漁師の集団に引き上げられた。黄色い縄のようなものを
うたれて、バベルの塔という感じのする古代の巨塔まで連行された。
塔からは空中渡り廊下がたくさん延びていて、そこを歩いている貴族の
ような集団が私を珍しがっているのが見えた。私は海から来た人間という
ことで珍しがられている。
 突然銅鑼が鳴り響いて、金銀宝石で飾り付けられた白い象に乗って王族が
こちらに向かってくる。王族は東方キャラではないが、象の御者(象使い?)は
咲夜さんだった。咲夜さんと目が合った。アイコンタクトのようなものが通じた、と思った。
実際はたぶん違うだろうけど、咲夜さんの眼は紫色だった。咲夜さんは私を逃がそうとしてくれたらしい。
王族がナイフまみれになった。でも、肝心の逃亡の部分をよく覚えていないが、結局私は捕まった。
咲夜さんがどうなったかわからない。私は塔の中の牢につながれて、咲夜さんの眼ばかり思い出していた。
 そのうちに塔が朽ちた。国はとっくになくなっていた。塔の残骸の外は森だった。
部族の代表者団っぽい十人のインディアンの族長がやってきて、私を歓迎してくれた。驚いたことに、
「海から来た珍しい人間」という肩書きはいまだに通用しているらしい。夜の宴会で焼いた野牛の肉を
かじりながら、私はやっぱり咲夜さんの眼の色ばかり思い出していた。
 まもなく眼が覚めた。

 眼が覚めてから、東方SSでたまに妹紅とかが言っている、「永遠に生きる苦しみ」というのは、
たぶんああいう気持ちなのかもしれないと思った。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板