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ゆかりんのスキマ日誌
1 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 15:58:51 [ QQYq1tU2 ]
創想話でも多いゆかりんやその他のキャラの日記を考えようか
というスレです。
文々。新聞とは違って完全な主観です(日記なので)

2 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 16:02:29 [ ZsasjCcE ]
じゃあ2

3 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 16:03:03 [ PLdv3.w. ]
1000げと

4 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 16:04:41 [ ImxUOs5Y ]
クルーゼ隊日報↓

5 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 16:04:55 [ SzUdPWeE ]

     ノ    ./:::ヽ、               l
   r''"´    〈::::::::::`丶、__,,,.. -ォ   、   \
   l    /´ヾl「 ̄ ̄`Τ´   ,'    \   ヽ
  ノ    ノ::.r'7^゙、     l:   ,'\ l:....:. ヽ:.....:./   また糞スレか! 厄介なスレだよ! 糞スレは!!
. /    ゙y´ :{  ヽ    /ヽ   ∟...}イ |:::::λ:l::::::j
. 〈       {l N-‐''゙   〈  〉    ヽl::::/リノ::: (    あってはならないスレだと言うのに!
  ヽ!:     リ、|  ,.-‐-、. `Y:| ィ'" ̄ヽリノ /:::::::: i
   |l:    / ヽ_イ......._ノ   |:l ヾー┬''゙  /:::::::::: | 知れば誰もが叩くだろう!  >>1のようになりたくないと!
   |l   ∧  ``T´     |!   _,」   〈:::::::::::: ',
.   }!.   { l',     ゙r──‐┬'"´ レ''"`7!::::: :: ヽ >>1の様でありたくないと!
  ノ::.  l ドf ̄`ヽl ,_,. ===-、,   。 ,'::|!::    \
 (:.:::::}    ト-゙、    {l::r'"`:i:'"`lリ  ゚ ノ::::'、:      ',故に許されない! このスレの存在は!
.  ヽ::l:    !:::::::ヽ    ヾ、__,〃   ,イ:::::::::\   ト、i
 /:::|:: | l:::::::r=辷_、  `二二´  /_」`!::::::::〈`   | リ
./::::::::|:: |{ |::::::::ト----:\    ,ィ'゙二..イ::::::::::::ヽ   ,'
.{_|:::::::l:::. ヾ`ー':::l:.:.:.:.:.:.:.:.:.、`''''''''i゙| 「:/| :.:.!:::::::::::::_ノ /
  `>::ヽト、 `ー、::|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ\:.|.| |(_」:.:.|::::::::::f´:::::::'- 、  
  (:::::::::::::`ヽ l{く:.:.:.:.:.:.:.:.:rへノ:.|.| |:.:| /:.: ̄`ー!、_:::::::::、_)
  `ヽ;:;: -''"|ノ`ー.:.:.:.:.:.:.:.\「:.:.:|.| |:.l/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`'':: 、|

6 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 16:09:17 [ 2AHW18AQ ]
隊長お疲れ様です

7 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 16:17:34 [ 3UrTVhTo ]
クルーゼ日誌
3月22日(水) 曇

     ノ    ./:::ヽ、               l
   r''"´    〈::::::::::`丶、__,,,.. -ォ   、   \
   l    /´ヾl「 ̄ ̄`Τ´   ,'    \   ヽ
  ノ    ノ::.r'7^゙、     l:   ,'\ l:....:. ヽ:.....:./   最近になってまた仕事が多くなってきた。
. /    ゙y´ :{  ヽ    /ヽ   ∟...}イ |:::::λ:l::::::j
. 〈       {l N-‐''゙   〈  〉    ヽl::::/リノ::: (   どうしてこうも糞スレばかりを立てる者が多いのだろうか。
  ヽ!:     リ、|  ,.-‐-、. `Y:| ィ'" ̄ヽリノ /:::::::: i
   |l:    / ヽ_イ......._ノ   |:l ヾー┬''゙  /:::::::::: | 嫌になる。まぁ、あの頃よりは全然楽な仕事だろう。文句は言えない。
   |l   ∧  ``T´     |!   _,」   〈:::::::::::: ',
.   }!.   { l',     ゙r──‐┬'"´ レ''"`7!::::: :: ヽ  そろそろ実家に帰りたい所だが、こうも糞スレばかりが立つと
  ノ::.  l ドf ̄`ヽl ,_,. ===-、,   。 ,'::|!::    \
 (:.:::::}    ト-゙、    {l::r'"`:i:'"`lリ  ゚ ノ::::'、:      ', おちおち休んでもいられない。私がいなければ誰がこの仕事をやる。
.  ヽ::l:    !:::::::ヽ    ヾ、__,〃   ,イ:::::::::\   ト、i
 /:::|:: | l:::::::r=辷_、  `二二´  /_」`!::::::::〈`   | リ  どこぞのシーフード・アノーとかいう少年や社長とか言う変人、
./::::::::|:: |{ |::::::::ト----:\    ,ィ'゙二..イ::::::::::::ヽ   ,'
.{_|:::::::l:::. ヾ`ー':::l:.:.:.:.:.:.:.:.:.、`''''''''i゙| 「:/| :.:.!:::::::::::::_ノ / ルイズさんがいるが、やはり私でなければ締まりが無い。
  `>::ヽト、 `ー、::|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ\:.|.| |(_」:.:.|::::::::::f´:::::::'- 、  
  (:::::::::::::`ヽ l{く:.:.:.:.:.:.:.:.:rへノ:.|.| |:.:| /:.: ̄`ー!、_:::::::::、_)そうだな、ゴールデンウィークには実家に帰るか。
  `ヽ;:;: -''"|ノ`ー.:.:.:.:.:.:.:.\「:.:.:|.| |:.l/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`'':: 、| 
                                            あとで母親に電話しておこう。

8 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 16:24:01 [ Z2cl0jnM ]
          ,. -───- 、
        /      ,.-、 `ヽ、
       /   _______/ 、ヽ__/ヽ,
    _,/⌒γ^ヽ,.--、L___,.イ_ゝ_/_!_
  ,. '" /  ./´  ハ    ヽ、  ヽ、  `ヽ、
 (  ,'  /  / /  ',  i    i    ',ヽ、   ',
  `ヽi ,'   / /   i ハ    ハ    i. ├ '
   | i   /レi-─ レ' !─ン--i i   |  i      コラッ、こんなスレ立ててると…
   ! ハ ハ ー---    rr--ォレヘ  .ノ ,'      お姉さん怒っちゃうわよ?
   レ´Yヽi "   .     ̄´ !/ンV  /
     〈  ゝ、    ._ _     //i  ,.イ  「 7    あ、あと隊長、いつもお疲れ様です
      )イノハ>.、_  _,..イ i/、L_ゝ(   |/ /ヽ ゴールデンウィークは私やシーブックさんにまかせて
      ´  | |.レヘi  ̄ /V `ヽ、>ヽ!  , -,   ̄ ̄ 実家でゆっくりとお休みください
      ,イ´レ   トー/    ´ヽ、  / /
     ,「 ヽ   ヽ、i/ /  ,-、. '/ ./_
    /  \  \ V/   ,.ヘ  y'  / /ヽ
   「二______i>、_ ヽハ    / i、 ヽ、`-、_/ ) 
   /   7i    7^iヽ、 ̄   /ゝ、_ ヽ  ン

9 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 16:49:52 [ ZEOkRGz. ]
…隊長苦労してんだなぁ

10 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 17:14:40 [ igeHu4QM ]
クローンの失敗作である隊長は実家も母親も無いのではなかろうか
あとクローン元を自分で殺害してるし

11 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 17:20:47 [ OpXAOucA ]
>>10
ネタをネタと(ry

12 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 17:26:48 [ DNPnscSA ]
               , -─- 、  , -‐- 、
            ,, -'"     `V     `‐、
          /                 \
        ./                       \
        /                      ヽ
       ./  /                   l  ヽ
      /  / /  / ./ /          l   | .l .lヽ
      |  l. l  /  / / ./ .l    |  |  l  / /  l l.〉   ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
       l、 | |  l  / / ./ ./   |.  l  | ./ ./ ./ | |./   <                    >
        l、| | l // ///|   l  / / //// / /   .<  ┏━┓            >
        l、l | /l///_/ l  / //_|/_∠| / | /     .<  ┃  ┃糞スレだ!       >
        /⌒ヽ | \ `ー' ゝl  // `ー' /|/⌒v'     <  ┗━┛             >
        | l⌒l l|    ̄ ̄"//|〉 ̄ ̄ ̄  .|/^_l.l       <       ワハハハハ!  >
        ヽゝ(ー| /|   ´ \|       ll ),l'ノ      <                     >
         lヽ_ /  |   ┌───7   /._/          ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
         .l/   |     l ̄ ̄ ̄/    / /   ,ノ!
        /       |..   V´ ̄∨   ./ /,.-‐'" .|
        ./   (;;)   |\   `ー‐'´  / /       |
        |     _|_\       /| ./      |
       (|   ,.-‐'"    | \__/  .|/    _,.-─;

13 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 17:42:29 [ 2yhPb27E ]
○月×日
今日も萃香とてるよと一緒に黄昏た
どこぞのブン屋が取材に来たけど気にしないことにした
ブン屋は少し写真を撮ると、直に帰って行った

○月□日
薬師がてるよを引き取りに来た。「あまり皆に心配をかけないでください」と泣きながらに言っていた
私と萃香はてるよの為を思って帰す事にした
「また何時でも来ていいわよ」と言うと、「ヒギィ」と言ってくれた
てるよが帰った後、少し部屋が広く感じた

○月▼日
久しぶりにコタツに入った。私と萃香ともこだけだった。三姉妹はコンサートが控えてるから呼ばなかった
妹は雨のせいで館から出れないようだ
メディは毒の補給の為に鈴蘭畑に帰った
何だかいつもと違う虚しさがした

○月β日
今日はもこが来なかった。てるよと久々に殺し合いをするらしい
あれも一種の友情なのだろうか
萃香も今日は見なかった。もしかしたら久しぶりに自分の住処に帰ったらしい
とても広い部屋を見渡して、どうしようもなく寂しくなった
アイツが家に滅多に閉じこもらない気持ちが、少し分かった気がする

14 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 18:01:11 [ 2yhPb27E ]
○月⑨日
今日も誰も来なかった
何だか上海と蓬莱の態度が余所余所しい
何を聞いても「シラナーイ」の一点張りだ。仕方なく一人で居ることにする
ふと思ったけれど、二人ともここまで知能的だったろうか
もしかしたらメディの毒に影響されたのかもしれない。少し嬉しいけど、少し寂しかった

△月オベリスクだ、ワハハハハ!!日
皆が久々に集まったと思ったら、家から蹴りだされた
私の家なのに何でこんな扱いを受けるのだろうか。でも玄関を破壊されるよりはマシだと思う
仕方ないので博麗神社に行って見た。魔理沙と霊夢がお茶を飲んでいた
その顔があまりにも幸せそうだったから。私はその場を去った
人気の無い小川を見つけて、今これを書いています
これから少し、声を出して泣きます。気分が楽になる事を願って


同日、追記
何時の間にか眠っていて、辺りはすっかり暗くなっていた
顔を上げると、萃香が立っていた
「ホラ、いくよアリス」
訳が分からず引っ張られて行った、その先は愛すべき我が家だった
入った瞬間『パァン!パァン!』と音が鳴った。皆が揃っていた
「お誕生日おめでとう、アリス」「おめでとう、アリス」
「おめでとー」「おめでとポ」「ヒギィ」
なるほどそういう訳だったらしい
聞いたところによると、数日前からこの計画を私に秘密にしていたそうだ
だから皆来なかったり余所余所しかったんだね
思わず嬉しくて泣いてしまった。その後の事も、感激しすぎて書ききれない
多分書いたら一冊の書籍が出来てしまうから
お母さん、私はとても素敵な友達に囲まれて幸せです

でも、私の誕生日が二ヵ月と十日後だったのは皆に黙っておこう

15 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 18:06:37 [ vAD9ZG1I ]
散々糞スレ認定されたあとになんだが
>>13-14に泣いた

16 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 18:14:34 [ cDRndkqU ]
○月×日

メイドの中のメイドを決める「紅魔館ご奉仕選手権」というものが行われた。
ルールはいたって簡単、一日の間フランちゃんの身の回りのお世話をして、
ポイントを競い合う。ちなみにポイントはフランちゃんが寝た時点で残っている手足一本につき1ポイント

17 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 18:29:46 [ ax.b1dIE ]
>>13-14
ベタだけど泣いた(ノ∀`)
黄昏スレの住民はほんといい仕事するわぁ・・。

18 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 20:49:14 [ hNIAwtmY ]
クルーゼ日誌
3月22日(水)夜 曇

     ノ    ./:::ヽ、               l
   r''"´    〈::::::::::`丶、__,,,.. -ォ   、   \
   l    /´ヾl「 ̄ ̄`Τ´   ,'    \   ヽ
  ノ    ノ::.r'7^゙、     l:   ,'\ l:....:. ヽ:.....:./   今日、仕事がを終えて白玉楼に戻ると何やら騒がしかった
. /    ゙y´ :{  ヽ    /ヽ   ∟...}イ |:::::λ:l::::::j
. 〈       {l N-‐''゙   〈  〉    ヽl::::/リノ::: (   まぁ白玉楼が騒がしいのはいつもの事だが今日は少し様子が違った
  ヽ!:     リ、|  ,.-‐-、. `Y:| ィ'" ̄ヽリノ /:::::::: i
   |l:    / ヽ_イ......._ノ   |:l ヾー┬''゙  /:::::::::: | いつもの騒霊三姉妹の演奏に混じって聞こえてくる音は…ピアノだ
   |l   ∧  ``T´     |!   _,」   〈:::::::::::: ',
.   }!.   { l',     ゙r──‐┬'"´ レ''"`7!::::: :: ヽ  私は音楽に関しては素人だが(自称)プロの三姉妹に勝るとも劣らない演奏であったように思う
  ノ::.  l ドf ̄`ヽl ,_,. ===-、,   。 ,'::|!::    \
 (:.:::::}    ト-゙、    {l::r'"`:i:'"`lリ  ゚ ノ::::'、:      ', 演奏者の顔を見てみると…ニコルだ、あの閻魔であってもニコルを地獄に落とすのは忍びなかったらしい
.  ヽ::l:    !:::::::ヽ    ヾ、__,〃   ,イ:::::::::\   ト、i
 /:::|:: | l:::::::r=辷_、  `二二´  /_」`!::::::::〈`   | リ  生前は単なる優秀な駒の一つにしか過ぎなかったが
./::::::::|:: |{ |::::::::ト----:\    ,ィ'゙二..イ::::::::::::ヽ   ,'
.{_|:::::::l:::. ヾ`ー':::l:.:.:.:.:.:.:.:.:.、`''''''''i゙| 「:/| :.:.!:::::::::::::_ノ / 今見返すと感受性の強い少年であったのだという事実が認識される
  `>::ヽト、 `ー、::|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ\:.|.| |(_」:.:.|::::::::::f´:::::::'- 、  
  (:::::::::::::`ヽ l{く:.:.:.:.:.:.:.:.:rへノ:.|.| |:.:| /:.: ̄`ー!、_:::::::::、_) ニコルも私に気付いたらしく演奏の手を止めると恥ずかしそうに照れ笑いを見せた
  `ヽ;:;: -''"|ノ`ー.:.:.:.:.:.:.:.\「:.:.:|.| |:.l/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`'':: 、| 
                                            こんな再会があるのなら、死後の世界も悪くは無い

19 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 20:53:48 [ u5tQo/v. ]
隊長!顔が切れちゃってるよ隊長!!!

20 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 21:04:15 [ /l0iAVo. ]
門板に暮らすキャラの日記になったか。それはそれでありかも。

21 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 21:31:07 [ QQYq1tU2 ]
スキマ日誌

○月□日
今日は久々に冬眠から覚めた。
けどまだ眠い。藍も起きた事には気づいてないみたいだし
もう一眠りしましょうか・・・・一ヶ月ばかり。
素敵な二度寝になりますように。

22 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 21:47:09 [ 7ec3MxkU ]
May 9, 1998
夜、姫と師匠、同僚のてゐとポーカーをやった。
てゐの奴、やたらついていたけれどきっといかさまにちがいない。
私たちをばかにしてあの子は…。

May 10, 1998
今日、師匠から新しい妖怪の世話を頼まれた。
スーさんスーさんうるさい人形みたいな奴だ。
毒のあるえさがいいっていうので、鈴蘭を投げこんだら、あいつ、花飾りを作ったり占いしたり
コンパロコンパロ遊んでばかりいる。

May 11, 1998
今朝5時頃、宇宙服みたいな防護衣を着たてゐに突然たたき起こされて私も宇宙服を
着せられた。なんでも、師匠の研究室で事故があったらしい。
師匠ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。


7 名前:水先案名無い人 sage 投稿日:04/11/03 20:19:48 ID:XFKAxMRq
May 12, 1998
昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、耳がむれてしまって妙にかゆい。
いらいらするんで、腹いせに他のイナバたちの飯を抜きにしてあげた。
いい気味ね。

May 13, 1998
あまりに耳がかゆいんで医務室にいったら、耳にでっかいバンソウコウを貼られた。
それから、もう私は宇宙服を着なくていいと師匠がいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだわ。

May 14, 1998
朝起きたら、耳だけでなく体中に腫物ができていた。
イナバの詰所がやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりない。
食事を三日抜いたくらいで逃げるなんて。
師匠に見つかったら大変だ。



8 名前:水先案名無い人 sage 投稿日:04/11/03 20:20:58 ID:XFKAxMRq
May 16, 1998
昨日、この屋しきから逃げ出そうとしたイナバが一人、射さつされた、て はなしだ。
夜、からだ中 あついかゆい。
胸のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがた。
いったいわたし どうな て

May 19, 1998
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、イナバ のエサ たべる

May 21, 1998
かゆい かゆい てゐきた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。

4
かゆい
うま

23 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 22:06:55 [ IAxO3hOc ]
モノレノ日き

○月×日
きょうはだいちゃんとこぶんのようせいたちとあそんだ。

くろいのがからかいにきて、あたいをバカだといった。
まったく、バカといったほうがバカだっていうのをしらないのかしら。

えーと、ほかには・・・・・みんなでおひるねしたらきもちがよかった。
えーとえーと・・・・・やっぱり、あたいは最強ね!
えーとえーと・・・・えーと、あしたもたのしいいちにちになりますように。

おわり

24 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/22(水) 22:59:48 [ slx4gW3g ]
チルノかわいいよチルノ

25 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 00:58:42 [ Kc9sCk/U ]
○月●日
本日の鍛錬
素振り二千本、階段昇り三往復、申合せ稽古十仕合、水斬五百回也

本日の献立
朝食  納豆、大根の煮付け、味噌汁
昼食  天麩羅、煮っ転がし、味噌汁
夕食  焼き鮭、野菜炒め、昼食の煮っ転がしの残り、味噌汁

寅の刻。起床し候
身支度整え、朝稽古を始め候
卯の刻。朝餉を作り、主起くるを待ち候
辰の刻より、白玉楼前庭の草木を剪定し候
午の刻。主と共に昼餉を取り候
小休止後、剪定を再開せり
戌の刻。一日費やし剪定を終え、夕餉の支度に入り候
夕餉後、浴場の湯を沸かし候
亥の刻。入浴、後に手記を書き上げ候。これより夜稽古行った後、就寝せり

26 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 01:21:46 [ fb0g7NXU ]
>>23
最強だけ漢字なのがチルノらしくて笑ったw

27 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 01:45:20 [ AKWcm1nU ]
>>25
渋すぎるよ 妖夢・・・

28 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 01:57:22 [ VSMgjdFw ]
         ,  ,   _  _, -― 、
.        i  i } /´/, ==- __ ,イ
      ,  | 、ィ’ v ´       ~`⌒' 、    シーブック・アノーが28ge…クッ!出遅れた!!
   _  _,ゝー'                トー=、
   `ヽ ̄                   て_   ○月■日
   メ                      ヽ`   バイオコンピューターを漁っていたらこのスレの存在に気がつかなかった
   ///    , / ,ィ /´v'ヽ. 、         `=-
  ´ /,  r //|. i |,    | | ト i、          ゞ  いつかは隊長より早く出撃したいがこの調子じゃ無理そうだ
    |!|  H f´ヘ ヽi リ    ,' レ'iノ i, ,、        {.
     ヽヾ -=土_ 、   _.,, -=ニ⌒` ',      / .   もう少し精進しなければ…
      ` | 1辷'メ,`ヽ  '´辷'_`ア   } .r 、   /  
       || ゛ー ´,    `ー‐ ' ,,. ノ/r, l イ´   
       |    く.         /,_/γ´   
       ',    `''   u     `f ノ´     
        ヽ     ̄ ̄`     /_」'´      
         \         //⌒ー―- 、_ 
  (⌒ ⌒ ̄ ̄ `/、    ,.  ' ´ / /⌒`ー-、__) 
  )        fー‐ ̄´ ――‐/ /       ノ   
  / /⌒ヽ` 、  |        / /       /    
  し' , ク  \ヽ,j        } イ      イ人_  
  `ー'      リ       | |

29 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 01:58:54 [ bEiOcSkc ]
妖忌だったらまだ分かるがw

30 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 02:00:16 [ bEiOcSkc ]
いまさらシーブックに割り込まれるとは…orz

31 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 02:06:51 [ FznA878M ]
>>7
         ,  ,   _  _, -― 、
.        i  i } /´/, ==- __ ,イ
      ,  | 、ィ’ v ´       ~`⌒' 、    
   _  _,ゝー'                トー=、
   `ヽ ̄                   て_   ○月■日
   メ                      ヽ`   追記:隊長にまた名前を間違えられたみたいだ。
   ///    , / ,ィ /´v'ヽ. 、         `=-
  ´ /,  r //|. i |,    | | ト i、          ゞ  シーフードじゃなくてシーブックだって・・・
    |!|  H f´ヘ ヽi リ    ,' レ'iノ i, ,、        {.
     ヽヾ -=土_ 、   _.,, -=ニ⌒` ',      / .   いい加減、あの人には僕の名前を覚えて欲しいorz
      ` | 1辷'メ,`ヽ  '´辷'_`ア   } .r 、   /  
       || ゛ー ´,    `ー‐ ' ,,. ノ/r, l イ´   
       |    く.         /,_/γ´   
       ',    `''   u     `f ノ´     
        ヽ     ̄ ̄`     /_」'´      
         \         //⌒ー―- 、_ 
  (⌒ ⌒ ̄ ̄ `/、    ,.  ' ´ / /⌒`ー-、__) 
  )        fー‐ ̄´ ――‐/ /       ノ   
  / /⌒ヽ` 、  |        / /       /    
  し' , ク  \ヽ,j        } イ      イ人_  
  `ー'      リ       | |

32 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 03:31:37 [ rrC9b9aM ]
         ,  ,   _  _, -― 、
.        i  i } /´/, ==- __ ,イ
      ,  | 、ィ’ v ´       ~`⌒' 、    
   _  _,ゝー'                トー=、
   `ヽ ̄                   て_   ○月■日
   メ                      ヽ`   更に追記:間違えて普通のスレ(?)で仕事を行ってしまった。
   ///    , / ,ィ /´v'ヽ. 、         `=-
  ´ /,  r //|. i |,    | | ト i、          ゞ  隊長より先に先にと焦る気持ちのせいでこの様な失態を犯してしまったのだろう。
    |!|  H f´ヘ ヽi リ    ,' レ'iノ i, ,、        {.
     ヽヾ -=土_ 、   _.,, -=ニ⌒` ',      / .   やっぱり僕はまだまだ尻が青いみたいだorz
      ` | 1辷'メ,`ヽ  '´辷'_`ア   } .r 、   /  
       || ゛ー ´,    `ー‐ ' ,,. ノ/r, l イ´   
       |    く.         /,_/γ´   
       ',    `''   u     `f ノ´     
        ヽ     ̄ ̄`     /_」'´      
         \         //⌒ー―- 、_ 
  (⌒ ⌒ ̄ ̄ `/、    ,.  ' ´ / /⌒`ー-、__) 
  )        fー‐ ̄´ ――‐/ /       ノ   
  / /⌒ヽ` 、  |        / /       /    
  し' , ク  \ヽ,j        } イ      イ人_  
  `ー'      リ       | |

33 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 12:44:07 [ 7fd5kLeE ]
自重しろ東方外キャラ

34 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 13:59:22 [ JKnb.muM ]
隊長が少し受け入れられたからシーブックもOK
とか安易に解釈しただけだろ。放って置けよ。
馬鹿なのは仕方ない事

35 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 15:35:52 [ /fKYT21A ]
香霖堂日誌

×月○日

窓ガラスの割れる音で目を覚ます。
新聞が来た様だ。しかし毎回ガラスに投げ込むのは辞めて欲しい。
何度かあの天狗に注意したが聞く耳持たない。困ったものだ。

開店してほどなく、魔理沙がやってきた。
魔理沙の相手をするのは嫌いではないのだが
朝からこのテンションは正直疲れる。
あと店内を物色して物を持っていくのもやめて欲しい
変わりにキノコをくれたが、なんとも胡散臭いキノコだ。
色も毒々しいし、どう見ても食べられるとは思えない。
魔理沙には悪いが、後で焼却処分しておこう。

昼食後、店内で読書をしていたら霊夢が来た。
挨拶もそこそこに、勝手に奥にはいって棚をあけてる。
またお茶を持っていかれるのか…。本人はツケと言ってるが
今まで払ってもらえたためしがないし、何を言っても無駄なので諦めている。
腹いせに魔理沙から貰ったさっきのキノコを押し付ける。
ブツクサ言いつつも持って帰って食べるらしい。
ま、死にはしないだろう。腹でも壊して反省してもらおう。

夕方、スキマ妖怪がやってきた。正直彼女は苦手だ。
胡散臭いし、外の世界の物にも詳しいので手に負えない。
「あなたには使えないでしょうから」と、またパソコンを持っていった。
確かに僕には使えないがその物言いはどうかと思う。
いずれストーブの燃料が無くなった時にツケを返してもらおう。

夜、今日の売り上げを計上している。客は0人か。
3人ほど訪れたが、あれはどれも客じゃない。
当然売り上げは0どころかマイナスである。
また無縁塚に行って一般受けしそうな商品を探さねばなるまい
ガラスの修繕やお茶の補充もしなければ。
色々考えたら頭が痛くなってきた。早く寝てしまおう。

36 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 18:10:36 [ G8FJZFzM ]
幻想郷は全てを受け入れるのよ。
それはそれは残酷な話ですわ。

37 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 18:58:38 [ Kc9sCk/U ]
×月■日

ふと、最近考える事がある。私はこのままで良いのだろうか
万物ありとあらゆる物に意味があるとよく言われているが
その意味を自らが理解できなければ、それは存在していないに等しいのかもしれない
少なくとも私は意味を理解し、行動していると思う。けれど、これで本当に良いのだろうか
場は常に変動し、不変は取り残され、次第に忘れ去られていく
何故忘れ去られていくのか?それは日常だからに相違ない
常々思っていたことが分かった。場は私の変化を求めているのだ
しかし、変化の緩急なんてつけたこともない私にそれができるのだろうか?答えはNO。はてさて困った物だ。
そもそも急に変化をつけてしまったらせっかく築き上げた私のイメージ『天然系ぽやぽや笑顔少女』が台無しになる
やはり変化は一つ一つ、シラミを潰すように変えなければ駄目だろう


とりあえず「春ですよー、春が来ましたよー」から「は〜る〜は〜る〜は〜るが来ましたよ〜♪」辺りに変えてみよう
ウケなかったら今まで通りにするしかないかもしれないけれど、その時はその時だ
明日、更に考察を深めることにする。春は目前まで迫っている、グズグズしてはいられないのだ

38 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 21:19:24 [ DKcDCvoM ]
ちょwwwリリーwwww

39 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 22:20:36 [ rX7ah8T6 ]
リリーがほんとにこんなこと考えてたら惚れる

40 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 23:40:22 [ LPaAKDGY ]
まず変えるべき所は、どうみても弾幕攻撃にしか見えない春伝達であろうと・・・

41 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/23(木) 23:55:10 [ h4sM3j1s ]
たそがれがいい

42 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/24(金) 01:45:27 [ am56cAlo ]
〜霊夢の日記〜


○月12日

今日から日記をつけることにした。
今日は神社に魔理沙とか来た。それだけ

○月13日
めんどくさいから日記つけるのやめる

43 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/24(金) 13:52:34 [ 9PYhMXhc ]
天狐日誌

×月○日
今日は朝から紫様がおきていた。珍しいこともあるもんだ。
そう思いながら朝食を準備するとちゃぶだいに突っ伏して寝てた。
おきてください、と声をかけると らん〜そんなに悩むとはげるわよ〜
などとのたまってくれた。誰のせいですか。
橙がいないのでとりあえずテンコー。
さて、どうやって紫様を起こそうかそれが問題だ。
そうだ紫様の靴下を鼻先に・・・・

   日記はここで終わっている

44 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/24(金) 17:27:27 [ rklTZDo6 ]
せっかくだし他所で面白かった日記系のネタとかも教えてくれたら嬉しい。
昔見たゆかりん支援のスキマ日記みたいなのとか。

45 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/24(金) 21:45:48 [ P08Unv.o ]
○月×日
今日は霊夢の誕生日だった。
私が博麗神社に着いたときにはもうパーティが始まっていた。
呼ばれたわけでもなかろうに、人だけでなく妖怪だの妖精だのが集まって大盛況だった。
なんだか魔界にいた頃の誕生日を思い出してしまった。
いつもママとみんなが賑やかにお祝いしてくれたっけ・・・・・・。


×月□日
今日は魔理沙の誕生日だった。
お祝いに行く準備をしていたら向こうの方から訪ねてきた。
背中に大きな荷物をしょっていたから、すでにあちらこちらでプレゼントを回収してきたみたいだった。
私は人形をあげるつもりだったのだが、しつこくせがまれたのでママから預かったグリモワールを貸すことになった。
命の次に大切な本なんだけど、ちゃんと返してくれるかしら。


□月○日
今日は私の誕生日だった。
ケーキを焼いて一人で食べた。

46 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/24(金) 22:07:37 [ m0fqSmzg ]
全米が泣いた

47 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/24(金) 22:15:39 [ l9By/obE ]
これはひどい

48 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/24(金) 22:44:30 [ 0BXkgGlg ]
「上海や蓬莱がお祝いしてくれた」→「さも(ry」のコンボとどっちがひどいだろうな。

49 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/25(土) 00:45:59 [ DnZm7ITg ]
あんまりだw

50 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/25(土) 01:13:25 [ KP8vKmpQ ]
こりゃひどいなw

51 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/25(土) 01:27:28 [ wHbhR2d6 ]
×月△日
朝から何か騒がしいと思ったら、家の前に巫女が倒れていた。
どうも空腹の余り人里に下りてきたはいいが途中で力尽きたようだ。
あんまりにも不憫になったので朝餉を一緒にした。
巫女はまるで獣のように貪り食った。そんなに貧しかったのか?
賽銭はどうした、と聞くと 二ヶ月ぐらい入ってない といわれた。
とりあえず謝った。

午後からは里の子供たちの学校に行った。
今日は幻想郷の歴史について授業をおこなった。
みんな真面目に勉強しているようだ。感心感心。このくらい
熱心にやればあの巫女も貧窮することはあるまいに・・・・

夜は妹紅がきた。どうやらまた輝夜と殺しあったらしい。
それはいいが血ぐらい拭け。畳が汚れるだろうが。
しょうがないので手当てをした。といっても布で血を拭いただけではあるが。
その後しばらく輝夜についての悪口雑言を聞き流し落ち着いたあたりで家に
帰した。あの二人はどうしたものやら。今度永遠亭の面々とも話し合う必要が
ありそうだ。

今日はいつも道理に疲れた。歴史書にこの一日を書き込み就寝することにする。
今日も幻想郷は平和であった。

52 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/25(土) 02:15:09 [ VOc8o1WU ]
○月X日 満月まであと3日
目が覚めると、目の前を我が家のメイド長が凄まじい勢いでシャッターを押しながら飛んでいった。
例の天狗より早いんじゃなかろうか?
「そのはだけたパジャマが素晴らしい!」
うるさいのでナイフを投げつけると、ちょうど脳天に当たった。
そのまま窓を突き破り落ちていく我が家のメイド長。下で何かが潰れたような音がしたがどうでもいい。
後でメ・・・? 門番にでも拾わせておこう。
さて、神社にでも行くとしよう。

53 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/25(土) 12:59:21 [ snAqIVOw ]
□月☆日
今日は定期の日だったので香霖堂へ新聞を配りに行った
いつものように窓に向かって新聞を投げたら割れないで落ちた
あの人、窓を強化ガラスに変えたらしい
ちょっと頭にきたので天狗烈風弾で窓を割ってやった
…怒られた。修理費どうするかなぁ……ま、なんとかなるか

54 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/25(土) 13:13:23 [ NL7RG20I ]
文タン強化ガラスは粉々に割れるのが仕様だよ…

55 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/25(土) 13:24:15 [ SJVtfg2A ]
△月◎日
霊夢に頼まれていた巫女服の修繕の納期が明日に迫っているので、
服を持って人里の例の店に行った。一見普通の飲み屋だが、
路地裏にも入り口があり、そちらは特殊な嗜好の大人の店となっている。
主人は巫女服を金子10枚で引き取ってくれた。
ほつれて穴が開いて色も褪せ、お香と汗の臭いが染みついた服を
こんな価格で買い取る理由がわからないがまあ人の好みには口を出すまい。
ついでいつもの反物屋に行き、正絹の反物を購入。
神聖な職業なのだから、それなりに良い生地を選ぶ必要がある。銀子3枚。
その後店に戻り、半日掛けて巫女服を縫い上げた。いい加減手慣れた物だ。
これだけで夜になってしまった。今日はろくに店を開いていない。
商売人がこれではいけないな。
明日は服を取りに来た霊夢は早々に返し、商売に励むとしよう。

56 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/25(土) 18:50:25 [ iRdqwILE ]
香霖分かってやってるだろ……

57 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/25(土) 20:54:45 [ ro0Efl3w ]
いや、ああいうタイプは素でやってるね。
それは他人から見ると嫌らしく思えるわけだ。

なんて可哀想。

58 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 00:24:40 [ N2g.RBmM ]
@月*日
今日は師匠の供をして香霖堂へ買出し、師匠の実験器具と各種生薬
それからてるy…姫様の遊び道具を一通り見繕い
まだ予算に余裕があったので私用の物を何か買ってもいいと師匠が言ってくれた
滅多に無い機会なので慎重に店の物を見回すと、奇妙な物が目に入った
基本的に東洋風なこの店の中で異彩を放つ西洋風の青い瓶、店主の言によると最近入荷し始めたところらしい
店主の能力によるとこれはポーションという名前でありとあらゆる負傷を癒し体力を回復させる薬らしい
薬の道を行く者として見逃せないと感じた私は迷わずそれを購入した
これを研究すれば少しは師匠からの評価も上がるだろうか

59 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 01:22:20 [ lvBv3Dng ]
鈴仙ー!!
まずい!それまずいよ!!!
(二重の意味で)

60 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 01:25:47 [ MzWFFdPE ]
早まるなー鈴仙!!!それは蓬莱人をも滅ぼす魔の飲み物だー!w

61 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 01:41:08 [ 54czINmg ]
いやいや、香霖の鑑定能力が回復薬と鑑定したんだから、それはきっとオリジナルポーションですよ。
幻想繋がりで最後の幻想世界から紛れ込んだに違いない。

62 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 02:20:03 [ RRmXMJL2 ]
あのえーりんですら飲むのを避けたという

63 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 03:57:22 [ TWE1p1oE ]
ポーションと何かを掛け合わせて・・・って調合かよ!
いずれカルテット999でも作り出す日が来るのだろうか・・・

64 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 14:27:50 [ lWy12Q82 ]
>>22
それバイオ1の飼育係の日記だっけ?

65 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 20:59:26 [ CgkgnW4. ]
>>64
微妙に違う部分もあるが大体あってる。

66 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 21:07:30 [ trlGWqfI ]
このスレ見ていたら……


聖剣伝説3の航海日死を思い出した。いや、それだけ

67 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 22:08:29 [ EbFefb.Y ]
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死・・・・・・・

68 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 22:13:15 [ wxBqX0LA ]
誰の日記?

69 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 22:27:30 [ CgkgnW4. ]
聖剣3の幽霊船にある日死。

航海日死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死
死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死死

とウインドウ一杯に死の字が羅列されるという奴だった。
子供心にクソ怖かった記憶が……

70 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 23:13:25 [ RCXHXhyw ]
毛玉の日記

◎月○日
ふわふわ空を飛んでいたらいきなり氷精に凍りづけにされてしまった。
復活に数時間かかったうえになけなしのPを持っていかれた。
悔しい。

氷精に復讐するために弾幕の練習をすることにした。
とりあえず、なにごとも経験だと思うのであの紅い屋敷の門番辺りに試そうかと思う。
まずは自分が勝てそうな相手からだ。
あの門番はいつも白黒にやられてるので簡単だろう。

71 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 23:17:03 [ TWE1p1oE ]
     ,-へ,  , ヘ
    /,ヽ_,_i=/__,」
    / ,'   `ー ヽ パカ
   / ∩〈」iノハル.!〉   誰もいないお化け屋敷ほど (ry
   / .|i L>゚ ∀゚ノiゝ_
  //i>i ir^i `T´i'i| /
  " ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∪

72 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 23:21:20 [ 6wFcentY ]
>>69
その後に悲鳴が聞こえるんだよな。アレは最悪だった。

73 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 23:29:42 [ cRrt3chY ]
文字の羅列はどんなんでも怖いよね・・・。ゲシュタルト崩壊起こすし。
愛人で死ねが見開きいっぱいにかかれてたときはマジ怖かった。

74 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/26(日) 23:51:40 [ 4nHHcrD6 ]
凸月凹日
今日、藍さまに頼まれておつかいに行った
頼まれた物を買ったらメガネのお兄ちゃんが「こーら」って名前の飲み物をくれた
美味しかったので藍さまに持っていこうとお釣りで「こーら」を2本買った
うちに帰ってきたら珍しく起きていた紫さまが「こういう刺激物は飲んじゃ駄目よ」と言って取り上げられた
…後で紫さまの部屋を覗いたら空になったビンが2本あった。藍さま、ごめんなさい

75 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/27(月) 02:37:29 [ sBRR24v2 ]
紫様・・・
いや、橙、それはきっと藍様と一緒に飲んだ後なんだよ!!!

76 名前:昔はこうやってよく怒られたもんです 投稿日:2006/03/27(月) 03:28:59 [ bMoPED92 ]
橙「らんさまー、日記って何を書けばいいの?」
藍「その日にあったことを書けばいいんだよ」
橙「その日にあったことの何を書けばいいの?」
藍「書きたいことを書きなさい」
橙「書きたいことって何を書けばいいの?」
藍「…一番楽しかったことを書けばいいだろう」
橙「…一番楽しかったことの何を書けば…」
藍「それくらい自分で考えるんだ!」

77 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/27(月) 05:45:30 [ hMpDg9BI ]
日記という概念を理解するのは意外と難しいよな。
二十歳すぎて世間の荒波に揉まれ、ようやく日記に何を書いたら日記らしくなるか分かったよ。

78 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/27(月) 13:01:53 [ I5HSvMMM ]
☆月□日
今日は気味の悪い微笑みをする人と出会いました。
見えそうで見えなかったので私の最高速で下に回って激写
しかしまさか穿〜〜 ←破られていて読めない

☆月★日
昨日あった人が写真をよこせと言って来ました。
私も記者の端くれ、簡単に渡すわけにはいきません。
しかし、憑いて回ると脅されたのでお金と引き換えに写真を渡しました。
でもネガは渡しませんよ。

☆月☆日
だれか助け

  日記はここで終わっている。

79 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/27(月) 13:02:55 [ 0jStEaQQ ]
今日は、○○君の家に遊びに行きました。
××をして遊びました。
楽しかったです。

ほぼ毎日これだけで、一年近く書き続けた私って実は凄いかも……

80 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/27(月) 14:45:48 [ h/yyHeyI ]
三姉妹日記いってみる。

○月×日
ひまわり畑でのライブは成功だった。
私の作った新曲は好評。幽霊達と幻想の音は相性が良いみたい。やっぱり私が一番すごい!
それなりに音ネタも集まったから、花が散らないうちにまた新しい曲を作ろう。
次はどこで、どんなライブが出来るかな…?


○月×日
ひまわり畑でライブをした。
リリカの曲はなかなか元気で、とても気持ちよく演奏できた。
みんな私の音が好きなようだったから、いつもよりもっと楽しいライブだったかな。
次はもっともっと楽しくなるようなライブにしよう。


○月×日
向日葵畑でライブを行う。
晴天にも恵まれ、観客達の陽気さも相まってよく盛り上がった。
ただ、リリカは普段より浮かれていたし、メルランは完全に音がどこかに行っていた。
確かに向日葵はそういう花だが、足が地を離れすぎないうちに、2人を律しておこう。
この花の異変だってもう長くは続かない。
冥界の桜は例年通りだというから、神社で最後に大きな花見があると思う。
そのときには演奏にお邪魔させてもらうとしよう。できれば、静かめな鎮魂歌で。

81 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/27(月) 22:40:19 [ AtmhnP6Y ]
三者三様だなぁ。
誰が書いたかすぐわかるw

82 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/27(月) 22:59:00 [ 0OdoVLlA ]
>>80が書いたんだろ

83 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/28(火) 00:52:39 [ KrjRVmA2 ]
○月☆日
春になって冬眠から目覚めた。明日から色々な所を覗いてみよう。

○月×日
紅魔館を覗きに行った。
門番の…あーなんだっけ、名前が出てこない
なんか中華っぽいのをメイドが折檻してた。どっちも妙に嬉しそうだった。
どんどんアブナイ雰囲気になってきたので早々にスキマを引っ込めた。

○月□日
魔法の森にある家を覗きに行った。
魔理沙とアリスがよろしくやってた。私も長い事幻想郷を眺めてきたが
あんなプレイガールは初めてではないだろうか
しかもそれが天然だから困る。昨日の件もあり覗いてても疲れたのでとっととスキマを引っ込めた。

○月◇日
白玉楼を覗きに行った。
何時もの様に幽々子が妖夢を弄って遊んでいた。
やれやれやっとマトモな風景ね。と思ったが何やら春度の高い展開になってきた。
とても出て行きづらい展開だったので帰る事にした。

○月○日
博麗神社に出かけていった。
ちょっと悪戯心が働いて霊夢にちょっかい出したら
顔を真っ赤にして針が飛んできた。手に負えないのですごすご帰った。
家に帰ったら藍と橙がよろしくやっていた。いい加減にしろと思った。

○月△日
幻想郷の春と夏の境界を弄って春度を無くして見た。色々スッキリした。
霊夢が来たが今の私の敵ではなかった。当分このままにしておこうと思った。

84 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/29(水) 00:10:25 [ ZSrLzOnA ]
○月シャンハーイ日

 先日、パチュリーから借りた本を全部読んでしまったのでまた借りに行く事にした。
しかし、パチュリーの必死の抵抗にあい本を借りる事ができなかったので腹いせにアリスの家にあるグリモワールを
拝借する事にした。拝借するときにアリスはすごい顔で怒っていたがまぁ借りた本を返せば大丈夫だろ。

○月シャンハーイ日

 今日は散々だった。家で人形を作っていたら窓から魔理沙が突っ込んできてその拍子に作っていた人形吹き飛んでばらばらになってしまった。
魔理沙に詰め寄ろうとしたら私の大事なグリモワールを数冊奪ってさっさと逃げてしまった。
今日という今日は許せない。この間から試したかった実験台にしてやる。


○月ホラーイ日

 今日はアリスと会った。怒っているかと思ったが先日の事なんか忘れたかのように「一緒に紅茶でも飲まない?」と誘ってきた。
ちょっと不気味だったのでどうしたのか聞いてみたら「いつもの事だから慣れたわ」と返してきた。
まぁ折角アリスが誘っているのでアリス邸で紅茶を頂く。「つい先日作ったハーブティーなんだけど飲んでみて」
と言われて出された紅茶はとても良い香りがしておいしかった。また今度飲みに行こう。

○月ホラーイ日

 今日は魔理沙と会った。怪しまれないように「一緒に紅茶でも飲まない?」と誘ったら少し警戒していたが
「いつのもの事だから」と言ったらあっさり信用して家まで連れてくる事に成功した。
そして先日調合したハーブティーを魔理沙に飲ませた。魔理沙は「とてもおいしいぜ」と言った。その中身も知らずに
数日後が楽しみだ。

○月>>301

 なんか体の様子がおかしい。全身が熱を帯びた感じの感覚がずっと続いている。風邪でも引いたのだろうか?
本日は大人しく寝ておこう。

○月>>301

 先日、例の紅茶を飲んだ魔理沙は寝込んだようだ。後数日したら効果がはっきりと現れるだろう。
楽しみである。

○月ξ・∀・)日

 うう…体が熱い。頭がぼーっとする。はっきりと物が考えられない。ベットから起き上がって天井を
見るとやけに高く見える。服もやけに大きく感じる。気のせいだろうか…
かなり酷い風邪の様なので近々永遠亭の医者に見てもらったほうがいいかもしれない。

○月ξ・∀・)日

 今日こっそり魔理沙の家の窓から魔理沙を覗いて見た。
……キタ…キタワコレ!後数日したら後数日したら…あぁ…待ち遠しい!

○月ヒギィの日

 きょうはめがさめたらねつもひいていました。ここずっとねつをひいてれーむにあってないのであしたは
れーむのところにいっていっしょにあそぼう。あしたがたのしみだからきょうはねる。

○月ヒギィの日

 今日、魔理沙の家の窓から除いて見ると…まりしゃがとてもげんきそうにしていた。
日記を書く時に「れーむれーむ」と喜びながら言っていたので明日は霊夢の家に行くつもりだろう。
霊夢の一体何処が良いのかしら!とりあえず明日は霊夢の家に行かせない様にしなければ

85 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/29(水) 00:11:39 [ ZSrLzOnA ]
○月パチェ萌えの日

 きょうれーむのいえにあそびにいこうとしたらありしゅがいっしょにあそぼうといってきたのでいっしょに
あそぶことにした。ありしゅがつくったくっきーやこうちゃがとてもおいしかった。けどありしゅはわたしのかお
をみるたびはなぢをだしながらこわいかおをしていたのでなきそうになった。ありしゅのくっきーやこうちゃはおいしけど
ありしゅのかおがこわいからあしたはぜったいにれーむのいえにあそびにいこう。

○月パチェ萌えの日

 まりしゃ萌え!まりしゃ萌え!まりしゃ萌え!もう可愛すぎ!クッキーをかじるたびにぼろぼろとこぼしながら食べる所なんて
もう萌え!ああああああ!もう我慢できないわ。明日はまりしゃの家に突撃して…ウフフフフ…


○月神綺様が歩いて帰った日

 きょうれーむのいえにあそびにいこうとしたらまたありしゅがいっしょにあそぼうっていってきた。でもきょうは
れーむのいえにいくからむりっていったらありしゅがむりやりわたしをつれていこうとしたのであまりのこわさにないちゃった。
そしたらそらかられーむがきてくれた。わたしはうれしてれーむにとびついた。そしたられーむが
「ちょっとだけまってね」といったのでまっていたらあかしろのふくのあかいろのぶぶんがふえていた。
ふしぎだったけどれーむが「きょうはこれをのんでねなさい」といったおくすりをわたしてくれたけどねむたくないって
れーむにいったら「しょうがないわね」といってあそんでくれた。きょうはれーむとあそべてよかった。
けどありしゅはどうしたんだろう?けどもうねむたいからねる。おやすみなさい。

○月神綺様が歩いて帰った日

 今、私は自室の鍵を閉めて引き篭りながら書いている。これが最後の日記になるかもしれないだろう。
1階ではさきほどからすごい弾幕音が聞こえている。あああぁぁぁぁ…こんな事するんじゃなかった。
わかっていたのになんでこんな事をしてしまったの。
今さっき私の部屋を誰かがノックする音が聞こえる。怖い、怖くて思わず耳を塞ぎたくなる。するとドアの向こうから
「アリース、アケテー。シャンハーイダヨー。アケテー」
上海の声だ。けどさっきの弾幕音から考えて上海が無事なわけがない。罠だ、そうに決まってる。するとまたドアの向こうから
「アリース、アケテー。ホラーイダヨー。テキハタオシタヨー。ダイジョーブダカラアケテー」
蓬莱の声だ。あの二人であいつを倒せるわけがない。罠だ、そうに決まってる。騙されるな。
「アリース…ワタシノイウコトシンジラレナイ?」
「アリースホラーイガンバッタノニドウシテ?」
二人の悲しそうな声が聞こえる。本当にあいつを倒してくれたのだろうか?冷静に考えればあいつがいれば二人はいないはずである。
「アリース…」
二人の小さい悲しそうな声が聞こえる。そうだ。よく考えたらあいつに倒されたら二人がドアの前に立ってるなんてありえない。
私は上海と蓬莱ががんばってあいつを撃退したと思ってドアの鍵を開けて扉を開けた。
「アリース」
そこには確かにアリスと蓬莱がいた。だが――
「はぁい、アリス」
そこには両手に上海と蓬莱を握り締めて青筋立ててるあいつ――霊夢が立っていた。
「あああああ…」
私は下がろうとしたが余りの恐怖にそのままこけて尻餅をついた。
「覚悟はできてるわね?」
そういって握り締めていた上海と蓬莱を握り潰してバラバラにしてその手で私を――


これ以上は赤い血のようなものが滲んでいて読むことができない。

86 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/29(水) 00:15:09 [ npSNBWPc ]
とりあえず、ドアを開けつつも日記を書き続けるアリスが凄いと思った。

87 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/29(水) 00:21:41 [ ZSrLzOnA ]
orz うほ・・・アリスと蓬莱じゃない。上海と蓬莱に変換よろ

88 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/29(水) 01:09:19 [ zMuSUaZE ]
アリスが仮想レコーダー
使ったかのような生々しい表現が怖くてワロスw

89 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/29(水) 01:10:45 [ L.tG8lEo ]
@月▽日
眼鏡が損傷、ひびが入る。「すまん」の置手紙があったので魔理沙がやったのだろう。
とりあえず今度来たら説教してやらないと…まったく。
道具の修復は専門外なので専門家の人に修復を頼む。材質などの関係で一ヶ月は掛かるらしい。
それにしても眼鏡が無いと不便だ。目が疲れる。
本を読んでも内容が頭に入ってないような錯覚に囚われる。
今度永琳が店に来たら目薬でも精製してもらうとしよう。
もう12時を回っている。寝よう。

@月∮日
店に来た霊夢に早速小言を言われる。まったく、僕だって好きで眼鏡をしてない訳じゃないのに…。
「眼鏡してない方が健康的に見える」とか言ってたが、実質目が疲れるので健康に良くない。
本を読む時間が少ない。もう寝るとしよう。

@月※日
朝起きても目の調子があまり良くない。あとどれくらいこんな日々が続くのやら。
今日は定期新聞の日だったので天狗少女が店に訪ねて来た。
僕の顔を見るなり「珍しい」とか何とか言われて写真を撮られた。何て奴だ。
僕の素顔なんか撮った所で記事になる訳でも無いのに…いや、記事として公開されたら非常に嫌なのだが。
字を書いてるだけでも目が痛い。そろそろ寝よう。

90 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/30(木) 23:05:49 [ SaaNmSrY ]
ちびまり萌え〜

91 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/01(土) 21:27:22 [ iCUb0dHw ]
○月×日

今日は久々に咲夜呼ばれて紅魔館に来てみたられみりゃがぽてぽてと歩いていたので今日は朔の日かなどと思っていたら
その時れみりゃ様がこけて「う〜いたいよぉ〜…ひくっ…ぐすっ」と泣いていた。
周りには私以外いなかったので仕方ないのでれみりゃに近づき手を差し伸べ起こしてあげたら
「うぅ…ありがとうって、れーむだ!」とれみりゃは私を確認すると先ほどまでべそ掻いていたのに急に元気いっぱいな
笑顔をこちらに向けて抱きついてきた。
気分は悪くはないのだがこの状態のれみりゃはレミリア状態の時と違って軽くあしらう事ができないので困ったものだ。
「れーむ、れーむ♪」と喜びながら抱きついてくるれみりゃを抱えて咲夜がいる部屋へ辿り着いたら咲夜が
申し訳なさそうな顔をして謝り「お嬢様、霊夢は本日お客様ですからそのような事はしてはいけませんよ」と
言ったら、れみりゃはぷーっと顔を膨らませたが咲夜の言う事を聞いて私から離れた。まぁ変わりに咲夜に抱きついたが。
こうした咲夜を見るとレミリアの時はなんともないといった感じで何もしないのにれみりゃの時の咲夜は母親の様な
雰囲気を漂わせていた。
まぁ、とりあえずお客として招かれたからお茶と洋菓子を食べながら雑談したが咲夜にべったりなれみりゃがいる
せいであまり会話ができなかったがれみりゃの世話をする咲夜を見て和めたから良いとしよう。
まぁそんな咲夜とれみりゃのやり取りを見ていたらすっかり遅くなってしまったので
帰ろうとしたられみりゃが泣きながら「れーむ。もうかえっちゃうの?」と言って来たので困っていると
咲夜が「今夜は泊まっていったら?そうしてくれたら私も助かるし」と言ったのでこの後私が帰ったら
ぐしゅぐしゅと泣くれみりゃを想像してしまったので仕方なく咲夜の言葉に甘える事にする。
そして夕食後、客室の部屋で寝ようとしたられみりゃが「れーむ、いっしょにねよ?」と言ってきたので
断れずに現在私のとなりでれみりゃがスヤスヤと眠っている。

「さぁて、明日の早朝にはここを出て神社で――」
「れーむぅ…だいすき」
「…明日はゆっくり帰るとしますか。」
私は床に就いた。

92 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/01(土) 23:48:55 [ gZ5HC/K6 ]
まりしゃといいれみりゃと言いどうしてこうも和むのか……

93 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 00:15:07 [ pMfH4dg6 ]
☆月★日
今日は自宅で例の研究を続けた。
そして、ついに、ついに実験が成功した。
これさえあればもうあいつには後れをとることはないだろう。
うふ、うふうふ、うふふふふ・・・

94 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 02:20:10 [ 6OxdLUvw ]
○月×日
 誰かに呼ばれた気がしたので歩いて向かった。

○月□日
 歩いてお帰り。と言われたので帰った。

○月△日
 誰かに神と呼ばれたので歩いて行った。

○月X日
 またいつものように歩いてお帰りって言われると思ったら「お帰り。」って
言われた。涙が止まらなかった。

95 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 02:42:34 [ JOSIK5l. ]
△月×日
 布団に入る

△月×日
 布団に入る

△月×日
 起きたら布団が変わっていたけど気にせずまた眠る

96 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 03:53:38 [ De3adP1E ]
正にテンコー・イリュージョン

97 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 15:09:35 [ gzGjXu1M ]
●月∵日
(前略)...の欺まんを隠すために聖書の所持を禁じ、
スコラ哲学のようなご用哲学を起用しました。
また、彼らは、教会と法王の無謬説や、聖書に...(中略)
...私は馬鹿のふりをすることで社会的自我を...(中略)
そもそも妖精は馬鹿のふりができなきゃいけないんだと思うのです。
常に「私って、バカでしょう」と言外に匂わせつつ、聞き役に徹する。
そうやって我々はが社会的リアリティを形成し維持する方法とし...(後略)

98 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 17:10:12 [ h4XvbLIs ]
○月×日
咲夜がまた美鈴に八つ当たりをしている、いつもの事だから見てみぬ振りをする。
日が落ちると同時に美鈴が涙目で凄い見幕で私の部屋に入って来るなり、奇声をあげて辞表を叩き付けた。
咲夜がどう見ても悪かったので、慰めようとしたが窓を蹴破って出て行ってしまった。

○月△日
朝起きるなり朝食と置手紙がしてあった。
咲夜が書いたらしく、美鈴を探しに行ったらしい。
こうなるのは分かっているのだから、八つ当たりはしなければいいのに
フランがやたら「遊んで」と五月蠅かったが相手にしなかった。

○月▲日
昼のことだった、突然図書館から物凄い爆音がした。
図書館に入ると伸びている小悪魔が居るだけであった。
パチュリーの転移魔法が失敗したらしく、パチュリーもろとも消えてしまったらしい。
その後慌てた小悪魔がパチュリーを探しに飛び出していった。
今日もフランが「遊んで」と五月蠅かったがもちろん相手にしなかった。

99 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 17:22:44 [ h4XvbLIs ]
○月□日
夜のことだった・・・
フランがいきなり入って来るなり「相手にしてくれないお姉さま何て嫌いだ!!」
と言って荷物を纏めて出て行った。
特に気にも留めなかったが、着実に何かを失いつつあると感じた。

☆月○日
あれから何日が経っただろうか・・・・
結局咲夜達は誰一人として戻って来なかった・・・
気がつけば、たくさん居たはずのメイドも一人も居なくなっていた。
一人暗い部屋でうつ伏せになって考えた・・・
私が全て悪かったのかも知れない・・・美鈴と咲夜のことも知っていたのに見てみぬ振りをした。
友達のパチュリーの行動も把握できていなかった。
たった一人の妹なのにフランを煙たいと感じていた・・・
私が悪かった・・・お願いだから出てきてくれ・・・もう薄情な態度は取ったりしないから・・・
気がつくと私は泣いていた・・・そう初めて後悔というものをしたのだった。

100 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 17:35:20 [ h4XvbLIs ]
☆月×日
夜が明けた・・・
けれど誰もいない・・・
俯きながら部屋から出ると、突然クラッカーのパーンとなる音と懐かしい声が響いた。
「お嬢様(お姉ちゃん)お誕生日おめでとう!!」と
そこには居なくなったはずの咲夜、美鈴、パチェ、小悪魔、フランとメイド達がいた。
咲夜が言うには私を驚かそうと一芝居うったらしい、でも皆が帰ってきて本当に良かったと思ったが・・・

今  日  は  私  の  誕  生  日  じ  ゃ  な  い

突然私の中に黒い何かがこみ上げてきた・・・
気がついたら咲夜達を横一列に並ばせていた・・・
そして周りが引くほど殴っていた・・・
そしてその日という日は終わりを告げていた。

☆月△日
昨日やりすぎたらしく、皆私を怖がってしまい避けられる始末・・・
あのフランですら私の前に姿を現さない
気がつくと私は荷造りして日傘を刺し外に出ていた
取り合えず霊夢のところに行こう、私は早くも2度目の後悔をしてしまった。
しかしまた咲夜達が私を驚かせるために演技をしているのでは?
と思ったが虚しくなるので考えるのを止めた。
神社につくと追い返されると思ったが、霊夢は快く受け入れてくれた。
中に入るとあの鬼が居た、いきなり一杯飲まされたが悪い気はしなかった。
食事は貧相で最悪だったが、久しぶりに笑ったような気がしたので嬉しかった。
暫くここで暮らそうと思う、それじゃおやすみ

101 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 18:48:53 [ cGo1fXU. ]
>>100
>今  日  は  私  の  誕  生  日  じ  ゃ  な  い

うはwぶち壊しww

102 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 19:58:30 [ 4kwPCi/w ]
一番のサプライズだな

103 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 21:00:39 [ aiBzDd5Y ]
空気読んでやれよお嬢様w

104 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 23:00:10 [ /OVNGvnw ]
いやいや。下々の空気など読まずしてこそお嬢様

105 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 23:11:25 [ tbvP9T.A ]
       、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
     /⌒`         三ミヽー-ヘ,_
   __,{ ;;,,             ミミ   i ´Z,
   ゝ   ''〃//,,,      ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
  _)        〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
  >';;,,       ノ丿川j !川|;  :.`7ラ公 '>了
 _く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
  ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)
  く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ  ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
   ):.:.:.:.:|.Y }: :!    `二´/' ; |丶ニ  ノノ    
    ) :.: ト、リ: :!ヾ:、   丶 ; | ゙  イ:}    逆に考えるんだ
   { .:.: l {: : }  `    ,.__(__,}   /ノ
    ヽ !  `'゙!       ,.,,.`三'゙、,_  /´     「お嬢様は空気を読まなかったんじゃない、
    ,/´{  ミ l    /゙,:-…-〜、 ) |         空気を読んだ上であえてああいう行動にでたのだ」と
  ,r{   \ ミ  \   `' '≡≡' " ノ        考えるんだ
__ノ  ヽ   \  ヽ\    彡  ,イ_
      \   \ ヽ 丶.     ノ!|ヽ`ヽ、
         \   \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
            \  `'ー-、  // /:.:.}       `'ー、_
          `、\   /⌒ヽ  /!:.:.|
          `、 \ /ヽLf___ハ/  {
              ′ / ! ヽ

106 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/02(日) 23:29:28 [ 5SkElAB2 ]
それじゃただのダメな人じゃん。

107 名前:356 投稿日:2006/04/03(月) 00:05:10 [ iK85b3L2 ]
ジョースター卿も、自分の家の空気を読めなかった人だしなぁ

108 名前:解明編 投稿日:2006/04/03(月) 01:21:23 [ T4KzL93Y ]
○月◎日
今日は天気が良かったので洗濯物を干していると、妹様がやってきた。
そしていきなりお誕生日パーティーがしたいと言い出しました。
やはり薄暗い部屋に長い間閉じ込められてるのだから、賑やかな事をしたいのだろう。
私は即決して妹様に何をプレゼントして欲しいか聞いたが、妹様はこう言いました。
「ううん、私のじゃなくてお姉さまのお誕生日なの。
 いつも心配かけたり、わがまま聞いて貰ってばかり居るから喜ばせたいの」
私は感動しすぎて涙腺がぶち切れてしまいました。
やるからには盛大にドラマチックに行きたいので一芝居打つことにした。
妹様曰くお嬢様の誕生日は近日中にやってくるので明日から作戦を実行に移すことにする。

○月×日
ベタだが徐々に館の住人の人数を減らして行き、最後に全員揃ってお嬢様を驚かせる演出で行くことにした。
取り合えず美鈴からだ。お嬢様は私が美鈴によくお仕置きをしているのは知っているはずだから、それをいつもの倍の演出でやることにする。
リアルを追求するために本物のスペルとナイフを使った、美鈴は回復が早いから問題ない
最後にお嬢様に辞表を叩きつけさせて、終了と・・・もしこれが受理されてもリスクも無いので完璧
美鈴を隠しに連れて行きこの日は終了。

○月△日
罪の意識を感じた私は、美鈴を連れ戻すという形で館から姿を消すことにする。
妹様が居なくなる理由が思いつかなかったので、お嬢様に相手をして貰えなくて悲しくて家出という演出にした。
取り合えずこの日からお嬢様にしつこく妹様が付きまとう。
私も隠し部屋に移動し美鈴とパーティーの準備に入る。
美鈴の顔がいつもより暗かったが、辞表が受理されるんじゃないかと不安なのだろうか。
そして夜が明けた。

109 名前:解明編 投稿日:2006/04/03(月) 01:22:32 [ T4KzL93Y ]
○月▲日
館からほとんど出れないパチュリー様を動かす演出は至難の技だ。
そこで小悪魔に協力してもらう事にする。
パチュリー様を先に隠し部屋に移動させ、図書館内で適当な爆発を起こした。
パチュリー様が魔法に失敗して、消えてしまったと子悪魔にいってもらい子悪魔もパチュリー様を探しに居なくなるという演出にした。
小悪魔も隠し部屋に移動し、今日もパーティーの準備をするが・・・
美鈴が絶望感たっぷりの表情を出している、しょっちゅう解雇と言われてるのに何故今回はこうもびびるのだろうか?
今日も妹様をお嬢様にけしかけ、本日の仕事終了。

○月□日
取り合えず夜まで隠し部屋で大人しくしていた。誕生日が迫っていたので妹様にも動いて貰う。
数分後妹様は隠し部屋にやってきた、妹様は何か手に持っていたので何かと尋ねると
「私の大切なペンダントをお姉様にプレゼントしたいから、綺麗に包んで」といいました。
私の涙腺はまたブチ切れ、何が何でもこのイベントを成功させたいと心に誓いました。
相変わらず美鈴の目が死んでたが、放っておいた。
この日から徐々にメイド達も隠し部屋に移動させた。

☆月○日
いよいよ決戦前夜となった。
お嬢様を騙すことになってしまって、良心が痛むが心を鬼しました。
美鈴がやたら「咲夜さん・・・咲夜さん・・・えっと・・・あの・・・その」と落ち着きがく五月蠅いので
コッペパンを口にたくさん放り込んで黙らせた。
明日に向けて今日は徹夜の作業になるであろう

110 名前:解明編 投稿日:2006/04/03(月) 01:24:29 [ T4KzL93Y ]
☆月×日
いよいよ今日がやって来た・・・
全員定位置につき、お嬢様が出てくるのを待つ。
装飾も演出も料理もプレゼントの準備も完璧だ、後は実行に移すだけ
その時子悪魔の合図が見えた。
お嬢様が出てくるようだ・・・全員クラッカーを準備する中、美鈴が何か喚いていたが私の耳には入らなかった。
そしてその瞬間がついにきました。
3・・・2・・・1・・・パーン
「お嬢様(お姉ちゃん)お誕生日おめでとう!!」
そう・・・ついに十六夜咲夜はやりきったのだ・・・
長かった挫折もあった・・・お嬢様も騙してしまった・・・でもやりきったのだ・・・しかし・・・
お嬢様の様子が何かおかしい・・・突然私達を横一列に並ばせた・・・
お嬢様が私の前に来た瞬間・・・鈍い音と共に私は動かなくなった・・・
意識がぼやけ何が起こったが理解できない・・・でも目には焼きついていた
窓からかすかに見える満月と・・・真紅の世界・・・そしてこのプロジェクトの失敗を確信した。

☆月△日
一夜明けて鏡の中の痛々しい自分の姿を見て溜息が出た。
やはりお嬢様を騙す行為は浅はかであった・・・私は自分の行いを恥じた。
このままでは会わせる顔がないので、パチュリー様に相談することにした。
図書館に入ると、見たこともない医療器具に包まれた痛々しいパチュリー様が居た。
パチュリー様は今にも死にそうな声で・・・「やっぱり間違えてたわね・・・レミィの誕生日は昨日じゃ・・・」と発した。
これ以上聞き出せなかったので部屋を後にする
妹様が気になったので尋ねる事にした。
やはり弾幕で殺しあっても、グーで殴られたのは始めてだったらしく萎れていた・・・
パチュリー様の言ったことが気になったので、妹様に追求してみた。
妹様はお嬢様の誕生日を知らなかったので、誰かに聞くことにしたらしい。誰か曰くそれが昨日だった。
私は一目散に誰かのところへ向かいました。ボロボロの誰かは既に観念していたらしく嘘をついた事を認めた。
誰か曰く嘘をついた日は人間の世界ではエイプリルフールに当たっていたらしく、面白半分に嘘をついたそうです。

幻  想  郷  に  エ  イ  プ  リ  ル  フ  ー  ル  は  関  係  ね  え  だ  ろ

と誰かに吐き捨て、人の形を保てない状態にしてやった。
お嬢様が怒ったのは皆で騙したこと、誕生日を間違えたこと・・・結果的に最大の屈辱を味あわせた事になった。
ふとお嬢様の部屋を見ると荷造りを始めていた・・・
どうやら本気で家出するらしいが、会わせる顔がないので止めることも出来ない・・・
だが行く場所は分かってるので、先回りして霊夢に全て説明して暫く泊めて上げるように手配した。
霊夢曰くお嬢様の本当の誕生日はもう直ぐやってくるようなので、今度は失敗しないようにしようと心に決めた。

111 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 01:33:06 [ OVFkfXDs ]
やっぱり めーりんは かいこ だな

112 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 02:42:55 [ 8vqhxKxY ]
○月 ×日
私の主人は、冬の間は一日中眠っている。
この時期は、下手に起きてこられるよりも、眠っていてもらった方が楽だったりする。
橙を撫でながら緩やかな日々を送ることができる。主人には悪いが、冬の間は一年間の骨休めだ。
昨秋はひどいものだった。主人の式として、敵をめがけて突進の連続であった。
帰ってきた直後は全身が疲弊しきっていたため、布団も敷かずに畳の上で倒れてしまったようだ。
橙に情けないところを見せてしまった。
主人が起きている間というのも悪くはない。主人あってこその八雲家である。
だが、無駄な仕事の量が増えるのは勘弁して欲しい。
橙はあと50年ほどすれば、掃除くらいはできるようになっているだろう。
そうすれば、私の日々の負担も少しは減るかもしれない。

桜がほころび始めた。そろそろ主人が起きる季節が来ようとしている。
主人のために人間でも狩ってくるとしよう。


○月 □日
主人は寝たままだった。
桜はすっかり散ってしまい、春の妖精が冥界で暴れている。普段ならそろそろ起きてくるはずなのだが。
だが、主人の心地よい眠りを邪魔するわけにもいくまい。もう少し、このちょっとした安息を楽しませてもらうとしよう。
最近では、橙との昼餐や午睡が、些細な楽しみとなっている。

□月 □日
やっと主人がおきた。話を聞けば、ちょくちょく起きていたらしいのだが二度寝していたらしい。
すぐに人間を狩り、主人に献上する。主人は「食欲がない」の一言で切り捨て、再度眠りについた。明日には無理やり起こそう。
私も、明日からは大変になる。主人の世話に加え、橙のお守りもせねばならない。

113 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 08:45:14 [ TZY0z29c ]
>>112
藍様!50年も掃除すらさせないのは過保護すぎると思います!

114 名前:<裁かれました> 投稿日:<裁かれました> [ CcFCgrzg ]
<裁かれました>

115 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 08:57:23 [ 4Zwq35jY ]
>>114
泣いた

116 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 09:54:50 [ WZSuJaUg ]
>>114
ガッ

117 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 10:19:09 [ KzAjpi7E ]
取り敢えず、門板はエロ禁です

118 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 10:22:24 [ 6wNCmHyQ ]
×月コッチ見んな日
どうも最近私の株価と言うか名誉と言うか脅威と言うか
兎に角色々と下降してしまっているようだ。何が「れみ☆りあ☆う〜」だ、死ね
そんな訳で本意ではないが仕方なく外界の同属に習って少し畏怖を与えるような態度を取ろうと思う

とりあえず候補を三つほど挙げてみる
「さあどうした?まだ足が2本ちぎれただけだぞ。かかってこい(以下略)」
「この土壇場にきて・・・やはりおまえは人間だ・・・・・・クククク(以下略)」
「蛮脳ハ改革シ衆生コレニ賛同スルコト一千年。学ビ食シ生カシ殺シ(以下略)」
うん、どれも非常に格好良い台詞だ
とりあえず明日咲夜にどれが良いか聞いてみよう

×月資格日
先日の三つのうちどれが良い?と咲夜に聞いたら物凄い勢いで反対された
パチェにも聞いてみたら「二番煎じは良くないわよ、レミィ」と何故か諭された
門番にも聞いてみたら「他人の言葉を借りた畏怖なんて直に忘れ去られる物です」とか説得された
フランにも聞いてみたら「姉さまの見た目にあわなーい」とハートブレイクショットを貰ってしまった
仕方ないから止めることにした

119 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 16:37:45 [ SlmZdLrc ]
>>118
お嬢様…(涙

120 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 16:49:13 [ e4KMANuU ]
まあ、お嬢様にカリスマなんてないからな。
あるのはスマスマ。

121 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 17:33:02 [ cqSiEMW. ]
いいえ、スジスジですわ。って、どこかのメイド長が言って(ザス

122 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 21:17:44 [ 8a6qzFHs ]
●月×日

今日も今日とて館の門を守っていた。
風は強いが良い天気で気持ちよかった。
しかしこういう日はあいつが来るのだ。
黒白で、箒でぶっ飛ばして、まるで空飛ぶイノシシみたいな奴が。
はっきり言って、こんなのは紙一重でかわして
頸椎に肘でもぶち込んでやれば一発で終わらせられるのだが
撃退は弾幕で、と理不尽な命令を受けてるのでどうにもならない。
弾幕では私の分が悪い。
轢かれるのもイヤなので、そのまま通してしまうことにした。
私は地上に降りてあいつの通り過ぎるのを見上げるつもりだった。
が、上にいない。
あれと思って見ると正面から突っ込んでくる黒い雷光一つ。
こいつは私を轢かないと気が済まないのだろうか?
早めに気づいたので、さくっと避けた。
どうぞお通りください。
その刹那、ズゴン! ぎゃあ! と妙な音が。
振り返ってみると3つに折れた箒、鉄格子に沿って
あり得ない曲がり方をした腕、頬と同じ高さまで食い込んだ鼻。
おいおい自滅だろ。私は殺ってない。
それなのにメイド長に怒られた。竹林まで薬師を呼びにいかされる羽目に。
私は何もしてないのに。
二刻ばかし後の休憩時間。
茶の間でモンブランを頬張りながら私の背中をバンバン叩いて
「お前なあ、あそこは私に吹っ飛ばされるのがお約束だろう? 空気読まなきゃな」
とか喚いている人間の魔法使い。
元気な奴だ。
こいつといるとあまり休憩にならないので、チーズケーキと紅茶を食べ終わったら
とっとと職場に戻った。後はのんびり職務を果たす。
定時をちょっと過ぎたら部屋に戻ってシャワーを浴びた。
それで今コレを書いている。
髪も乾いたし、今日はもう寝ようか。
明日は穏やかな一日でありますように。
おやすみなさい。

123 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 21:28:34 [ qOJKr/8s ]
>>122
通してもお仕置き、(結果的に)撃退してもお叱り、果たしてこの後の中国の運命は?
①:働き者の美鈴は突如天職に巡り合う
②:人手不足の他所からスカウトが来る
③:現実は非情である、門番解雇

124 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 21:44:00 [ WlAL.2to ]
>>118
アーカードとワラキアは分かったけど、真ん中がワカンネ

125 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 21:53:09 [ W1f38xhk ]
>>118
俺も見たことあるような気がするがわからん。詳細キボン。

126 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 21:55:26 [ sJS5BwQ6 ]
>>122
>髪も乾いたし、今日はもう寝ようか。
めーりん、まるで普通の女の子みたいだ


ちょっと萌えた

127 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 22:03:44 [ j.EsqBRY ]
>>124-125
DIO様。

「こ…こけにしやがって
しかし… しかし! 承太郎…このどたん場に来て…やはりおまえは人間だ…
…くくくく… ごく短いときの流れでしか生きない人間の考え方をする…
『あと味のよくないものを残す』とか『人生に悔いを残さない』だとか…
便所のネズミのクソにも匹敵するそのくだらない物の考え方が命取りよ! クックックックッ
このDIOには そ れ は な い… あるのはたったひとつの思想だけだ…た っ た ひ と つ!
『勝利して支配する』! それだけよ… それだけが満足感よ!
過程や…! 方法なぞ…! ど う で も よ い の だ ァ ー ー ー ッ」(28巻P.156〜157 by.DIO)

128 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 22:10:01 [ WlAL.2to ]
>>127
㌧。
JOJOかあ。道理で分からんはずだ。

129 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 22:13:12 [ W1f38xhk ]
>>127
あー!
3部か。感謝感謝。

130 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 22:58:40 [ Hdzg6I6. ]
>何が「れみ☆りあ☆う〜」だ、死ね
ここが個人的にヒット

131 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 23:00:26 [ iK85b3L2 ]
DIO様ってそういえば吸血鬼なんだよね。
なんかもう、時を止める人ってイメージが強すぎるんで忘れそうになります。

132 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 23:34:59 [ cqSiEMW. ]
>>131
元は人間だしなあ。

133 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 23:40:40 [ vpaArTAQ ]
○月○日 晴れ ☆
今日の出来事
幽霊達がなかなか来ない。
小町はどうしているのだろう

134 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 23:48:42 [ 8a6qzFHs ]
○月○日 晴
昨日は疲れた。幽霊を200は運んだだろうか。
これはもう一週間分の仕事と言っても過言ではないだろう。
よって今日より6日間充分に休暇を取り、バランスを取る物とする。

135 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/04(火) 00:42:25 [ 0RYoAhW6 ]
○月○日 晴れ
昨日から何かおかしい。色々と
何故だか知らないけれど、この紫の桜の開花を待つように霊たちが集まってくる
死後の世界…主に天国とか地獄みたいな所に春を伝えるのが私の役目だけれど(でも冥界は私の管轄じゃないのよね)
何時もは開花した時の紫桜に引き寄せられる霊ばかりのはず。まだ開花もしていない頃から居るのは少し変だ
流石にこんな場所まで来て霊たちが春を求めるのも有り得ない。とりあえず、明日にでも映姫さんに相談してみよう

136 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 03:07:37 [ QgjzUy1Q ]
○月×日

 今日の夜、いつもメイド長の咲夜さんやパチュリー様に虐められどうでも良いような存在として扱われてきたので
お嬢様に辞表を出してきた。お嬢様はどうでもいいような感じで辞表を受け取った。お嬢様も私の事なんてどうでも
よかったのかと思うと悲しくなった。そして現在荷物を纏めて紅魔館を出て行き大きな木の下で野宿をしている。
明日からどうしよう。

○月△日

 とりあえず目が覚めて私は翌々考えれば紅魔館の門番をする前は自由気ままに過ごして来たんだから今まで通りすれば良いと思った。
腹ごしらえでもしようとしたら湖近くに住む氷妖精が「あんた何やってんの?あ?まさかクビにでもなったとか」と笑いながら言って来たので
門番時代なら門を離れるわけには行かなかったので無視していたが今は守るものなどないのでとりあえず思いっきり殴り飛ばした。
氷妖精は粉々に砕けたがその内復活するだろうと思い腹ごしらえに人里に行き襲ってしまおうと思ったがあの霊夢に退治されて
しまうと思いとりあえずお金を払って饅頭を食べた。久々に食べる饅頭はなかなかおいしかった。

○月□日

 紅魔館を出て数日、饅頭とか食べ飽きたので人里の人を食べる事にした。さっそく一つの人里に搾り襲ったがそこは
ワーハクタクが守る里だった。しかし満月の夜ではないので本来の力を発揮できないワーハクタクなど私の相手ではない。
軽く叩きのめして黙らせた後、近くにいる子供を食べようと思ったがワーハクタクがやめてくれと必死に叫ぶのでもう一度
殴りつけて黙らせた。その後、子供を食べようとしたが子供は怯える所かワーハクタクの近くに近寄り守っていた。
なんだか食欲が失せたのでその場を去った。

○月◎日

 自由気ままに彷徨い、お腹が減ったら人里を襲って何かを食べる生活をして数日後だったか、懐かしい人物が私の前に現れた。
博霊神社の巫女霊夢。一体何の用だと聞いたら「近頃、人里を襲ってる妖怪を退治しにきたのよ」と答えた。
気に食わなかったので向こうが戦闘態勢に入る前に近づき腹部に蹴りを入れたら霊夢は腹部を押さえながら苦しそうに呻いた。
紅魔館のあの頃のお返しと言わんばかりに後頭部を叩き割るような勢いで殴ったら霊夢はそのまま地面に叩きつけられ動かなかった。
正直やりすぎたと思ったが取り返しはつかないのでさっさとその場を後にした。

137 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 03:09:19 [ QgjzUy1Q ]
○月ω日

 昨日の霊夢が気になって仕方が無い。隙を突いて倒したとはいえ人間があの高さから叩き落されたら普通は死ぬのではないのだろうか?
後日、こっそり様子を見に行こう。

○月夢日
 
 今日起きたら全て夢だった。そう思いたい。先日の霊夢との戦闘で霊夢は意識不明の重症らしく
昨日、偶然通りかかった魔理沙が「犯人を見つけたら言ってくれよな」と行って何処かへ行ったがよく見ると霊夢に関わる人物が
霊夢に重症を負わせた相手を探している。
やばい。バレたら確実に――される。冗談じゃない!向こうから仕掛けてきたのに何で私が幻想郷全ての人妖を敵に回さないといけないのか

○月陽日

 ここ数日、何も口にしていない。ただ怯えて暮らす日々。もう嫌だ。紅魔館で門番やっていた頃に戻りたい…

○月冥日
 
 今日、この日が私が存在する最後の日になる。数週間前に人里を襲った時にいたワーハクタクが復讐に来たのだ。
完全な状態のワーハクタクに勝てるわけがないので私は現在必死に逃げて隠れてこれを書いている。
だから死ぬ前に最後にこれだけは書いておこう。

人里の人ごめんなさい
ごめんなさい。霊夢


○月*日

 さきほど一人の妖怪の亡骸を発見した。自ら喉を突き刺し絶命したようだ。
そして彼女がつけていた日記を読んで思う。
ここ数日、うちの門番が家出してから探していると心配していたメイドや図書館の魔女や
意識を取り戻した霊夢は事情がわかっていたから実はこの事を知らせてあげようとした事や
レミリアがみんなに頭を下げてこの妖怪を探してくれと言っていた事を

そしてこの後、皆が彼女の死と悲しむだろう。だが、あえて彼女の歴史はなかった事にしようと思う。
そうした方が紅魔館のメイドや魔女や吸血鬼。そして霊夢が罪悪感に陥る事がないように。
ここは幻想郷なのだ。この郷には複雑な感情を持ち込まない方が良いのだ。
そして、私だけが覚えているだろう。さようなら えーっと名前なんだっけ?

138 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 03:11:46 [ quF.FXy2 ]
覚えてNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!w

139 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 03:17:10 [ QgjzUy1Q ]
(オチ)

紅「ちょっと…!いくらなんでもこれは酷すぎるんじゃないですか!」
慧「まぁそう言うな。確かに最後は酷いと思うけどな」
紅「いや、私まず門番の仕事嫌になったりしませんから!辞表とか出したりしませんから!
虐められてるのは事実ですけど…」
慧「まぁ辞表出したらこうなるって事で」
紅「勝手に人の歴史弄らないでください!というかこれどっかで見た事あるような文章じゃないですか!」
慧「それは言わないお約束だ」
紅「というか日記風に書くスレですから!日記にしてください!(汗」

140 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 05:44:31 [ 4rEVwGt2 ]
ふぃ〜、シリアス過ぎてハラハラしたぜw 良かった。めーりんはやっぱりめーりんだな

141 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 10:20:45 [ c2jRZYzM ]
∞月◎日
今日からマスタースパークの解析を行うことにする。
人間の想いの強さは真似しにくいが、想いを力に変換する仕組は役に立つ。

∞月★日
標準的な魔法陣の組合せを試したがうまくいかない。そう簡単ではないか。

∞月♀日
非ユークリッド魔法陣、フラクタル魔法陣もだめ。

∞月£日
まただめ。

∞月仝日
だめ。

∞月∴日
もういや。

∞月&日
当人にばれてしまった。
魔理沙は笑ってカードを見せてくれた。
「スキトキメキトキス」
そうだったのか。
悔しいがすっきりした。
今日はよく眠れそう。

142 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 10:40:56 [ YIaCtA/6 ]
恋の呪文テラワロスwwwww

143 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 12:20:39 [ YGNyBp7Q ]
非ユークリッドって単純にリーマンじゃないのか?
いや、素人のたわごとだ。無視してくれ。

144 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 16:07:01 [ DbEkfjsc ]
>>139
一瞬妹紅とけーねが会話してるように見えた
紅→中にすべきだな

145 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 17:30:41 [ ZemqT.qU ]
>>143
ロバチェフスキーを忘れないで!

146 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 17:38:11 [ dlwiTlfg ]
>>144
ちゃんと覚えていてくれたってことじゃないか?

147 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 20:11:17 [ uZPnsnNc ]
鳥がうるさい日
 今日は魔理沙が遊びに来た。
 妙なキノコを持ち込んできたので山菜とあわせ炊き込みご飯にした。
 笑いが止まらなくなったので笑顔で叩き出す事にする。
 頬がまだ引き攣って痛い。

猫が多い日
 今日はレミリアが遊びに来た。咲夜も一緒だ。
 手土産に鳥を捕まえてきた。折角なのでメイドに捌かせる。
 「鳥の血なんて不味くて飲めない。だから吸わせろ」と言われたので張り倒した。
 洋食もたまには美味しい。今度門番にでも中華を作って貰いたい。

月の綺麗な日
 今日は紫が遊びに来た。
 「ばーもんとかれー」なるものを持ってきた。暖めるとすぐに食事にできるとか。
 半信半疑だったが試しに作ってみた。とても美味しかった。
 「今度チンの方も持ってくるわ」と言っていた。夜雀でも捕まえてくるのだろうか?
 よくわからないが楽しみにしていよう。

庭先の花が咲いた日
 今日は萃香が家にいた。
 何処からか珍しい御酒を調達してきた。あと肴を作る事に関してはやたらいい腕だ。
 ちびりちびりとやりながら、月を眺めて過ごした。宴会もいいが、やはり風情は大事だ。
 満月になったらまた宴会をやると約束してしまった。酔うと迂闊になって困る。
 まあ、片付けは頼んでいいので、気楽なものである。それなりに楽しみだ。

雨上がりに虹の見えた日
 今日は幽々子が遊びに来た。
 土産を持ち込むどころか、あまつさえ人の台所を漁り始めたので叩き出した。
 今度冥界に殴りこんで食事をたかりたいと思う。

148 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 22:08:59 [ WO94f2nk ]
>>147
やべ…誰の日記かワカンネ

149 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 22:13:26 [ fkwQMTVg ]
れみりゃが吸いたがるって事は霊夢か?

150 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 22:47:37 [ /MdS5VkA ]
まず遊びに来た奴の日記では無いので遊びに来たのは除外
自分の主を名前で呼び捨てにする事は考えられないので紅魔組全員除外
「夜雀でも捕まえ〜楽しみにしていよう」自分の同属が捕まるのが楽しいわけ無いのでみすちーも除外
「冥界に殴りこんで〜」と書かれているので妖夢はそこに住んでいるから除外
ここまで頻繁に誰かが来ることはまず無いと思われるのでアリスも除外

そしてレミリア、紫、萃香、幽々子ほどの実力者を全員名前で呼ぶ様な存在は少ない
更に>>149の事も踏まえると書いた人物が霊夢だと思って構わないだろう

151 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 22:51:59 [ NrxdfCO2 ]
>>150
ここまで頻繁に誰かが来ることはまず無い〜
いや、日記見たらどう考えても書いてるのは霊夢だけどさ。
そう思われているアリスカワイソス(´・ω・`)

152 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 23:09:09 [ oXSVElbo ]
でも迷いの森とか永遠亭周辺の竹林って空飛べても迷うようなところらしいし

153 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 23:56:18 [ dlwiTlfg ]
まあ、人が来ないという理由で魔法の森に住んでいるわけだし、
一応は望みどおりになっているわけだ
それでも、たまに誰かが来てくれるとうれしいんだなこれが

154 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 00:56:05 [ nUr02mmo ]
つまり、人恋しいアリスモエー

155 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 01:02:41 [ TWhjE/1k ]
○月猫が私の膝の上にのって日向ぼっこしてた日

 今日もいつもどおり神社周辺をふわふわと漂っていたら魔理沙が霊夢を訪ねに来たね。
私は色々あって魔理沙や霊夢の前に出る事はできないけど二人の話を聞いて和んでいたよ。
昔はこういう時は二人の前に出てきて色々話したけど今の二人を見ると私は出てこない方が良いと思ったねぇ
明日もまたこの神社に誰か来るだろうからその会話を盗み聞きしながら楽しもうかねぇ

○月神社の隅に生えていた花が咲いた日

 今日はここからちょっと離れた場所にある紅魔館の主レミリアとその従者の咲夜ってのが来たね。
このレミリアっていう子は霊夢の事が相当お気に入りらしくて狙ってるようだけどその程度じゃあ
霊夢が亡くなるまで無理だろうねぇ…従者の咲夜ってのはわかってるようだけど。
しかし霊夢も昔と比べて性格が多少は丸くなったのかねぇ…昔はほんの一部の人物としか会わなかったのにねぇ

○月新しいお酒が手に入ったので神棚に置いた日

 今日は私と同じ死人の西行寺のお嬢さんとその従者が来たね。
この西行寺のお嬢さんは昼食が目当てのようだけど霊夢のご飯ってのは量が少なくて質素なんだけどおいしい料理だから
よく食べる西行寺のお嬢さんは満足できないだろうねぇ。まぁそれがわかっていてこっそりとおにぎり持ってきてる従者が
可愛いもんだねぇ。
霊夢はまだ面倒なのが来たと言いながらもお茶出して昼食ご馳走してたから本人は専ら嫌じゃないんだろうねぇ
まぁその後二人が帰る途中に西行寺のお嬢さんが私に気づいた様だけどこれからも霊夢達をよろしくね。と言ったら
向こうも軽く挨拶をして何も言わずに帰って行った。

○月神社倉庫を漁っていると霊夢の昔の巫女服が見つかった日

 今日はまた魔理沙が訪ねに来たね。
二人が他愛もない会話をしていると何処かで見た事あるような…金髪の少女が来たねぇ。
会話を聞いているとその子はアリス……あぁ…あの時に小さい子がこんなに大きくなって…
あれからかなりの月日が立ったんだと実感したねぇ。この後3人は夕食を食べた後また明日といって
魔理沙とアリスは帰っていったねぇ

○月スキマ妖怪のスキマが霊夢の家に現れたので撃退した日

 昨日また明日と言っていたから今日は魔理沙とアリスが来たねぇ。
今日は3人で昔の事を喋っていたよ。まぁ私の事は出てこないだろうと思っていたんだけど不意に魔理沙が
「――様、元気にしてるかな」
「あの悪霊ならここらでのんびりしてるでしょ」
「そういえばあの悪霊って昔は良く此処にいたの?」
と何故か私の話になったねぇ…けど出ていこうとは思わなかったねぇ
わたしゃはもう過去の人物。舞台を去って今はこうして神社でのんびりと暮らしてこの神社の祟り神として奉られて……
けど…話題に出てくると嬉しいじゃないか。だから――


―――わたしゃまだここにいるよ――


そう言ったら3人はびっくりして周りを見渡したけど見つかるわけ無いじゃないか。
3人とも空耳か風の音と思ってまた他愛のない会話をし始めたよ。
明日もまたこの神社には暇つぶしをしに来る者達が沢山来るだろうから私も暇が潰せて良いものだよ。

156 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 01:44:33 [ uzboRhtc ]
花の月 氷柱の日

カエルを凍らせていたら、巫女がやってきた。
今日は戦うつもりはなかったのに、向こうから攻げきしてきた。まったくヒドいんだから。
私も一生けん命むかえうったけど、あいつの方が上手だった。くやしいったらありゃしない。
でもあいつは何もど力をしてないけど、私はまい日、修行をしてるんだから、
いつかおい抜いてやるもんね。

花の月 望月の日

日がさをさした吸血きがやってきた。何してんのかきいたら、
「妖せい風情に答える必要はないわね」とかいいやがったから
攻げきしてやった。
さすがにちょっとは強かったけど、相手は日がさをはなせないし、
日がさがやぶけないように、かばいながら戦わなきゃいけないから、
私があっとーてきに有利だった。
「また今度相手してやる」
とか言ってにげたけど、これは私の戦りゃくてき勝利ね!

つい加
ねようとしたら、昼間の吸血きがあらわれて、
「さあ、第二ラウンドといこうか」
とか言って攻げきしてきた。
動きがぜんぜんす早くて、なにもできなかった。
負けたけど、私はもうねる時間だったんだから、
体力もつきてて、ものすごいハンデせんだったのよね。負けてもしかたないわ。

花の月 影法師の日

また始まった。妖せいは自然から生まれるものなのに、
なんでこんなところだけ人間に似るのよー。
とう痛がして、ゆううつで、とても遊ぶ気になれない。
それなのに人間のま法使いがやってきて、私を攻げきしようとしたから、
あんたの勝ちでいいからほっといて、と言った。
勝ちをゆずってやるなんて、私は大人よね。
そうしたら
「よし、勝ったんだから好きにしていいよな。実けんにつきあってもらうぜ」
とかいって引っぱっていかれた。
氷をいくつも作ったら、ようやくかいほーしてもらえた。
今日はひどい日だった。
でもま法使いのくれたお菓子はおいしかったし、
氷のほうしゅうにもらったアクセサリーはかわいかったので、
ちょっとだけいい日だった。

花の月 南風の日

カラスの新ぶん屋がやってきた。
私をかっこよく書いてと言ったのに、
「ありえないことは書けません」
とか言いやがった。その上、この日記を読まれた。
そうして
「ちょっとだけきょう味深いです。ネタがなかったら、妖せいの生たいって特集でもくみましょうか」
とか言った。
ほっといてよって答えた。
その後は、いつもどおりカエルと遊んだ。

花の月 星のまたたきの日

新ぶんがとどいた。
いつもどおり、変な記事が多かった。
うら面に、「清かな佳日」とかいう小せつがのってた。
ステキな妖せいがしあわせな一日をすごす物語だった。
どこかで見たと思ったら、この日記のよかった所だけぬき出した内容だった。
あのカラスの言うことはいつも毒があるから、多分これは、私へのひにくなんだと思う。
こんな物語みたいな完ぺきな日なんて一度もなかったはずだもん。
むかついて、よっぽどやぶいてやろうかと思ったけど、けっきょくしなかった。
物語の主人公の妖せいは、たぶん私だったから。
私の一ばんいいところをかきあつめて作ったキャラクターだったから。
こんな一日はぜったいにないと思うけど、こんな妖せいにならなれそうな気がした。
ステキに見えるぶぶんが、全ぶ、私のどこかだったから。
明日は、こんな自分をめざしてみるのも、ちょっといいかもしれないな。

157 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 08:10:03 [ nj0OHra6 ]
>>155
涙腺にキタコレorz 魅魔様・・・・

>>156
チルノ可愛いよチルノ。


ここは八百万なスレですね。

158 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 20:21:57 [ u0bUuX8E ]
>>155
全魅魔様スレ住人が泣いた
>>156
チルノを激しくにんっしn(パーフリ

159 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 21:13:32 [ JHGsYH7o ]
>>158
全魅魔様スレ住人が泣いたってなんだよ(w
頼むからそう言うのは俺とお前だけで勘弁

おにいっ さんっ

160 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 22:08:51 [ jGKCQ24s ]
俺の涙腺もゆるみっぱなしだぜ

161 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 23:10:36 [ C1WXuFLw ]
リリカ

162 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 23:12:43 [ PgZ0W2wk ]
メルポ

163 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 23:14:08 [ 3dMb4GGs ]
衿�

164 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 23:15:33 [ 3dMb4GGs ]
ガッ
↑のはミスw

165 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 00:03:03 [ R0NDzMUg ]
>>155
ゆゆ様が気が付くあたりが上手いな
しかし旧作を知らない俺カワイソス

166 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 00:56:58 [ 0Ib9HpSo ]
(霧雨魔理沙日記、最初1ー目)

○月×日(∨

ー、日記普段書、書方、思順話言葉書。誰見、一応自分対言訳。
今日日記書。明日飽容易想像我悲。
幻想郷平和、変、記録思。個人的日記便利。代書思立。
最近、霊夢様子変。言葉、茶飲日向、妖怪何時。ー。妙生生。
遊来回数増、神社招増、紅魔館冥界遊行姿何度見。今無行動。
遊。家行、家招、菓子作習、紅魔館鼻目標言。
誰会話、良笑。笑顔見霊夢、見、
妙、急抱来。肉体的精神的距略近感。
箇条書。最初言、思順書。
知合片端呼出神社宴会。「本格的寒前」、理由無理由宴会。楽。時。菓子味比、霊夢唸。

書、別書規。結局霊夢霊夢、悪兆候。
書始日記帳、終。日目見待。

167 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 04:15:00 [ tgjnTQn2 ]
こっ、これは中国語か?
誰ぞ、誰ぞ美鈴を呼んでまいれ!

168 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 05:19:47 [ WW7TYrRs ]
むしろその中国語をなぜ美鈴の日記にしなかったのかと小一時間(ry

169 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 09:40:38 [ oCYI0v3. ]
よく読んでみると中国語じゃない
仮名文字抜いただけじゃね?

170 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 11:01:48 [ F9jYe9V. ]
いしいひさいち語だな

171 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 11:37:45 [ dug06Bbk ]
藍様やゆゆ様辺りは漢文で日記が書けそうだ
アリスや魔理沙も蒐集物に関する記述は独逸語でやってたりして

172 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 14:16:25 [ J1A6bjDM ]
明羅とかなら古風な表現たくさん使ってそう。侍だし。
どのくらいの人が明羅知ってるかな?

173 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 14:27:37 [ 13ZaiznM ]

小次郎みたいな奴

174 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 14:34:49 [ lZwkh.TQ ]
何でドイツ語?

175 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 15:52:26 [ UR6Q62X2 ]
がくじゅつてきなイメージがあるからではないかと
個人的にはラテン語とかも魅力あるしダヴィンチよろしく鏡文字で書くのも面白そうだとは思う

176 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 17:09:22 [ z34dWnBs ]
他人に情報が漏れるのをよしとしない魔法使いなら、
日記とか自作魔導書とかは暗号で書いていそうだ。

177 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 17:27:42 [ 8xXZ47MM ]
霊「文末に多い、ё、♂、∞∴±は、た、だ、である、かしらね」
魔「…」
霊「文頭に時々出てくる£¥£はしかしでしょ」
魔「……」
霊「とすると…、£�瑤ⅲ觜十个討唎襪錣諭J庫槪砲發△襪錙7鼠道譴寮榿璉譴靴い燃猟蠅諭�
魔「私が悪かった。もう読まないでください」

178 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 18:19:17 [ 0sz4CULE ]
タタリ月カット日
急に神綺様が「アリスちゃんの様子を見に行きたい」と言い出した
この人には創造主の自覚という物が無いのか
とりあえず延髄切りで気絶させた後、椅子に縛り付けておいた

タタリ月ここですか?日
朝、神綺様を起こしに行こうとするとメイド服を着た神綺様にバッタリと出会った
「そんな格好をして、どうなさったんですか?」と聞いたら
「くっ、この完璧な変装を見破るなんて。流石ね夢子ちゃん!」と言いながら部屋へと逃げていった
神綺様、変装するならせめてそのたくましいアホ毛をどうにかしてください

タタリ月全テハ塵ト化ス日
神綺様の部屋の掃除をしていると、暖炉の中からゴソゴソと物音が聞こえてきた
何か居るのだろうかと思って覗いてみると上から何かが降って来て潰された
大体想像はついていたけどやっぱり神綺様だった。勿論暖炉の煙突をよじ登っていたので煤だらけ
そして落ちてきた神綺様を受け止めて私は灰だらけになってしまった
久しぶりに神綺様と一緒に湯に浸かった

タタリ月デストローイ日
外に洗濯物を干しに行くと、神綺様が何やら人形を5つほどぶん投げて自分も一緒にと飛ぼうとしていた
現場を見たからには連れ戻さなければいけないので神綺様を捕まえに行った
「そんなっ!あのダミー人形に引っかからないなんて!」子供でも分かりますよ神綺様
抜け出そうとした罰として、10時間ほど椅子に縛り付けておく事にした

タタリ月ヤッパッパー日
神綺様の部屋に行くと自分で創造したスコップを使って穴を掘っていた
そこまでしてアリスに会いに行きたいのですか。とうとう私は折れることにした
一週間でちゃんと帰って来ること、お付け目役として私とルイズさんを連れて行くこと
そして帰ってきたらちゃんと一週間分の溜まった仕事を片付けること
この三つの条件を守るなら幻想郷に行っても良いですよと言うと子供の様な笑顔で頷いた
出発は明日なので早急に準備をする事になった。非常に慌しい一日になってしまった

179 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/07(金) 19:00:19 [ PZ953e7A ]
>>166を勝手にYAHOOで翻訳してみた。

(霧の雨の魔理沙日記、最初の1のーの目)

○月ラの日 (∨

ー、日記の普段書、方面を書いて、考えは声の言叶書に沿う。誰かは目に触れて、全部は当然に言葉に対して訳すことを分ける。
今日日記は書く。明日に十分にやさしく私を思い描いて悲しい。
故郷が穏やかであると幻想して、変わって、考えを記録する。私的日記は利便です。考えを書くことを代理することは立つ。
最近で、霊の夢の形は変わる。言叶、茶は日向を飲んで、妖怪の何時。ー。妙は生です。
往復が増えることを数えることを泳いで、宮の招増、紅の魔館の冥の境はデモする容貌何度見。今の無行為。
泳ぐ。家の行、家は招かせて、菓の子作習、紅の魔館の鼻目標は言う。
誰かは会話して、良は笑う。笑顔の見霊夢、目に触れて、
妙で、急にいだいて来る。肉体の元気な距の略は近く感動させる。
個の条は書く。最初に言って、考えは書に沿う。
合の片の端が宮宴会を吐き出すことを知る。「本罫の寒以前」、理由の無理由宴会。楽しい。時。菓の子の臭いは比べて、霊の夢の唸。

書いて、外のは規を書く。結末の霊の夢の霊の夢、凶兆の候。
最初日記の帳を書いて、結局。日の目は目に触れて扱う。

180 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/08(土) 15:41:48 [ S5fKjWu6 ]
>>178
神綺様可愛いすぎる
アリスに会えるといいな

181 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/08(土) 22:32:02 [ dDv5w55g ]
>>178
変装してもたくましいアホ毛変わらない
だがそれがいい
>>179
お前なにやってんだw

182 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/09(日) 00:49:40 [ rOLPO7mI ]
タタリ月開幕直後に鮮血乱舞日

 昨日、神綺様に幻想郷行く許可を与えて幻想郷に来たのは良いが神綺様がありえない事を言い出した
「夢子ちゃん。ルイズ。アリスちゃんって何処に住んでいるのかしら」調べておけよと思った。
仕方ないのでルイズさんに頼んで情報収集をしてもらう事にした。神綺様はとりあえず周りをキョロキョロしながら
「アリスちゃんは何処かしら〜」と言ってる。頭が痛くなった。
数分後、ルイズさんが「ここから少し離れたでかい湖の先にある館に住んでるかもしれない」って言ったので
そっちに向かう事にした。しかし神綺様が既にお疲れのようだったのでコテージを張って本日は休む事にした。

タタリ月回せ回せ回せぇ〜日

 本日はアリスのいると思われる湖の先にある館を目指すため飛んでいこうとしたら神綺様が「私は歩いて行く」
などと意味不明な事を言い出したので縛って吊るしながら湖を越える事にした「夢子ちゃんや〜め〜て〜おろして〜」
と聞こえたがきっと空耳だろう。うん。
湖を後少しで渡り切れると思ったその時この湖に住む妖精が現れてちょっかいをかけてきた。
とりあえず神綺様という荷物があって戦闘はできないのでルイズさんが軽くぶっ飛ばした。
落ちていく時に「あたいの出番これだけ!?〜」と言っていたがよくわからなかったのでとりあえず湖を渡り切る事ができた。
このまま館に入りたい所だがもうすっかり暗くなってしまったのでまたコテージを張って休み事にした。

タタリ月てみ☆りあ☆う〜☆日

 本日はやっと湖を渡り切り館が見えたので入ろうとしたらやけに地味な門番が「ここを通すわけにはいかない」
などと言って来たので理由を説明しようとしたら神綺様が「私のアリスちゃんに会うのを妨害する相手は誰であっても許さないわ」
といっていきなり門番を撃退しようとしたが―――
「ぎゃふん!」といって返り討ちにあってしまった。うぅ…情けなすぎます…神綺様…。
仕方ないので今度はルイズさんが門番と弾幕ごっこしてなんとか勝利する。しかし
「あの〜…入る前に聞きたいんですけどここにはアリスさんはいませんよ…?アリスさんは魔法の森に住んでますし…」
と言われた。確かにあのアリスがこんなすごい館に住んでるとは思えないので納得して謝って魔法の森の場所を聞いて帰る事にした
とりあえず神綺様を縛っておくことにした。

183 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/09(日) 00:54:27 [ ro8bQ.Ck ]
前途多難ですね神綺様

184 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/09(日) 04:40:34 [ Qxfu7cUU ]
    /::::i::::、:::ヽ、:::::\:ヽ:\::::::ヽ:::、::ヽ::、:',
    /::i|::l::ト、ヽ::、:::ヽ:、::::::\::ヽ::::l::::ヽ::i:::i:::!
   /:/:!:::!:|::ヽ:\ヽ::::、:\::::ヽ:::ヽ!::::::i::|:::!::!
   !ハ::|::::i::l:|心、:ヽ::\:ヽ_\、\:::ヽ:::|!::|:|i
    i、:!:|:、N{、ヒjヽゝ\ヾイ ヒj >、ヽi:、|!:|:l
     ヽ:!::トヽ ̄ l! `  ` ̄´ |::l::|:|j:,!:!  駄目だこの神
      ト、::! u         j |::/lj:::!リ
        ヾ、  丶 -    u リイ:|リ      早くなんとかしないと……
        リヽ ‐、ー- 、_   /イ:::i
       rー'"ト:l゙、   ̄   ./  , |::!
      / ヘ ヾ ヽ、 _,. '   / |:'

185 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/09(日) 14:29:57 [ 0/4OzQb6 ]
>>182
個人的には神は魔界人みんなちゃん付けなイメージなのだがどうか。
そして2ボスに負ける3ボスに負ける6ボス。いや、これは問題ない。面白いから。

186 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/09(日) 23:36:21 [ Vln36mKQ ]
タタリ月人形のように儚く日

 昨日、紅魔館(門番から聞いた)にアリスがいない事がわかってさらにそこの門番からアリスの居場所が判明。
一日中縛っている神綺様も吊るされながらも「アリスちゃ〜んもうすぐ行くからね〜」などと喜んでいた。呑気な人だ。
とりあえず飛行中に人里から離れた場所にある神社を発見した。確かあそこには博麗 霊夢がいる場所だった。
すると急に神綺様のアンテナが反応したのか「夢子ちゃん!あの神社にアリスちゃんがいるわ!」と叫んだが
ぶっちゃけ神綺様が暴走してあの博麗 霊夢を再び敵に回したらどうなるか想像するだけでも怖かったので神綺様の
発言を無視して飛んで行こうとした。しかし甘かった。
「神綺様ウィングー!」と意味不明な叫びをした瞬間生えてる翼6枚がいっきに展開。縛っていた縄が切れてしまい
神綺様はそのまま神社へ。ルイズさんもあわてて止めようとしたが時既に遅し。こういう時の神綺様はやけに早いのだ。
とりあえずすぐに神綺様を追いかけて神社に着いたが私は戦慄した。
神綺様が縁側に置いてあった茶菓子を食べていた。その後ろには青筋を立てている霊夢が――その瞬間だった。

「博麗結界術を見たものは"死"あるのみ」

そう言い放った瞬間、霊夢の背中から青いオーラが噴出している。それを気にせず(?)茶菓子はおいしそうに食べる神綺様。

「 夢 想 天 生 」

そして――神綺様は次の瞬間半分ぐらいなくなっていた。後何故かバックサウンドでテーレッテーという音が聞こえた気がした。
しかし、このままだと私達の命が危ういので霊夢に土下座して謝る事にした。ルイズさんも土下座はしないが謝る。
青筋を立てている巫女は目で「スグニココカラタチサレネバオマエノイノチモナイトオモエ」とすごい形相で睨んで来たので逃げた。
その後再生した神綺様をチェーンでしっかりと縛って動けなくした。魔界へ帰るまで後3日。それまでにアリスに会えるか心配だ

187 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/10(月) 07:56:15 [ CH1evAMA ]
今俺の頭の中で神綺様がゆゆ様になってた

そういえば期限があるんだった…大丈夫だろうか神綺様

188 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/10(月) 11:10:49 [ cY/.0qws ]
これで会えないと、さすがにかわいそう…

189 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/10(月) 11:12:52 [ PG7YPvNI ]
第百二十期 霜月の十

「藍、私が冬眠している間、日記でも付けてみたらどうかしら?」
そう言い残し、今年も紫様は長い眠りへと入られた。
まあ、唐突かつ真意を解しがたい命令はいつものことだ。
たまには自分の足跡を書き留めるのも悪くはないだろう。
あ、どうせ紫様は後でこの日記をこっそり堂々と読むはずなので先に申し上げておきます。
こういうのは初めての経験なので、文章のお見苦しいところはどうかご容赦下さい。

第百二十期 師走の十三

今日は博麗神社が煤払いをする日。そして、大勢の客が宴会にかこつけ酒を飲みに訪れる日でもある。
私は橙を連れて昼ごろ神社を訪問し、適当に式を使って霊夢の手伝いをした。
もちろん昼間に誰か訪れるはずもない。私は慣れているから苦にはならないが、
誰とて掃除や宴会の準備は嫌なものだろう。普段は紫様なみに掴みどころのない霊夢も、
この時ばかりは私達に感謝のしどおしだった。色々な意味で人間離れしている印象のあった彼女だが
やはり人間らしい単純さ、純粋さを持っていることに私は少し感心した。

第百二十期 師走の十四

魔理沙曰く、今日は二次会だ、迎え酒だぜ、ということらしい。別の意味でこの人間にも感心する。
先日と同じ面子かと思っていたが、今日は珍しい顔がいた。永夜事変の際に遭遇したワーハクタクだ。
しかも私に直接用があるというので、私はいくつかスペルカードを懐にしのばせて彼女と会った。
この程度の用心は当然のことだった。紫様と私の所業を考えるに、私は彼女にとって敵のはずだったからだ。
だが、彼女の私を見る目に敵対心がないことにまず私は驚いた。続けて彼女から発せられた言葉にはもっと驚いた。

「すまないが、その…お主のしっぽは、どうやって手入れしているんだ?」

呆気に取られながらも事情を聞くと、満月時において彼女に生えるしっぽが最近
パサパサしてるだのケモノくさいだの言われるようになってしまったらしく、
相当それが精神的に堪えているようだった。まあ、言った相手は大方あの蓬莱人だろう。
聞いていると涙すら浮かべそうになっていたので、慌てて私は彼女の説明を切り
いつも入浴時に使用している、私手作りのしっぽ洗い液の作り方を説明してあげた。
この黄金の配合比率を編み出すのは紫様にいただいた式を駆使しても苦労したのだが、まあ、別に減るものではない。
彼女は熱心に紙片に書き留めながら、何度も何度も質問を繰り返していた。

しばらくして気がつくと、他に興味を持ったらしい者が何人か集まっていた。
後ろで同じように私の説明を書き留めていたのは、紅魔館の犬に見えるメイド。
その横に、同じく永夜異変時に会ったうどんなにがしとかいう名前の兎。
ほうほうなるほどと頷きながら私のしっぽをしきりに撫でていたのは、いつぞやの新聞記者。
「でも、今は少々傷んでますね。とりーとめんとはしてますか?」などとよくわからぬことを言うので
式に振り払わせると、「冗談ですよ、気を悪くしないで下さい。クールな反面かなり好戦的ですね…」
などと言いながら去って行った。取材のつもりだったのだろうか。よくわからない天狗だ。
一通り説明が終わると、ハクタクは何度も礼を言いながら闇の彼方へ消えて行き、
メイドと兎は各自酒を持って来て私に勧めてくるのだった。

こうして道具が媒体となり新たな人妖と人妖との繋がりを作るというのは
紫様の生きた道具である私にとっても大変興味深い事象であった。
私が追い求めている「式としてのあり方」と、自分の持っているチカラの本質が、
うっすらとだが形が浮き出てきたように思う。

190 名前:長文スマソ 投稿日:2006/04/10(月) 11:14:59 [ PG7YPvNI ]
第百二十一期 如月の二十四

今日は橙を風呂に入らせた。困ったことに橙は式になる前から水が嫌いだったようで
よっぽど催促しないとなかなか入ってくれない。困ったものだ。
でも、最近は風呂で私のしっぽを洗うのを楽しみにしてくれているらしく
私と同伴であれば喜んで入ってくれるようになった。
正直、自分でこの量のしっぽを洗うのは大変な作業なのだ。それを小さな手に布を持ち
よいしょ、よいしょとごしごししてくれる橙を見ると、育て親としてただひたすらに嬉しい。
自分の顔がつい、にやけてしまうのをいつも感じる。
洗い終わった後、なにやら橙がもじもじしているので何事かと尋ねると、
「あの、私も藍さまの使っているそれで、しっぽ洗っていいですか?」
と上目遣いで遠慮がちに聞いてきた。
“それ”とはもちろん、先々月に話題に上った、私特製のしっぽを洗う黄金比率液のことだ。
もちろん構わないさ、なんなら私が洗ってあげようかと言うと、橙は言葉では形容できぬほど
可愛い顔で笑って、嬉しそうに後ろを向いてしっぽを私の前に出してきた。
橙のしっぽはスマートでいい。私のように無駄な豪奢さがなく、ある種の機能美すら感じる。
そんなしっぽに私の作った洗い液が実によくなじむのは最早必定であると言えるだろう。
よく泡立ててごしごししている間、橙はくすぐったそうにしながらまた私に尋ねてきた。
「藍さま…私もいつか、藍さまみたいになれるかな…?」
この質問が私の全てを指して言ったことなのか、それともしっぽのことに限定して言ったことなのか?
それはわからなかったが、どちらの意味でも答えは同じだった。
私の答えを聞いた橙が、しっぽを泡まみれにしたままくるっと振り返り私に抱きついてきて
しばらく離れなかったのはちょっとした余談である。

それにしても。
私にただ純粋にあこがれと尊敬の念を抱いてくれることが、これほどまでに嬉しいとは思わなかった。
思えば発端は、紫様に「私の力と心の中を垣間見たいなら、貴方も式を持ってみることね」
などと言われてしぶしぶ式を持ったようなものだった。だが、今なら誰にも臆することなく言えそうだ。
…橙、本当にありがとう、と。

第百二十一期 卯月の十

今朝、紫様がお目覚めになられた。ちょうど5ヶ月。さすが紫様、腹時計まで正確だ。
だが、私の見立てではこっそり堂々と読むと踏んでいたこの日記だが、
お目覚め後すぐに堂々とこっそり読むとは計算外だった。
私の前で私の日記を読む紫様を見て、とりあえず私は考えうる限りの折檻及びおしおきに対して
覚悟を決めていたのだが、全てを読み終えた紫様の表情は、妖怪の私が言うのもなんだが
まるで聖母のような優しさに満ちていた。…けど、素直に感動できないのが悲しい。逆に気持ち悪い。
「そう、そこに気がついてくれたら嬉しい限りね。日記を付けさせたかいがあったわ」
と紫様はおっしゃって、それからはいつもの眠そうなお顔に戻り、またいつも通りの生活が始まるのだった。
でも、自分でもわからない。この日記のどこに、紫様がそのように喜ばれる所があったのだろう。
やはり、紫様は私など遠く及ばぬ領域にいらっしゃるのだろう。その神算鬼謀、欠片ほどでよいので見習いたい。
紫様…私もいつか、紫様みたいになれるだろうか?

……と、ここまで書いて、何かひっかかるものを感じる。なんだろう。これが答えなのだろうか。
まあ、今日は久々に家事に追われて疲れた。寝よう。

191 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/10(月) 11:48:44 [ XMLd5xuA ]
大作乙!

文試合に勝つけど心臓貫かれて勝負に負けるよ文

192 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/10(月) 11:54:10 [ 7FQLMgnc ]
これはとても良い家族的な八雲一家ですね。


某爆弾使い吹いたw
そしてよく考えたら種族が符合してるww

193 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/10(月) 12:00:52 [ yKbXBx8c ]
ク、クエストクラスの相手か!誰かフラワーマスター呼んで来い!

194 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/10(月) 21:16:38 [ CH1evAMA ]
>>190
すばらしかった、素敵な八雲一家をありがとう

>自分の顔がつい、にやけてしまうのをいつも感じる
俺もにやけてしまった

195 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/11(火) 02:18:43 [ die.vUNY ]
>>190
sugeeeeee

196 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/11(火) 22:41:51 [ Efy6XRx. ]
$月 ☆日

今日、お嬢様が人間を拾ってきた。
随分早起きして宵の口辺りから出かけていたが、日が変わろうかという時分になってその手に、一人の少女を抱えて帰ってきた。
10歳前後か。無表情な、銀色の髪がよく目立つ、美しい顔立ちの少女である。
「食用ですか?」と私が聞くと、「愛玩用よ」とのお答え。
なんだかんだで、紅魔館内でも古参の一人になるが、未だにこの吸血鬼の令嬢の考えることはよく分からない。
ナニを考えているのだろう、あのヒトは。
結局、お嬢様は終始機嫌良さそうで、少女を抱えたまま館の中に帰っていった。
なんとなく、面倒事の香りがするのは気のせいだろうか。


$月 к日

館内の見回りをしていたら、お嬢様が昨日の少女を連れて歩いていた。
見るに、少女に館内の案内をしているらしい。なかなか珍しい絵ではある。
見た目は同年代の少女に、お嬢様が先輩風を吹かせながらいろいろ案内していく様は、なかなか心和むものであったが、生憎人間は吸血鬼ほど夜目が利かない。深夜に無灯火では、なにも見えていないだろう。
そういった旨を伝えて、持っていた燭台を渡しておいた。少女は、特にどうといった表情も浮かべていなかった。
「人間は不便ね」などと言っていたが、貴方が特別製なんですよお嬢様。


$月 з日

今日も今日とてお嬢様は拾ってきた少女と居た。今日は図書館へ行くらしい。
まあ、こちらとしてもお嬢様の興味が一方へ向いているのは、ある意味で歓迎すべき事態である。
騒動が起こる度に滞る内務を、あくせく終わらせる。
まあ、あと数日もすれば、お嬢様も飽きてくるだろう。
そうすれば適当量の血を吸って、後は捨てて来いとでもいうようなお達しがあるはずだ。
見た所、孤児のようであったし、こんな所まで連れて来てしまった詫びも兼ねて、里親くらいは探しておくべきか。
今度、折を見て交流のある人里に声をかけておこう。


$月 о日

昨日書いた予想が、いきなり覆された。
昼頃にお嬢様に呼び出されたと思ったら、突然配属変えを言い渡されたのだ。
曰く「美鈴、貴方、今日からこの子の教育係ね」とのこと。
この子とは当然、ここ数日お嬢様がかかり切りになっていたあの少女である。どうやら、本格的に飼う気らしい。
しかし、教育係とはなんじゃいな? と思う。
お嬢様にもそう尋ねたところ「家事でもいいし、戦闘でもいいわ。貴方が、ここで暮らしていく上で必要だと思うものは、全部教えなさい」といった返答を頂いた。
ついでに、時間的な拘束の厳しい内勤から、割と融通の利く外勤、門番隊に配属変えらしい。本気で困る。どうしよう。
しかし、相手が雇用主では否とは言えず、結局了解するしかない。
というわけで、現在私の部屋では一人の少女が寝ている。そこは私のベッドなのだが。
とりあえず、明日にでも新しいベッドを一台貰うとして、今日は椅子で寝るしかあるまい。明日、寝違えていないことを祈る。

追記
何人かの同僚に説明と引継ぎを済ませたら、お嬢様とバッタリ会った。
調度いいので、先ほど聞きそびれた、私が教育係に任命された理由を聞いてみた。
お嬢様曰く「貴方くらいしか、子育てできそうな奴なんていないじゃない」とのこと。呆れたように言われた。
納得出来てしまうことが悲しい。もうちょっと、職場の道徳とかをどうにかしようと思う。
しかし、子育てとは。未婚にして母親になってしまった。師父にばれたら殺されそうだ。

197 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/11(火) 22:44:33 [ t0p6D5do ]
wktk

198 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/11(火) 22:52:14 [ oWxolvv6 ]
>お嬢様曰く「貴方くらいしか、子育てできそうな奴なんていないじゃない」
マジ笑った

それはともかく蝶wktk

199 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/11(火) 23:23:01 [ Vggtjwmg ]
おお、これは見たことの無い展開だ。

200 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/11(火) 23:38:28 [ JiYcZvUg ]
>貴方くらいしか、子育てできそうな奴なんていないじゃない
>職場の道徳とかをどうにかしようと思う
それってつまり、百合の花が満開……(;゚∀゚)=3ムハー

ぜひ続きを。

201 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/12(水) 00:37:03 [ 9xYTYHzQ ]
wakuwakutekateka

202 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/12(水) 00:39:54 [ RyP3.cEI ]
最近神が多すぎるなw

203 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/16(日) 17:04:57 [ A2umUZNY ]
神光臨のためにあがるぜ

204 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/16(日) 17:22:29 [ ZOLQA4VA ]
↓歩いてお帰り

205 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/16(日) 17:26:47 [ lz.vSmz6 ]
だが断る

206 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/16(日) 17:33:39 [ ydyc6P0s ]
●月×日
神と呼ばれたので歩いていったら、弾幕に巻き込まれた
●月△日
呼ばれてないのに、ふと歩いていったら意外と歓迎された
●月●日
呼ばれた気がしたので行ったらやっぱり弾幕に巻き込まれた
●月□日
魔界で14時間ほど椅子に縛り付けられてた。私の結界は決壊した

207 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/18(火) 21:32:26 [ Phm7tckI ]
○月▽日
日中に良いネタが見つからなかったので夜に出掛けてみることにした。
夜道が暗かったが蛍を見つけたので彼女を取材することにした。
しかし数枚撮影した所で逃げられてしまった。仕方ないので今日は帰る事にした。
帰る途中で闇討ちに遭ったがフラッシュを焚いたら逃げていった。

○月□日
今日は早朝から湖の上で氷精を取材する事にした。
彼女は私を追い払おうと精一杯スペルを使ったようだが、お陰で良い写真が撮れた。
その後氷精は泣きながら帰ってしまったので今日は帰る事にした。
午後、雪の妖怪が憤怒の表情で襲い掛かってきたのでビックリしてしまった。

追記:昨日の写真を現像していたら昨夜の闇討ちは彼女の仕業だった。まぁ解ってたけど。

○月☆日
今日は趣向を変えて人里へ行ってみる事にした。
人間は何をするか解らないし、もしかしたら良いネタが転がってるかもしれないと思ったからだ。
その道中で人形遣いに出会った。何故こんな所にいるのか問い詰めた所、
今日はワーハクタクの教室で人形劇を開くのだそうだ。
人里ではワーハクタクが子供達を集めていた。
モノのついでに授業に参加する事にしたが、何故か歴史の体験を身をもって知らされる事になってしまった…

○月♪日
以前見つけた鈴蘭畑に行ってみたら永遠亭の兎が鈴蘭の採集をしていた。
興味がわいたので取材をしてみたら人形が邪魔をしてきた。
毒と幻視で上手く写っているか心配だったが、帰りに畑から逃げ出す兎を撮影したので上手くいっただろう。

208 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/18(火) 21:34:28 [ Phm7tckI ]
○月#日
紅魔館へ取材を試みたが門番に咎められた。普段巫女やら魔法使いやら通しているのに酷い扱いである。
今回の記事はこの事のバッシングで決まりだ。

○月%日
昨日の記事の件で門番がメイド長に連れて行かれた。そこでその隙に潜入する事にした。
誰にも見つからないように撮影して回ったが、図書館で魔女に見つかってしまった。

○月$日
白玉楼の階段で化け猫に遭う。カメラを構えると何処かへ逃げようと走り回りだしたので追いかけてみた。
しばらく追いかけてみると庭師に遭遇した。
どうやら私が彼女を苛めてるように見えたらしく、いきなり刀を抜いて襲い掛かってきた。
今回はこの冤罪事件で決まりだ。

○月&日
再び紅魔館に取材を試みたが…嵌められた。あの主従コンビが仕掛けてきたのだ。
しかし所詮は人間の手品と小手先だけの吸血鬼。どんなに威厳があっても真実はそうでもないのだ。
その事をみんなに知ってもらいたいと思った。

○月*日
白玉楼にいくと門前に死人嬢と式神が仁王立ちしていた。
何でも先日の事件について言いたい事があるらしいのでインタビューする事にした。
帰る時式神が「訴えてやる」などと騒いでいたが気にしないことにする。

○月?日
永遠亭で取材を行おうと行った所、姫と従者が睦んでいた。
数枚撮影した所、気付いたらしく必死になってスペルを放ってきた。
真実を闇に消すわけにはいかないので死守した。
世の中は甘くは行かないのだ。

○月!日
何と言うことだ。今さっき死神の怠惰ぶりを撮影し、閻魔様に提出したところ捕まってしまった。
何でも各所から批判が来ているとのこと。世間の声である私がそうなる訳が無いのだ。
今、待合室でこの日記を書いている。裁判が終わり次第結果を報告しようと思う。

――日記はここで終わっている――

209 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/18(火) 22:05:05 [ Phm7tckI ]
○月&日
今思い出しても怒りが収まらない。
あのブン屋はあろうことか紅魔館に泥を塗ったのだ。
お嬢様は「アイツに相応しい運命を用意しておいたわ」なんて言っていたけれど、私は納得がいかない。

…良い事を思いついた。あいつが次ぎ来た時はあの部屋に招待する事にしよう。
霊夢や魔理沙では物足りなくたっていたし、妹様には丁度いいおもちゃになるだろう。

○月*日
先程幽々子様が閻魔様に話をつけてきた。明後日に裁判を開いてくれるとの事。
しかし、私はまだ彼女が許せないでいる。何時ぞやの閻魔様の忠告も2,3日で破るブン屋である。
また橙が追いまわされることがあったらと思うと仕事が手につかない。
そうなれば…紫様に迷惑をかけてしまう。裁判が上手く行くといいのだが。

○月?日
今日は酷い目にあった!ブン屋にタシーロされたよウワァァァンヽ(`Д´)ノ
その後も私とえーりんをヲチして笑ってたし
死ね。氏ねじゃなくって死ね。

今、えーりんが良い事を言ってくれた。今度あいつを刺客にしようって。
あーあ、早く満月になぁれ♪

○月!日
射命丸文(以下、被告人)を裁いたが、被告人は裁判中終始撮影を行っていた。
この様では情状酌量の余地は無いものとし、石積刑に処す事にする。
なお、この刑には伊吹萃香に立ち会ってもらう事にする。以上。

追記:今日も小町を罰した。

210 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/18(火) 22:50:40 [ 0.UFZSl. ]
文と被害者ズの日記がリンクしてるのなw

211 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/18(火) 23:08:39 [ JLG89PDQ ]
これは良い文花帖ストーリーですね

212 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/18(火) 23:35:13 [ 5SA8hrzE ]
てるよだけは日記帳じゃなくてブログだな。

213 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 00:41:47 [ wCaqXvmE ]
てるよはねらーか。
なんかぴったりなイメージだな。

214 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 01:15:27 [ V97Wgp0U ]
撃退成功してるのに呼び出されてる門番カワイソス

215 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 02:47:38 [ m12.EZkw ]
号外の後の日記も楽しみだぁ

早く号外でないかな〜

216 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 02:59:51 [ H41mzkyY ]
○月×日
いつかの口うるさいやつがやってきた。たしか四きえいきとかいうやつだ。
こっそりスルーしようかと思ったけど、あたいが目てきだったみたいで、だめだった。
きのう、田んぼが金色でとてもきれいだったので、
うれしくてたく山ひょうをふらせたのだけど、それがだめだとおこられた。
あいつが地ごくにおとすまでもなく、人げんにふくしゅうされるぞとおどされた。
人げんなんてこわくないから、もんだいないわね。

○月△日(かいたのは○月◎日)
本とうに、人げんがやってきた。いつものみこだ。
いつもはふわふわしてて、何をかんがえてるかよくわからないやつだけど、
今日はおもいっきりおこってた。
あんたをのばなしにしたのがまちがいだったわ、とかいって、こうげきしてきた。
あたいは必しにたたかったのに、きがついたらけっかいにかこまれて、やられた。

○月◇日(かいたのは○月◎日)
気がついたら人げんのむらにいた。あたいはぐるぐるとしばられてて、
なわのさきっぽをみこがもってた。
目のまえに、ぼうきれをもった、こわいかおの人げんがたく山いた。男も女も、大人も子どももいた。
みこが、あやまってつぐないをするか、せいばいされるか、えらびなさいと
あたいに言った。そしたら、男たちが、どなってぼうを地めんにたたきつけたので、
こわくてないてしまった。これは今おもうとくやしい。
あたいがないてたら、人げんたちのさっきはなくなったけど、がやがやとそうだんしてたみたい。
ふときがつくと、人げんがこっちを見てなくて、女の人があかんぼうをだいてて、みんなそっちを見てた。
はやりやまいで、ねつがたかくて、大人ならねてればなんとかなるけど、
あかんぼうだとしんでしまうかもしれない、とかはなしあってた。
あかんぼうはかおがまっかで、とてもくるしそうにしてて見てらんなかったから
氷をいくつかつくって、それでひやしてみたら、といってみた。
人げんたちは、しばらくこっちをじっとみて、そのあと、とつぜんいえの中につれていかれた。
その日はたく山氷をつくらされた。

○月◎日
きがついたら、ふとんの中でねていた。
きのうはたく山氷をつくって、つかれたのをおぼえてるけど、ねちゃったみたい。
おきあがったら、あかんぼうをだいてた女の人が、
もうだいじょうぶ、ありがとう、ありがとうとなきながらおれいを言ってきた。
人げんのしょくじをたべさせてもらって、いえをでたら、みこがいた。
そのままみずうみにかえっていいことになったので、かえってきた。
みこがわかれぎわに、今かいはとくべつだけど、いたずらはえらぶようにしなさい、とか言ってた。
おこったり、おどしたり、ないたり、おれいをいったり、人げんはよくわからないけど、
どうやらあたいは大ぼうけんをして、ぶじいえにかえれたのね。
やっぱりあたいってばすごい!

やっと、たまってた3日ぶんのにっきがおわった。
つかれたのでねることにする。
あしたはなにをしようかな。

○月★日
いたずらはえらべ、と言われたので、じんじゃのおもやの、げんかんちだけこおらせてみた。
けいかくどおり、みこがすっころんでしりもちをついたので、ゆびをさしてわらったら、
△日のときよりもこわいおにのかおで、あたいをこうげきしてきた!
ちゃんと、めいわくのかからないいたずらをえらんだのに、なんでよ〜!!

217 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 03:05:16 [ HAqd5TTo ]
>>216
全俺が泣いた

218 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 04:20:06 [ 92RQU8gE ]
チルノの平仮名ばかりの日記を読んでいると
ついついアルジャーノンを幻視してしまうから困る

219 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 08:12:02 [ 6Y6OlCrE ]
>>216
黄金色の田んぼに雹を降らせるなんて
酷すぎるよ、チルノ……
村人は今後一年どうするんだろう。

220 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 08:13:43 [ 4D6.Lz.Q ]
出てきたのが慧音だったら確実に死んでるな。

221 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 09:38:15 [ 54aZf1ZM ]
稲穂がキレイだったから雹を降らせるあたりが⑨というか…

最後のけいかくてきはんこう吹いたw

222 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 11:04:39 [ tieDSVpE ]
>>220
間違いなくcaved!!!!だな

223 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 13:38:36 [ e6SFuuY. ]
農民にとっては死活問題だからなぁ……
俺が村人だったら間違いなく叩き殺してると思う

224 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 13:53:42 [ fQKqkWAo ]
妖精の悪戯だからな。懲らしめられるのが摂理か。

とはいえ本当に殺す気でかかるとなると、余程の実力者じゃないと
ただの村民はいくら集まっても逆に返り討ちなんだろうな。

225 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 14:52:19 [ V97Wgp0U ]
だから巫女がいる

226 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 15:39:17 [ sYBtAc9Y ]
幻想郷の農民って一向宗とか切支丹だろ?

227 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 17:07:00 [ 0CGYiAcs ]
何故に

228 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 17:27:14 [ 4E0TxFDI ]
三国無双4エンパイアーズ仕様の農民です。

シリーズ最強。

229 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 18:52:26 [ iA8LFItU ]
幻想の村人といえばあれだろ、「いっき」の権べ。
博麗アミュレットもびっくりのホーミングもどき鎌がウリです。

230 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 20:56:17 [ l4rAYlQI ]
アンリアルいっき吹いた

231 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 21:59:22 [ bGJFZOEM ]
いっきの権べは、アトランティスの謎の主人公の師匠だからなあ。

232 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 22:05:36 [ l4rAYlQI ]
ttp://www.geocities.jp/gifbin/ikki/

233 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/19(水) 22:18:48 [ sYBtAc9Y ]
>>227
幻想になった農民と言えば、一向宗とか島原とか武田軍じゃないか

234 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/20(木) 13:50:17 [ JkLtKjM. ]
東方農々夢かよ

235 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/20(木) 15:18:28 [ K..tdo46 ]
ホーミング鎌と貫通竹槍が選べるわけだな

236 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/20(木) 15:20:04 [ vXc4cyOo ]
百揆夜行オソロシス(・ω・`)

237 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/21(金) 06:13:40 [ j.UghaGE ]
竹槍でもつらくないっ!
と言うわけだな。

238 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/21(金) 21:33:12 [ Hc3H1MJY ]
誰が上手い事言えと(ry

239 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/22(土) 04:22:21 [ 4dKF5Kt. ]
〜@S〜
ミ〜@〜☆○へ|
◇△○◎〜☆S


〜@W〜
ニ◎@@@〜〜り〜
s〜えβJ〜


魔「おいおい、なんだよこりゃ」
ル「日記に決まってるじゃない」
魔「文字を書く時ぐらい明るくしないとだめじゃないか?」
ル「そーなのかー」

240 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/24(月) 22:48:48 [ 2zKOpaQU ]
4/01:15
4/02:28
4/03:7
4/04::35
4/05:15
4/06:115円
4/07:12
4/08:6
4/09:345円!
4/10:28
4/11:0・・・
4/12:17
4/13:10015円!!!\(^o^)/!!!
4/14:24
4/15:5
4/16:2
4/17:0
4/18:また0・・・
4/19:0で願い事するんじゃないわよ!!
4/20:いい加減にしなさいよ0!!!!
4/21:0@%$#”;@#”IU#()&#)&〜!”#$
4/22:1003円!! v(^ー^)

241 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/24(月) 23:15:40 [ xSw0NqU2 ]
霊夢落ち着けw

242 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/25(火) 00:23:14 [ rm7yyg4c ]
4/13日ww誰だwwww

243 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/25(火) 04:54:11 [ 6RPh4GCg ]
賽銭スレと連動してるのかコレ?w

244 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/25(火) 09:28:03 [ 3Aa90b/k ]
霊夢切れすぎwwww

245 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/25(火) 13:57:14 [ mvHzfeQ2 ]
面白すぎるwww

246 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/25(火) 22:04:08 [ c1F2oTPg ]
○月☆日

門番が仕事中に居眠り。お仕置きとしてナイフ五本。
小悪魔が図書館で実験に失敗。罰として廊下の掃除。
パチュリー様が怪しい薬を開発。実験台にされそうになる。
あくまで瀟洒に飲む振りをしつつ時を止めてパチュリー様に飲ます。
どうやら失敗だった模様。パチュリー様の胸が完全に消えてしまった。
・・・・自分で飲んでたら恐ろしいことになるところだった。
メイド隊の新人が粗相。 今晩のお相手は決定した。


      ちょうど ××× を試してみたかったのよ・・・・

247 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 01:46:36 [ wEYcIV7c ]
>>246
別に貴女が薬飲んで完全に消えても誰も気に留めない程度だったじゃないですか
恐ろしい事になんてなりませんよ

248 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 01:57:24 [ KmveaOM2 ]
>>247
中国自演乙

249 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 02:29:56 [ DlIjFj/Q ]
>>239
るみゃかわいいよるみゃ

>>240
ブチギレても次の日にはケロリと「v(^ー^)」とかやってるのがカワイスw

>>246
今大勢のパチェシエが紅魔館に飛んで行ったんだが・・。

250 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 21:24:49 [ DgOqZqIc ]
○月Ω日

昨日は危なかった。
紅魔館本館のほうからいきなり奇妙な叫び声がしたかと思うと、次の瞬間には
すさまじい嬌声が響き渡った。
あれはメイドの一人の声ではなかったかと思う。
なんにせよ、いまだに頭の中が春になっている咲夜さんに近づくのは危険だ。
そういえばな昼間に咲夜さんに起こされたときからなんだか頭が重たい。
門番隊のみんなは今日は非番だったのでずっと一人だったのがいけなかったのか。
まあ、ひとまず今日は何事も無かった(と思いたい)

門番隊日誌

251 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/27(木) 23:54:58 [ 6y8VpvkE ]
神降臨希望age

252 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/28(金) 00:18:31 [ 5Q23cXmE ]
         , -、 
     ,. -‐-oo ノ 
    ,'      ヽ        
    i  )ノハノ)ハ)   
    | |l ゚ ヮ゚ノ!|  希望されたので降臨しました
    | l人_天_フ)つ
    V(ヺ ハ!     
    く.__ 人_ハ 
        ̄ ̄ ´

253 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/28(金) 00:19:50 [ XNjSdf12 ]
歩いてお帰り?

254 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/28(金) 01:48:39 [ PEGEUZaI ]
帰ってお歩き

255 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/28(金) 02:35:07 [ Zv.oCyw. ]
たくましいなwを置いておかえり

256 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/29(土) 03:34:29 [ YRq.H6zE ]
>>240
なんだ。思ったより毎日入ってるじゃないか。

257 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/29(土) 03:55:44 [ 6i9Pdq2c ]
実際は五年間?0円だったらしいしな・・。

258 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/29(土) 23:03:38 [ c5RXhnKw ]
もしかして・・・・霊夢の賽銭箱スレが関係してるのか?

んなわけないか☆

259 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 00:09:10 [ YFdsYuoc ]
             .∠ゝ大‐--<ヽ-_
         t-.,∠._/.Φ.\___`>‐ァ-ァ
           ヾ:;゚:;:く o小o >=;:・;:;・;:=://
           tヽ-r公.-┴- 尖_ー -ァ'z/
          _つ匕.. -‐一_‐r‐- .._`ソ∠_
       /,.<´ァ'`7_二 ソ ト,`_二ー' `ヽ,>、`ヽ
      _/__/ - ,'  ,' ,! ( ハi,;-ァ!、 i  . ト, ヽ ヽ
     f y _{ '´ !  i i !,-;!、  ':,_rハiノ| iノ | -{\|
      ゙イ::lヽ、__!  ',. i.ハ_r! 、  "" i イ .メ、_/\〉
        ヽl  ∠l. i.八"    _   ノ イ' /  ノ ノ    
.         弋二/  |ン´|>,,、__,,.. イノ ィ ノ、二/
            |.(イ||r  ,イ-ーニノト.ヽ, 、i| |
            [ゝノr/'ー-´イノヽ,   | .| |
            ,' ノ」/!i(><イ'[ゝイ]イ ヽ..| | |
紫の桜がそろそろ散り始めた日

そういえばですね。ちょっと聞いてくださいよ。この間小町が彼岸を渡ろうとした人から
欧米(?)という国で作られたフランクフルトっていう食べ物をもらったんですよ。
っで何本か余ってるらしく小町が私にくれたんですよ。
っで赤と黄色のどろ〜っとした調味料をフランクルトに塗って舐めながら食べるのが正しいって
小町が言うんですよ。けどあんなでかいの口に入らないからいらないって言ったのに無理矢理
口に押し込んで来たんですよね。いやいや顔を横に振ってるのに小町ったら喜びながら
「映姫様?どうです?おいしいでしょう」なんて言って来るんですよ。
私は必死で口に入ってるフランクルトを抜こうとするんですけど…今思えば噛めばよかったんですよね。
けど小町が舐めて食べる物って言うから噛めなかったんですよね。
っで無理矢理押し込まれたフランクルトを舐めてるとかけてあった赤と黄色の調味料が意外においしかったんです。
そこで多分これは熱いけど氷みたいに溶けて味が出てくる物と思って一生懸命舐めたんですよ。
そしたら急に中から熱いものが噴出してきて顔にかかってしまいました。
白い液体のようなものだったんですが良く見たらチーズという食べ物でした。
っで顔にかかったドロドロチーズを拭いてしまうのはもったいないなぁと思って
顔にかかったチーズを舐めるようにして食べたんですがその時に小町と河渡しを待っている幽霊が
その・・・大事なところを抑えながら何かに耐えてるんですよ。
正直怖くなったので後は小町に言って戻ってきましたが。今思えばあれは一体
なんだったんでしょう。

明日は沢山の魂を裁かないといけないのでこれにて閉廷。

260 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 00:11:40 [ 67add3zk ]
>>259
不覚にも吹いた

261 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 01:59:24 [ fveD8c7Y ]
えーきんをセクハラするスレはここですか?

262 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 03:49:59 [ 791sClRE ]
5月1日 快晴
今日は暑かった。7月上旬並だそうだ。
霊夢なら暑かろうが寒かろうが、「自然なままでいいじゃない」と呆けてるが
私は我慢できない。人間は魔法研究なり文明なりでこの問題に挑むべきだ。
というわけでまずは触媒魔法石を用いて、気温調節を試みた。
しかし氷点下20度まで下がったり、50度まで上がったりで全く安定しない。
直近で成果を得るのは無理なようだ。今後の研究項目にあげておく。
次に精霊魔法を試みる。私の苦手なタイプの魔法だが、
一般に目的の効果を得やすいことを考えれば、チャレンジする価値はある。
しかし失敗。魔法の森の干渉が強すぎるようだ。
家で精霊魔法を研究するのはやはりやめておこう。
どうもうまくいかないので、香霖から借りてきた文明の利器を試してみる。
「えあこん」とかいう装置だ。金属のプラグに電撃をかければいいらしい。
精霊魔法は駄目なので、アリスから貰った雷魔石をつないでみる。
その瞬間、プラグと本体の間にあるケーブルが燃え上がり、
本体は二台とも黒い煙をあげ始めた。仕方がないので消火を行った。
香霖は不良品を寄越したらしい。こいつはきっちり返して、別な物を受け取ることにしよう。
そうこうしているうちに、夕方になり涼しくなってきた。
これなら外に出ても苦痛ではないと思い、神社に遊びに行くことにした。
神社に行くと、霊夢の他に、チルノがいた。
「勝負に負けたらつれてこられた。茶菓子を食べながら碁や双六をしてた」
とのことだ。
霊夢は
「ほら、今日暑かったじゃない。涼みながらのんびりゲームでもするのもたまにはいいわ」
とか言っていた。
霊夢の天然の強かさには呆れる物がある。
私は今日一日暑さ対策を考えて、何一つ成果を上げられなかったというのに。
今度は私も妖精を手懐けることにしよう。物理的に引っ張ってくれば、精霊魔法の必要もないだろうし。

263 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 04:13:30 [ bfc0GeOk ]
うーむ、まさに魔理沙と霊夢。GJだぜ

264 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 08:46:29 [ .mfQgdls ]
なんかクオリティ高いなこのスレ。

265 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 10:34:31 [ 1lnuqfwI ]
双六ってバックギャモンだよな?
碁と双六を嗜むって、平安の貴人みたいだな。

266 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 12:38:09 [ WgS1apHs ]
すごろくって英語だとバックギャモンって言うの?

267 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 12:59:27 [ EAVam1HQ ]
バッグギャモンは、すごろくだろうけどなう

268 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 13:33:39 [ 791sClRE ]
枕草子とかにも双六が出てくるけど、あれはバックギャモン(の原型)のことだよ。盤双六ともいう。
今一般的な絵双六は、もっと時代をくだらないと出てこないはず。

269 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/03(水) 00:04:52 [ 45Vvfahg ]
チルノが碁って意外と強かったりするんだろうか

270 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/03(水) 02:26:37 [ buC36/cY ]
そもそもルールを覚えられるのか

271 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/03(水) 04:56:22 [ 05pxRPdc ]
チルノ本人は碁だと思っている五目並べなんだろ多分

272 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/03(水) 09:26:56 [ aUWxlnhE ]
       .i\ /i
      < '´  ̄ ヽ
     __彡ノメノノlノリ〉
     \ `ソリ!゚ ヮ゚ノi  碁のルールなんてたいしたこと無いわよ!
       ><(つ!>つ  「てれびげーむ」の方がよほど複雑らしいわね。
      / ,く//_|l〉
       ̄ l.ノl.ノ

273 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/04(木) 00:04:21 [ .O8tdKdU ]
「神綺様のアリスちゃんを訪ねて三千里」と「中国子育て日記」の続きが激しく読みたい

274 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/04(木) 00:09:46 [ FxHClEus ]
>>273
中国の方なら投稿するまでも無い〜スレの方にそれっぽい物があるぞ

275 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/04(木) 01:27:36 [ ODG2xauU ]
●月△日
八雲紫が何時になくそわそわしている。どうやらこの妖怪もあの方から逃れられないようだ。
あの方は「力ある者でも死後の裁きは避けられない」と言う事を知らしめる為に
この妖怪ををわざわざ人前で叱る事にこだわっているらしく、
彼女にはそれが我慢ならないようだ。情けないと言えば情けない。

私はこれまで自分より力が上の妖怪をからかった事が無い。だがこれは…実に快感だった。
時間稼ぎにすきま妖怪に弾幕ごっこを挑んだがどうやら杞憂に過ぎなかったようだ。
彼女はあえなくあの方に捕まり説教される事になった。
その様子を有りのままと書き写したが…あの隙間妖怪には借りがある。
記事に載せる際にはもっとおもしろおかしく書いてやろう。

276 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/04(木) 02:59:06 [ dFfGkAmU ]
タタリ月月光蝶日

 昨日の神綺様霊夢ぶち切れされ事件以来、神綺様は鎖で縛っているため私が抱えて移動する事になっている。正直重いから
捨ててしまおうかと思ってしまうが神綺様なのでそうはいかなかった。ちなみに頭に血が登りすぎたのかすでに意識は飛んでいる
魔法の森は何処を見ても同じような風景にしか見えないため迷いそうになるがルイズさんが魔界特製コンパスを使いながら歩いてるから
大丈夫だろうと思っていた私が甘かった。
「あのー夢子さん…」
ルイズさんが私に声をかけてきたので聞いてみると――
「あの目の前にいるやばそうな生き物はなんですか?」
ルイズさんが指差す方向を見ると

そこには

巨大な

プリンが聳え立っていた。

確かにこんな森の中でこんなでかいプリンがいたらそりゃやばいと思うけど一体なんでこんなところにプリンがと思った瞬間
プリンが突然
「私の名前はぱっちゅんぷりん」
などと話し始めた。
「えーっと…そのぱっちゅんぷりんさん?何をしてるのですか?」
ルイズさんが怯えながらも質問をする
「ぷりんがする事と言ったら一つしかないでしょう」
などと意味不明な回答が返ってきた。
「いや…プリンは森にはいませんよ」
ルイズさんは勇気を振り絞ってプリンに質問をする。
「今日は魔理沙の家にアリスと私を含めた3人でお茶を飲む事になったのよ。っでまぁちょっとした賭け事に
負けて私がお菓子を用意する事になったからこうしてぱっちゅんぷりんを持って行こうとしてる途中なの」
…普通に箱に詰めて持って行った方がアリス様もお喜びになると思った。
その時だった。
「ぷ…り…ん…」
私が抱えていた物体―否、神綺様が意識を取り戻し――
「ぷ…り…ん…食わせろー!!!!」
次の瞬間は神綺様は鎖を破壊して神綺様ウィングを発動。
「し…神綺様!?」
ルイズさんも神綺様のあまりの変貌振りに驚きを隠せないようだ。
「プリンー!くわせろおおぉぉぉぉぉぉ」
そういって巨大なプリンに向かって突撃する神綺様。
「え…ちょ…ちょっと待ちなさい!食べないでー!」
神綺様の猛烈な一撃でとっても動揺しているぱっちゅんぷりん。
「プリンおいしいー!おいしいよぉぉぉぉ〜夢子ちゃ〜ん」
プリンを食べた瞬間元に戻ったようですがこの状態で名前呼ばないでくださいと思う。しかしここからがすごかった。
ガツガツ―
「あっこら!食べないでー魔理沙に一口目は食べてもらおうと思ったのにー」
ガツガツ―
「あっ…こっこら。足を舐めないの…くすぐったいからやめてー」
ペロペロ―
「あっあっ…ふぅ…ん…やっやだぁ…そこは駄目ぇ…」
ペロペロペチャペチャクチュクチュ―
「あっぁっぁっぁっ…駄目!だめぇ!もう駄目なのぉ!まっまりさぁ〜!」
…これ以上やるとネチョい展開になるのでそろそろ止めないといけないと思いポケットから一本の注射器を取り出し
神綺様の首筋にブスリと刺し込み液体を注入する。
「あ〜れ〜…頭が…めるぽぉ〜…きゅう」
神綺様は意味不明な言葉を発しながら意識を失った。さすが幻想郷に住まう天才医者の薬は良く効くなと思った。
とりあえずお眠りになった神綺様を今度は博霊特製封符付き荒縄でしっかりと縛り
ちょっと危うい姿になって意識が多少飛んでいるぱっちゅんぷりんさんに服を着せる。
とりあえずこのぱっちゅんぷりんさんもアリス様の家に用があるらしいので一緒に連れて行ってあげることにした。
とりあえず周りが暗くなったので今日は再び野宿する。ぱっちゅんぷりんさんは何か神綺様から受けたペロペロ攻撃で
精神的ダメージを受けたらしく布団に入って泣いているようだった。神綺様は木に吊るしてあるのに気持ちよさそうに
寝ていた。全く、この方はどうしてこうも能天気なのか…残り二日。アリス様に会えるだろうか?

277 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/04(木) 04:44:13 [ ur6vWD3s ]
>>274
現スレの>>617-620だな。日記スレの人とは違うようだがこれはこれで素晴らしい。

278 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/04(木) 23:25:18 [ eTmDNEaM ]
>>276
たくましいなw

279 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/07(日) 03:13:40 [ yBeWyK9g ]
○月ドスドスドス日

 今日は里の子供達(子供と言ってもでっかい子供や妖精も混じっているが)に恒例の勉強を教える日だったので里の山の方にある
私の寺院に沢山の子供達が集まってきた。教室に入る前に廊下で騒いでいる子がいたので中に入るように行って私も
教室に入ろうとしたその時だった。

上から何かが被さって来た。しかも何やら冷たい。

私は真っ暗になって混乱しながらあたふたしてると教卓との段差に足を取られて転んでしまった。
その拍子に私の視界を遮っていた物が取れ目をやるとそれは氷の入ったバケツだった。
それを見た生徒達は笑いながら「先生ダサイー」とか言っている。一体誰がこんな事を…

とりあえず怒る時は怒らないといけないと思い
「だっ誰だ!こんな古風な罠を仕掛けて!やった奴は素直に手をあげろ!」

私が一喝すると生徒達は静かになったが一人の生徒が「先生。時代はウサ耳やキツネ耳だと思います」
と言った。

すごくショックだった。確かに私はワーハクタクで牛角だけど実は前々から永遠亭の兎やちょくちょく
一緒にお茶を飲むご主人の愚痴を言いつつご主人大好きな狐とか見てるとうらやましいとは思っていたけど
生徒に言われるとすごいショックだった。

とりあえず臨時学級会を開いた。お題は
「やっぱりお前達もウサ耳とかキツネ耳の方がいいのか?」

っでさっきの事へこんでしまった私はちょっと泣きながら話すとチルノとルーミアが

「ごめんなさい…」
「バケツに氷詰めたのは悪かったです」

と謝罪してきたので私は二人を許す事にした。しかしその後チルノが

「今度は氷柱を入れておきますね」

ホウ、キサマハマッタクハンセイシテイナイヨウダナ――

――その後よく覚えていないが気が付くとチルノはお尻を押さえながらすごい悶絶していた。
他の生徒を見るとちょっと私を見て怯えている。もしかしてやってしまったのか私はと反省しつつ
ルーミアにチルノを保健室(永遠亭)まで連れて行くように言った。
明日はしっかり授業しないといけないな。とりあえず今日は酷く疲れたので寝よう。

280 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/07(日) 03:15:24 [ yBeWyK9g ]
○月モッコーウ日

 今日は国語を教える事にした。私は歴史以外できないというイメージを持っている生徒がいるため
ちょっと本領発揮したら「先生すごいなぁ」なんて声を漏らしている生徒がいた。正直嬉しい。
っで永遠亭から安い値段で購入した教科書を皆に配布し調べておいた所を生徒に読ませようとしたら

「え…せっ先生。この○○○ページの文章なんですがこれって本当ですか?」

一人の生徒が顔を真っ赤にして聞いてきたからそのページを開いてみると


私が妹紅に押し倒されてるお話だった。

ちょっとだけ出だしを読んでみる。ぶ…こっこれは妹紅が暴走で私を押し倒した時の話まんまじゃないか!
しかし、この時点で「これは永遠亭のニートが書いた妄想小説だ。だからこんな事なかったよ」と言えばよかったのに

「やっぱり先生と妹紅さんってこういう関係だったんだ…」

と生徒が呟いた一言に動揺してしまった私は

「こっこら!お前達見るんじゃない!!アレは妹紅が突然おかしくなってだな…その…
と、とにかくアレは無かったことにする!!」

私の明らかに動揺した姿を見た生徒達は
「やっぱりあの二人ってこういう仲だったんだ」
「夜は毎日会ってるんでしょ?」
「いや、むしろ夜はお布団一緒らしいぞ?」
などと半分事実と半分嘘を言いながら噂している。あぁ…頼むから先生を困らせないで欲しい…
そんな時だった。ふいに妹紅が

「けーねは私の事嫌いなの?」

などといきなり聞いてくるではないか。いきなりそんな事言われても困るから「う、いや…それは…その」
とごもっていると妹紅はさらに

「私の事愛してるなら言って欲しいな」

などと赤を赤くして言って来るではないか。しかしこういう時の妹紅は楽しんでる…絶対に私を困らせて楽しんでる。
あぁ〜先生を困らせないで妹紅。そんな事してると夜に酷い事しちゃうぞ。

「愛してるわ、妹紅」

その時、不意に一番後ろの席にいる輝夜が私の変わりに妹紅に告白していた。
二人は近づきお互い向かい合いながら顔を近づける。二人はさらに顔を近づけ――

「せっ先生!この時間にこれはやばいよ!」

と一人の生徒に言われて本来なら「お前達何やってるか」と言って引き離さないといけないのだが
あの妹紅と輝夜の関係は知ってるから私はまた気が動転して

「末永くお幸せにな!!」

と涙を流しながら言ってしまった。
けど一人の生徒が

「涙目というか泣きながら言ってるのはもこたんを取られて悔しいからですか?」

などと言って来るから余計にわけがわからなくなって―

「ぐすっ…ち、違う…!私と妹紅は…うぅ…ぐすん」

その後はよく覚えていない。
ただ生徒の前で泣いてしまったのは覚えている。一部の生徒が私を慰めてくれたのを微かに覚えている。
その後はただ泣いて…疲れて寝てしまったようだ。
目を覚ますと夜になっていて私の家。そして隣には妹紅が寝ていた。

「けーね…ごめんよぉ」

妹紅は寝言で私に謝っている。私は寝ていても私に謝っている妹紅を見てくすっと笑う。

そして、妹紅と一緒に寝てるとこう思う。

先生はドジで泣き虫だけど妹紅やみんなに好かれる立派な先生になるから――だから――ね。

これからも一緒にいようね。妹紅――

281 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/07(日) 04:25:24 [ H9FKuXv. ]
>>280
見事なけーねスレの1スレ目の日記だなwすばらしいw

282 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/07(日) 23:34:33 [ yBeWyK9g ]
久々にageてみる

283 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/08(月) 11:09:41 [ eqWL2kKE ]
○月パチェ日

今日、朝起きると藍様が「朝の第一テンコー始まるよー!」と言いながら服を脱いで急に体操し始めた。
「イチニーテンコー!ニニーテンコー!」藍様はとても幸せそうに踊っていたので「藍様。私も体操します」と言うと「ちぇ…橙!う…うわあぁぁ!」何故か叫びながら自分の部屋に帰って行きました。
一体どうしたんだろうと考えていると紫様が眠たそうに現れたので聞いてみると「…橙。今はそっとしてあげなさい」
と哀れむような顔をしていたのでこれ以上聞く事が出来なかった

284 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/10(水) 18:08:45 [ J/sMUNC. ]
このスレッドも過疎ってきたな。
まぁSSスレッドがあるから仕方ないのか

285 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/11(木) 21:46:39 [ vzOmUnnw ]
○月△日

美鈴さんが休暇を取った。お師匠さんの病気が悪化したとか。
代わりに数日間は、私が門を守ることになった。
私は名もない御家人だけれど、こういう時こそ御恩に奉公で報いなければならない。
それにこれでもフラン様周辺の警護を務める強者の一人。
得意の高速弾幕で並の相手ならなんとかなるだろう。
自身が何発も被弾すると耐えられる見込みは全然ないが。

○月×日

なんとか凌いでいる。悪戯妖精が何人も出てくると正直辛いのだが、
パチュリー様が3WAY毛玉を20匹都合してくださったお陰で対応してこられた。
しかし昼下がりに戦慄が走った。
それまでの者とは格段に違う、冷気を纏った妖精との遭遇。
周りを舞っているのはスペルカードだろう。
あれが一枚でも力を解放しよう物なら、私なぞ為す術無くやられてしまうはずだ。
彼女は「あれ? いつもの門番は?」と聞いてきたので留守の旨を伝えると、
「つまんないの」と吐き捨てて飛び去っていった。館に用があったわけではないようだ。
詰まっていた息を漸く吐くことが出来た時、背中を寒気が襲ったのは、
彼女の冷気だけが原因ではないはずだ。

○月◇日

天使の衣を纏い、隼の翼を持つ者の襲来。
何かを訴えかけようとする笑みを浮かべながら、信じがたいほどの赤と青の楔の雨。
仲間はみるみる殺られ、私の反撃はテレポートでかわされる。
数発被弾しながらも必死でかわす。
あと10秒・・・5秒・・・!
タイムアップで飛び去るそれは、「もうすぐ春も終わりですよ〜」と語り消えた。
恐るべき敵であった。

○月◎日

この苦しい日々も今日が最後。明日の朝には美鈴さんがここに立つはずだ。
朝も昼も夕方も、難なく乗り越える。悪戯妖精はやってくるが、
そもそも彼女達は門をくぐる意志はない。命をかけて迎撃に向かう必要はないのだ。
私を狙う攻撃さえかわせば、なんとかなるのだ。
しかしその夜、最大の恐怖が訪れた。あと僅か、凌げば全てが為されるというのに!
闇の中でもなお昏い塊。不気味なそれは、静かに、無機質に、悠然と接近してきた。
何かの書で読んだ常闇の皇とはまさにこのようなものであったのではないか。
幾筋もの光球が波となり、私に遅いかかっる。辛うじてかわし、命を繋ぐも
やがてその闇から一つの方形が煌めく。スペルカードだ!
二条の眩い光の奔流が現れる! 恐るべき力!
あれはフラン様のレーヴァテインや黒魔法使いのマスタースパークに匹敵する破壊力、
即ち力有る者の生命を削り、我々のような者を屠る力に違いない。
それが両翼より迫る。回避不能だ! この光の嵐が閉じた時、私は破滅を迎えるのだ!
最後の瞬間、私は目を閉じ、身をこわばらせた・・・一秒、二秒・・・しかし何も起きない。
ふと顔をあげると、光は閉じきることなく、私の左右で動きを止め、静かに消えていった。
「情けを掛けるのか」そう問うと、それは「そーなのかー」と言い、無邪気に笑って消えていった。

○月★日

美鈴さんが帰ってきた。そしてお土産の鮑とフカヒレで私を労ってくれた。
私は留守中の事件を事細かく報告すると、彼女はにっこりと笑って
「そう、いつも通りね。ふふ、やっぱり平和が一番よね」と回答した。
美鈴さんはいつも、このような難局を乗り越えてこられたのか、そう尋ねると、
「うーん、巫女が来たりするとやっかいだけど、概ねこんなものよね」と答えた。
それは私の遠く及ばない世界だった。
いつものほほんと楽しそうにしている美鈴さん。
その彼女は、連日死闘を繰り広げ、それでなおあの笑顔が出来るのだ。
何という強さ、精神力だろうか。
生涯ついて行こう、そう決めた瞬間であった。

286 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/11(木) 22:43:13 [ EHWeSXUw ]
客観的に見たリリーやルーミアの描写が面白かったです。
GJ!!

287 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/11(木) 22:55:48 [ AN2Jkiec ]
赤仮面メイドってこうして見ると弱弱しいなぁ。

288 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/11(木) 23:55:00 [ g3OhTXKk ]
>>287
赤仮面が石仮面に見えた

289 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/12(金) 01:23:37 [ xGqphQ2g ]
まあ普通のメイドから見れば、スペルカードを持ってる連中なら大概難敵だろうしなぁ。耐久力が違いすぎる。
美鈴とかが居なければ、門番隊って妖精がイタズラするのを防ぐ部隊になるのか……

290 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/12(金) 08:20:46 [ yNnvUpyA ]
雑魚メイド、儚過ぎるな。
チルノに畏怖を感じ、リリーに一方的殺戮をさせてしまうとは。

291 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/12(金) 08:44:35 [ CKXC5o5s ]
ルーミアで和んだ

292 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/13(土) 18:34:52 [ XFMXq762 ]
情けを掛けるのか、で吹いた

293 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/22(月) 18:34:33 [ qqFXyK.g ]
なんか過疎ってるので、ageつついつぞやの中国子育て日記の続きを落としてみる。
なんで、スレに投下する程度の短い文章を書くのに、一ヶ月以上もかかってたかというと、
私の自宅がここ暫く超高速で太平洋上を移動しており、それにより、時間の流れに差異が生じた、
いわゆるウラシマ効果が起こった、ということで納得していただきたい。
駄目ですか。駄目ですね。
ボケっとしてただけです。ゴメンナサイ。

294 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/22(月) 18:36:57 [ qqFXyK.g ]
$月 а日

さあ、子育て一日目である。どうしろってんだコンチクショウめ。
お嬢様から、必要と思えることは全て教え込め、との指示を頂いてはいるが、そんなものパッと思いつくものではない。
後から、おいおい考えていくことに決めて、今日は一日彼女とのコミュニケーションに当てた。実質ダベってただけだが。
しかし、前々から気づいてはいたが、本当に感情の揺らぎの無い少女である。
感情が表情に出ないとか、そういった話ではない。それなら、私は感じ取れる。
私が感知する『気』持ち、それ自体の動きがほとんど無いのだ。完全に凪ぎきった湖面でも見ている気になる。
見た目には綺麗であろうが、流れを止めた水は緩やかに腐敗していくものだ。それは人の心も変わりない。
面倒くさい。はなはだ面倒くさい、が。放っておくわけにはいかないだろう。寝顔は可愛らしいのだ、コンチクショウ。


$月 б日

今日から教育開始、ということになった。
悪魔の館は基本的に資本主義なので、働かざる者食うべからずなのだ。例外はお嬢様。並びにその御友人と、妹御。
何故か出てきた子供用メイド服に彼女を着せ替え、とりあえずは掃除その他の内務を見せて回る。
覚えさせる、といった所で、敷地も人員も膨大な紅魔館では、どんな仕事にも基本的に体力が要求される。
体が全く出来上がっていない人間の少女にこなせる仕事は、多くはないだろう。
相変わらず口数少なく、黙々と付いてくる少女の内面はまだ読めない。さて、どうするべきか。弱ったものである。
後、今日ようやく新しいベッドを支給してもらった。新しい、といっても余りモノのお古だが。
やろうと思えば、禅を組んだまま一月くらい瞑想し続けられるが、だからといって椅子で寝るのが心地良いわけでは無し。
有り難く頂戴しておいた。しかし、二人部屋の様相が整ってきたなぁ。


$月 £日

今日も今日とて教育日和。教育日和ってどんな日だ。
今日は、紅魔館門前で警備の役についた。
というか、私の今の所属は警備部門番隊だったはずでは? 門の前に立つのは、配属変えがあってから今日が初めてなのだが。
目を離すわけにはいかないので、少女も一緒に門番詰め所に来てもらった。
正直、真っ正直に門前に立たなくても、私は常時、湖一帯の気の流れを把握しているので、不審者がいればすぐ気付くのだが。
そもそも喧嘩を吹っ掛けようという輩が多くはないので、それほど忙しい事にはならないのだ。精々が、妖精の仕掛けてくるイタズラをあしらう程度である。
余りに暇なので、詰め所の端に転がっていた釣竿で、少女に釣りを教えた。
一時間やって、釣果は三匹。まあ、初めてなのだし、そう悪くもないだろう。
釣ったばかりの魚を握り、不思議そうに首を傾げる少女は、ようやく年相応に幼く見えた。
いや、さぼりではない。さぼりではないですよ? 彼女に必要な技能を教えるというのは、お嬢様直々に下された仕事なのだし

295 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/22(月) 18:39:48 [ qqFXyK.g ]
$月 Я日

今日は、常ならば休暇であった。
が、一応まがりなりにも子供を預かっている以上、放置して寝坊、というわけにもいかない。
機械的なまでに正確に目覚める少女に合わせ、結局普段どおりの時間に起きた。
今気が付いたのだが、子育てって休日が無いんだ。世のお父さんお母さんは偉大である。
通常業務が休みである以上、これまでのように仕事の後に付いて来て貰って、仕事風景を見せる、というわけにもいかない。
必要な事を教えろ、と言われた以上、休み方だって教えるべきだろう。
ということで、竿を出すことにした。昨日教えたばかりだし、丁度いいだろう。
相変わらず基本的に無表情な少女だが、最近多少は揺らぎが分かるようになってきた。
とりあえず、餌である蚯蚓を針先に引っ掛けようとしている時は、普通に嫌そうな顔をしていたし。
あと、竿を出して暫くしてから、妖精の少女がちょっかいを出してきた。
昨日も来た、一際大きな気を持った氷精、確かチルノと名乗っていたか。
ポイポイと氷を湖面に投げ込んで釣りの邪魔をするので、追っ払おうかと思ったら、少女が石を投げて打ち落とした。
なかなかいい肩をしている。


$月 Ь日

冷静なつもりで、私は結構動揺していたらしい。
お嬢様に子育て担当を命じられてから数日、今日、ようやく気が付いたことがあった。
私、この子の名前知らないや。
考えてみれば、あんまりな話である。曲りなりにも、数日ほぼずっと一緒に居たのだが。
これまでの日記には、少女、とそのまんまな書き方がされていたが、これは猫のことを猫、人間のことを人間、とよぶようなものである。
袖摺りあう程度の縁ならともかく、同じ部屋で寝起きしている相手にこれはないだろう。
予想していたが、お嬢様も彼女の本当の名は知らないらしい。本当に何処で拾ってきたのやら。
仕方が無いので、今日の仕事後、暇のあるメイドを集めて命名会を開いた。
イベント事に飢えているらしく、こういう機会があると、とりあえず人数だけは結構集まるのだ。
名前としては、ポチ、タマ、ミケなどのペット名から、ボスタフ、グレゴリー、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ等のやたらとアグレッシブな名前、果てはハンバーグ、ステーキ、ヒレカツなど、何を期待しているのか丸分かりなものまで、とにかく雑多に出た。
とりあえず、最後のシリーズを言った連中は後でハタく。
結局、最後はお嬢様が出した名前で決定となった。
十六夜 咲夜。
何か特別な意味合いがあるのか、お嬢様はこれだけを候補に出し、それ以外は何も言わなかった。
しかし、綺麗な音の、いい名前であると私は思う。
という事で、私の部屋には今、少女が眠っている。吸血鬼に名付けられた、人間の少女。
おやすみ、咲夜。

追記
日記とは無関係の考察なのだが、恐らくこれで、咲夜は、完全にお嬢様のモノとなったのだろう。
運命の糸を手繰る、齢500の吸血鬼の令嬢が名付けた名前である。
彼女の両親が伝説級の聖人であるとかでもない限り、お嬢様の運命への干渉力を凌駕出来るものではない。
彼女が以前に付けられていた名前で過ごすはずだった運命は完全に殺され、吸血鬼に見初められた少女、十六夜咲夜としての運命が彼女を支配することになるだろう。
さて、果たしてそれは、咲夜にとって幸福なのか、不幸なのか。
少なくとも、私はあの子を不幸にするつもりはないが。

296 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/22(月) 18:45:08 [ eTJV8LII ]
良い続編キタコレw
しかししかし……チルノ━━━━━━('A`)━━━━━━:;.:...

297 名前:子育て日記 作者 投稿日:2006/05/22(月) 19:14:14 [ qqFXyK.g ]
先日、投稿するまでもないSSスレの>>617氏が、物凄く素敵なSSを書いていることに気付きました。
素敵です。ビューティフルです。ワンダフルです。
とゆーことで自分的に、あの話を、中国子育て日記の後日談、ということに認定しました。勝手に。イェーイ。
……はい、スイマセン、御免なさい。調子ぶっこいておりました。
>>617氏、お気に触りましたらどうぞお怒りください。
お詫びに何が出来る、というわけでも無いですけどとりあえず謝ります。

298 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/22(月) 20:09:35 [ KmMdbs2s ]
>>294-295
キタキター!
待ってました。相変わらず良い親子だなぁ。続きも期待してます。
できれば咲夜の仕事デビューあたりまで。
(そこまで行けば投稿するまでもないスレのに繋がりますので)

299 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/22(月) 21:05:57 [ XcISUGVI ]
呼ばれて飛び出て某スレ>>617ですよ。
あちらにも書きましたが、楽しみにしてましたのでお好きなようにどうぞ。
何処まで書くかはわかりませんが、ニヤニヤ展開を妄想して書きましたので、もし気が向けばどうぞよろしく。
楽しませて頂いてます。頑張って下され。

300 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/22(月) 23:03:07 [ or5Jsf5w ]
おぉ・・・良作であります(´・ω・`)
私も負けずにアホ毛神様の続きを書いてみますかな

301 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/23(火) 17:28:22 [ eW8a20bI ]
とするとチルノはさっきゅん(あえてこう呼ぶ)の幼い頃を知っているのか…
妄想が広がりんぐ。

302 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/24(水) 04:03:13 [ skT4kBc2 ]

埴月/輪日

先日、我が家に一人のお客様が訪れた。
本当に久しぶりの事である。だいたい、二週間ぶり程だろうか。
早速、居間へと招き入れて、私を訪ねた理由を聞いてみる。
すると、どうやら私にリクエストがあるとの事らしい。こちらも、本当に久しぶりの事である。
人恋しさに少々落ち込んでいた私にとって、お客様のこの言葉はとても嬉しかった。
だから私はすぐに、一枚の絵と共に託されたその想いを、持てる知識と技術を総動員して一つの形にした。
結果は上々。お客様も満足して下さり、私はこの上ない充実感を久々に味わう事が出来た。

久方ぶりの団欒。お客様の笑顔と笑い声。
誰かと接する温もりがいかに素晴らしい物であるかを、私は今日という日に再認識する事が出来た。
たまには自分から、誰かの家に訪れてみるのも良いのかもしれない。勿論その際には、お土産を忘れずに持って行く事にしよう。
その為には、やはり新しいレシピが必要だと感じる。訪れる際のお土産が今までにお出しした物であっては、いささか失礼に値する。
ならば明日は、レシピ開発に専念する事にしよう。これも久しぶりの事である、実に楽しみだ。


本日のレシピの材料表(分量省略)
良質のダージリン。
パチュリー・ノーレッジ様の二日前の残り湯。
天然物の蜜蜂の蜂蜜(隠し味)。

303 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/24(水) 10:01:11 [ qC0ZQeDA ]
ハニワ原人ふいた

あっちのスレの>>593>>594かw

304 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/24(水) 17:32:54 [ d5bSgQbc ]
>>302
途中まで誰の日記かわからなかった
最後でマッハドリルふいた

305 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/24(水) 21:39:06 [ 6IQKvUgA ]
ジーグはほんとに瀟洒だなww

306 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/25(木) 10:54:29 [ 8vhAbct. ]
パチュリティータカス

307 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/25(木) 18:02:05 [ fEEADM3Q ]

五月/十一日

スネークがスマブラに参戦するとの情報を得た。
正直、凄く羨ましい。これを機会に、俺も再びゲームデビューする事が出来ないだろうか。
……軽く考えてみたが、まず無理そうだ。今日はもう寝よう。


五月/十五日

今日、久々に昔の友人とバッタリ出くわした。
向こうは俺の事を憶えていてくれたのだが、俺はそいつが誰なのか一瞬分からなかった。
月日の所為とは言え、友人の顔を忘れていた自分を、不甲斐なく感じた。
ついでに、友人の言葉の意味も分からなかったのだが、別の小さな友人が即座にフォローしてくれたので、そっちは事無きを得た。


五月/十九日

電子掲示板の書き込み規制が、今日やっと解除された。
巻き添えだったので俺自身に非は無いのだが……まあ終わった事だし、後に引き摺るのは止めておこう。
早速、一言だけレスを返しておいた。やはり自由に書き込めるのは、当たり前の事なのだが、すこぶる気持ちが良い。


五月/二十一日

念願の新しいPCを購入したのだが、どうも調子がおかしい。やたらと不安定だ。
多少なり弄ったら少しはマシになったのだが、これ以上は怖いので放置している・
明日、PC関係に詳しい小さな友人に見てもらおうかな。


五月/二十五日

小耳に挟んだのだが、本日未明、隕石が降るらしい。あくまで、噂らしいのだが。
隕石……落ちてきて何もかもが無くなったら、それはそれで楽なのかもしれない。
最近はどうも辛い事ばかりなので、そんな事を考えてしまう。実際今も、二日連続の徹夜で倒れそうなのだ。

だが、隕石程度に逃げちゃあいけないとも思う。
隕石で全てが無くなってしまえば、ダンボールが好きな小さな友人も、うさみみブレザーなあの子も、皆消えてしまうのだから。
そんな世紀末な考えは、やはり俺は御免だ。例え辛くても生きてりゃその内、良い事だってあるかもしれないからな。
だから俺はこの言葉を吐き出しながら、今日や明日やその先の未来を、乗り越えて行くのさ。

さすがゴッグだ! 日記を書いてみたが、なんともないぜ!

308 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/25(木) 21:03:55 [ 7EhyJu4E ]
ゴッグは割と頻繁にゲームに出てる気がするがなんともないぜ

309 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/25(木) 21:18:01 [ UlBX6nnQ ]
なんか一時期の勝手に花映塚スレっぽくなりそうな雰囲気だがなんともないぜ。
ってゆーか、ゴッグは流石に東方となんの関係も無くないか? とか思わないでもないけどなんともないぜ。
……いや、なんともあるか?

310 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/25(木) 22:06:21 [ XoI9x5Ec ]
隊長に社長にスネーク、果てはジーグまでいるんだし
ゴッグだって馴染んでると思うけどなぁ

つーわけでなんともないぜ

311 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/27(土) 22:47:29 [ rQf5NNCM ]
しかしゴッグのネタは中の人の日常から切り取ったもの
それを日記にしてしまったらそれは中の人(notパイロット)の日記な訳で
五月十九日、二十一日なんて特にゴッグ関係無いし

あのスレで愚痴られるほどだ。もう少し考えた方が良かったと思う
ベタだが○月×日:さすがゴッグだ○○でも何ともないぜとか

312 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/27(土) 22:48:43 [ rQf5NNCM ]
…あのスレ自体ゴッグ達MSの日記帳じゃないか

313 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/02(金) 20:43:55 [ ED7i5m2I ]
2006年X月X日 曇

やっとこの日が来た。幻想郷が東京と重なる日が。幻想郷から外に出る手段は二つ。
博麗神社を経由して山奥に出るか、幻想郷が重なっている場所にスキマ経由で出るか、である。
ここ数ヶ月の所、幻想郷は三浦半島近海を彷徨っていたのだ。
何はともあれ、久々に東京に遊びに行ける。私は早速聖徳太子の一万円札数枚と、
外の世界で流行りの服を手にして庭に出た。
外の世界を念じる。私に相応しい場所を。具体的な地名は思いつかないので、イメージが頼り。
きっと素敵な場所に出られるはずだ。念じながらスキマを開き、中に入った。

目を開くと池と森林、そしてあずま屋が佇む場所に出た。どこかの庭だろうか。
まさしく私のような貴婦人が日傘をさして歩くに相応しい場所だ。
しかし残念ながら結構人が多い。私をじろじろ見る者もいて、少々萎えさせられてしまう。
風流を解さない人間は嫌ねぇ。そう思いながらも、騒ぎはおこしたくない。
早いところ着替えられる場所を探し、こちらの服に着替えてしまおう。
道行く人に尋ね、最寄りの戸越公園駅にたどり着くと、そこから大井町に向かう。
大井町からなら目的の秋葉原はすぐ近くだ。

まずは大井町のお手洗いの個室で服を替えた。
おへそを出したタンクトップに少々破れたジーンズ。
髪は下ろしてサングラスをおでこにかける。これでどう見ても現代の若者だろう。
お金を両替して八雲の道師服をコインロッカーにしまい、京浜東北線に乗った。
ところが内部は酷い有様だ。まっすぐ立っていられないほど人が乗っていた。
半分ほどスキマに送ってしまおうか? そうも思うが、騒ぎはいろいろマズいのでやめる。
我慢してつり革に捕まっていると品川を過ぎた当たりで、電車が止まる。信号だろうか。
車内放送が流れる。
「ただいま新橋駅付近で線路に人が立ち入りました関係で、京浜東北線、山手線、東海道線が停止しております」
がっくりである。

二十分でつくはずの行程を一時間以上かけ、ようやく秋葉原に到着する。
なんだか使用人の女性が多い。付近に豪邸などあっただろうか?
しかし何はともあれ、楽しみにしていた秋葉原だ。まずはメロン、とら、ホワキャンの王道ルートを探索する。
収穫を小脇に抱えてホクホクしていると、新しい、大きな目玉のペイントされたビルがあった。
ヨドバシカメラというらしい。新しもの好きでナウい私は行ってみることにした。
懐中時計が壊れてしまっていたので、新しいのを買うことにしよう。
店員がどのような物を探しているか尋ねてきたので、時計は正確な時刻が大事だ、あとちょっと豪華な感じのと言った。
店員がそれでは、と勧めてきた時計はプロトレックと言うらしい。
何でも日光を受けて動くので電池いらずで、その上自動で時刻調整を行うとのこと。
少々ゴツゴツしているのだが、多機能で豪華で正確だとのことなので、買ってつけてみた。なかなかいい感じだった。

萬世でステーキを食べ(藍と橙に悪かったかしら)、お腹も満足したので帰ることにした。
戸越公園に戻り、まよいがを思い浮かべながらスキマを開き、入る。
目を開くとそこは当然我が家であった。
藍に帰宅をつげると、藍と橙が不思議そうな顔で私を見て言った。
「紫さま・・・その格好は?」


しまった。大井町に服を置き忘れた・・・がっくり。


追記・幻想郷では折角買った時計の時刻調整機能が働かないようだ。香霖堂さんに売ってしまうか・・・さらにがっくり。

314 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/02(金) 20:46:26 [ hMU.QkVQ ]
ナウい吹いたw

315 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/02(金) 20:52:20 [ F407k0l6 ]
ゆかりん天然でいいなぁ。

地球からみた日の傾きから日時を割り出すんだから
幻想郷じゃさすがに合致しないってばw

316 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/02(金) 22:05:56 [ hIugX8eU ]
タンクトップにダメージジーンズのゆかりんですか……。
うわっ見てみてぇ。

317 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/02(金) 22:24:44 [ GrOta/YU ]
まさにヴォヤージュ1970's

318 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/02(金) 23:52:43 [ LLeSHGpc ]
7月5日
ここは南アメリカのギアナ。ガンダムの残骸から新種の妖怪を発見

7月10日
新発見の妖怪を私は八雲と名づけた

2月6日
八雲が子供を産む。
産まれたばかりのジュニアを紫と呼ぶことに…

9月10日
妖怪 紫は強すぎる


ダメだ…私の手には負えない!



……日記はここで終わっている……

319 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/03(土) 00:04:37 [ g3bsN5nk ]
それなんてポケモン屋敷?

320 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/03(土) 13:42:52 [ XnvPKOEU ]
生まれたばかりのゆかりんだと!
少女臭どころか幼女臭じゃまいか!

321 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/03(土) 14:57:27 [ mUmH2ybU ]
雑煮さんの領域だな

322 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/03(土) 18:54:20 [ ySh3J1BY ]
やっぱ体型は雑煮さんが前に描いた萃香と同じなんだろな

323 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/05(月) 02:11:38 [ 8X4W/mcY ]
男の人がやってる日記ってのを女の私も書きたいと思って書いてみることにする。

○月×日 晴れ

阿倍のおじさんが求婚してきた。これで三人目。どうしようかしら。
蓬莱人は子供が作れないんだから結婚しても意味無いのに。
悪いけど、他の人たちみたいに難癖つけて追い払っちゃおうかしら。
何がいいかな。天竺のお経とか・・・それぐらいじゃ持って来ちゃうかも知れないわね。
ブリテンのストーンヘンジとか・・・何それ何処そこ?って言われちゃうか。
じゃあ火鼠の裘ね。決まり決まり。物理学的・生物学的にあり得ない物質だから
どんなに探しても見つからないはず。
蓬莱の玉の枝はそれっぽいの作って持ってこられちゃったし、偽造も不可能な物でないとね。
あ、いい匂い。これは芋と豆の塩茹でね。お婆さんを手伝ってこよう。
隙を見てつまみ食いできるかも知れない。
お爺さんは「姫がそんなことを〜」みたいに言うけど、折角地球に放逐されてるんだしねえ、のびのびしないと。

×月△日 流星雨

月から迎えが来た。のんびり生活も終わりかしら。
うーん、人間の兵の矢は天船のバリアーで防がれてるわね。
・・・ん? あれ? 天船が炎上したわ。そんなまさか。
炎の中心に何かいるわね? あれは・・・いつぞやの女の子?
「父上に恥をかかせたな! 例えお前が不死でも修行して倒す力を身につけてやる! 首を洗って覚悟しろよー!」
とか喚いてたわね。この短期間であんな力を身につけてくるなんて。
でもまあ所詮は地球人。蓬莱人には遠く及ばないのよね。
あ、天船から脱出してきたのがいる。ってやっぱり永琳か。死ぬわけないし。

どうも永琳は生き残った月の兵とウサギを殆ど皆殺しにしたみたいね。
まあ地球の穢れた釜で炊いたご飯を食べれば死刑だし、
天船が沈んだ今、地球で餓死するよりは幾分マシかしら。
でも永琳はやりそこなったらしい。月の兵が何人か逃げたみたい。
きっと私への恨みが転じてお爺さん達に危害を加えるわね。
仕方ない。蓬莱の薬を残していこう。共に不死ならまた会えるはず。
さようならお爺さん、お婆さん。どうもお世話になりました。ひとまずどうかお達者で。

◇月◎日 雪

なんてことかしら。お爺さんとお婆さんが殺されたらしい。
永琳によるとお爺さん・お婆さんに月の兵、そしてあの逆恨みの女の子が全滅していたとか。
女の子が私に関係する皆を殺したのか、月の兵が三人を襲ったのかはわからないけど、
どっちでも不思議じゃないわ。嗚呼なんてことかしら、お爺さんお婆さん。

なんですって、永琳。辛うじて息があった女の子に蓬莱の薬を飲ませたの?
他に助ける方法がなかったからって。きっと恨むよ、あの子。
縁者のいない不死なんて孤独で発狂しそうな代物なのに。
でも、薬の壺はその子が既にお爺さんから奪っていたの。
じゃあどっちにしてもいずれ飲んでたわけね。
お爺さん達を手に掛けていたならいい気味だけど、単に薬を盗んだだけなら不幸な事ね。
仕方ない。とりあえず身を隠しましょう。
あの子は永遠に追いかけてくるのだろうから。
楽しい家族生活も潰えた今、私は静かに暮らしたいのよ。

324 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/05(月) 03:38:17 [ Y0VWB086 ]
何年前の日記なんだ・・・

325 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/05(月) 06:21:08 [ PQyXc7xs ]
○月○日

今日もあの白黒にマスターなんちゃらを喰らい。
門ごと消し飛ばされた。お願いだから、おまけついでに門を破壊するのだけは勘弁して欲しい。
その門を修復するのは私なのだ。それよりも紅魔館の門番としての誇りが・・・・・・。
そして、白黒に突破されると今度は咲夜さんのお説教とお仕置きタイムだ。これも勘弁して欲しい。
話は長いし、お仕置きは痛いし、お腹は空くといいことなんて何もない。そりゃ咲夜さんはいいですよ、あなたは時間を操れるから。
でも、私の一日の時間は限られてるんです。そこら辺はホント考慮欲しい。
ああ、なんか愚痴ばっかになっている。今日は寝よう、睡眠時間は二時間ナリ。

□月□日

今日も突破されました。おまけに紅白巫女付きだ。ああ、今度一回本気で殺ってみようかな。
いやいや、ダメダメ。アイツらは、今この館に必要とされているのだ。
アイツらのおかげで、館も騒がしくなりお嬢様もパチュリー様も毎日が楽しそうだ。
咲夜さんだって仕事が増えると愚痴りながらも、人間の友人ができたことを心から喜んでいる。
それにもまして私が一番感心したのが、妹様に外の世界に出るきっかけを与えてくれたことだ。
500年近くあの地下の部屋に籠もりきりだった妹様が、今こうして笑いながらお嬢様と一緒に紅茶を飲んでいる。
私は、この姉妹が生まれる前から門番をしているが、生まれて間もなくこの姉妹は引き離された。二人の御両親が、妹様の能力を恐れ地下の部屋に閉じこめたのだ。
なぜ実の娘を恐れるのだと私は思った。しかし、思っただけだった。結局何も出来なかったのだ。あの時ほど自分の無力を呪ったことはなかった。
だから、今こうしてこの姉妹が仲良く共にいるとこを見ると涙があふれ出そうなる。まだ、ぎこちないとこもあるがそれは時が解決してくれるだろう。
そう、もう心配はない。扉は開かれたのだ。あの人間達のおかげで、まさか人間にと思ったがアイツらには何か不思議な力があるのだろう。
そうゆうわけで、霊夢と魔理沙の二人はワザと門を通してあげてるんだ。今日は、久しぶりに一杯やってから寝よう。

326 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/05(月) 10:48:25 [ oJRHTy4s ]
>>323
てるよたん、可哀相に。
しかし何故ゆえ冒頭が土佐日記?

>>325
美鈴、優しい娘。
でも言い訳じゃないよね?

327 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/05(月) 18:37:53 [ QmC30AI2 ]
土佐日記ワロス。竹取物語の作者は紀貫之だと思ってます!

328 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/05(月) 19:19:14 [ XYud4rHs ]
>>323
なんか違和感ある文体だと思ったら、口語訳風にしてたのか!
らしくていいなぁw

329 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/14(水) 06:01:49 [ wvNcZ686 ]
ほしゅage

330 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/17(土) 10:46:21 [ VLRwerlo ]
㊦月 喜屋武日
一時期に比べ幻想卿に迷い込むものは減ったのではあるが先日なんと忘れられたはずの麒麟が
復活した。 さらには外の世界からもなにやら強そうなやつも迷い込んできた。
幻想郷はすべてを受け入れる。そのことには僕は異論はない。しかし、永く生きたこの僕にも
まだまだわからないものはあるものなのだ。
知れることは有限である。いかに無限の命があってもすべてを記憶することはできまい。
そう、紅い館の魔女や深き森の人形遣いたちもすべてを知ることはできないのだ。
・・・例外がいるにはいるが。
幻想郷の母、かのスキマ妖怪なら閉じられたはずの幻想郷に迷い込むものがいるのか
それがわかっているのではないだろうか。
と、いうか彼女が幻想郷にかの者たちを呼び込んでいるのではないのだろうか。
暇つぶしなのだとしたら迷惑な話だ。何かが迷い込むたびに真理沙や霊夢に店に来る口実を
与えてしまうことになるんだから。

331 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/17(土) 11:35:44 [ TE9.Hg0. ]
香霖が他人の名前を碌に覚えていない事は分かったよ(´・ω・`)

332 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/17(土) 13:09:25 [ kBdODOiE ]
つーかしょっぱなで幻想卿になってるのにそれ以降は直ってるのが気になる

333 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/18(日) 23:44:02 [ .EGm2PV6 ]
○月△日 2cm
今年はなんか異常に早い。
こんなに早いとは思わなかったから家を漁って日記帳を探すのに苦労したわ。
くるみの話によると他の所はもっと凄いらしい。
今度久し振りに他所へ行ってみようか。

○月×日 37cm
出てくるのも早ければ伸びるのも早い。
日記をつけるのは楽でいいけどページが少なくて味気ないかも。
夢月と幻月によると他所では季節を問わず花が咲き乱れてるとか。
う〜ん…前にもこんなことがあったような気がするわ。

○月■日 92cm
気の早いのはもう蕾が出来てる。
ずっと見てたいけどほとんどはまだまだ伸び盛りだし、
とりあえず水をやったり虫を取ったりすることに専念した方がいいわね。

○月◎日 159cm
このペースなら目の前のこの子もそろそろ花が咲くかしら。
とりあえず食事は全部エリーにここへ運んでもらって、私はひたすら花が咲くのを待つことにしよう。

○月◎日その2 176cm
と思ってたらあっという間に咲いた。
成長が早すぎたからどうかと思ったけど相変わらず見事な大きさね。
とりあえず観察も一区切り付いたし、他所の花を見に行くことにしよう。
懐かしい顔に会えそうな予感もするし。
決して高さを測るのに飛ばないといけないのが面倒とか言うわけじゃないわ。

○月◎日その3 187cm
予感通り懐かしい顔に会えた。
もうするこの現象も収まるらしいから、またすぐ種を撒けば今年二回目の観察が出来そうね。
向日葵が春に咲くのも60年ぶりだからすっかり忘れてたわ。
今度はしっかり覚えておくことにしよう。

と60年前も考えたような気がするけどそんなことは忘れたわ。

334 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/22(木) 17:22:04 [ mZGxunzA ]
ゆうかりん可愛いよゆうかりん

335 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/22(木) 21:50:04 [ NAhVdvD. ]
ひまわりのせいちょうにっし!

ゆうかりんかわいいよ!!!

336 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/23(金) 03:54:49 [ Fx1gqrKg ]
二日で向日葵が90センチ以上伸びる年! だれもわたしを止めることはできない

337 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/30(金) 02:06:02 [ bxJyaVwQ ]
>>336
杜王町で静かに暮らしててください

338 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/20(木) 20:46:35 [ rAaS2Dn. ]
age

339 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/29(土) 22:16:07 [ 0Riff2b2 ]
幻想郷でも暑い日が続いている。三十度を超える日がほとんどになってしまっている。
幻想郷の少女たちは確かに普通ではないが、人間並みには暑さは感じるようだ。
昨日は魔理沙が氷精を捕まえてクーラー(この機械の名称を知っているのは僕とスキマ妖怪ぐらいだが)
の代わりにしようとしていたし、霊夢は僕の扇風機を持っていってしまった。
まあ、彼女には使えないとは思うが。そもそも電源はどうする気だろうか?
今日は今日で紅魔館のメイドが何か涼しくなるものをくれ、とやってきた。
扇風機はあと一台しかなかったので風鈴を渡しておいた。
これは発する音によって周囲の温度を下げるものだとかなんとかいって渡した。
まあ、実際には涼しくはなってはいないのだが、風鈴の音はそう思わせるだけの力がある。
もしかしたら実際に温度を下げているのかもしれないが、売れてしまったのだからどうでもいいような気がする。
いや、実際どうでもいい。
まあ、つまりは幻想郷は今日も暑かった、ということだ。

店主日誌

340 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/30(日) 00:15:56 [ boW77cOk ]
『涼しいものを調達してきなさい』との仰せを受け、香霖堂へ買出しに向かった。
些か気にしつつも、やはり小型の扇風機を買おうと思っていたが置いていなかった。
あらかたスキマ妖怪や巫女近辺の者が拝借していったのだろう。彼も苦労人だ。
駄目元で何かないか尋ねてみたところ、工面されたのがこの風鈴である。
森近氏は私が外から来た人間だと言うことを知らない。無論知る必要もない。
しかし、私がこの程度の子供騙しにひっかかると思われてたままなのはどうも癪だ。
贅を凝らした西洋建築の紅魔館に風鈴はやはりミスマッチだった。
窓も少なく、風が入りにくいよう設計されている館では満足に鳴りもしない。
だがお嬢様は思いのほか気に入られた様子で、ずっと指で突いて楽しんでいる。
『成程。大気中から熱を奪う術式を施せば面白そうね』とパチュリー様は言っていた。
パチュリー様の試みが成功して、音で気温が下がるようになったら森近氏に見せに行こう。
そして、いかにも嫌味ったらしく風鈴を褒めて、また幾つか新しい風鈴を買ってくるとしよう。
お嬢様はまだ風鈴で遊んでいるらしい。綺麗な音が聞こえる。真夏の幻想郷はどこか涼しげだ。

まじかる★さくやちゃんダイアリー

341 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/30(日) 00:19:00 [ 1dDFk5yk ]
>>340
ああ、なんとも幻想郷らしい雰囲気…て、最後でだいなしだー!!ww

342 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/30(日) 00:33:19 [ P8Y8TDGc ]
絶対誰かに覗かれるフラグだwww

343 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/30(日) 00:34:15 [ f6bUc2NY ]
まじかる★さくやちゃんwwwwwwwwww

344 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/02(水) 00:48:47 [ CxeVb1uo ]
オチでひっくり返ったwww
なんて瀟洒でお茶目なんだwwwwww

345 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/02(水) 01:07:14 [ cowNNkP2 ]
風鈴は普通にあるんじゃないか?

346 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/02(水) 04:51:47 [ pH5jVNrs ]
紅魔館には無いだろうと大胆予想。
ちなみに店主日記を書いたのは他のお方。
オチがどうしてもやりたかったんだ。店主日記の人ゴメンナサイ。

347 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/02(水) 14:45:51 [ jNpcN0AQ ]
当方、店主日誌書いたものです。
>>346さん むしろGJです。 
風鈴は江戸時代にはあったんで幻想郷にも当然あるとは思うんですが、
紅魔館の人は知らないだろう、とこーりんが思ったものと脳内補完してしまいました。
あと、笑わせてもらいましたw

348 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/02(水) 18:08:11 [ JYvq2EHI ]
美鈴カワイソス。

349 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/04(金) 21:11:01 [ aYpHuyro ]
タマキン!!

350 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/05(土) 07:54:46 [ ANArQ816 ]
>>313
いまさらながら、
地元民乙。

351 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/17(木) 21:39:27 [ 6AqX/9Eo ]
たまにはage
そして神降臨希望〜



     ∧∧  ミ    _ ドスッ
     (   ,,)┌─――┴┴――─┐
    /'   つ  .アホ毛神お断り │
  〜′ /´ └――─┬┬――─┘
   ∪ ∪         ││ _ε3
                  ゛゛'゛'゛

352 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/17(木) 22:31:01 [ SWuG9w8c ]
>351
313わりとすごくね?

353 名前:神じゃないけどにぎやかしにどうぞ 投稿日:2006/08/18(金) 20:05:26 [ bW1CZSUU ]
○月×日(月)
 週に一度の朝礼の日。四季様のありがたい訓辞をうけた。眠いので右から左に抜けていった。四季様にはお見通しらしく、
ちゃんと聞きなさいと怒られたが、実は聞かなくても覚えているのでそらんじて見せたら溜息をつかれた。
変わり映えがしないお説教なのも眠くなる一因だと思ったが、口に出すのはやめておいた。
 でも四季様は優しい人だ。あたいのような怠け者を見捨てないでくれるだけでも十分なくらいそれがよくわかる。
自分で言うのもなんだが、あたいだったらこんな奴はとっとと首にして代わりを探していると思う。
だから今日も感謝を込めて精一杯働くのである。

○月△日(火)
 萃香が遊びに来た。この小鬼は本当に気まぐれで神出鬼没だが、巫女に構ってもらえないとたまにあたいの所へ遊びに来る。
川のほとりで子供と水切りをして遊んだ後、お喋りをして酒を呑んだ。あたいもこっそりとわけてもらった。
 四季様が獄卒を捜して居るんだけどと話を振ったが、その話はもういいよと断られた。幻想郷には他に鬼が居ないので、
バイトでもいいからやってくれると助かるんだけど残念だ。

○月□日(水)
 妖夢が様子を見に来た。なんでも、彼女の半霊が行方不明らしい。白玉楼の中を探しても見つからないので、外へ探しに行くことに
したのだが、最初に致命的なことになっていないか……具体的にはあたいが船に乗せてしまっていないかどうか聞きに来たと言うことだ。
 いくらあたいでも妖夢の半霊と普通の幽霊を間違えたりしないよ、といったら非常に胡乱な目つきで見つめられた。あたいがまちがえた
ところで、四季様が気がつくから大丈夫だろと言ったらようやく納得した様子で、万一半霊が現れたら知らせてくださいと言い残して
慌ただしく立ち去った。普段口には出さないが、妖夢があたいのことをどう思っているのかよくわかる。

○月◇日(木)
 珍しい客が来た。パチュリーがここに顔を出すのはこれで5回目になる。唐突に現れたと思ったら「……又なのね」と呟いて
川縁に座り込んでた。最初にここに現れたときは物珍しそうにきょろきょろして、あたいに話しかけたり川面に木の枝を突っ込んだり
していたものだが。
 まあパチュリーが無愛想なのはもう慣れっこなので、隣に腰を下ろして一緒に川辺を眺めることにした。パチュリーの
奴はこちらをちらっとだけ見たが何も言わず、ふたりで黙って座っていた。たまにはそういうのも悪くないと思う。
 うたた寝から気がついたらパチュリーは居なくなってた。ホントそっけない。

○月▽日(金)
 霊夢が来た。この巫女は年に数回遊びに来るが、基本的には冬場のことが多い。夏に来るなんて珍しいなと声をかけたら、
今年はことのほか暑いからねと返してきた。三途の川は幽霊が通る分温度は低いから、涼みに来たって事かね。
待てよ、じゃあ冬に来ても寒いだけじゃん?
 餌付けすると反応が面白いので、霊夢が来たときにはお菓子をわけてあげることにしている。冷たい麦茶を
美味そうに飲んでいた。饅頭をやったら泣いて喜んだ。いつものことだが、食べ終わると姿を消した。

○月◎日(土)
 鈴仙が遊びに来た。二言目には師匠師匠と、敬愛する様は微笑ましいが、ちょっとやかましい。毎週のように
話を聞いているおかげで、会ったこともない蓬莱人が頭の中にくっきりとイメージできるようになってしまった。
 今日はお使いの途中らしい。竜の毒液を精製すると最高の滋養強壮剤になるらしいのでとってこいと言われたそうな。
そっちの竜は幻想郷には居ないと思うといったら、それが居たんですよと言う。毒液を吐きかけられたが、放っておくと
燃え上がるのでそうならない様に採取するのが大変だったらしい。毎度のことながらご苦労様なことである。

○月☆日(日)
 美鈴が来ないなあと思ってたら、漸く来た。普段は三日と空けずに遊びに来る美鈴とは、書くのは照れるが親友だ。
話し上手の聞き上手で、話題も結構共通するのでつい時間を忘れる。今週はご無沙汰だったねと声をかけると、
何もありませんでしたからねと言う。ん、それって逆じゃねーの?
 今日も上司の愚痴とか胸の悩みとか、適当にお喋りして過ごした。別にあたいも美鈴も、本気で愚痴ってるんじゃない。
上司の愚痴は酒がなくても肴としてぴったりだというだけのことだ。だから力任せにぶん殴るのは止めて欲しい。
むしろ美鈴の方が青い顔になっていた。こうしてあたいたちは友情を深めあうのである。

354 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/18(金) 20:29:34 [ nbNu1IjI ]
妖夢と萃香以外はひょっとして死に掛けた連中か?w

355 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/18(金) 20:40:30 [ 6mvgz8lU ]
霊夢は相変わらずギリギリだな生き方してるなw

356 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/18(金) 20:41:34 [ Lb.lkWOg ]
ウドンゲは毎週・・・そして美鈴は3日と空けずに死にかけてるんかい(;´Д`)

357 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/21(月) 13:37:08 [ NHRb//Ro ]
っていうかウドンゲが戦った竜が何気にエルリック仕様だw

358 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/21(月) 14:48:38 [ YdyfijKE ]
○月△日(金)
 一年で最も忙しい時期がやってきた。このときばかりは書き入れ時なので週末も
へったくれもありゃしない。普段のように、マイペースマイペース、ともいかないので
頭が痛い。いつもと逆に彼岸から此岸に漕がなきゃならないので調子も狂う。
 地獄の釜を引っ繰り返した、とはよく言ったもので、あの世でのほほんとしていた
連中も、空きっ腹を抱えてる連中も一まとめにして送り届けてやる。無償で、だ。
 盆と正月が一度にやってきたら死神稼業も考え時かもしれない。
 ……などと愚痴を零していると四季様に怒られるのでやめておこう。

○月□日(土)
 霊にとって盆は観光みたいなものだ。
 現世がどんな風になっているのか、残してきた者達は元気でやっているか。そんな
未練がましいような楽しみなような心境で遊びにいくわけだ。心を安らげなければ
霊は成仏しない。つまりは、本当の意味では仏さんにはなれない。
 今回で二百四十七回目の盆を迎える爺さんを送り届けた後で、ふと思う。
 あの爺さん、なかなか成仏しないのは年に一度の観光目当てじゃあるまいな?

○月×日(日)
 やれ墓石に苔が蒸してただの。仏壇の米が美味かっただの。
 そんな会話を横耳に船を漕ぐ。何度も繰り返すようだが、無償で、だ。
 観光案内人の気分で溜息を零したが、考えてみると普段も似たようなもんか。

○月△日(月)
 四季様の言付けで現世に留まったままの霊を連れ戻しに里まで足を伸ばす。
 こういう手合いは年端のいかない子供に多い。遊び足りないのだ。親兄弟が恋しく
離れがたくなるのだ。酷な話だが、問答無用で連れ戻す以外に方法がない。
 説教よりも実力行使。四季様も心得てらっしゃるというか何というか。
 まぁ、数日間好きに遊ばせてやろうじゃないか。怒られるのはあたいだけなんだし。
 マイペース。マイペース。

359 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/21(月) 15:39:55 [ NqFLDmvw ]
>>358
>怒られるのはあたいだけなんだし。

こまっちゃんは投げやりなようで他人思いだなあ

360 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/21(月) 21:06:29 [ XBRQr7NQ ]
それを木の陰からこっそり見て微笑んでいるえーきんを幻視した



でも説教

361 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/09(土) 21:52:13 [ 8UoBgEHE ]
良スレage

SSスレとかぶるって言うな

362 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/03(火) 00:23:18 [ 0c905VVA ]
○月α日
幻想郷は秋晴れが続いている。
今日は珍しくスキマ妖怪の式の狐がやってきた。なんでもスキマ妖怪に冬眠に入る前に
冬眠用の道具を一式そろえるように言われたらしい。
この時期から準備をはじめるとはまるで熊か何かのようだ。少なくとも僕はそう思う。
しかし、僕の店には食料は置いてはいない(特に妖怪のは)
その旨を伝えると、今日買いにきたのはそれではないといわれた。
なんでもスキマ妖怪の求めているものは ”低反発枕” というものらしい。
僕も聞いたことはあるがどんなものかは知らない。式の一種でなかなか反抗しないようなものだろうか?
目の前の式はあのスキマ妖怪でも容赦無用にたたき起こしそうだ。
そんな式に嫌気が差して新たに冬眠を邪魔しないような式を手に入れようとしているのだろうか?
まあ、ないものはしょうがないのでその代わりに新しい羽毛布団を妖怪の式は買っていった。
今日の売上はそれだけだ。
しかし、もし 低反発枕 が式ならば外の世界の人間はどれだけ多くの式を使っているのだろう。
中には式に使われてしまっているような者もいるのではないだろうか。
優秀な式は便利だが、もしかしたら、主人を主人と思わないようなものもあるかもしれない。
あの天狐もそうだろうか。

363 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/03(火) 00:27:21 [ 80YlpI2. ]
一ヶ月近くレスがなかったのか

364 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/03(火) 00:37:23 [ 6vsPYOKc ]
なんと一月半ぶりのネタ投下ッ!?

それはそうと、ゆかりん冬眠前に食い溜め=ぶたりn(スキマ直行

365 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/03(火) 03:07:12 [ fp0356r2 ]
亥月 ○日

朝、棲家の寝床の寒さで目が覚める。
「もう冬が着たのか?」と思い外に出てみるが、山はまだ紅葉に染まってすらいない。
しかし気温はやけに低く、行動しやすい季候だったので湖にでも行ってみる事にした。
湖の側まで来た所で雲に隠れていたお天道様が照り始め、急に気温が上がりだした。
眩暈がしてきたので大きな木の木陰へ行き、しばらく眠る事にした。
うとうととしていると聞き覚えのある声が私を呼んでいたので目を開けてみると
チルノが嬉しそうな顔で胸に飛び込んできた。
久々に逢えて嬉しい・話したい事が沢山あるというので、チルノの話を聞いてあげる事にした。
(少し眠かったのはチルノには内緒だ)
途中、大妖精も来て二人の楽しそうな春と夏の思い出話をずっと聞いていた。
二人とも相変わらず元気そうで一安心。
話を聞いてる内に日が暮れ、辺りが宵に染まり始めると同時に気温も下がってきた。
そろそろ棲家に戻って再び冬まで眠りに付く、という事を二人に伝えたら
チルノに泣き付かれた。
何時もの事なのだが、今回は大妖精が宥めても一向に泣きやまない。
仕方無いので胸のピンバッチを外し、チルノに着けてあげた。
私が「これを冬に起きてくるまで預かっておいてくれる?」と聞くと
泣き顔から一転、満面の笑みを浮かべて「うん!」と答えてくれた。

今年の冬は何時もより良い目覚めになりそうだ。

366 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/03(火) 21:29:43 [ x05fd1fw ]
スレ一覧見たときに「めかりんのスキマ日誌」に見えてしまった俺はどうすればいい?
  ,=ニ∞ニ=-、
  |O  O  | ソ オバサンジャナイワヨ
  |::::ワ:::::: : : ト'
  |:.;::|:: :::: : ::|
  `‐||―||−'
    ̄   ̄

367 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/05(木) 06:37:31 [ meb5UxTM ]
 ☆月△日
 
 先々週の宴会で十年ぶりに記憶を失った。反省を日常化するために今日から日記をつけはじめる。
 
 朝食はベーコンエッグとトースト。
 自律式人形参〇四番を試作。
 参〇〇番以降、第三世代システム論を応用した生命システムの模倣を試みてきたが、それにも限界が見えてきた。
 構成素間の接続がうまく行かない。自己形成的作動を繰り返すうちに無様にふくれあがって人の形を失い、やがて機能齟齬を起こした。
 生命の躍動が身体を破壊する。魂を器に固定する楔が足りないのだ。
 参〇四番の完全な機能停止を確認したのち、人形塚に埋葬。
 
 塚付近で子嚢菌類の子実体を多数発見。
 例年ならあり得ないこと。
 今年は特に湿度が高いというわけでもない。
 異変というにはちいさなことだが、少々不快。
 
 夕方、博麗神社に向かって飛ぶ帚星を見た。
 急ぎの用事でもあったのだろうか。
 夕食はとらずに就寝。

368 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/05(木) 06:42:33 [ meb5UxTM ]
 ☆月●日

 昨日の失敗がこたえたのか、朝から食欲がない。
 栄養剤で済ませる。
 
 昨晩は整理もせずに寝てしまったせいで部屋が少し散らかっている。
 人形たちに片付けの具体的なやり方を指示している最中にノックの音が聞こえた。
 ドアを開けるが誰もいない。そら耳ではなかった。ためしに探知してみたが何も感じない。
 こんな芸当ができるやつは幻想郷といえどもそう多くはない。
 犯人の見当はついたが無視することにした。
 
 片付けは無事終了したが昼食もとる気になれないので人形塚の周囲も掃除することにした。
 掃除を終えて花を添えると、背後、耳元でいきなり声が聞こえた。
「へー、失敗した人形の供養? 真面目だねえ」
 半ば予想はしていたが耳元でやられるとは思わず、情けない悲鳴がでた。
 声の主はケラケラと笑った。
 
 伊吹萃香はよく喋る。
 茶菓子を囓る口から連想ゲームのように次々と紡ぎ出される言葉には脈絡というものがまったくない。
 ほとんど思いつきで喋っているのだろう。
 博麗神社の食卓事情からはじまって里の畑を荒らす大猪、半人半霊がやらかしたヘマ、
 紅魔館の姉妹喧嘩、今朝見かけた毛玉の数、……話題は生き生きと跳ねまわる。
 口を挟めば連想はさらに飛躍し、次に語られる話題はまったく予測できないものになる。
 それは厳密な意味で会話とは言えないが、慣れればそう悪いものでもない。
 この一人百鬼夜行との会話で一対一の意思疎通を望む方がおかしい。
 
 思う存分しゃべり倒した後、「今晩は霊夢のところでごちそうになる予定なんだ」といって唐突に姿を消した。
 言われるまで窓の外の暗さに気がつかなかった。
 なぜ姿を現したのかは聞きそびれたが、まあ何か用事があったわけでもないのだろう。
 たまにはこんな日があっても良い。
 少し食欲が出たので夕食には干し肉を使ったシチューを作る。
 作りすぎた分は凍結させて就寝。

369 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/05(木) 11:45:26 [ Otk56xyg ]
萃香蝶いい子だな

370 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/05(木) 14:43:48 [ QwnPOJEg ]
さりげなく精神面のフォローをする萃香マジ良い子

しっかし日記というよ業務報告みたいだなw流石アリス

371 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/05(木) 17:24:05 [ meb5UxTM ]
 ☆月◇日
 
 久しぶりに寝坊をした。
 何者かが侵入者警戒用の術を破ったせいで目が覚めた。
 ノック代わりに術式を破るのはやめてほしい。
 身支度を人形達に手伝ってもらう。
 ドアを開けると予想通りの顔。
 久しぶりに見たが、あまり成長はしていない。
「よー。昼飯まだか?」
 
 人形達に流れ作業でサンドイッチを作らせ、早めの昼食をとる。
 子嚢菌類の標本を採りにきたついでに寄ってみたのだというが、こいつの標本採りのテリトリーはもっと西にあったはずだ。
 紅茶に自白剤でも混ぜてやろうかと思ったが、美味しく入れられたのでやめておいた。
 香霖堂でたまたま手に入れたsylhetという外界の茶葉だと説明すると、
「へえ、香霖のやつこんな気取ったものも扱ってるのか」
 などと言いながら砂糖をどかどかと沈めはじめた。
 スプーン四杯目あたりで先ほどの選択を後悔した。
 
 魔理沙は机の上に投げ出してあったまとめる途中の研究報告書を手に取り、断りもなくペラペラと流し読んだ。
「また自律式人形か。――自己形成的作動を安定させたいなら自己イメージを物質的に固定してやった方が良いんじゃないか」
「もうやってみたわよ。生体設計の情報を運動過程に組み込んだら自律しないの。
自己形成的作動に巻き込まれる形で、それ自体も変化しうる生体設計図でも作れればいいんだけど」
「そこまで行くともう人形じゃないだろ。なんか研究の方針からずれてきてないか? 
いっそそこら辺を飛んでる幽霊でも封じ込めたらどうだ」
 
 ほとんど砂糖水と化した紅茶を飲み干した魔理沙は、今度は勝手にあれこれと物色しはじめた。
「お、こいつらは新顔だな?」
「この間作ったばかりの子達よ。あまり乱暴にしないで」
 貴重な品の見張りだけは人形達に任せて、あとは好きにさせておく。
 最近気がついたのだが、これを追い出そうとすると無駄に散らかる。
 譲歩してやったほうが、気分はともかく、効率は良い。
 
 ふと一昨日見た帚星を思い出し、神社に急いでいた理由を聞くと、魔理沙は「ちょっとな」と言葉尻を濁した。
 怪しい。夕食をたかりに行っただけではなさそうだ。
 ここに来た理由と関係があるのかもしれない。
 今からでも遅くはないから自白剤を注射してしまおうか。
 半ば本気でそう思ったが、薬品棚に手を伸ばす前に、やつはそそくさと荷物をまとめて「そろそろ帰るぜ」と言い残し、
 あっという間に飛び去った。
 
 夕食の支度をすると、また余った。
 少し持たせればよかった。この分だと三日連続でシチューだ。
 
 ベッドに入る前に軽く人形に自分たちの手入れをさせる。
 人形同士に互いの修理をさせる方法は、今のところうまくいっている。
 ぐるりと円になって互いの手入れを済ませる様は何度見ても異様だが、可愛いので問題はない。
 新作の人形が一体持って行かれていることを確認。
 想定の範囲内。
 起爆信号を送り、振動を確認してから就寝。

372 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/05(木) 18:40:09 [ PYeNCJgs ]
それなりにほのぼのとした日常かと思ったら最後一行に盛大にフイタ

373 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/05(木) 18:48:59 [ 6DRmwiOs ]
新作人形の早すぎる死に泣いたと同時に吹いた

374 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/05(木) 19:01:19 [ uBmkxsCg ]
爆弾つけたところが「新」作なんじゃね?
十二分に使命を全うして逝ったと思われ。

375 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/05(木) 19:05:24 [ U0HoQWKw ]
>>371
いいなぁ…この日記好きだわ

376 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 13:20:50 [ xeqePwR2 ]
(´;ω;`)ウッ……

377 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 14:17:07 [ N2hQKLpg ]
「98時代からの決まりでね。
 私をロリスと呼んだ者は、例外なくブチ殺す事にしている。」

378 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 18:17:54 [ qaKY/WTw ]
彗星の如く飛んで逝った理由を頼む >>371

379 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 19:14:20 [ kigH0Gso ]
>>371
力作GJ
スイカの心温まる気遣いに和み
新作人形の起爆で吹いたw

そして、ぐるりと輪になって互いを整備し合う人形達の姿に悶えた。

380 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 22:38:13 [ LtsMcQ9I ]
>>377
人形師繋がり乙

381 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/07(土) 00:39:51 [ KA6rROBg ]
相変わらずレベル高いスレだなここ

382 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/07(土) 12:56:07 [ cJULjZj6 ]
>>377
ちょっとまて、その流れだとアリス自身が人形ってことになるぞ。

しかも、稼働中の自身が機能停止すると記憶領域を転送して次の自身が・・・というスパイラル。

383 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/08(日) 00:40:22 [ Q.vt.5Kw ]
>>365
三人のつながりが感じられてイイ!

384 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/09(月) 01:27:07 [ RsczTF0Q ]
活気と作家さん達が戻ってきてくれて、おっちゃん嬉しいよ・・・

385 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/09(月) 15:45:05 [ HzkULsTo ]
レベル高すぎて素人には手を出せない現実
しかし面白いから何の文句もない

386 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 00:50:51 [ a1AWjYXg ]
>>378 リクエストにお答えして

 ☆月◆日
 
 ストレスを解消したおかげで気持ちよく起きられた。
 朝食はスクランブルエッグとサラダ。
 
 火の調整をしくじって上海が焦げた。右肩から全換装。
 ついでに改造した近接戦闘用の装備もつける。
 
 人形塚の周囲を掃除し、昨晩征った子の名札を埋葬。花を添える。
 一昨日取り除いたはずの子嚢菌類がまたはびこりはじめている。
 よく観察すると、どうも新種のようだ。魔理沙来訪の理由はこれか


 
 早速人形達に焼き払らわせる。
 辺り一面に黄色がかった煙と美味しそうな匂いが立ちこめた。
 気がついたら地面が頬に接していた。
 迂闊。神経毒の類か、皮膚感覚は完全に麻痺し、身体に力が入らな

い。
 魔法使いにあるまじき失態だ。
 
 人形達に指示して家まで引きずらせ、ベッドの中へ。
 人形では解毒剤の調合はできない。
 毒が抜けるまでしばらく待つしかない。
 それにしても魔法使いにここまで強く効くなんて、自然の毒ではあ

り得ない。
 昨日の魔理沙の狙いは間違いなくこれに関係することだろう。
 
 うとうととし始めた時、また侵入者警戒用の術が豪快に破られた。
 感触が以前とは違う。
 人形達に迎撃を指示する前にドアが吹っ飛んだ。
 
「アリス! いるんならさっさと出てきなさい!」
 
 霊夢の声だった。

387 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 00:52:17 [ a1AWjYXg ]
 なにやら激怒しているようだが、こちらは弾幕ごっこの相手ができる状態ではない。
 仕方なく上海に白旗を振らせ、家の中へ招き入れる。
 ドアの残骸を踏み越えてきた霊夢は、こちらを見て怪訝そうな表情を浮かべた。
 
「……どうしたの? 風邪?」
「まほーつはいが」
 
 舌が回らない。情けない。
 仕方なく人形達にボードを持ってこさせ、蓬莱にチョークを持たせる。
 
『魔法使いが風邪なんかひくわけないでしょ』
 
「まあ風邪で舌が痺れたりはしないわよね。毒キノコを食べたんでしょ」
『キノコは嫌いよ』
「あれ、違うの? 魔理沙が変な毒キノコを――」
『ちょっと待って』
 人形達に、霊夢の前へボードをズイッと押し出させる。
 
「な、何よ」
『そもそもあんたはなんでここにきたの。ドアまで壊して』
「それはあんたが人の家に爆弾人形なんか仕掛けるからでしょう」
『……よーく話し合う必要がありそうね』
 
 あちらの事情はこういうことだった。
 魔理沙は先月末、子嚢菌類の繁殖実験で非常に強力な神経毒を生産する種を作りだすことに成功した。
 しかし予想以上の繁殖力を持つそれの管理に失敗した。
 その結果、魔法の森はもちろん里にまで広がり、今週の頭には幻想郷のいたるところで子実体が確認されたという。
 自然現象とは考えにくいということでとうとうこの巫女が動くことになった。
 霊夢は異変の原因をいつもの直感で華麗に(本人談)つきとめ、つい三日前に弾幕による説教をかまし、事態を収拾するように言い渡したところなのだそうだ。
 神社が半壊したのはその翌日、魔理沙がここへ来た日の晩のこと。
 
 こちらの事情を説明すると、霊夢は深いため息をついた。
 
「あの馬鹿、仕返しのつもりでうちに置いていったのかしら」
『ありうるけど、ちょっと安直すぎる気がする』

388 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 00:53:48 [ a1AWjYXg ]
 そもそもあんな見え透いたトラップに引っかかること自体、意外だったのだ。
 何か別の意図があってここに来たと考えた方が、辻褄はあう。
 あのとき魔理沙はすでに霊夢に説教をくらい、あの子嚢菌類を駆除する方法を模索していたはずだ。
 ということは――。
 
『霊夢』
「なに?」 
『そこの棚の一番上にある箱をおろしてもらえる? 呪いが掛かっていて人形では下ろせないの』
「? 別に良いけど……」
 
 回らない舌を小さく動かして解除を唱える。
 
『ロックは解いたわ。開けてちょうだい』
「大切なものなんでしょ? 見ちゃっていいの?」
『盗まれないなら見られたってかまわないわよ。減るもんじゃなし』
 
 その中身は、―― 予想通り。
 どうやってかは知らないが、一番大粒の魔力結晶を持って行かれている。
 あれを使って子嚢菌類駆除のための大規模な術式を起こすつもりなのだろう。
 
『やられたわ』
「やられたって、魔理沙が何か持っていったの?」
『キノコ駆除のために使う気でしょうね。人形を持ち出したのはカモフラージュでしょう』
 
 今、私は毒にやられて動けない。
 魔理沙は効率よく術式に必要な物資を調達し、しかも邪魔する恐れがある者まで排除できたというわけだ。
 してやられた。
 
「よくわからないけど、魔理沙はキノコを駆除しようとしてるのね?」
『今日中に片がつくんじゃないかしら』
「そう。……じゃあ、まあいいわ。後のことはそれが終わってからにしましょう」

389 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 00:54:56 [ a1AWjYXg ]
 この屈辱をどう晴らすべきかと黒い想像力を煮えたぎらせる私をよそに、
 霊夢はなにやら台所付近をごそごそとあさりはじめた。
 人形達にボードを移動させる。
 
『何をしているの?』
「ああ、ちょっと台所借りるわよ」
『何で』
「その有様じゃ夕食の準備もできないでしょ」
『それくらい自分でできるわよ』
「人形に料理なんかさせたら危なくて仕方がないでしょう」
『作り置きのシチューがあるから大丈夫』
「じゃあそれでいいかな。あとは適当に付け合わせを……。あー、硬いものは食べられないわよね?」
 
 一度決めたらこちらの言うことなど聞こうとしない。
 こいつはこういうやつだ。
 わざわざ爆弾人形を持ち出し、霊夢がここへ来るよう仕組んだ理由も、これでわかった。
 細工は流々というわけだ。
 まったく、なんて人間らしい狡賢さ。
 それが狙いだとわかっていても、燃えさかっていた怒気が少し萎えた。
 
『まさか、あんたまでグルなんじゃないでしょうね』
「何のことよ?」
『何でもないわよ』 
 
 せめて人形に食器の準備を整えさせる。
 霊夢は暖めたシチューを器に入れ、付け合わせにトマトを刻んで皿に盛りつけ、盆にのせてベッドの前に持ってきた。
 人形達に椅子とテーブルをベッドの横へ持ってこさせる。
 霊夢はシチューをスプーンにすくって息を吹きかけて冷ます。
 シチューの皿は一つしかない。嫌な予感がした。

390 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 00:57:13 [ a1AWjYXg ]
「はい、あーん」
『やると思った』
 
 呆れてみせるが霊夢はひるまない。
 ニヤニヤしながらスプーンをこちらに突き出す。
 
『やめて。本気で恥ずかしいから』
「だからやってるのよ」
 
 こういうときは逆らっても無駄だ。
 意識するべきではない。これはただの栄養摂取なのだ。
 麻痺が治ったあかつきにはこの記憶を抹殺することを決意して、口を開ける。
 
「いい子ね〜♪」
 
 拷問は皿からスープがなくなるまで続いた。
 トマトにたどり着くまで精神力が持たなかった。
 すべてを捨てて懇願し、やめてもらう。
 
「お姉さんは素直なアリスちゃんが好きよ?」
 
 明日までに薬物を使ってでもこの夜をなかったことにしてやる。
 調合する薬物の組み合わせについて考えながら、半ば気休めのつもりで作り置きの簡易解毒剤を人形に持たせ、口に放り込む。
 霊夢は満喫しきった様子でトマトをつまんでいる。
 睨んでみせてもどこ吹く風だ。
 
「いつ頃になれば回復しそう?」
『何もしなくても明日までには抜けてるわよ。だから』
 
 がたん、という音がして、視界から霊夢が消えた。

391 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 00:58:40 [ a1AWjYXg ]
「どうしたの」
「かららが……」
 
 舌が回っていない。ピンときた。
 魔理沙が仕込んでいったのだろう。
 
 今朝の私の麻痺は、いってみれば自業自得だ。
 私は外の子嚢菌類を焼き払ったが、それを魔理沙が予見していたとは思えない。
 あいつなら確実に毒を盛るために、食材に仕込むくらいのことはするはずだ。
 昨日は作り置きだけで済ませたからそれに気がつかなかったのだ。
 
「魔理沙ね。あいつが家の食べ物にキノコの毒を仕込んでいったのよ」
「……ふへ?」

 はたと自分の状態に気がつく。
 舌が回る。上半身を起こせた。ためしにベッドから降りてみると、しっかり立ち上がることができた。
 
「あら、効いたのね」

392 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 01:08:57 [ a1AWjYXg ]
……NGワード規制された。
ちょっと推敲してくる。

393 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 01:15:56 [ M9mGa2XE ]
結構ボリュームがあるっぽいね
投下先がここじゃ勿体無い気がするけど・・・続きも気になるしいいか

394 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 01:23:51 [ a1AWjYXg ]
駄目だ。どこが規制されてるのかわからない。
txtで上げとくんで読みたい人だけどーぞ。半端ですまない。

ttp://coolier.sytes.net:8080/th_up2/src/th2_3616.txt

もう一つ、さらに長い若干シリアスなアリスの日記を書いてるが、
こっちもどこか別の所に上げた方が良いかな。

395 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 01:28:05 [ a1AWjYXg ]
今回は一日が長すぎたが、一レス一日ペースなら問題はないかな?

396 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 01:55:34 [ M9mGa2XE ]
個人的にはそんなに形式にはこだわらないんだけど、SSスレとの差別化もあるしね
スレ間に差が無いと判断されたら倉庫行きになりかねないもので・・・
ただでさえ過疎スレだしここ('A`)

なんにせよ続きはワクテカして待ってますw

397 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 18:38:29 [ xeQU45J2 ]
○月×日
霊夢が「温泉に入りたい」とうるさいから、温泉脈を利用して温泉宿を始めることにしたぜ。
わざわざ家の一部を改築までした。まったく、霊夢はしょうがない奴だぜ。

○月◇日
魔理沙が温泉宿を始めたから、入りに来いと報告に来た。
そういえば、前に「温泉に入りたい」とか言った気がする。
軽い気持ちで言ったのに、便利な奴。でも、すぐに行くと調子に乗るのが分かっているので、暫く様子見ね。
「温泉で魔理沙と遊びたいんじゃなくて、温泉入ってのんびりして日頃の疲れを癒したいの」
と言ったら怒って帰ってしまった。


○月△日
今日は咲夜と美鈴が来た。
別に霊夢のために始めた訳じゃないから、普通の客も泊まりに来るぜ。

○月▲日
数日前から魔理沙に「是非来てくれ」と、彼女が始めた温泉宿に誘われていた。
格安で良いとのことで、美鈴と一緒に休暇を貰って泊まって来た。

魔理沙の事だからと、冷やかし半分のつもりだったが存外、真面目に働いていたわね。
話を聞いてみるにどうやら、霊夢のために温泉作ったのに来てくれないのが不満らしい。
霊夢が来たくなるように、まず実績を作るつもりみたい。地道よね、あの子って。
まあ、おかげでこちらは久しぶりにのんびり出来た。美鈴も満足していたようだ。

甲斐甲斐しく働く魔理沙は、部下に欲しいと思っちゃったわ。恋愛係、作ろうかしら?


○月+日
温泉宿を始めて暫く経った。
宿には妖夢と幽々子、八雲一家に永遠亭の連中が来たぜ。みんな満足して帰っていった。
評判を聞いた霊夢の悔しがる姿が目に浮かぶぜ。

○月+日
今日はレミリアと咲夜が来た。
咲夜が「魔理沙、頑張ってるみたいよ。行ってあげなさいよ」と言っていた。
他の連中からも、評判を良く耳にする。
けど、まだまだ時期尚早ね。咲夜は魔理沙に甘いのよ。

398 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 18:40:33 [ xeQU45J2 ]
○月#日
今日は文が取材に来たぜ。
取材なんざお断りなんだが、何度も頼むから仕方なく受けてやった。

○月#日
今日は人間の魔法使いが始めた温泉宿に泊まって、これを書いている。取材してくれと頼まれたのだ。
人間の温泉宿なんてどうでもいいのだが、いくつかのネタと定期購読を条件に引き受ける事にした。
効能等、裏を取っていない記事になってしまったが、博麗の巫女にさえ届けば満足すると思われる。


──文々。新聞
──秘湯? 魔法の森の温泉宿

人の寄りつかない魔法の森に温泉宿が誕生した。この温泉宿を営むのは(中略)

女将に寄ると温泉の効能は、弾幕性眼球疲労、かかえ落ち、
カスリ傷、針ダコ、お茶の飲み過ぎ、腋の冷え性、等々。
「弾幕に疲れた奴にお勧めだぜ。例えば、巫女とか」とのことである。
心当たりがあるなら、速やかに出向いてやるのが人情というモノであろう。


○月$日
今日はいいツクシが手に入ったので、天ぷらにして食べた。
油を捨てるのに読んでない新聞を使ちゃったけど、
あの文なんとかって新聞、ろくな事書いて無いから構わないわよね。


△月%日
霊夢の奴、来ないな。アイツのことだ、きっと金が無いんだ。
遠慮しないでも、霊夢ならタダで泊めてやるのに。

△月&日
やったわ! 今日はお賽銭が一杯!!v(^ー^)
久しぶりのお肉は美味しかった。

399 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 18:43:01 [ xeQU45J2 ]
△月@日
もう霊夢なんて知らない。
来たって、絶対泊めてやるもんか!

◇月×日
魔理沙が突然押しかけてきて、無理矢理ホウキに乗せられ家まで連れて行かれた。
「お前のために温泉作ったんだから、ちゃんと入れよ!」だって。
そろそろ頃合いだと思ってた所だったし、泊まる事にしたわ。

ご飯を食べれば「うまいか? うまいか?」とうるさく、お酒を呑めば付きっきりでお酌。
温泉に入れば背中を流してくれ、髪まで洗ってくれた。あがったら、マッサージまで。
暇だと言ったら隠し芸を見せてくれた。至れり尽くせりとはこの事ね。

これを書いていたら魔理沙が部屋に来て
「一人っきりじゃ寂しかろうから、一緒に寝てやるぜ」だって。
まったく、しようがない子ねえ。

◇月×日
今日は霊夢が泊まりに来たぜ!
霊夢の奴、ウチのサービスに目を丸くして驚いてたぜ。
飯を食えば「おいしい、おいしい」ってうるさいし。普段ろくなモン食ってないだろうからな。
一緒に泊まる奴も居ないみたいで、一人で寂しいだろうし、しょうがないから一緒に寝てやるぜ。


「さ、それじゃ寝るわよ」
「なあ、霊夢。……その、のんびりできたか?」
「アンタが霊夢霊夢ってうるさいのに、いつのんびり出来るのよ」
「……ご、ごめん」
「まあ、アンタんとこに遊びに来たんだから、それでいいんだけどね」
「え?」
「おやすみー」
「ちょっと待って、今なんて言ったんだよ」
「しらなーい、おやすみー」

400 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 19:22:27 [ Vl88Z3rM ]
GJ!
魔理沙かわいいよ魔理沙

401 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 21:27:49 [ n5ntI7BI ]
魔理沙べたぼれやね

402 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 21:29:16 [ RjY/Wyrk ]
やっぱり
魔理沙は
恋愛係だ


403 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/12(木) 00:37:37 [ ks6OSELE ]
〜とある図書館の貸し出し記録〜

1月25日 「レメゲトン」         魔理沙 未返却
1月25日 「ホノリウスの書」      魔理沙 未返却
1月25日 他多数            魔理沙 未返却
1月27日 「雇用者と労働者」     咲夜   1月29日返却
1月28日 「ゲーティア」         魔理沙 未返却
1月28日 「ドジアンの書」       魔理沙 未返却
1月28日 「Drag○nball」1〜10     魔理沙 2月3日返却
1月29日 「ファウスト」         咲夜  2月6日返却
1月30日 「脱ニート」          永琳  2月3日返却
2月2日  「雇用者と労働者」     美鈴  2月4日返却
2月3日  「風水五行入門」      魔理沙 未返却
2月3日  「Dragon○all完全版」全巻 魔理沙 2月12日返却
2月4日  「下克上完全ガイド」    美鈴  2月6日返却
2月6日  「オペラの怪人」      咲夜  2月10日返却
2月7日  「週間フ○ム・エー」    美鈴  2月7日返却
2月7日  「失踪のススメ」      美鈴  未返却
2月10日 「友達100人出来るかな」 アリス 2月13日返却
2月12日 「ルルイエ」         魔理沙 未返却
2月12日 「海○紀」1〜29      魔理沙 2月22日返却
2月12日 「風水街都・香○」上下  魔理沙 2月15日返却
2月12日 「簡単お菓子の作り方」  魔理沙 2月15日返却
2月15日 「ネクロノミコン」       魔理沙 未返却
2月15日 「灼眼の○ャナ」0〜13   魔理沙 2月25日返却
2月15日 「A/Bエク○トリーム」1〜3 魔理沙 2月25日返却
2月15日 他多数            魔理沙 2月25日返却
2月15日 「食中毒・予防と対策」   霖之助 2月16日返却

404 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/12(木) 00:45:00 [ UXIEMV.g ]
失踪のススメに吹いた。

405 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/12(木) 00:57:11 [ krLxlXFg ]
>2月12日 「簡単お菓子の作り方」  魔理沙 2月15日返却
>2月15日 「食中毒・予防と対策」   霖之助 2月16日返却
今にも倒れそうな香霖と、既に意識の無い霊夢を幻視した

406 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/12(木) 01:36:58 [ NDfSvTt6 ]
紅魔館洗濯係日記

10/6(Mon)
雨が降った。大雨ではないが洗濯は出来ない。
仕方が無いので燭台を磨くことにした。
随分きれいになったと思う。

10/7(Tue)
昼に雨が降る。昨日よりも幾分強い。
予報通りなので洗濯はしていないが、代わりに後で洗濯する分が溜まっていく。
昨日磨いた燭台も磨きが甘いと怒られた。
欝になる。

10/8(Wed)
朝から雨。三日洗濯できていないのでかなりの量が溜まっている。
逃げたい。

10/9(Thu)
大雨。
季節の変わり目というのと、雨続きということでパチュリー様が風邪をひかれたらしい。
早い回復を願う。

10/10(Fri)
大雨。風もかなり強い。台風が近づいたそうだ。
昼ごろ門番隊の方々が玄関に駆け込んできた。
どうやら大風で古くなっていた詰め所が倒壊したらしい。
ドンという音がしたがそれだったのだろう。

10/11(Sat)
やはり雨。もう一週間近く雨が続いている。これが秋雨という奴か。
昼前と夕食ごろにまたドスンと何かが落ちる音がした。
見に行きたいが風が強く吹き飛ばされてしまうので無理という話だ。

追記
先ほどから妹様が暴れられている。
ドアに魔法を叩きつけておられるので外に出たいのだろうか。

10/12(Sun)
晴れた。音の原因を皆で探った。
庭に屋根の一部と大穴があった。
穴は地下室に通じていた。

407 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/12(木) 23:27:57 [ a76550OA ]
>>406
ちょ、フラン!?何があって何がどうなったんだ?

408 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/13(金) 00:49:01 [ fWb0Fy.. ]
屋根が飛んで地下室の天井破壊

フランちゃん、部屋に降り注ぐ雨にピンチだパンチ

流水によって弱ったフランちゃんに日光が降り注ぐ

そして誰もいなくなるか?

409 名前:378 投稿日:2006/10/13(金) 19:36:12 [ IBZT/M8A ]
>>394
GJです。是非、魔理沙の羞恥心を激烈に刺激する話をお願いします

            ヽ |,ヽ `、k  i  N   い; .        ゝ  '''.  / r ( ノ -' .-'  i ノ 
             |J i .i |  - | .)ヽ |i .),,     `ー-    .  / ,’ | r,-’ //  
            r i  j / i h  い  | ,' ノ.,.'.| .-,,,          . /  r / r’  r' .r' .
           . ヽい ノ-! i  y  イ | ( | . ~.''- ,,, ,, .- .''. ~  ノ i   i ki   ’-し 
             . y r’ i r -’,,, ,,,r i, .|  へ    |r 、 ,、 r ' ノ h  /-|、   r')  
             .  \!ノ  i '~  トー----=- 、 ’k . |`ーv .y  レ' v'  r |  r ' 
                い   y '''>、::::::    ~''- 、いi  ~~y ) ~v- ,,,  y     
                j ,, -'''~ ''~  ~''-::::::::::    . k片ーー' L  k  ~'' 、    
              f-ー=iiiik       i .し~''-、::   L i   ∫i  ノ (     iiiii-- 、  
             / h  k '-iiiii        /~ヽ、-=、-:::> i   ) < -' i''     iiiii  、 _7  
             /  し.てヽ .'iiiii   ,r ''''''´    k   ,iiii  トー-'''  . ヒ,,      iiii  i (  . 
         _,,,, -'N    し- ,k . iiii/   ::i   :::|.ヽ iiii . へ>- ,,,,k こ -- 、   iiiii  )>  
      r'''~  レ      / ヽ./   :::i::::i  ::::|: ヽ  / ) '' 、_ ~~''i 、~,'''. 、   iiiii ..!、  
     r'~レ.  /        しー '  i,  ::::i .i  ::::|::  k、-K~'''.ー-~,,' J ~~'' -'、 iiiii . /≫ 
       /        ,, / i  i:i  :::i ..i  .::::|::::   i  i - -,,,, ))     ヽi,, / ヽ 
    ,,, ----  - ー ''' ~~    |   i:k   :ヽ,i .:::::|::::.   |  ヒ i,- ''~~      .k / - '   
  ,-''~              k  ヽ  :::ヽ  ::::y :::::|:::   / =(,,,,,, -ー '~!     ` ヽ j
k              ,   ヽ  \,  \ :::i :::::|/   /       / ./ヽ      y|
                    k,,,,,, - >--.、 ::i :::|i:  /       /./   k     ヽ
                   ,, - ''~     k,), ./ - '       ー.''  
               ,, - '''~~           :::             
          ,, -ー ''~~               :::::             
 ,,,, ,,,, -ー '''~~                     ::            
                          ,,, --ーーーー-- ,,,   
                         'ー- ,,,,___,,,, -ー '、、
                        |            | i.|
                         i     まりさ     i ニ'ノ
                         ヽ      .   ノ
                          ~''ー,------,ー''~
                             ~~~~~~

410 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/17(火) 04:12:39 [ FFYq8HKI ]
>>406
オチのどんでん返しが上手いなぁ……GJ

411 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/20(金) 12:34:49 [ F6XnanCA ]
○月×日
藍をスキマに落としてしまった、

412 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/20(金) 12:57:37 [ I7TCAhfs ]
勝手に続き。

流石に私も焦って、畳んだ日傘でスキマを探る。
なかなか見つからなくて気ばかり急いているところに、誰かの視線を感じて私は振り返った。

可哀想な目で私を見る橙だった。

はっ! ここは自動販売機の前!
違うの! 貴方の主人の主人はお金に困っているのではないの!
待って、大人の態度で去らないで!
これは公明の罠よ!

413 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/20(金) 19:38:11 [ 9Cm0SdeI ]
紫様は金には絶対困らないんだよ橙……

414 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/22(日) 20:26:51 [ bmmKVJtA ]
○月□日

紫様にスキマへ突き落とされてから何日くらいたっただろうか。
たまに出口らしい穴を見つけるが、近寄るたびに猛烈な勢いで振られる日傘が現れ邪魔をする。
そして手間取っているうちに、出口らしい穴は閉じてしまう。
もしかしたら紫様を酷く怒らせるようなことをしたのではないだろうか…。

415 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/22(日) 21:00:38 [ 31VKldCg ]
○月△日

見なかったことにしようとする橙を前ダッシュで追いかけ、何とか説明する。
誤解は解けたけれど怒られた。しゅーん。

スキマに入れた日傘を振り回して藍を捜すのだけれど、どうにも見あたらない。
もしかしたら藍に嫌われたのかしら……。

416 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/22(日) 21:41:40 [ Rm2Zzews ]
なにをやってるんだw

417 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/23(月) 01:54:17 [ WkZ5DzTM ]
△月□日
スキマに藍への文字付き紙飛行機を飛ばしてみた

418 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/23(月) 02:43:11 [ .PPmYf6Q ]
△月□日
紫様の字と思われる手紙が紙飛行機で飛んできた。
『橙は良い子にしています』
遠まわしな絶縁状だろうか。
いや、でもあの紫様の天然具合から考えると、この程度は軽めのジャブだ。
紫様に嫌われる原因を推測しながら次の手紙を待つことにする。

419 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/23(月) 02:59:28 [ DPVQ3882 ]
なんか面白いことになってきたなw

420 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/23(月) 04:17:05 [ V4RGNBxA ]
○月\日
橙が、藍が飢え死にしないように食料をスキマに送ろうと提案してきた。主人思いのいい子だ。
そこで、橙と一緒に久々に手料理を作ってみた。見てくれは悪いが、味は絶品だ。
これを食べれば藍もスキマから出てこれたときにきっと少しは許してくれるだろう。
さて、さっそくスキマへ投下〜♪

421 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/23(月) 11:50:37 [ F8qIbC.A ]
○月\日
式だから簡単には飢え死にしないが
こう何日も食事をしないと空腹感に悩まされる。
さて目の前には紫様がおくってきた物体がある。
・・・どうやら食料のようだ、確信できないが。
以前の嫌がらせがジャブなら今度はストレートだ。
相当お怒りのようである。
いったい何が紫様の逆鱗に触れたのだろうか、わからない。

422 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/23(月) 12:08:59 [ KFp1BgBM ]
○月\日 追記
しかし、まさか文字通り「投下」されてくるとは思わなかった。
危うく頭からかぶるところだった。
それにしてもわからない…食事……のようなものを投げ与えられるほどお怒りだとは……
とはいえ、作ってくださったものを食べないわけにもいかない。
ありがたく頂戴することにする。……予想外においしかった。

一緒に手紙が添付されていた
『橙といっしょに作りました。とっても美味しくできたの。よく味わってね。
家事も手伝ってくれるし、あなたの教育の賜物よ』

まさかストレートと見せかけたフックをもらうことになるとは思わなかった。
さすが境界にかけては幻想郷一である。
絶縁状どころか用済みの解雇通知とは……

考えれば考えるほど深みにはまっている気がするので、今日はもう寝る事とした。

423 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/23(月) 14:05:19 [ 1fhu6vwQ ]
何このスレ違い(スレッド違いに非ず)な流れ
笑えるけど切ねぇ……書き手さん達に激しく期待

424 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/23(月) 16:29:04 [ Ph4OiW8. ]
○月×日

見てはいけないものを見ちゃった……。
逃げよう。

○月△日

意味不明な体勢で追いかけてくる紫様に、思わず人生を儚む。
猫だけど。

紫様は口封じじゃなくて、誤解を解くために追いかけてきたんだって。
良かったけど、藍様をスキマに落っことさないでください。
怒ったらたいそうへこまれたので慰める。

○月■日

藍様がなかなか戻ってこない、と紫様に泣きつかれる。
貴方本当に大妖怪ですか?
日傘でスキマを探っていると聞いて実演して貰うと……。

ちょっと待ってください。
藍様を撲殺する気ですか。
グレイズしたくなって寄ってくるのは多分紫様だけです。

お手紙を出してはどうですかと言ったら、とても褒められた。

○月\日

藍様はまだ戻ってこない。
お腹が空いていないか心配なので紫様に言ったら、とても主人思いだと抱きしめられた。
紫様と一緒にご飯を作り、スキマに送ってもらった。
藍様食べてくれるかな?

追記
すごく大きくて柔らかかった。
やっぱり紫様は大妖怪です。

425 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/23(月) 21:27:13 [ qIIEOL2U ]
なにこの天然一家。

やっぱり
やくもけは
なごむ


426 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/24(火) 16:09:16 [ ZnZFkJLQ ]
○月◎日
あれからさらに数日がたった。
事態は好転していない。スキマは思った以上に霊的に狭く、かつ複雑で、
藍の脱出は容易ではないだろう。
橙が手伝ってくれているため、何とか家事も出来ているものの、
藍の心配と、嫌われたかもしれないという不安であまり眠れていない。

そうだわ!こっちから手紙出すだけじゃなくて藍にも書いてもらえばいいのよ!
そうすればもしかしたら怒ってる理由がわかるかもしれないし、
少なくとも双方向で連絡は取れるわ!

というわけで筆記具と、メモ用紙…見つからないわね。
背に腹はかえられないから、とりあえず近くにあった
帳簿と領収書をまとめて投下〜。これの裏にでも書いてもらえばいいでしょ。
もちろん、「よろしくね」と一言つけておくのも忘れないわ。
ああ、書面とはいえ、久しぶりに藍とお話できるのね。


追記。橙に「紙飛行機にするにしても、
スキマの下からこちらに投げるのは無理なのでは?」
って言われた。これじゃあ結局何も変わらないじゃないの……へにょり。

427 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/24(火) 16:19:15 [ 26GScyJw ]
まさにYAKUMOクオリティ

428 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/24(火) 19:56:59 [ jebYEuXk ]
このスレが「ゆかりんのスキマ日誌」であることを思い出した

429 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/24(火) 22:44:03 [ VIwEYo8E ]
○月◎日
帳簿と領収書が降ってきた。
「よろしくね」との走り書きも発見したので、とりあえず帳簿を付けてみることにする。
……私とて、ここまでされて紫様の仰りたいことが分からない程鈍くはない。
付けてみた家計簿の赤いこと赤いこと、紅魔館と見紛う程だ。
これが紫様の怒っておられる理由なのだろう。
全ては私のやりくりが未熟なせいだ。こうしてスキマに監禁されているのも、
対応策を考えるまでここで反省していろと言うことに違いあるまい。

対策か……
紫様の通販を少し控えめにしていただく。
……紫様のイイ笑顔が脳裏をよぎる。却下。
橙にトロをほんの少し、そう、三日に一度くらいまで我慢して貰う。
……橙の泣き顔が脳裏をよぎる。却下。

支出を減らせないのなら収入を増やせばいいじゃない。
収入……収入ね……
……私がスキマから出して貰える日はまだ先のようだ。

430 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/24(火) 22:46:00 [ 84DfXDiI ]
GJ!
石切場ですかね?

431 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/24(火) 23:21:54 [ GDCV2656 ]
そーして、藍様は過去にさかのぼって、時の権力者にとりいるのか

432 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/25(水) 00:14:58 [ PoMBktzk ]
○月※日
そろそろ藍探しにも飽きはじめたとき、急に閃いた。
そう、なぜ思いつかなかったのかしら…。
長いロープをスキマに垂らし、藍が掴んだところを引っ張りあげればいいのよ!

さっそく橙にアイデアを話し、物置からロープを持ってこさせた。
このままでは掴まりにくいだろうと端っこに少し大きめの輪っかを作り、スキマへロープをどんどん垂らしていく。
どんどんどんどん垂らしていく。だんだん垂らしていくのが楽しくなってきた。
ふと気が付くと、ロープが無くなっていた。どうやら全部、スキマに垂らしてしまったらしい。

他にロープの代わりになるものが無いので、この方法はあきらめることにした。

433 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/25(水) 01:53:43 [ gECy6wI. ]
おま…!あんだけ必死だったのに何でもう飽きてんだよ!w

434 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/25(水) 02:18:15 [ 2EUa8Vzk ]
○月※日
突然降ってきたロープが私の首にからみついた。
ご丁寧にも輪が作ってある。
紫様は恐ろしいお方だ。
ここに来て凄まじいストレート、いや崩拳か何かか。
主の最後通牒を受け止めえいやと引くと、そのまますべて落ちてきてしまった。

もしやこれまでの紫様の行動は……壮大な誘いボケであろうか。
コントにも手を抜かないとは、やはり恐ろしい。
ナンデヤネン! 等の基本的な突っ込みではこのボケには応えられまい。
漫才とはどうあるべきか、深く考える必要があるだろう。

435 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/25(水) 02:22:10 [ LMjikNJk ]
藍様が勘違いで自殺しちゃう!!
と思ってたら予想を良い意味で裏切りやがったwwwこの主従ホント和むなwww

436 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/25(水) 09:58:00 [ W6/Inq2w ]
○月⑨日
昨日の日記を橙に読まれた。思いっきり泣かれた。
別に藍のことがどうでもよくなったわけではない。
ただ、あまりにも思いつめていたために睡眠不足と疲労で投げやりになっていたのだ。
そうでなければロープをたらすだけの行為が楽しくなるわけがない。

誤解を解くためそのことを話すと橙が急に血相を変えて布団を引いて私を寝かせた。
どうやら相当酷い顔をしていたらしい。
「今日は私が家事をやりますから、紫様は寝ていてください!」
涙が出てきた。藍を式にしたばかりのころも、同じように幼かった藍に
布団に押し込められたことを思い出した。
こんな主思いな式と、その式にめぐり合えた私はなんて幸せなんだろう。

数刻後、食事を出された。涙で赤くなった目に気づかれないように慌てて口に入れた。




えーりんえーりんたすけてえーりんゆかりんぴんちようわーん!!!!!!




……そういえば、今まで料理だけは自分でやっていたことを思い出したわ。
藍も包丁で怪我させたくないと料理を手伝わせたことなかったみたいだし…
ちょ、だめ、それを藍のいるスキマに投下しちゃだめぇ……ガクッ

437 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/25(水) 17:07:24 [ jOqYrSbc ]
>>420-422の食事は
味:紫
見た目:橙
で構成されていたのか……

ってか死亡フラグ回避したばっかりなのにまた死亡フラグだよ藍さま

438 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/25(水) 19:48:21 [ .TGjvwFM ]
紫>藍>橙>紫の無限ループな力関係が成立してるな

439 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/25(水) 20:12:55 [ PoMBktzk ]
○月⑨日
今日は紫様からのネタ振りが無いようだ。
暇つぶしに全裸になってみたものの、スキマには誰もいないのでテンションが上がらない。
あまりにも暇すぎるので、スキマから出た後に紫様の怒りを和らげるための
『偉大なる紫様を誉め称えるスッパ音頭』なるものを考案し、試しに歌い踊ってみる。
だいぶテンションが上がってきた。

…ん?今誰か見ていたような気がしたが…きっと気のせいだろう。

440 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/26(木) 11:20:30 [ KfGuzjl6 ]
○月⑨日
すきまのなかのらんさまがこわれた

441 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/26(木) 19:00:53 [ XqQYi8n6 ]
見られたー!!wwwしかもよりにもよって橙にかwww

442 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/26(木) 19:35:10 [ CfGBihDM ]
予想通りの展開だなw

443 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/27(金) 00:08:57 [ ogjYAL9Y ]
>>436で橙が作った料理を投下しようとしたときに>>439を見ちゃったのかw

444 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/27(金) 04:21:38 [ KbVGTBJI ]
見てないで助けてやればいいのにショックがでかすぎたかwww

445 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/27(金) 17:19:52 [ 7xLkMndQ ]
$月¥日
なんだか隣が騒がしいわ、(スレ違ry

446 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/28(土) 00:07:35 [ .ciZxPrA ]
○月+日
日和見的な方法が功を成さないので、邪魔な自動販売機をブッ飛ばして助けることにした。
しかしスキマの中に藍はおらず、代わりなのか一枚の書置きが残されていた。

「自己の至らなさを自覚するべく、2、3日の間己を見つめなおします。
 勝手ながら、私の式である橙をよろしくお願いしたいと思います。」

藍のアタマに何があったのかは知らないけど、既にハナシが自己完結しちゃっているみたいだ。
落ち着いたら帰ってくるだろうし、ちょっとの間くらいは藍の仕事の苦労を味わうのもいいかしら。
おなかを空かせて帰ってきたときのために、橙にしっかり料理でも教えようと思う。



しかし、ちょっと自販機をヘシっただけなのに警察が全力で追いかけてくるなんて、この国もみみっちくなったわねぇ。

447 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/28(土) 04:01:54 [ ALSyYalc ]
○月*日
警察にこってりと絞られた。なんでも器物破損とか。
動機とかを聞かれたけど、どうせ理解できないだろうからとのらりくらりと受け流していたら、家の人に連絡をすると言われた。
藍のいない今、橙にさらに心配かけるのだけは避けたい。
とりあえず嘘泣き&土下座を駆使してみるが通用しないようだ。

仕方がないので理由を説明するが、取り調べをしていた捜査官の私を見る目が変わりだした。
あ…あの捜査官の目………ブタ箱の囚人でもみるかのように冷たい目だ…残酷な目だ…
小町「かわいそうだけど、あしたの朝には法廷の映姫様の前にならぶ運命なのね」ってかんじの!



数時間後、泣きながら迎えに来た橙と一緒に帰った。

448 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/28(土) 23:34:27 [ QOmvuYCU ]
いやいやいや……
どこに住んでるんですか八雲一家? こっち側?

449 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/29(日) 02:07:34 [ 3LgNmv8Y ]
○月■日

種別:第二種郵便物
宛先:八雲紫
住所:迷ヒ家
差出人:裁判所


宛先の住所が不明のため返却されました。

450 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/29(日) 23:39:51 [ 9f7PRSjg ]
ってかよくこれほど続いているんだな。
OK、現在進行形。

451 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/06(月) 10:02:50 [ a5HQuG2s ]
△月♪日

日記を綴る事も忘れふらふらとスキマ内を彷徨うこと数日。
行けども行けども同じ風景しか映さず、自分が何処を歩いているかも判らない空間ではあるが、
どうやら一回りしたらしく元の場所に戻ってきた。
その証拠に、紫様がここ数日の間にスキマに放り投げたと思われる珍妙な品がいくつも……

三ヵ所の穴がくり抜かれている黄色く大きな南瓜から始まり、飴玉や『ちょこれいと』なる西洋の菓子、
黒白が付けているような黒い三角帽子など。
意図はまったく不明だが、何日も食事を摂ってなかったので菓子は腹に納める事にする。



胸焼けを起こし、眠れなかった

452 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/06(月) 11:48:55 [ GOYiROWA ]
ハロウィンの残り物wwwww

453 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/06(月) 22:11:40 [ cWCkgAZg ]
チョコレートって犬や猫には猛毒だった気が…。

454 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/06(月) 22:19:41 [ yi1N0Ips ]
中毒を起こします。絶対に与えてはいけません。

ってIPC国際ペットカルチャー総合学院生の妹が言ってた。

455 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/06(月) 23:53:39 [ 9aI2IH46 ]
>>453-454
私も畜生どもと一緒にされたくはない(by 藍さま@妖Ex)

……まぁ、動物に安易に人間の食い物与えちゃダメなのは確かだ

456 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/07(火) 04:07:08 [ ygBE1l1A ]
△月㈱日
なかなか見つからない藍にいい加減腹が立ってきた。

457 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/07(火) 16:33:38 [ lc0znZjU ]
△月Д日
「幽香っ! うちの藍見なかった?!
 先月の終わりから失踪しちゃって、一生懸命探してるんだけど全然見つからないの!
 幽々子も萃香も知らないって言うし、霊夢も全然協力してくれないの!
 スキマの中からいなくなっちゃったんだけど、もしかしたら外に出て迷っちゃってる可能性もあるわ!
 私ひとりじゃ探すにも限界があるの!
 お願い、力を貸して! 望むなら貴方の納得のいく報酬も出すから!」

おおまか、こんな話だったと思う。
20分ほど二人で会議した後、紫は寝てしまった。
とりあえず、他人を叩き起こしておいてベッドを占領するのは常識外れだと思う。
寝言で藍藍呟いているだけで使い物にならないので、今日は私一人で捜索した。



△月Ё日
少なくとも、花の咲いているところには居なかった。
幻想郷で花の咲かない場所はあまり無いので、おそらくまだスキマの中にいるんじゃないだろうかと思う。
2徹でぶっ続け動いたのでさすがに疲れた。
紫は既に出て行ったあとみたいで、ベッドには誰もいない。
この日記を書き終えたらちょっとだけ寝ることにする。

458 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/07(火) 16:50:57 [ M.eJQ.zI ]
>>457
幽香の優しさに全俺が泣いた

459 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/07(火) 21:32:54 [ AebVLHk2 ]
>>457
どんだけ面倒見良いんだ幽香
そして紫はホントにダメだなぁw

460 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 00:26:03 [ 1RSaxPBU ]

       、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
     /⌒`         三ミヽー-ヘ,_
   __,{ ;;,,             ミミ   i ´Z,
   ゝ   ''〃//,,,      ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
  _)        〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
  >';;,,       ノ丿川j !川|;  :.`7ラ公 '>了   なに>>459?ゆかりんがダメだって?
 _く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
  ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)  >>459 それは寝ているという事実だけを見るからだよ
  く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ  ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
   ):.:.:.:.:|.Y }: :!    `二´/' ; |丶ニ  ノノ    逆に考えるんだ
    ) :.: ト、リ: :!ヾ:、   丶 ; | ゙  イ:} 
   { .:.: l {: : }  `    ,.__(__,}   /ノ    ゆかりんはバッタリ寝込んでしまうほど疲れていたと考えるんだ
    ヽ !  `'゙!       ,.,,.`三'゙、,_  /´   
    ,/´{  ミ l    /゙,:-…-〜、 ) |        徹夜で藍を探して駆けずり回っていたと考えるんだ
  ,r{   \ ミ  \   `' '≡≡' " ノ  
__ノ  ヽ   \  ヽ\    彡  ,イ_
      \   \ ヽ 丶.     ノ!|ヽ`ヽ、
         \   \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
            \  `'ー-、  // /:.:.}       `'ー、_
          `、\   /⌒ヽ  /!:.:.|
          `、 \ /ヽLf___ハ/  {

461 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 03:19:38 [ sDlCwH1c ]
△月Д日

す きま    でら れ

              な
               い

  は ら へた__

462 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 08:01:20 [ no6yCpK6 ]
藍ー!

463 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 08:21:09 [ WeBJydao ]
△月λ日
いつの間にか藍様がいない生活に慣れ始めている自分が怖い。
「藍なら私が必ず見つけ出すから、橙は心配しなくていいのよ?」と言われたので
危機感が薄れていたけど、あの人のことだからうっかりド忘れしてる可能性もありえる。

気になったので食事中にそれとなく状況を聞くと、知人にも捜索を依頼したと仰っていた。
さすがに忘れていなかったようなので一安心。主の主を一瞬でも疑った自分を恥じた。

しかし藍様の食事について尋ねたとき、「もちろん、毎日差し入れしてるわよ」と答えるまで
若干の間があったことと、視線がどこかを泳いでいたような気配が不安を拭い去ってくれない。
普段から胡散くさい胡散くさいと言われてるせいか、例え本当のことを言っていても
何か裏がないかと勘ぐられてしまうのは紫様もお辛いはず。自分の考えに猛省して就寝。

464 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 18:31:06 [ XZr96sDg ]
藍様がいないせいか橙が凄い勢いでしっかりしてきてるな。
だがそのスキマを信じすぎちゃ駄目だ

465 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 20:22:30 [ Erw.dze. ]
○月■日
今日から釣りを始めてみる事にした
釣竿は霖之助さんの店で綺麗で良い感じの物を買った (強奪じゃなくて?萃香より) 人の日記に横から書き込まないで
水筒にお茶を入れ、少しのおにぎりを準備し私服に着替えたら人里近くの川へ
釣りというのは魚が餌に食いつくまでの時間が辛いと聞くんだけど
のんびり日向ぼっこしながらお茶を啜り魚がかかるのを待つのは中々良い
というかいつも縁側でぼけーっとしてるのと大して変わらない?



△月♪日
ハロウィンで色んな家を回ったため色々と忙しく久しぶりの釣りとなった
今日は何か貧相な魚が釣れた
魔理沙曰く、外の魚で名前を「ヒンバス」醜い外見のため飼う人はあまりおらず
またあまり美味しく無いらしい
美味しくないのは残念だけど「飼う人があまり居ない」というのが私の興味を刺激した
ほら、何か人とは違う事したいお年頃なのよ (捻くれ者なだけじゃないの〜?萃香より) 次何か書いたら角折る
とりあえず水槽やらを霖之助さんから貰って、同じく貰ったポロックとかいう餌を与える
うん、こうやって飼ってみると中々可愛く見えてくるから不思議ね



△月@日
(一回消されている)
とりあえず短く
ヒンバスは相変らず元気
ポロックは渋い
何か最近変な物が釣れるようになった
萃香の角を折った

466 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 20:25:05 [ Erw.dze. ]
△月з日
ヒンバス進化
何か龍みたいな外見になった。見た目も鳴き声も綺麗であの魚がこうなったとは思えないぐらい

だけどこれ…でかくない?

あまりにでかいので、レア物の見せっこを何故か神社でしていた魔理沙、アリス、輝夜の珍品コレクターに要るかどうか聞いてみたのよ
そしたら、ヒンバスの姿を見た三人の目の色が変わったわ
何でも「ミロカロス」と言って子供の頃の姿が何かまだ判明して居ない貴重な生物らしいわ
貴重な物となればすぐにコレを求める三人
それぞれキノコ、お菓子、宝石と交換してくれって言われたけど…何となく貴重と言われると渡したくなくなるわ
…まぁ結局宝石が高く売れそうだったから交換したんだけどね

この後。神社に残った魔理沙とアリスに
やれ「旧友を見捨てて金に走るとは。やな奴になったな」だの
やれ「あなたってホント物の価値がわからないのね。心に余裕の無い人は嫌だわー」だの
グダグダグチグチ言われたから夢想封印×2
うん、スッキリv



△月㈱日
意識の無い藍が釣れた

書いてる今でも意味がわかんない
とりあえず私が吊り上げたのは釣り針に服が引っかかった藍だった
助けようかと思ったけど、たぶんまた紫が何かくだらない事を企てているのだろうと私は気付いたわけよ
だから
川に還してあげた

釣りの原則はキャッチ&リリース!!



△月Д日
「霊夢っ! うちの藍見なかった?!
 先月の終わりから失踪しちゃって、一生懸命探してるんだけど全然見つからないの!
 幽々子も萃香も知らないって言うし…
 スキマの中からいなくなっちゃったんだけど、もしかしたら外に出て迷っちゃってる可能性もあるわ! 私ひとりじゃ探すにも限界があるの!
 お願い、力を貸して! 」

…との事で
うん、えっと、これは何と言うか…
内心ものすげぇ焦ってました私。だけどポーカーフェイス作るのは得意なのよ私。
「知らない」「興味ない」「自分の事は自分で」
と適当につっぱねてたら「もういい!!ゆうかりんに頼むもん!!冷たい霊夢なんて知らない!」
とか叫んで去っていったわ
…そっかーこの川スキマと繋がってるのかーだから変な生物とか藍とかが釣れたのかー
あはは、あはははははははは…
あ、もうすぐ冬が近づくわねー色々と買い溜めしとかないとねー
忙しくなるからしばらく釣りはおあずけね私。あー残念あははははははは
…ちょっと、罪悪感

467 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 20:25:21 [ WOQQJDwE ]
萃香ーーー!

468 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 20:43:03 [ mdGtJSb. ]
霊夢……お前なんてことを……
っていうか藍、意識ない内に一回川に出てたんじゃないか
(Д日に「でられない」って言ってるがその前に霊夢が釣ってる)
だったらもう一回意識無くしたら出られるんじゃないか?

469 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 21:05:41 [ vqcD7Xmk ]
あれ?他の人の日記かな?
と思ったら霊夢wwwww

470 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 21:18:37 [ no6yCpK6 ]
霊夢おまwwwwwww
霊夢に常識を期待するのが間違いですか。藍……orz

471 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 21:50:27 [ Erw.dze. ]
当初の予定は霊夢が外と繋がってる川を見つけて、そこに入れば外の世界に行けるのではと思い
外の世界に興味を持つ少女としての霊夢と、幻想郷を任された博麗としての霊夢との間で悩む話だった

しかし何となく藍の日記のハロウィンの残骸とリンクさせてみたら妄想が止まらなくなった

気付いたらそこには少女と巫女、二つの心で悩む霊夢はおらず
いつもの頭の中春満開ってぐらいに色々とぬけてる霊夢が居た

だが、こっちのほうがらしいので微塵も反省してないぜ!!

472 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 22:04:03 [ sDlCwH1c ]
△月●日
今日もいつものようにサボっていたら、河上から狐の妖怪が流れてきた。





とりあえず見なかったことにしておいた。

473 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 22:06:15 [ XZr96sDg ]
三途の川でさえ放置されたら何処へ流れ着くんかのう。
……無縁塚?

474 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 22:22:42 [ d/SpfreI ]
○月▼日
いつものようにじゃれかかってくる氷精と遊んでいたら湖に何か妙なものが
浮かんでいるのを見つけた。何かと思いよく確認してみるとマヨヒガの九尾
だった。ただごとではないと思ったので湖から引揚げ介抱した。
しばらくしたら目を覚ましたが衰弱が酷いようでまともに喋ることもできない。
とりあえず本館の厨房から少々食材を拝借し、油揚げのミソスープを飲ませて
やった。事情を聴くとどうやら自身の至らなさを主人に叱責され彷徨っていた
ということのようだった。しかしこの九尾少し甘えているんじゃないだろうか?
何だかんだで主人には頼りにされ、可愛い部下にも恵まれている。
私なぞ叱責はおろか意味の無い嫌がらせやパワハラなどおおよそ職場における
殆どのマイナス要因が揃っているといっても過言ではない。ともあれあまり
長居されても困るので氷精に頼んでマヨヒガに一方入れてもらったら文字通り
飛んできた。どうやら随分と探し回っていたようで少々やつれて見える。
あのスキマ妖怪がと思うほど大仰に感謝されお礼の品と言って大量の食料をも
らった。ちなみにこの食料は先の厨房から拝借した物の対価として没収された。
主人にも上司にもお人よしが過ぎると説教をされた。二人とも呆れ顔で笑っていた。
夕食には珍しくシチューが付いた。涙が出た。

475 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 22:30:46 [ XtO2s0Aw ]
>>474
これは美鈴の日記なのか!?
ついに、やっと藍様が戻ってきたぞー!

476 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 22:34:04 [ XZr96sDg ]
>411から3週間近くに渡った長編もようやくオチが付いたか。
しかし藍様も発端は嫌がらせどころか何の意味も無くスキマに落とされたことから始まってたんだよな

477 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 22:37:00 [ dAHjDKo2 ]
なんかもう作:漫☆画太郎
でもいいぐらいだ
その場合来年まで続くけど

478 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 22:54:52 [ 2EqsnkMA ]
まさかこれほど続くとはな・・・。
ネタで書いただけなのだが。

479 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 23:16:27 [ sDlCwH1c ]
○月▼日
藍が帰ってきたと思ったら今度は橙がいなくなっていた。

480 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 23:19:55 [ zzNZ4vbI ]
ちょwwwwww

481 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 23:26:12 [ QRmVNbB2 ]
新展開wwwwwwwwwww

482 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 23:30:21 [ Erw.dze. ]
バーローwwwww

483 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/08(水) 23:46:45 [ d/SpfreI ]
ぶち壊しじゃねーかwwwww

484 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/09(木) 00:28:39 [ 3VbA0jJE ]
今にして思えば紫が『式神「八雲藍」』を使えば簡単に呼び戻せたんじゃ…

485 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/09(木) 00:46:05 [ ChCVwf2E ]
>>484
そのネタを書こうとしていたのにィィィィ!!

486 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/09(木) 01:14:11 [ mR0FeKNg ]
ミリOネアでオーディエンスしたのにみんな綺麗に分かれた気分だな

487 名前:484 投稿日:2006/11/09(木) 02:54:44 [ 3VbA0jJE ]
>>485
マジですまんかった!

488 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/09(木) 09:19:52 [ s3iaO0HM ]
>>484
それに気づかないからこそ、へたれでかわいいこのスレのゆかりんなんじゃないか

489 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/09(木) 16:21:24 [ mR0FeKNg ]
ゆかりんまったりん

490 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/09(木) 20:43:47 [ QVETz5vU ]
○月▼日
紫様に連れられて久々の帰宅となった。
お怒りは解けたらしいのだが大層お疲れの様で、そのまま休まれてしまった。
体調でも崩されたのだろうか?

留守の間の事をたずねようと橙を探していたら、先に休んだはずの紫様が駆け寄ってきた。
なんでも橙が見当たらないらしい。
散歩にでも行ったのだろうと思ったが、余程急ぎの用があったのか紫様の慌て方が半端ではない。
そこで『式神「橙」』で呼び出したのが・・・何故か紫様は呆然とした顔でそのまま固まってしまった。
何かおかしな事でもしただろうか?


追記
その後、紫様は丸3日寝込んでしまわれた。理由は未だに不明である。

491 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/09(木) 21:50:43 [ wk9Y6XHQ ]
○月▼日
紫に式探しを頼まれてからすでに何日か経ったが、いまだに見つからない。
探してやる義理自体もともと無いが、紫が言った「納得のいく報酬」というのがどうしても気になる。
それにしてもどこにいるのだろう…。

492 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/09(木) 22:01:54 [ 7rbvM4YY ]
○月�忉�
紫が「藍がやっと見つかったの」と嬉しそうに神社に来た。一週間ほど前、遂に見つかったらしい
念のため川での事を覚えてるかどうか聞いてみたが覚えてないようだ。うん、セーフセーフ
しばらく角がようやく前の半分ほどの長さまでもどった萃香を弄りつつ会話していると幽香がやってきた
まぁたメンドクサイ奴がやってきたよ…とか思ってたらなんか様子がおかしい
藍の方を見て驚いた後、紫の方を睨む
嫌な予感がしたので奥の住居に撤退した私でしたとさ
その後のことはよくわからないがとりあえず半壊した神社は帰ってきた藍に修理させよう。
どうせ紫に言っても無駄だろうし「あんたの主の尻拭いは部下のあんたがしなさい」とか言えばなんとかなるはず!

それにしてもコイツも運の悪い奴ね。と、とばっちりを受けてまたもや角が短くなった萃香を見ながら思う今日の夜でありましたとさ


パタン
「さーて、明日は久しぶりに釣りでもやろうかな」

493 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/09(木) 22:47:15 [ zbDzd6dI ]
また釣りかーーwwwww

494 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/10(金) 01:30:06 [ Q9pwvkEI ]
○月�忉�
紫の式探しを休んで神社に遊びに行ってみたところ、神社に紫と式がいた。
聞けば一週間も前に見つかっていたというじゃないの!
こっちはその一週間もずっと探してやっていたというのに!
しかもあいつは反省の色を全く見せようともしない。
全力マスタースパークを3発ぶちかましておいたが全然腹がおさまらない。
しかし疲れた。憂さ晴らしは明日からいくことにしてもう今日は寝ることにする。

495 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/10(金) 05:58:30 [ dHx0i2kE ]
○月▼日
もう紫さまには、まかせていられない。
藍さまは、いつのまにか、スキマから、ぬけ出したみたいで、匂いも、感じられない。
こうなったら、藍さまは、わたしが、見つけだす!!

とりあえず、どこから探すか、計画をたてる。
「予定を、決めておくのは、式として大事なコト」
って藍さまが、言ってたから、近所から、回ることにする。
忘れないように、書いておく

じぶんち→しらたまろう→えんま→永えんてゐ→ぶんぶん。→神社


まっててね!藍さま!

496 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/10(金) 10:20:57 [ paprhH1o ]
迷子になった子を探しに行った子のほうが迷子になって、
最初の迷子はさっさと親元に帰ってきてるってのは基本だよな。

橙頑張れ橙。

497 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/10(金) 11:30:55 [ v8QZ0gW2 ]
いやあ さがしましたよ

498 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/10(金) 14:26:02 [ Re0lrFA6 ]
△月@日
霊夢をからかってたらいきなり角を折られた。人間に角を折られるなんて何百年ぶりだろう。
今もそんな強い人間が残ってるのがすっごく嬉しい。
鬼の国のみんなも早く幻想郷に来ればいいのにな。

そうやって楽しく呑んでたら紫が来た。
「藍を知らないか」って聞かれたけど知らないから「知らない」って答えたら怒って帰ってしまった。

何をそんなにカリカリしてるんだろ?式なんだから呼び出せば済むじゃない?

そんな疑問を感じたけど、紫の事だからきっと裏があるに違いない。
せっかくのお酒が不味くなるともったいないのでそれっきり紫の事は忘れて朝まで呑み明かした。

星空がとっても綺麗だった。

499 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/10(金) 14:45:56 [ oAvhaJSg ]
○月ξ日
藍様が戻ってきた!
藍様が戻ってきた!
藍 様 が 戻 っ て き た !

本当に嬉しかったので3回書いた!

お祝いに、今日は藍様の大好物の「赤いきつね」を用意してあげた。
藍様はいつもこっそり隠れて食べてたけど、実は私も紫様も、そのこと知ってたんだよ。

でもコレ、紫様が言うには「”あと乗せサクサク”が通の食べ方」なんだって。知らなかった。
だから今日は最初におあげは入れなくて、5分経ってから入れるようにしました。

500 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/10(金) 17:59:29 [ En.ZfIdY ]
いれすぎるとぐちゃぐちゃになるからしゃぶしゃぶ感覚に食べ取てるぜ

501 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/10(金) 18:03:09 [ 6ACKMqNo ]
>>498
純粋な子だなぁ…

>>499
前半は橙可愛いナァ…と思いつつ見てたら
後半でwwwおあげであと乗せサクサクはちょっとヤバイんじゃないかw

502 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/10(金) 22:18:50 [ FUHleCZc ]
>>497
存在的に幻想入りしそうな2番目の仲間乙

503 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/10(金) 22:31:10 [ yjzF7AmY ]
おあげのあと乗せは緑のたぬきとの勘違いか
ゆかりんの罠かどっちなんだ……

504 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/11(土) 16:26:30 [ MyU64fWo ]
ちょっと境界を越えますよ…

○月?日
今日は朝方に変わった夢を見た。
夢の中の私はスカートを履いていて花を操っているの。あと向日葵の種が好き。
やっぱりバリバリにサディストで乳臭さ全開、尚且つ最強だった。あと向日葵の種が好き。
流石は私。夢の中でも最強なんて完璧超妖ね。
でも、流石に真冬にもスカートなのは遠慮願いたいわ。
だってもんぺの方が温かくて私は好きだもの。

そんな夢はともかく、エリーが作った食事はやはり格別ね。
あの子が作る朝食のフレンチトーストは絶品よ。あとは里芋の煮っ転がしとか。
門番としてはまぁまぁだけど、料理の腕は幻想郷最強の私が認めるわ。

優雅な朝食の後は靈夢の所へと繰り出す。
行ってみるといつもと変わりなく靈夢は境内の掃除をしていた。
上空から眺めていたら、恥じらいも無く大きな欠伸をしちゃって。
口から私の魔砲ぐらいの極太レーザーが出そうな勢いだったわ。これなんて巨神兵?
眺めるだけなのもつまらないので、ちょっとばかし構ってあげる事にした。
すると、靈夢が珍しく相談(?)を持ち掛けて来た。皆にも聞いているらしい。
その内容が非常に奇怪で聞いた瞬間に赤髪の死神さんと三途の川が一瞬見えた程だった。

「ねぇ、この巫女服って腋を開けた方が良いかしら?」

いや、まぁ、その、うじゃじゃ。何を狙うつもりだったのかしら靈夢は。
つまるところ腋巫女?何それ、脇を舐めて下さいって言いたいの靈夢。
つまるところ二の腕巫女?何それ、二の腕を揉んで下さいって言いたいの靈夢。
流石に断固反対した。「腋 舐めちゃ駄目 絶対」。ヘタすると犯罪に繋がりかねないわ。
「そう、ありがとう。今の所は腋を出せ派が13票で腋出すな派が貴女だけよ。」
向日葵の種噴いた。貴方達そこまでして靈夢の腋が見たいのかと小一時間程問い詰めたい。
駄目よ。靈夢は普通の巫女服を着てこそ靈夢なの。腋を出したら何かが終わってしまう気がする。
けっして私が







婿







とか考えている訳じゃないんだからね!

そういう訳で靈夢腋出し計画を阻止してきたわ。
良い事をした後は清々しい気分になれるわね。

(エリーが夕飯の準備が出来たので一旦ここで止める。今日は鯖の味噌煮うふふふ)

505 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/11(土) 16:50:50 [ 5SGXbT5k ]
旧ゆうかりん壊れすぎだよ旧ゆうかりんw
日記というかチラシの裏状態じゃねぇかw

506 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/11(土) 20:44:39 [ MwOhLHN. ]
○月?日
今日も仕事をせずに彼岸花をいじっていると一瞬誰かが現れた。すぐ消えた。

507 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/12(日) 00:39:39 [ gQ4Z3EvQ ]
○月ξ日
「今日は藍様が戻ってきたからお祝いだよー」
と、橙が赤いきつねを作って持ってきてくれた。
なんだ、私がこっそり食べてたこと、2人とも知っていたのか。
まぁ、スキマ妖怪の紫様には隠し事など意味を為さないのかもしれない。
改めて認識する。やはりあの御方は素晴らしい妖怪なんだな。

それはさておき、折角橙が作ってくれたんだ、熱いうちに美味しく頂こう。
まずは麺よりも汁よりも汁を大好きなおあげを一口食べようと思う。

柔らかくみずみずしいおあげ。美味しいおあげ。
黄金色に輝くその表面からはある種の神々しさすら感じられる。
箸で摘むとじゅわっ、と表面から汁が溢れ出る。
その際に漂ってくるのは香ばしく、それでいてしつこすぎないあっさりとした香り。
この香りが非常に食欲をそそる。
口の中に入れればおあげからはたっぷりと染み込んでいた汁が口の中に広がる。
しっかりと味付けされたおあげの味ををあっさりとした汁が引き立て、お互いを高め合う。
味の協奏曲とでも表現すべき、おあげと汁の複雑に絡み合った風味と旨味!
ああ、美味しい! これぞ至福の瞬間!

……だが箸から伝わってくる感触は無常なものだった。
おかしい、おあげがお湯を入れる前の状態のままに見える。

何故、おあげがサクサクなのだろう。
私がこっそりと食べていることを知っているなら
おあげはサクサクであることが望ましくはないことくらいは知っていておかしくない筈だ。
本体に記載されている作り方に「おあげはサクサクが通である」なんて書いてある筈もない。
だとするならば、だ。「緑のたぬき」と勘違いしたのだろうか。
しかし、本来「赤いきつね」や「緑のたぬき」は外の世界に存在するモノだ。
だから橙が独自にこれについての情報を、
ましてや"後のせサクサク"という技術の情報など入手している訳がないのだ。

……待てよ、可能性としては紫様を経て情報が伝わった、というのも否定できない。
紫様が「赤いきつね」と「緑のたぬき」を間違えて橙に教えて…………
いかんいかん! つい先程に再認識したばかりではないか!
あの御方は素晴らしい妖怪なんだ、とな!
そんな情けなくも愚かで間抜けな間違いを犯す筈もない!
すいません、紫様。あなたを疑うなど、私は駄目な式ですね。

とすると、あと残る可能性は……ハッ!
ま……まさか…………まさか………………


  『  橙  の  嫌  が  ら  せ  !?  』


いやいやいやいや、待て待て。
橙はそんなことをするような子じゃなかった筈だ。
もっと純朴で無邪気で可愛らしい子の筈だ。
しかし、久しぶりに見た橙は以前と比べてどこかしっかりとした印象を受ける。
私の居ない間に一体何があったのだろうか。
長い間失踪していたので愛想を尽かされたのか。

橙を見ると目を輝かせながら私が赤いきつねを食べる様子を覗き込んでいる。
……この橙がそんな嫌がらせをするだなんて思えない。いや、思いたくない。

今、幾ら考えても思考が混乱するだけのような気がする。
一口目におあげを食べるのは諦めて、おあげを汁の中に浸す。
麺を食べ終わることには今よりかは幾らかマシになっているだろう。

そう考えて、麺を口に運ぶ。

その瞬間に口の中に広がる味……これは…………!




「ねぇ藍様、おいしい? 橙の作った赤いきつね、おいしい?」


「あぁ……美味しいよ…………橙……とってもな…………」






薄れゆく意識の中、橙の問いかけにそう答えるだけで限界だった。
何故だ……何故なんだ…………橙。
何故お湯を入れて待つだけの「赤いきつね」がこんなことになるんだ…………。


そこで私の意識は途絶えた。その後のことは覚えていない。


                                      (記述日:○月@日)

508 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/12(日) 02:31:44 [ TL4os6k2 ]
お互い凄い気遣ってるのに間に凄いジャミングがかかってるw

509 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/12(日) 03:53:07 [ PnvhlOFw ]
○月ξ日
以前、河を流れてきていた狐の妖怪がまたやってきた。
なぜか手には赤いきつねと書かれた器を持っている。
声をかけてみるが何かをブツブツつぶやくばかりで聞いていない。
それなりに力を持った妖怪とかがこうちょくちょく来られると落ち着いてサボっていられないので、
こういうときはまじめに河を渡してあげるに限る。

河を渡っている船の上でなぜここに来たのか聞いてみたが相変わらずボソボソとつぶやいている。
なんて言ってるのか聞き耳を立ててみると、

「…り様はわざと…いや、そんな…でも…ちぇ…が…いや待て…」

怖い。なんか怖い。一刻も早く対岸へ行かねば…。

510 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/12(日) 13:48:05 [ jdmEaxIw ]
>>507
相変わらず破壊力バツグンだな橙の料理
……いや、そのりくつはおかしい

>>509
ちょwwwwwまじめに渡すなwwwww藍さま死んじゃうwwwww

511 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/12(日) 15:34:51 [ IfLQp3VY ]
       ,.     ,.-^ヽ
       |_\____r' く小 〉\
  |\_,,..-'‐'::::::::::| |´ 町/〉/ヽ_
  i::`ーへ_,.r-、ハヘ___,.、__ //::::::::::/|
  ,ヘ:::::::::_,.へ_,.-'⌒`ー-へ_7、_/::::/
-くヽー⌒´// ハ-ト/_/ ハ   `ヽゝソ._____                          .   , .. ∧_∧
</>γ´/ iVrrー-=、_V レ_,!ィノ ハ7ヽ, iヽ                    '   .∴ '     (    ) >>藍様
rヽ、__i  !  ', .!ハ!__,ソ`   ,r=;!tハノ!、__ン/./        ,-v-、        ` .  ・,‘  r⌒>  _/ /
ゝ/,7 /`ヽ| ,,,      . `┘ハiイ i\/|       ./ _ノ_ノ:^)         , .   ’ | y'⌒  ⌒i
〈_.////  ハヽ    __   "ノイ/ヽ、\!ヽ       / _ノ_ノ_ノ /)             |  /  ノ |
//  / /_,ノ,イ>.、.,__ ,,..イ/              / ノ ノノ//             , ー'  /´ヾ_ノ
ヽ' / r'「i山ン/::!:i フ´ン`ヽ、_         ____  /  ______ ノ             / ,  ノ
ハ !_,へ,ヘ::::::/::::::::!Y//::::::::|!゙゙、\____("  `ー" 、    ノ           / / /
/ !//⌒ヽ、:::::O/:::::::::::::::77/  〉'j     ``ー-、   ゙   ノ          / / ,'
. 7ゝ//閻/::::::::7:::::::::::::;:イ/  ,.イ,イ      ( `ー''"ー'"         /  /|  |
ノ r/魔/ゝ::::::Oi::::::::::::::!/ゝ、 //         \ /ノ          !、_//   〉
そんな毒物を持ってこないで下さい。

512 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/12(日) 19:09:50 [ v8nT.enI ]
△月θ日
折角藍様に赤いきつねを作ってあげたのに食べている途中で気絶してしまった。
きちんと紫様に聞いたとおりおあげは直前に入れたし、置いておいた時間も
きっかり三分のはずなのに。なによりお湯じゃあ味気ないと思ったので紫様に
相談して一級のお酒を温めて入れたのに。紫様もあんなにいい笑顔をされてい
たのだし一体どうしてだろう?あぁそうかきっとあんなに美味しい赤いきつね
を食べたことが無かったんだ。紫様に頼んでお酒を一本分けてもらい表に
「赤いきつね用」と書いておいた。きっと明日からの仕事の励みになるだろう。
もう二度といなくならないでね。藍さま。

513 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/12(日) 20:37:45 [ MCQCzFck ]
大丈夫だよ橙。例えいなくなってももう紫様がいつでも呼び戻してくれる

514 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/12(日) 22:50:43 [ hxAPEoxQ ]
60年後に忘れるだろうけどな!

515 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/13(月) 04:42:50 [ nwPJuL.g ]
○月<+>日

藍が酷いことをしたショックで思わず丸3日も寝込んでしまった。
いやむしろよく丸3日で回復した、とも言えるくらいだ。よくやった、よくやったぞ、私。

まったく、元々は私が失踪の原因とはいえあんなことをするなんて酷い。
頑張ってあちこち駆け回って探したのにあんなことをするなんて本当に酷い。
久しぶりに藍と一緒に家に帰ってきたっていうのにあんなことをするなんて信じられないほど酷い。

……とりあえず書いてれば思い出すかと思ったけど、やっぱり駄目だった。
藍ってあの時何をしたんだっけ?
藍が何かをして、それに凄いショックを受けて寝込んだのは覚えている。
だけれど、藍が何をしたのか、っていうのが全然思い出せない。

丸3日熟睡してたせいかしら?
あまりのショックで無意識のうちに記憶を封じ込めてしまったのかしら?

……まあいいわ。どうせ忘れても構わないようなことだったってことでしょう。
嫌なものかもしれない記憶の封を無理に解くことはないわ。

とりあえず寝起きの腹ごなしに「赤いうどん」を食べることにする。
おあげを後に乗せてサクサクの状態で食べると凄く美味しい、ということを最近発見した。
外の世界ではこの食べ方を"あとのせサクサク"というらしい。
これぞ通の食べ方というわけね。

そういえば「緑のたぬき」という類似品でも試しにこれをやったことがあるが、
「赤いきつね」の時とはちがってとても食べれたものではなかった。
成程、所詮は類似品というわけね。

……ん。向こうで橙が騒いでいる。
「藍さまが赤いきつね食べてて寝ちゃったと思ったらいつのまにかいなくなっちゃってた」
言っている意味がよくわからないが、きっとそのうち戻ってくるだろう。
まさか死んだわけでもあるまいし。

眠くなってきたから今日はここまで。おやすみ。

516 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/13(月) 23:51:27 [ 6X5nJF0M ]
さっそく忘れてる訳ですがwww

517 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/14(火) 16:36:49 [ fZ6Ivsko ]
某月某日

今日は何故か狐の妖怪が良く河を渡る日だ。一応渡さない訳にはいかないので
渡してやるのだがそのたびに映姫様は追い返されているようだ。
しかしこの狐妖怪を渡す時は何故か異様なまでに河が短くなるので楽で良い。
手にはいつも「赤いきつね」という容器を持っているが一往復ごとに中身が減っていた。
四回目に渡るときは容器が空になっていた。
うわごとで「・・・・・・ぇん・・・・・・おいし・・・あり・・・う・・・・・・」と言うのが聞こえたが
私情をはさむ訳には行かないので聞かなかったことにする。
映姫様に後で聞いたら暫くこちらで療養させるということだ。
とりあえず今日は四回渡しの役も果たしたし、実に良く働いたものだ。
過労死するといけないのでこの辺で休んでおこう。

518 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/14(火) 21:11:24 [ hITaUf5s ]
>>517
全幻想郷が泣いた。
何度も死にながら間食したとは…




そしてまた行方不明w

519 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/14(火) 22:15:02 [ AEauZ7vk ]
いや山田さんのところで療養させられてるだけなんじゃないか?

520 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/14(火) 22:20:36 [ hITaUf5s ]
>>519
すまん。藍視点からはそうなんだろうけど、
ゆかりん視点からすれば「また突然いなくなっちゃったわ!!!」に他ならないって言いたかった。

521 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/14(火) 22:27:32 [ AEauZ7vk ]
>>520
ああそういうことか。
しかし>>515を読む限りそれに気が付くにはまたしばらくかかりそうだなwww

522 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/14(火) 23:08:44 [ OE0FSpSQ ]
>>521
チェンが騒いで気づくからおkwwww

まあ、「ゆかり様が藍様を見捨てた〜」
となるチェンもまたいいものだが

523 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/14(火) 23:27:13 [ 4UqagrSA ]
まぁ幽香や霊夢の日記見た感じ4,5以内に回収するはずだから大丈夫だ


きっとまた何かあるんだろうがw

524 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/15(水) 01:26:21 [ fAWrRMuE ]
スーパー図書館での敗北から一ヶ月。
対白黒用図書館防衛マシン『メカパチュリーセカンド』の開発が煮詰まってしまった。
これだという強化案が浮かばないのだ。
ヒントにでもなればと周りに意見を求めたが、

「全身を紅く塗るべきね。通り名は『真紅の稲妻』なんてどうかしら?」
「魔理沙ばっかりずるい。完成したら今度は私と遊んでくれる?」
「掃除が大変なので屋内での運用は避けていただけると助かります」
「あの、その前にゼンマイ動力をどうにかしませんか?」

・・・見事に何の参考にもならなかった。
まぁ根を詰めても仕方がない。
とりあえず、「中華キャノン搭載」などとほざいた門番にアグニシャインを見舞って
今日は休むことにしよう。

525 名前:524 投稿日:2006/11/15(水) 01:32:30 [ fAWrRMuE ]
日付入れ忘れた(ノД`)

526 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/15(水) 22:51:38 [ wOud3vLE ]
中華キャノン吹いたwww

527 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/16(木) 01:41:21 [ V1qH/SE2 ]
霊夢:小原乃梨子
  紫:大山のぶ代

528 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/17(金) 05:35:37 [ Iq4ZIUfU ]
P月Q日
冬も間近になり、この辺もだいぶ冷え込んできた。
そのせいか、紫様が布団に包まったまま家の中を移動しているのをよく見かける。
この様子だと、もうじき冬眠に入られるのであろう。
橙も寒い寒いと騒ぎ出したので、そろそろコタツを出そうと思い物置を覗くが見当たらない。

ふと後ろを振り返ると、まるでカタツムリのようにコタツを背負って移動している紫様がいた。
そのコタツの上には橙も乗っかっている。よくわからない光景だ。

とりあえず明日辺りに他の暖房器具を探しに行ってこよう。

529 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/17(金) 11:48:39 [ ZOPGqPco ]
ゆかりんのこたつむりは移動可能タイプなのかwww
モンスターハンターにいるあの猫バアの若返ったバージョンが思いついたw

530 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/17(金) 18:09:29 [ 6COWPqOI ]
こたつむりはパチェ専用装備だったのに……!

531 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/18(土) 23:27:16 [ /Q5c3uLk ]
※月○日
 虫の居所が悪かったらしいお嬢様に目があったと言うだけで朝食を抜かれた。
 パチュリー様が怒るので、魔理沙を通さなかった時はもっと不機嫌になるじゃないですかと
指摘したら逆ギレの挙句に昼食を抜かれた。
 朝から何も食べれなかったせいで朦朧としてたら、咲夜さんにサボってるんじゃないと
言われて夕食を抜かれた。
 ……もう限界だ。逃げよう。

※月△日
 荷物をまとめて辞表を残してこっそり出かけたはいいが、行く当てもないので
昨日は結局野宿した。体の節々が痛い。
 どうしていいかわからないので神社に行ってみた。昨日の朝から何も食べてないというと、
霊夢は呆れた様子で朝食を分けてくれた。意外と優しい。
 食後のお茶を飲みながら事情を説明した。霊夢は黙って話を聞いていたが、
話が終わると一言、「それで、今後はどうするの?」と聞いてきた。
何の当てもないというと「そう」と頷くと、とりあえず今日はウチにいなさいと言う。
箒を持ってきて私に渡すと、どこかへ飛んでいった。
 泊めてやるから仕事をしろということらしい。まあありがたい話なので
掃除をすることにした。
 霊夢は夕方に戻ってくると、話を付けてきたと言った。
 なんでも私の再就職先を探してくれたらしい。何カ所か候補があるので、
とりあえず一日体験し、お互いが気に入ったら本契約しろとのこと。
 凄く嬉しくて驚いた。思わずなんでそこまでしてくれるのか聞いたら、
私は元々優しいのよと言っていた。とりあえず感謝しながら今日は寝ることにする。

532 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/18(土) 23:28:17 [ /Q5c3uLk ]
※月□日
 今日は香霖堂という店に行ってきた。
 店主の森近霖之助さんはなんだかパチュリー様に似た雰囲気を持った、
物静かで知的な感じの男性だ。
「別に人手が足りない、という事はないんだけど、霊夢の頼みだからね」
と、益々霊夢に頭が上がらなくなるようなことを言っていた。
 そういうわけなので、業務内容はお店の掃除と商品の手入れ。
店番を出来ればいいのだが、この店の商品は定価という物がないため
森近さんが居ないと話にならない。給料は歩合制にしようと言うので、
どういうことか聞いたら、定期的に定額の給料を出せるような余裕は
ないので、私の労働中に商品が売れたらその十分の一を給料として
支払うよ、とのこと。その割合が歩合制として高いのか安いのかは
分からなかったが、その時点で既に嫌な予感はしていた。
 今日の売り上げは、ぴゅうたとかなんとかいう式神が一つ。
「買っていった」のは霧雨魔理沙。私を見てびっくりしていたが、
紅魔館でやるのと同じように強奪していった。念のため森近さんに
確認したが、「代金がツケの場合は給料もツケにさせてくれ」
と言われた。
 仕事としては楽な物だった。しかし、住居というか、寝床は提供
してくれるそうだが、賄いがないのにこの給与形態では死ねる。
香霖堂はお断りさせていただくことにした。

※月◇日
 今日は白玉楼に行ってきた。
 白玉楼は冥界にあるやたらとでかいお屋敷で、外面は紅魔館より
遙かに大きい。(中身は咲夜さんのおかげでどっこいかもしれないが)
 そんなところに主と従者が二人で住んでいるという。西行寺幽々子さん、
が紅魔館で言うお嬢様の立場で、庭師の魂魄妖夢さんが、咲夜さんの
ような立場になるのだろうか。
 まず幽々子さんに挨拶すると、霊夢に話は聞いたから妖夢の指示に
従ってね、といって微笑んだ。ほやほやして朗らかなお嬢様だ。
これで幽霊というのだから畏れ入る。
 妖夢さんが言うには、人手は足りていると言えば足りているし、
足りてないと言えば足りていないとの事。本気でわからないので
確認したら、なんせ住人が二人のため、幽々子様のお世話をするのは
自分一人で十分である。しかしそれはそれとして、お屋敷の手入れは
しなくてはならない。使っていないところは少しずつ手入れをしているが、
それを手伝ってもらえるとありがたいとのこと。
 見ての通り居住スペースは余っているし、噴くも融通してあげられる。
食費に至っては貴方一人が増えたところで、エンゲル係数は1%も
動かないだろうから大丈夫だという。エンゲル係数というのが何か
気になったが、深く突っ込むのは止めておいた。
 それで、残りは妖夢さんの指示を受けながら掃除をした。
貴方はよく働くな、と妖夢さんは感じ入った様子だったが、
たいした労働でもないので恐縮してしまう。妖夢さんは
自分としては貴方がこのままここで働く気になってくれると
大変嬉しいのだがと言う。その時はまんざらでもなかったので
頷くと、喜んだ様子で、嬉しいが私の一存では決められない、早速
幽々子様の許可を貰いに行こうと言った。
 それで幽々子さんの所へ行った。幽々子さんは、
「あらあら、余程妖夢に気に入られたのね。妖夢がそう言うなら
私は全然構わないわよ〜」
 と言った。妖夢さんが跳び上がって喜び、これからよろしくと
いいかけたところで、幽々子さんが一言。
「じゃあ、死んでね」
 逃げた。
 全力で逃げた。
 こうして思い返してみると、正式に冥界に住み込むなら死んで
亡霊になって貰わないとまずい、と言いたかったのであって、
幽々子さんに悪意はなかったのだろう。まあそれがわかっても、
亡霊になって働くのは遠慮させていただきたい。

533 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/18(土) 23:29:29 [ /Q5c3uLk ]
※月☆日
 永遠亭に行ってきた。
 私を出迎えたのは鈴仙さんというへにょった耳の兎さんで、
何故か初対面とは思えない親近感を覚えた。向こうはそんな気持ちに
気づいたか気づかぬか、それでは師匠の所にご案内しますという。
 永遠亭の主は輝夜さんというお方らしいが、霊夢が話を付けたのは
鈴仙さんの師匠の八意永琳さん、という方らしい。歩きながら鈴仙さんと
雑談をしたところ、永遠亭にはたくさんの兎が居て、普通の労働力には
困っていないらしい。なるほど、歩きながらもよく兎を見たが、
紅魔館のメイドみたいな役割のようだった。
 それで、永琳さんの研究室に着いた。永琳さんは私の顔を見るなり
「採用」と言った。わけがわからないのできょとんとしていたが、
「し、師匠、そんなに話をすっ飛ばしたら天才というより
ただの社会不適合者ですよ!」と鈴仙さんがフォローした。
すると永琳さんは「貴方は紅魔館の元門番なのよね?噂は聞いたことが
あるわ。なんでもあのゴキブリ魔法使いにマスタースパークの
直撃を食らっても三時間で復活するとか。何も問題ないじゃない」
そう言ってウチに来れば三食昼寝つき、日当3万円、怪我の治療も
無料で行うわと言い出した。こちらとしてはいきなりそんな話になれば
むしろ不安になる。業務内容を問いただしたら、
「新薬の被験体よ。流石の私でもウドンゲに使うのはためらっちゃう
ような薬が随分たまっちゃってね〜。貴方が来たのは渡りに舟だわ。
ああ、何から試そうかしらウフフフフフフ」
とトリップし出したのでお暇した。鈴仙さんが泣きながら
一緒に働きましょうようとすがりついてきたが心を鬼にして振り切った。
そうか、あの人私に似てるんだ。主に立場が。

※月♂日
 今日はマヨヒガに行ってきた。
 主は八雲紫というスキマ妖怪だ。
「他ならぬ霊夢の頼みだから受け入れたけど、正直人手に困っては
いないのよね」
という。確かに、マヨヒガは白玉楼ほど広くない。3人住むのに手狭でなく、
手入れに困るほど広くもなく、ちょうどいい案配になっている。
それではどうすればいいのか聞くと、
「正式に雇う気はないけど、今日だけおさんどんをやってもらえれば
いいわ。藍には結界の見回り強化デーをやってもらえばいいし、
今日一日だけいつもと違う味を楽しめるのは悪くないから」
と言うので、炊事洗濯掃除をして過ごした。橙も結構喜んでくれたし、
悪くはない一日だった。
 ちなみに、こちらが出来るのなら本当に雇ってあげてもいいわよ
と言われて、結界の修復作業を見学させられた。正直そこで起こったことは
口ではとても言い表せない。結界を扱う能力がなくて良かった。
 最後になんだかよく分からないお土産をもらった。胡散臭い笑みを
浮かべて、後で役に立つからもって行きなさいという。
とりあえず寝床の側に置いておくことにする。

534 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/18(土) 23:30:41 [ /Q5c3uLk ]
※月♀日
 今日は人里に行ってきた。
 上白沢慧音さんというワーハクタクの半妖怪さんは、人間を守ることを
生業としている。普段は寺子屋で子供達に読み書き算盤を教え、
危険な妖怪が現れると退治しに行くという。挨拶をすると、
霊夢に話は聞いた、正直人手は足りてないので歓迎するよと言われた。
とりあえず寺子屋にいって子供達と遊び、もとい勉強してきた。
みんな最初は物怖じしていた様子だったが、だんだん慣れてきて
結構懐いてもらえたように思う。慧音さんも感心したり安心したり
していたが、子供の扱いは初めてじゃないし、お手の物だ。
妖怪が出たので軽く追っ払ってきた。子供達にはヒーロー扱いだし、
慧音さんは感激した様子でこのまま一緒にやってくれると
とても助かるし嬉しいという。子供は嫌いじゃないし、OKしちゃおう
かなと思ったのだその時は。
 夜は慧音さんの家に行った。給料は、お金は基本的に出せないのだ
と申し訳なさそうに言う。衣食住には困らせないし、村人が色々
お裾分けしてくれるんだと。まあこれまでと対して変わらないので
気にはしない。鍋を煮込みながら、美鈴殿は子供の扱いが上手いな、
子供は好きか?と嬉しそうに聞くので、
「はい、みんな元気で可愛くて美味しそうですよね!」
と言ったら蹴り出された。唖然としているうちに塩をまかれて
二度と来るなと涙目で怒鳴られた。今でも何が起こったのかはよく分からない。
おかしいな、変なことを言ったか?
 そういうわけで、残念だか人里もお流れになった。

※月@日
 今日は神社で過ごした。
 これまでの経過を話して全部駄目だったというと、霊夢は溜息をついた。
「しょうがないわね。雇うって訳じゃないけど……ウチで暮らしてみる?」
 そう言って大きな篭を持たされた。付近の野山で食料を採取してこいと
いう話らしい。取り分は折半だそうだ。なにその狩猟文明。神社の文明レベルは
人類の幕開け段階ですか?
 霊夢が言うには、掃除やら神事やらお茶やらで自分は採取に行けないこともある、
住居は提供するから食料をとってこいということらしい。……お茶?
 まあ別段文句もないので採取に行った。木の実やらキノコやら適当に
とり、川で鮭を拾って戻った。霊夢は収穫物を見て頷くと、鮭を見て
釣りが出来るのかと聞いた。普通に川に入っていって手ですくってきたと
説明したら、あんた熊の妖怪だっけかと呆れたように言われた。
そんなに変かなあ?
 それはともかく、鮭は予想外の収穫物だったようで、ほくほくしながら
料理していた。二人で夕食を食べて、霊夢は寝床に着いた。
 ……気になっているのだが、霊夢が冬になるとしばしば餓死しかけて
魔理沙やらアリスやらに救われているのは有名な話だ。野山の資源は有限である。
私という食い扶持が増えてしまったら普通に冬を越せなくなってしまうのでは
ないだろうか?
 ……まあ考えても仕方がない。それについてはおいおい対策を立てることにしよう。

535 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/18(土) 23:33:14 [ /Q5c3uLk ]
※月&日
 お嬢様が迎えに来た。
 咲夜さんとお嬢様が飛んでくるのが見えたので、霊夢の所に遊びに来たのだろうと思った。
「いらっしゃい、おじょ……じゃなくてレミリアさん。霊夢はまだ寝てますよ」
 そう言ったらお嬢様がみるみる不機嫌になった。咲夜さんが、今日はあなたを
迎えに来たのよ美鈴、と言う。辞表を置いてきたはずですが、と聞いたら、
「あんたに辞める自由なんて物を認めた覚えはないわ。だからあの書き置きは無効よ!
一週間も無断欠勤してくれやがっていい度胸ね美鈴。お仕置きよお仕置き」
などと酷いことを言う。咲夜さんが苦笑して、この一週間私が居なくて
お嬢様がどれだけ不機嫌だったかを楽しそうに語り出した。するとお嬢様が
慌てて、咲夜さんが私が居なくていらいらしていた様子を語り出した。
しまいには言い合いになってしまって、私は頬が自然にゆるむのを感じた。
二人が目をつり上げて、何笑ってんのよと頬を引っ張られたが、どうにも止まらない。
「いいじゃない、愛されてて。紅魔館に帰るのも悪くないんじゃない?」
見ると、いつの間にか霊夢が起き出してきていた。確かに、どうにも私は
紅魔館のみんなが好きらしい。向こうも私が好きだというのなら、帰るのもいいだろう。
なんだかんだで食事は(罰と称して抜かれない限り)出るし、寝床と衣服も
支給されるし、たとえお嬢様の我が儘で無理難題にチャレンジさせられても、
咲夜さんの憂さ晴らしで一日三回ナイフの的にされても、
パチュリー様の新作スペルカードの実験台にされて全身黒こげになっても、
フランドール様の相手をさせられて小町とお喋りする羽目になっても、
労働条件としてはそう悪くないような気が全くしないと言えばそれは
嘘になると言えないこともないかもしれないようなやっぱりそうでもないような
気もしてきたというかああもう何がなにやら。
 とりあえずおとなしく戻ることにした。霊夢には本当にお世話になったので
お礼を言った。霊夢はそっぽをむいて感謝するなら賽銭を入れろと言った。
残念ながらお金は持っていなかった。不思議なことに、この一週間で
お給金という物がでた試しがなかった。そう言うと、霊夢は苦笑して
ツケにしとくからさっさと帰れと言った。最後にもう一度頭を下げて
紅魔館に戻った。明日は一日フランドール様の相手をさせてやるから
覚悟しておけよとお嬢様に言われた。一週間の休暇で残った物は
よくわからないマヨヒガのお土産と、お仕置き。
 明日の事はなるべく考えないようにして、もう寝ることにする。

※月#日
 一日フランドール様と遊んでいた。
 辞表ならぬ遺書が要るかと思ったが、結論を言うと全然そんなことはなかった。
紫さんにもらったお土産の玩具にフランドール様が興味を示したのである。
私たちが楽しそうに遊んでいるのを不思議に思ったのか、お嬢様が覗きに来て、
咲夜さんと一緒に加わった。お嬢様はこのチーム赤いから私のねと仰って、
ずっと同じチームを使っていた。フランドール様と二人で遊んでいたときは、
そこは強すぎるから使用禁止にしていたのだが、なぜかお嬢様は全然勝てなかった。
まあ何故かってこともないか。強力だからと言ってああもイノシシでは流石に。
旋風脚をブン回しているところに鉄アレイを投げられてダウンしたところを
場外に投げられるとか、飛び膝蹴りで調子に乗った挙句自殺するとか、
なんで学習せずに同じ事を繰り返すのかは理解に苦しむ。フランドール様は
クレイドル投げや頭突きの使い方が上手かった。
 勝率は大雑把に言うとフランドール様が5割で、私が3割、咲夜さんが2割
くらいだった。残りはお察しください。
 お嬢様はあの玩具が憎くてたまらない様だったが、フランドール様が
 にやにやしながらじっと見ていたのでどうにか堪えていた。
「なんでもかんでも壊すから」フランドール様を地下に閉じこめているという
建前がなかったら、絶対にあの玩具はお嬢様の手で破壊されていたに違いない。
 それでもお嬢様は、「結果はどうあれこれでお仕置きは済んだから、
明日からいつも通り働きなさい」と仰った。はて、どこまでがお嬢様の
運命の手のうちにあったのだろうか。
 まあいいや。とにかく明日からは元通りである。
 明日も一日頑張ろう。

536 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/18(土) 23:37:06 [ QrdY279. ]
めーりん苦労人だなぁ、GJ。

というか大運動会かYo!

537 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/19(日) 02:22:15 [ P8iknddU ]
フランは連合使いか……気が合うな
そんな俺はさわぐちを最優秀選手賞に輝かせたこともある連合スキー
ところで美鈴は熱血と花園のどっちを使ってたのだろう?

538 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/19(日) 07:02:51 [ OiaV7m2o ]
○月×日
映姫様に日記を付けろと言われたので書いてみる。
曰く、己の怠惰な生活を見直すよい習慣となるらしい。

しかし、日記といっても何を書けばよいのやら。
お客さんから聴いた話でも書いてみようと思ったが、長々と書いていたらとてもじゃないが頁が足りない。
自分の行動を逐一記録していくというのは? 調書を取るわけじゃないのでこれも却下か。

ここで映姫様の言葉を思い出したので箇条書きにしてみる。今後日記を付ける上での参考になると思われるが・・・

一、日記とは己の想いを文章にすること
一、他人の目を気にすることなく主観的に書くこと
一、長くある必要は無く、要点だけに絞って書くこと

何が言いたいのかいまいち判りづらい。

まぁ他人に読ませるモノでは無いのは判る。映姫様も他人のプライベートを覗くつもりでは無いだろうし。
という訳で日ごろ溜めている感情をここで表現してみよう。
ここなら誰かに見咎められることも無い。では
































539 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/19(日) 07:26:16 [ ZKouDzZo ]
縦書きw

540 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/19(日) 08:01:59 [ dEhJhhlg ]
中国かわいいよ中国

あと>>538で吹いたw

541 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/19(日) 08:15:36 [ yeWdHXBc ]
○月×日
最近、小町がちゃんと仕事をしていない。いつものことだが。
この前も、まだ死ぬべきでないモノまで河を渡してきた。よくあることだが。
おかげで緑色の妖怪や狐の妖怪は顔なじみになってしまった。あまり無いことだが。
その二人が合体したら緑の狐かな?少しお腹が減ってきた。
とりあえず小町を更生させるために日記を付けさせてみることにした。三日坊主になりそうだが。
少しお説教をした後、夕べ作った、チラシ数十枚をホチキスで留めた手作り日記帳を手渡す。

小町が持ち場に戻った後、少し思う。






























542 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/19(日) 08:33:51 [ yeWdHXBc ]
㍍月@日
藍さまが新しい暖房器具を買ってきました。「レンタン」という炭の一種だって説明してくれました。
紫さまが「寒い寒い」と言うので、藍さまはさっそく七輪に入れ火を付けてくれました。
とってもポカポカしてきました。しばらくしてふと見ると、紫さまも藍さまもグッスリ眠っていました。
布団もかけずに寝ていたので風邪を引いちゃうと思い、布団をかけてあげました。
私も              γきたのでゆかりさまとらんさまといっしょに河の字になってね
    だんだん眠くなってノ                                       む@o


  (日記はここで終わっている)

543 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/19(日) 08:38:38 [ VSIecSg. ]
橙、ちぇん起きてーーーー

544 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/19(日) 09:08:13 [ dNnV2RM6 ]
そしてマヨヒガには誰も居なくなった……

545 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/19(日) 17:37:30 [ kgUJ7Qes ]
>>535
G・J!!!!!!!
ちょっとホロリと来た。
美鈴は愛されてるのう

そして熱血行進曲ナツカシスw

546 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 03:26:16 [ XSszi21Y ]
○月×日
今日は輝夜が遊びに来た。
寒いので部屋を閉めて七輪を付けたら体がだるくなって何度か死んだ。
気付いたら輝夜と一緒に永遠亭で寝かされていて、慧音と薬師に七輪の使用上の注意を説教された。
暖房器具を使うときに窓を開けるとかこいつら阿呆かと思ったが大人しく聞いておくことにした。


○月△日
寒いので炬燵を出したら輝夜がまた遊びに来た。
炬燵を見るなり上着を脱いでヘッドスライディングで特攻してきたが、掘り炬燵だったのでそのまま綺麗に落下した。
しばらく放っておいたが、
「やだ! 妹紅助けて! 穴が小さいから腕が曲げられないの! 身動きが取れないから出れないの! ねえ!」
と、なんだか珍しく必死だったので引っ張りあげた。
本気で泣きそうな顔をして抱きついてきたので今日のところは勘弁してやった。


○月□日
薬師が定期検診に来た。
蓬莱の薬を飲んで以来年に一度の恒例行事なのだが、相変わらず服を脱がされる理由がわからない。
しかも目つきもちょっと危ないし。
この人ロリコンだよ。
輝夜も毒牙にかけられたに違いない。
結局今回も体温と脈と血圧と採血で終わった。やっぱり服を脱ぐ理由が全く無い。
ところで慧音から聞いたんだが、不死鳥の血は高く売れるそうだが私の血は如何程の値が付くのだろうか。
薬師が毎回ホクホク顔で帰っていくのを見るとその辺も疑いたくなる。

547 名前:えーりんは546風味で 投稿日:2006/11/20(月) 10:40:55 [ NZYm8ySs ]
○月⑨日   チルノ
ウサギのところの薬師と会った。
風邪がはやってるから幻想京を回ってるらしい。
「あたいは風邪ひかないよ」と首をかしげて言ったらなんか悶えてた。
大丈夫と言ったけど、しつこく言ってくるから診られてやった。
服を脱がされて全身をぺたぺた触られた。
「しょくしん」っていうらしい。
くすぐったかったけど我慢してたら、薬氏のほうが鼻血を出した。
地人の心配をする前に自分に気をつけたほうが言いと思う。
最後に、「れんとげん」っていう写真をとられた。
どうみても新文屋のカメラにしか見えなかったけど、
形が同じなだけらしい。

このことをレティと大ちゃんに話したらものすごい勢いで出かけていった。
お礼にでも逝ったのかな?

日記にちゃんと感じを使ってるあたいってえらい。

○月⑨日   レイセン
永遠亭周辺が突然猛烈な雹に襲われた。
大きさは最小でも5cm。最大級では30cmにもなり、負傷者多数、永遠亭も半壊。
原因の特定は出来ていない。

○月⑨日   文
突然永遠亭の薬師さんにカメラを貸すよう言われました。
丁重にお断りしたのですが、どうしても引き下がらなかったので、
蓬莱人と鳳凰の血の成分考察の資料で手を打っていただきました。
たまには学術系のネタも悪くないかもしれません。

548 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 10:44:00 [ kE5JwXBc ]
ちょwwwwww師匠なにやってんのwwwwwwwww

549 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 17:21:36 [ 4DeJ8BF2 ]
シッショー!wwww

550 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 17:27:57 [ ZwdW8X5w ]
確かに地人は心配しなくてもいいよな。斧で頭蓋骨割られても死なないし。

551 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 20:25:46 [ O/iOyVoY ]
ばる月ばつ日 しかく曜日  天気 はれ

きようは、りんのすけおにいちゃんと一JょにピクニックにいきまJた。
とてもきれーなかわやすごいみずがおちてくるのをみまJた。
りんのすけおにいちゃんにきいたらそれは、たきっていうんだよっていわれまJた。
そこでたべたおべんとうはたこさんやかにさんがいっぱいはいっていてとてもおいJかったです。
またいっJょにいきたいな。
おわり。

552 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/21(火) 01:20:35 [ R5y3WpTQ ]
これは……子供魔理沙か?

553 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/21(火) 05:54:09 [ aB4sagP. ]
こーりんがギャルゲの主人公みたいなことを・・・

そしてまりしゃは
し⇔J
ま⇔ば
と間違えて覚えてるんだな。まさか「ばる月」とはw

554 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/21(火) 22:05:02 [ cEMVhElk ]
○月×日 □曜日 天気 快晴

今日は前々から魔理沙にせがまれていたピクニックに行くことになった。
とはいっても普段からあまり外に出歩くほうでもない。
どこにつれいていったものやら。
考えた末僕だけが知っている滝まで連れて行くことにした。
だれも訪れることが無いので考え事をするのにいい場所なのだ。
できれば自分一人の場所にしておきたかったが
滝を初めて見る魔理沙は本当に楽しそうで
それを見るとそんなことはどうでもいいように思えた。
間魔理沙はめまぐるしく表情を変えながら一日中しゃべり続けていた。
まるで今日が特別な一日であるかのように。
こんな一日もたまにはいいかなと思う。


僕がパタンと日記を閉じたと同時に
玄関の戸が開くガラリという音が聞こえた。

555 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/21(火) 22:11:05 [ cEMVhElk ]
誤字がひでえorz

酒飲みながら書くもんじゃないね、できれば上のはみなかったことに

○月×日 □曜日 天気 快晴

今日は前々から魔理沙にせがまれていたピクニックに行くことになった。
とはいっても普段からあまり外に出歩くほうでもない。
どこにつれていったものやら。
考えた末僕だけが知っている滝まで連れて行くことにした。
誰も訪れることが無いので考え事をするのにいい場所なのだ。
できれば自分一人の場所にしておきたかったが
滝を初めて見る魔理沙は本当に楽しそうで
それを見るとそんなことはどうでもいいように思えた。
魔理沙はめまぐるしく表情を変えながら一日中しゃべり続けていた。
まるで今日が特別な一日であるかのように。
こんな一日もたまにはいいかなと思う。


僕がパタンと日記を閉じると同時に
玄関の戸が開くガラリという音が聞こえた。

556 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/23(木) 10:36:19 [ yikuvHmk ]
俺…魔理沙とこーりんはこういう仲の良い兄妹の様な関係でずっといて欲しいって願ってるんだ…

魔理沙が反抗期に入ってもめげるなよこーりん…( つд`)アニキハツライヨ…

557 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/27(月) 00:11:53 [ a2EnPd/M ]
極月秘日
今日も少しばかり仕事をさぼった、
まだ映姫様には見つかっていない、 ワッハッハと。

558 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/27(月) 00:18:56 [ QRWGQBTE ]
極月秘日

部下の動向を記入。
怠惰は軽微なれど反省の色なし。
お仕置きの深度を一上昇す。

559 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/27(月) 01:21:37 [ yEw8xp5I ]
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1157724104/550-553

560 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/30(木) 16:54:52 [ qswqdCsE ]
霜月香日

久しぶりに橙と外へ出かけた。紫様は寝ている。そろそろ冬眠の準備期間ということで、
昼と夜の境界がブレはじめているのだ。もっとも、普段からブレているような気もするが。
しかし今年は大した事も無く、紫様も悪戯心をそう刺激される事が無くて重畳だった。
せいぜい巫女にちょっかいを出したり、夜の王をからかったり、稗田家に顔を出したりと、
まあいつも通りだ。大結界に大きな綻びもなく、無事に新しい年を迎えられそうである。

ああそうだ外出したのだった。
この間出したばかりのコタツに引き籠もりたがる橙を引っぱり出すのに一苦労した。
引き籠もるには500年程早い。ああいうのは年季の入った駄目もとい、大妖にまかせば良いのだ。
橙はいつも天真爛漫、元気溌剌でいて欲しい。せっかく愛くるしく可憐で可愛らしいのだから。
ああ橙かわいいよ橙。橙が可愛すぎて藍様ばんじゃいしちゃう!(赤い物を拭き取った跡

ああああそうだった外出だ。
今回は既に紅葉も終わり、装いを纏い始める湖の畔へ赴いた。勿論、弁当持参だ。
着くが早いか、橙といつも一緒に遊んでいるらしい妖精や夜雀などが集まってきた。
「藍様、藍様、みんなと遊んできていいですか!?」
ああ勿論だとも。今日はそのために来たのだから。みんなで元気に弾幕てきたらいい。
それがお前のためだし、私のためでもある。いや、私はいい。見てるだけで良い。

ああそれだけで幸せだともさ。かわいいよ橙かわいいよ。橙が可愛すぎて藍様テンコー!
……しなかった。ギリギリで踏みとどまった。
危なかった。極限の戦いだった。自分との闘いだった。
橙かわいさのあまりにスッパしかける危険性に、もっと早く気付くべきだった。
紫様の靴下、紫様の靴下、と念仏のように呟いてどうにかこれをやり過ごす。
周囲に誰もいなくて幸いだった。何せ、ブルブル震えながら主人の靴下ハァハァと呟いているのだ。
ブン屋辺りにスッパ抜かれれば、二度とお天道様の下を歩けなくなるに違いない。
これも普段の行いの賜だと、つくづく思う。

561 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/30(木) 18:38:36 [ qswqdCsE ]
さて、自らの欲求に打ち克つという偉業を成し遂げた私は今日ここへやって来た本来の
目的へと取りかかることにした。
ふと仰ぎ見れば、遠く山脈の向こうにまるで蜃気楼の如く冬の妖怪の姿が見えた。
その姿は茫洋として霞んでいるが、今年のそれは例年のそれに増して太ましい。
また氷精のはしゃぎっぷりなど見ても、この冬が厳しくなるであろうことは明白だ。
外へ出られるのはもう多くない。従って冬の準備は今のうちに済ませておかねばならぬ。
とはいえ、一番の大食らいが冬眠し、また橙もコタツで丸くなってしまうのだ。
私一人とあと少々の蓄えがあれば充分乗り切れるだろう。

薪や山菜、その他外で仕入れられる物は可能な限り集めておきたい。
湖の上で咲き乱れる弾幕をよそに、私は林へと分け入った。
さすがに盛りを過ぎているだけあって収穫はそう多くなかった。
しかし午後からもある。日が落ちるのは早いかもしれないが、その時はその時だ。

少し早い昼食にしようと、私は橙を呼んだ。弾幕仲間も付いてきたが、
それぞれに持参があったため弁当の残りを心配することはなかった。
「いただきまーす」
と、おかかにぎりにかぶりつく橙は非常に愛らしい。
私がそちらをいただいてしまいたいくらいだが、それはかろうじて踏みとどまった。
危なかったのは昼食の最中だ。「藍様は何をしてたんですか?」と問われたので、
冬の準備だと簡単に話した。
そうしたら何と手伝ってあげましょうかと言い出しましたよ、この式は!
上目遣いに「あのね、藍様のお手伝い、したいな」などと言われた日には
鼻血とか耳血とか仙狐思念とか色々あふれ出そうで困った物だが、それは耐えられた。

まったく紫様の靴下は偉大だと思う。ただ食事中にはどうかと思うが。
しかし、その靴下のご威光さえ及ばなく事態がその後起こったのである。

562 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/30(木) 20:21:39 [ qswqdCsE ]
そのきっかけはほかならぬ私自身であった。私自身の言葉だった。
何気なく発したその一言で、私がいかに悶え、苦しみ、そしてその様を気取られぬよう
必死に戦っていたか。それほどにその一言は蠱惑的であり、また強大だった。
昼食のさなか、一人苦悶する私。まさに東方苦悶式。ひとりぼっちの心中戦争!
今でもその時の事を回顧すると震えが走る。武者震いだ。いや待て。
多分に動揺している。書き記す事が出来るかどうか、判らない。
しかし、記録は残さねばならぬ。私と橙のために。
私自身のためにも。

話を戻そう。
その日の弁当は朝一仕込んだ私の特製だった。紫様のつまみ食いもなく、製作は快調。
展開時の橙の喜びようを幻視し、その時点から私のボルテージは最高潮。
いやこの時点から臨界ではさすがにまずかろうと思い、靴下大明神に御出座願ったが、
ともかくもそれだけ気合いのこもった弁当だった。
当然ながらその内容も奮発し、橙の好物のオンパレードだ。
その全容が明らかになった時の橙の喜びようといったら! そうれはもう素晴らしいものだった。
あんなに喜んでもらえれば、作った甲斐があるというものだ。

さて、弁当は順調に消化されていったのだが、その中には私の好物も投入されていた。
そしてそれが引き金だった(この辺りから筆跡歪む
重箱四段の中には寿司も大量に動員されていた。橙の大好物だ。
そして、その一つに橙が箸を伸ばした時だ。
にこにこしながら、私が言った。
「ああ、橙それは勘弁してくれ。それは私のお稲荷さんDa(筆跡大いに乱れ、以下支離滅裂な書きこみ

563 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/30(木) 21:02:16 [ pAZGUwho ]
藍さま何やってんの――――!(www

あとレティ太まし、もといでかすぎ(w

564 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/30(木) 21:09:03 [ sNccPXxI ]
まあ、いまさらながら、藍様は変態ということだな

565 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/30(木) 23:02:38 [ 5qLKSqdc ]
そんな藍様がかわいいよ

566 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/02(土) 20:43:51 [ dgQlz6Uk ]
寒月冷日

(よだれのあと)…ここ最近の急激な冷え込みのせいで冬眠しかけていたようだ。
そういえば何か足元がスースーする。見てみると片方の靴下が無い。
眠りかけてた時に脱げてしまったのかと周囲をぐるっと見回してみるが、無い。
きっと藍が見つけて、洗濯でもしたのであろう。仕方が無いので予備の靴下を履く。
頭がしゃっきりしないので、またコタツの中に潜り込むとしよう…。

567 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/02(土) 20:55:46 [ dgQlz6Uk ]
寒月冷日

今日、藍さまが人間の国にいたときのことをお話してくれた。
その中に、『惨太(さんた)』っていう、プレゼントを配り歩く真っ赤な服を着たお髭のおじいちゃんの話があった。
なんでも『苦しみます』っていう日に暴漢に刺されて服が血まみれになりながらもプレゼントを配り歩いたタフなおじいちゃんらしい。
でも、良い子にはプレゼントをくれるけど悪い子には鬼のような形相で「悪ぃ子゛はいねがー!!」と刃物片手に追っかけてくるとか。とても怖い。
藍さまが「橙はいつもいい子だから大丈夫だ」とおっしゃっていたけど、この前、こっそりお菓子をつまみ食いしたことを思い出した。
怖くなったので、それを正直に藍さまに話したら、「そういう時は玄関先に靴下をぶら下げて置けばいいんだよ」と教えてくれた。
さっそく、私の靴下を玄関先にぶら下げようと思ったけど、今履いてるの以外は全部洗っちゃってまだ乾いてないみたいだったので、
紫さまが履いてるのをこっそり片方だけお借りして玄関にぶら下げた。きっとコレで大丈夫だよね?

568 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/02(土) 21:25:54 [ JFioBGGc ]
寒月冷日

寒い、寒い、寒い。
食糧は3日前に底をついた。
賽銭ももちろん空っぽだ。
暖をとろうにも薪や炭などとうに無い。
いっそのこと神社を燃やして暖を…………
だめだめ、流石にそれは博麗の巫女としてやっちゃいけない。

ああ……それにしても寒い、寒い、眠い……眠い…………って、寝ちゃだめ!
眠気覚ましに日記を書いているけども……長くは持ちそうにないわね。
ぅぅ……このままでは本気で凍死してしまう。

というわけでマヨヒガに向かうことにした。
紫の冬眠用に食糧とか溜め込んでる筈だし、
ちょっとくらい失敬してもかまわないでしょ。

空を飛ぶ気力すら残ってなくて、ふらふらになりながら歩いている。
移動中も気を抜くと意識が途切れそうだから日記を書きながらよ……

ようやくマヨヒガが見えてきた。
もう少し……あと少し……私は……生き残れる…………
ん? あれ……何で私膝をついてるの……? 頭がくらくらする……
何……え? この脳髄に直接関与してくるみたいな臭いは……
だめ……体がもう言うことをきかない……痺れが……全身に……
……もう強烈な筈の臭いすら……ほとんど……感じな……い…………
ぁぁ……目が……だんだん霞……ん……で…………
目の前なのに…………もう……少しで……た……べ……ものに………
………あ…………げん……じい……が……むこ……う……がわ……で……よん……で…………

(日記はここで途切れている)

569 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/02(土) 22:21:17 [ ELuE1spo ]
寒月冷日

橙に自分が幻想郷に来る前の話をしてあげた。
惨太の話が怖かったようだが、「橙はいつもいい子だから」となだめる。
すると、先日戸棚に入れておいたお菓子を食べてしまったことを話してくれた。
上目使いの涙目で「藍様、どうしよう・・・」としがみつくのはやめてくれ。いやむしろして! もっとして!
ちぇんがかわいすぎてらんしゃまイっちゃいま
せんでした。本当に紫様の靴下は凄まじいと思う。色々と。

しかし頭の中で唱えていたつもりが、口に出してしまっていたらしい。
橙に「靴下?」と聞かれたときは首から上が木乃伊になるかと思うほど血の気が引いた。
何とか誤魔化そうとしたところ、先ほどの惨太の話を思い出す。

惨太は悪い子を見つけると、足をもいで背負った袋に詰めてしまうという。
そこで考えられたのが、靴下を玄関先にぶら下げ、
これを足と勘違いした惨太は靴下を袋に詰めて満足するだろう、という一種の厄払いだ。
これだ。これしかない。しかし足をもぐなどという話は橙を余計に怖がらせるだけだろう。
よし。ここまでで0.05秒。

「そう、靴下だ。そういう時は靴下を玄関先にぶら下げて置けばいい」と橙に教える。
「分かりました!」と早速靴下を探しに行ったらしい。

橙が去った後、さっきのシーンを脳内再生してしばらくテンコーを楽しむ。

少しして、上機嫌で橙が帰ってくる。靴下をぶら下げてきたらしい。
紫様はコタツ眠っていたので、2人で夕食を食べる。
その後入浴したが、紫様はまだ寝ている。この様子では明日の昼食までは目覚めないだろう。
私も眠るとしようか。

570 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/02(土) 22:52:10 [ G08Y5YMw ]
ちょ、霊夢ーーーーー!!
藍のその場しのぎが博麗の巫女にとって致命傷に……

571 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/03(日) 08:53:16 [ welrDzgs ]
個人による一発系ネタもいいが、数人の職人による作品もいいなw

572 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/03(日) 10:01:15 [ hOQt.u/w ]
前後不覚になりながらも、日記を書き続ける霊夢スゴス。

573 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/06(水) 04:42:08 [ QFtp1qNM ]
$月%日
咲夜に運動をしたほうが良いと言われた。
最近よく門から流れてきた魔理沙の星弾に当たったり何も無いところで転んだり、
確かに身体が鈍ってきているような自覚はあったので、
明日から自分の運動も兼ねて館の者に訓練を付けてやろうと思う。

$月&日
今日は咲夜と弾幕で勝負した。
手加減無しで来いと言った瞬間に360度をナイフで包囲された。
結果だけ言うとこちらのほうのスペルカードが先に無くなったので負け。
例の新聞記者はスペル無しで回避したらしいが、インチキなんじゃないかと思う。

$月#日
今日は美鈴と勝負することにした。
日ごろ弾幕ばかりでストレスが溜まってそうなので肉体言語オンリーのルールを付けてやった。
結果は3勝2敗。
吸血鬼相手に二本取れれば大したものだと誉めてやった。

$月=日
最近パチェの危機感が薄いような気がするので弾幕勝負をしかけた。
また本が盗まれたのかもの凄く機嫌が悪く、初っ端からロイヤルフレアされて私のスペルカードが半分以上削られて惨敗。
終わった後「八つ当たりして悪かったわ」と謝られた。
パチェは怒らせないようにしたい。

$月$日
そろそろフランと遊んでやることにした。
この子には打撃も教えておきたいので有り有りルールで戦うことにした。
レーヴァテインで4回斬られた。その上心配までされた。
泣きたい。

夜中散歩に出るとほとりでフランと美鈴がセメントしていた。
紅魔館のヒエラルキーが人情で成り立っている現実を目の当たりにした。
自室に帰ってから泣いた。

$月〜日
自分の難易度設定がEasyになっていることに気が付いた。
Lunaticに変えて咲夜か美鈴にでもからかいに行くことにする。

574 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/06(水) 04:50:37 [ rENIMNM. ]
>>573
レミリア様のEasyの開幕通常見てみたい

というかEasyでも美鈴は負け越したのか

575 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/06(水) 05:00:22 [ jZFCbSCA ]
美鈴もEasyだったんじゃね?

あれ、じゃあ咲夜さんh(「レッドマジック」

576 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/06(水) 05:16:43 [ cX25B0iw ]
        - Easy -
       _____
    , '´  Λ_  ̄ ` ' ─- 、
   /  < 龍 /       ヽ、
   .i   _|/\|─- 、イ___ ,  ノ
   ゝ,-´         ヽ,` ̄.ヽ,
  r´    /r , 'ー-|-ヽ  ゝ | |
  !   i _イ| Lレ  ――  イ.」  |  
  i__レLヽj /      " ,イ」   |  
     | i"        ,ヽイ     |  
     ,イゝ、 ' ̄)    くイ   |  |  
     |`ン´|`,.ー─, _ ´/(イ.   |  |  
     |.(イ´| |r/'ー- ´イノヽ, || .| 
     [ゝイノ//!i(><イ'[ゝイ]イ ヽ.|  |
      ノ」 ./⌒(⌒ヽ、くイ    iイ_/


              - Lunatic -

           ,ァ''''冖-,、                 ,,,
    ._、.,,,、    .|`    ,゚'r,       .,ll“'*r,、    ,,,#ll|e,~ly       .,,,
   : /: _,,,゚'・x,,,,: : :|      'q.lli、    ./''l゙: ,、 'll〟 ,,,,〃|_.,| ,ト|!゙i,     ,,l|゙,,l'
  .pー“゛.゙゙'l; `.,ト │ ,i、 i、゙ド'┓   .゙l_|,,√.,ト、l, .lニrーッ!┨,| ,l|, 'l:  .,,lli,,,f゙゙,゙゙'y
  .゙l..・-,v-rl,,,ill:  ゚t,: | │゙l, ゙l .゙l、   .゙!l,llill゙.,,ド,l″  ,l゙.,".,ト,l゙.l`]  llle,,ll,l",,: 】
   '|, v,,,,,,,,,,."'《、  ゚r|,、ヽ.'l,ト  ゙L   .リ.゚'lダ!l°  ,√.'・"'廴~’  廴.,li,r゙゙_ill,
   ゚L.,,,,_ .,ァ.‐.゙レ,、 .゚゙[゚''゙'″ 丶 ゙'lq,、 │  : .〔  ,iケ   ..ll,   .,,l”゚゙/゙!ll゙_,ll
    .'トミllll】-'.,r~}.゙ヘ,,,, ‖ : _   . , -――- 、 :゚t,..,l°    ゙lト  ,,l″ .゙l
   ,ぃ,,,,,,,。∪'"./:    .゙|'”゙゚'[`|  /::;_Λ_;;:\.'lll,      .,ll,,,rぐ  .,,,ll゙
  .゚k--ry   .|  .,iil,“゚'か'",l゙ .|::::, \ 烈 / ::::|、 .゙℡   .,,rlll゙°   ,l
   _,vー゚`   'l,  .'l,,,゙N┘.,l° |::/  |/\|  ';::| : : ゙l| .,,r・".,√   .,ll
  . lu--コ    ゙k 'l,"゚゙l゜,,lヴ'i、-V,_\   /_ V-、  『,,√ : ″    ..,ll
   .,,r'',,r| .,,   ゙゚ti,゙゙|,,,i´  . |6|. `-二'、i /二-' |6/  |,l°       .,√
   .'ur“: .lyl廴   `゚'!c廴   `|.   ̄〈 〉 ̄  .| '   l°      ,,,l
: ._    .'!l,,l,,,,,_   ゙|l     ..i\  ,(_○_), イi、 :     .,,i*jlilllタw,,、 .,r-=-r
'゙~``:''ヽ,,,,√   .~゚'、, .l,,gllll / '.-〈 -三- 〉-' \ i、 ,,r"     ,レ'″   .li
、    .'《゙N,,,、    .゚'ll゙゙mr-----、`\___/二r-=`゙ニ-r/"     ,r'°     'l
゙l,、    l  `'私            ゙゙゚''l*゙^            ,rl゙゙゙゙≒,,,,,,,,,,,wll'
: ゙゚'━'#'┷x,_ .゙私,              l               ,il_,yー'''''''ー_、 |
   ,l′  ゚リh,,,,|l,               l゙              ,lll゙°      ゙''ll
ヽ-rf°      ,,゙゙%、             ,l、            ,,ll!e,、     ._,,,r
   ``':i、__,,,,,广  '゙l,,,,、     ._,,,wllll|,llli,,,,,,,,,,,     ._,,,llll″ .゚ラiぁwr='“`
      ` ̄ .゚l,、    ゙゚''*mii,,x'll゙″  ..ll"   `゙lllii,l,illllケ″   .,lヽ,,、
   ll|゙゙"゙゙'l,,,,,,,,lll,、     ,ll゙" 'l,,,,,,,,,,,,,illwrre,,,_,l°゙l、     ,!″ `゚''=x,,
   ゙ll,,|ト ゙|,、 `┓    確 : 'll"   .:ll    'l,r` .:l:     ,,l″: .___ ,,i´ ゙'l!
  .,,l゚ `   `゚X .゙|y    .喜.l,,l′   .l]  :  ,lr〜:li、  .,r''゚゚゙'lザ ゚゚̄'リ: .i、ll
 √゙,ll,、   ,,il!广,l゙'N,,_  .ll,トi,゙゙|__、 ._l,l,,__,,,l,,,,r ┃ ,r'°  .゚|,  : .,l゙.,,l、゙l
 ゙',l“.,,ll・,,i、,,n″  .|   ゙゙℡, ll ,,,゚ト ̄ ̄] ` ゙̄]゙` l',,it,、    l   :!!゚,i'l゛..》
  .゙'''l,,,,とill″   ,,i´   ゚!illl| `゚゙l    l゙    j|" .l゙゜ .゚゙l,,    .2    ,}゙|rll
     ”|゙‐'ll'ニrr″   _,,,,,lll廴.i,],,,,,,,,,,,,,il_,,,,,rll、 : |ト  ゙゙l,,《゙レ.,li,,,   “'゙┘

577 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/06(水) 10:33:04 [ RJ1bIOFs ]
>>574
ヒント:フランはレミィより強い→フランと真剣勝負できる美鈴→しかし直接対決では3-2でレミィの勝利
ヒント2:>紅魔館のヒエラルキーが人情で成り立っている現実を目の当たりにした。

578 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/06(水) 17:41:46 [ x.5IEzuc ]
チル月レテ日

随分と寒くなってきたものだ。例年のことだが体が重くなってくる。
橙の教育に悪いことは重々承知で炬燵に潜りこんで藍に引きずりだされる毎日だ。
今年はいつにもまして冬の妖怪が太ましいし早々に冬眠しようと思ったところに
幽々子から呼び出されてしまった。
仕方なく藍が作ってくれた防寒具を来て橙と出かけることに。
中国にもいた羊の毛を使って編んだもので「せえたぁ」と「まふりゃー」と言うらしい。
後者はどこぞの自称瀟洒な従者や巫女も持っていた記憶があるし、
幻想郷でも羊毛の衣類は随分有名になったようだ。
藍はサイズを変えていくつか作っていたようで、「紫様とお揃いですね」と嬉しそうにしていた。

幽々子の要件は大したものではなく、
外の世界の「くるしみます」と言う行事のために七面鳥の丸焼きがいるから手伝ってくれ
と言うものだった。
七面鳥の丸焼きと言う時点で嫌な予感がしたがやはりその通りだった。
面倒だし体が動かないので適当に被弾するかとも思ったが折角のせえたぁが
破れてはいけないのでちょっと本気を出してしまった。
まあ本気を出しすぎてスキマ送りにしてしまったので結果オーライだろう。
ほとぼりが冷めた頃に(数日もかからないだろう)出して上げれば良い。

帰りに白玉楼にあったら妖夢がせえたぁを珍しそうに見ていたので
藍に聞けば作り方教えてくれるわよ、と言っておいた。
妖夢は不器用なのでどこまでできるかわからないがたまにはそう言う修行も良いだろう。
幽々子は意外とそう言うところには無頓着なのよね。

帰りに人里で新鮮な食材を分けてもらう。
今夜は人鍋。やはり冬はこれよね。

579 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/06(水) 17:42:10 [ u3Hs3tfc ]
主のために手加減して負けてやる美鈴

580 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/06(水) 17:47:09 [ jj3rgjoE ]
>>579
さすがは「気を使う」程度の能力だ

581 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/06(水) 17:59:01 [ u06.VAbY ]
>>573
ほんまれみりゃ様のカリスマは床下知らずやでぇ

>>578
もうすぐ赤と白をまとった惨太さんが、陰陽玉をプレゼントしにうかがいます

582 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/07(木) 05:34:34 [ QkKWnxXw ]
>>578
「まふりゃー」て舌足らずなお婆ちゃ

583 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/07(木) 21:12:08 [ dPSS9K7s ]
     ____,,.....,,,,___
   , .'"  |l⌒ヽ、  `γヽ
  l´    lゝ、  `nイ   lヽ
 _,!ィヽ_,.r-、_,.イ⌒L,.ィヽイ___ノ
 !、_,.-、__,.イハ-ノ-i  ハ  ヘ_>
  | ',   レイ.rィ-、 ハノ-トノイ i >>582
  ゝ、\i |イ'ト ,i.   ,rt イ ノ ゲーム機は全部「ファミコン」よ?
  (ヘヽイ ヘ"`´   ヒ!'ハイ)
  ^ヘγヽiゝ、  ー  ン !
     ,.イ⌒V、T 「´7ヽ、
    〈     'γ⌒l),.ヘ
    ゝ_r`⌒´/  ,イ_ニノ
      iヽ、 /  i  イヽ

584 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/07(木) 21:28:32 [ CQ/cTS02 ]
>583
それ東方町の咲夜

585 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/07(木) 22:15:52 [ IMCCaYoI ]
海運でこのスレのようなゆ×ゆキタコレ

586 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/08(金) 13:33:30 [ RkRuVPlM ]
>>583
60過ぎてる家のお父んと同j(スキマ

587 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/08(金) 21:05:20 [ AcxMkHPw ]
$月¥日
とってもすてきなお賽銭箱がない。

588 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/09(土) 01:33:09 [ 24RI6bEg ]
$月¥日

ご飯を炊くための薪が無くなってしまった。
仕方ないので橙と一緒に森まで拾いに行くことにした。
が、先日の雨のせいかどれも湿気っていた。
困っているとそこへ黒い人間が飛んできた。
手に何かの木屑を持っているのでそれはどうしたのか、と聞くと、
神社でちょっとしたハプニングがあって賽銭箱が壊れたのでその元賽銭箱を捨てに行くところだという。
※ハプニング ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1162293388/287
ちょうどいいのでそれを譲ってもらうことにした。

帰る途中で橙が変なものを見つけた。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1162293388/306
「飼っても良い?」と期待と不安の入り混じった目でコッチを見る橙に思わずOKを出してしまった。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1162293388/308
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1162293388/313
・・・後で紫様に何を言われることやら・・・。

589 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/09(土) 05:57:52 [ 7Pejbnfo ]
何てナイスなコラボレーションw

590 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/09(土) 13:25:20 [ .iTYYRyE ]
$月㈱日
ステキな賽銭箱がないとお金が手に入らないので霖之助さんから「貯金箱」
と言う人間界の猫型賽銭箱をツケてもらった、賽銭箱より小さいが、しばらくこれで我慢しなければならない。
とりあえず置いて数時間たったら橙から10円玉入れてもらった。

591 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 04:38:34 [ CukEgfVw ]
$月β日
今日は素敵な猫賽銭箱の観察をしようと思う。
砂埃が付くと目立つので頻繁に拭いてやらなきゃならないのが面倒。


魔理沙 50円
参拝客 10円
アリス 500円
上海 10円
参拝客 200円
参拝客 1000円
チルノ 1000円(拾ったらしい)
参拝客 10円
輝夜 20000円
永琳 10000円
レミリア 5000円
咲夜 100円
紫 5円
幽々子 5円


今日は参拝客(じゃないのも含めて)が多い日だった。
縁側でぼーっと見てたけど、こんなに沢山お賽銭が貰えるなんて明日槍が降りそうだ。
萃香が萃めたのかしら。

それにしてもあんた達札を無理矢理入れるな。
確かに嬉しいけど取り付かれたように折りたたんだ札をねじ込む姿は少々怖いから。

592 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 12:44:38 [ 1f59Aggw ]
ちょ、てるよwwwwwwwww

593 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 13:12:24 [ b/J6XPUU ]
輝夜の日記
$月β日
なんて事だ
噂には聞いていたが、この神社賽銭箱を買うお金すら無いらしい
この貧乏具合を見ていると私が拾われたばかりの頃の翁の家を思い出す
私が金の竹が見つかるように術をかけるまであの家は…

思い出したら涙が出てきた
あまりにも不憫なので私の蒐集品の一部を売りそのお金を入れておいた
この程度のお金にしかならなかったのは残念だが…


永琳の日記
$月β日
(薬品に関するレポートが書かれてる)

また、今日姫の意外な一面が見られた
それは嬉しいのだが

この子、金銭感覚がずれてる
考えてみれば月ではお姫様、地上でも成長し何かを学ぶ頃は既にお嬢様
月の使者を月の死者(こんなギャグ思いつくなんてえーりん天才☆)にしてからも私が金銭の管理はしている
まずいこれはまずい。下手に何かに嵌って浪費を始めたら
いや、今既に収集家とか意味不明なイベントを行ったりですでに浪費してるのだが…
とりあえず明日から経済を教えるべきだろう。さもなくば永遠亭の明日は無い

594 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 13:35:59 [ 8ERByvLU ]
えーりん変な駄洒落自重しろ

595 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 16:52:32 [ HswtqMX6 ]
$月β日

今日、イナバたちが集まって何かを楽しそうに読んでいた。
輪に混じって見せてもらうと、どうやら師匠の日記だった。
見てはいけないと思いつつも文中の不意のギャグに違う意味で吹いてしまう。
日記をめくりつつ大笑いしていると、イナバたちがいないことに気づく。
そして背後に気配が…
どうやら師匠は怒っていないようだった(とは言っても、勝手に読んだ分は怒られたが)。
しかしその後はなぜか機嫌がいい。理由はその後の夕飯時に判明した。

やたらと師匠がギャグを連発するのだ。どうやら私がギャグに受けていたと思ったらしい。
だがその下らなさは⑨レベルだ。
姫様とてゐは大爆笑、イナバたちも笑い転げている。が、それらの目は笑っていない。
むしろ私に向かって『お前のせいでこうなったんだ、何とかしろ』と圧力をかけてくる。
しかし笑う私たちを見て嬉しそうな師匠を見ているととてもじゃないが止めさせることなどできない。
『つまらないギャグを聞かされる』『笑わなくてはいけない』『なんとか傷つけずに止めなければいけない』
そんなことを頭の中で考えつつも無理やり笑っているうちにだんだんと頭が朦朧とする中、だんだん変な脳汁が分泌されて楽しくなってきた。


その後のことは覚えていない。
ただ気がついたときには、頭から血を流して倒れている師匠、「えーりん!えーりん!」と泣きながら死体(?)にすがり付く姫様、
部屋の隅でガタガタ震えているてゐ、戸のスキマから伺うように覗いているイナバたち、
そして、私の手に握られた、血のついたクリスタルの座薬型の置物。



…とりあえず、細かいことは明日考えよう。今はもう眠い…。

596 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 17:04:41 [ 0B7/oko. ]
ちょwwwwwwwうどんwwwwww

597 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 20:56:08 [ skI/DNFA ]
> そして、私の手に握られた、血のついたクリスタルの座薬型の置物。

そんな置物いらねぇwwwww

598 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/11(月) 11:27:40 [ iKeH2.H. ]
普段マジメな人ほどキレると何しでかすかわかんないんだよな

599 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/11(月) 15:29:39 [ 3xPIVulo ]
抑圧されてると超エルニーニョ現象を引き起こすぞwww

600 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/14(木) 00:52:35 [ QixwjnbU ]
中国も大変なことに


なってるのか…?家出する程度のことしかこのスレでは見てない気がするが…

601 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/14(木) 02:44:21 [ pAo2iMIg ]
白玉楼に行っちまったのをスコア合戦で取り戻したりしてたなぁ。

602 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/14(木) 03:20:00 [ mY84L2FA ]
こまっちゃんも抑圧された胸が大変なことに

603 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/15(金) 04:28:29 [ i/ZisSPk ]
ああああ・・・

604 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/15(金) 14:31:10 [ MlouqYYE ]
やっとExクリア、しかしいづなをあとあと1ミリもないところでおとしたのが悔しいので
人妖の境界に行って来る

605 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/15(金) 20:36:37 [ HoAnKkEE ]
♪月&日

バストアップ体操をしているところを小町に見られた。死にたい。

606 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/16(土) 03:38:23 [ RIm2e/Uc ]
♪月&日

バストアップ体操をしているところを中国に見られた。殺した。

607 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/16(土) 03:40:18 [ RIm2e/Uc ]
×殺した。
○殺したい。

すまそ

608 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/16(土) 03:41:14 [ 4yRrkOy6 ]
直さない方が面白い

609 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/16(土) 04:40:44 [ klOb4cOY ]
♪月&日

バストアップ体操をしている(血で汚れて読めない)てしまった。また小町と会ってきた。

610 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/16(土) 07:24:00 [ fjom/Ekg ]
♪月&日

バストアップ体操をしているところを永琳に見られた。揉まれた。

611 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/16(土) 11:26:48 [ kIOjh1Mw ]
♪月&日

四季様が謎の踊りを踊っていた
まさか私のサボりすぎでの心労のせいで頭がおかしくなったのだろうか
いや、それとも変な宗教に…!?
明日からはまじめに仕事をしよう。そうしよう…
いやでも明日は快晴らしい。どうせなら昼寝したいから明後日にしよう
いやでも明後日は(以下延々と続く

612 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/16(土) 11:45:01 [ priduJ5E ]
♪月&日

バストアップ体操をしているこーりんを見てしまった。死にたい。

613 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/16(土) 17:27:03 [ DOy.z5yA ]
幻想郷は今空前の不思議な踊りブーム!!とか文々。新聞の見出しに踊りそうだな

614 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/16(土) 19:35:28 [ 30D08ieM ]
♪月&日

バストアップ体操をしている魔法使いを見てしまった。取り合えず撮影した。

615 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/17(日) 00:23:55 [ xEhy5Ce2 ]
♪月♭日

エンゼル体操をしている慧音を見てしまった。とりあえず燃やした。

616 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/17(日) 10:25:42 [ pfzjvxTk ]
♪月&日

若作りをしている紫様を見てしまった。スキマに(日記はここで途絶えている)

617 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/17(日) 10:55:57 [ oDhXXLMk ]
♪月+日

パチェに進められて社交ダンスを始める。
試しにパチェと踊ってみたが、途中で顔を真っ赤にして倒れてしまった。
長年付き合った友人に、こんなシャイな一面があるとは驚きだ。
私まで照れてしまった。

♪月+3日

クリスマスパーティーで魔理沙とデュエットするべくダンスの練習を始める。
レミィならダンスぐらい出来るだろうと思って練習役を頼んだのだが、デーモンロードウォークばりの高Gで振り回され
組織再生するほどの重症を負わされる。
許せない。

618 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/17(日) 12:42:34 [ oDhXXLMk ]
誤字酷すorz

619 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/17(日) 17:20:16 [ meOP9Jx2 ]
♪月*日

最近、店にドレスを買いに来る者が増えてきた。
どうやら今度、苦しめますパーティとやらをするらしい。
なんでもスキマ妖怪のところの式が苦しめますとやらの情報発信源だそうだ。

しかし買いに来るのはいいが、誰もが見栄を張る性で胸のサイズが合っていない。
が、余計なことを言うと何をされるかわかったものではないので黙っておく。
現に、昨日来たメイドに言ったとたんナイフで囲まれて困ったことになった。
その時は胸への詰め物で許してもらったが、次の客も許してくれるとは思えない。
危うきに近寄らず、口は災いの元、だな。


♪月%日

それにしてもコレだけ繁盛するのは久しぶりだ。
客は誰もがそのパーティへの参加者らしい。
そうなってくるとその苦しめますパーティというのがどういうものか気になってくる。そこで来た客に聞いてみると、
「着飾って集まったところで弾幕の変わりにケーキを叩きつけあうお祭りだって。でも勝つのはあたいさ!」
ずいぶんとバイオレンスなようで勿体無いようなパーティだ。それと蛙の着ぐるみは着飾るのとは違うと思うが黙っていよう。



♪月#日

苦しみますパーティの招待状が届いた。
ケーキ弾幕遊びに参加する気は無いが、散々客から楽しそうに聞かされて興味があったので見物に行こうと思う。

620 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 16:05:25 [ t/7qFUOU ]
>>619
情報発信源が藍なのには何か理由が?
いや単純に気になっただけだが

621 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 16:26:09 [ oS9njJnA ]
567じゃね

622 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 17:36:32 [ JF2OZVOg ]
♪月%日
もともとキャパシティの少ない猫賽銭箱がついに満タンになった。
霖之助さんに取り出し方を聞いてみると、聞きたくも無い答えが返ってきた。
この猫は中身を取り出すための仕掛けが無く、叩き壊して中身を出すために作られているそうだ。
どうしよう。


♪月#日
たくさんのお賽銭のおかげで賽銭箱を新調できた。
やっぱり思い切りが肝心よね。




                          →(このあたりに水でふやけた跡がある)

623 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 17:48:10 [ J536bX.2 ]
霊夢…(´;ω;`)ブヮ

624 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 17:52:22 [ GWQG62Do ]
金槌振り上げたものの、振り下ろせずにプルプル震える霊夢
数分後「…ごめん」とポツリと呟いた後に金槌を振り下ろす
ガチャン
別れの音が、神社に響いた

ここまで幻視して泣いた

625 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 19:28:02 [ go5D/j3s ]
その後満タンになった新調された賽銭箱を妄想して
よだれを垂らした跡だと俺は幻視している

626 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 20:23:35 [ JZA3.UV2 ]
♪月''''日

神社に行くと賽銭箱が新調されていた。
霊夢に話を聞くと、なんでも以前もらった猫賽銭箱?がいっぱいになったので割ってその中のお金で新しく買ったらしい。
そう語る霊夢の横顔はどこか寂しそうだった気がする。
そういえば私もアレに小銭を入れたっけな。

しかし―――
「アレってお金入れるところから厚紙とか挿し込んでひっくり返したり振ったりすればお金取り出せるぜ?」

そう教えると、霊夢はしばらく硬直した後「ちょっと霖之助のところに行って来る」と言って出かけていった。包丁片手に。

・・・何か不味いことでも言ったかな?

627 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 20:29:21 [ JZA3.UV2 ]
>>620
>>621サンが言ってる付近から持って来ましたよー

628 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 20:32:06 [ ZnX8jbbc ]
>>626
その方法じゃ紙幣は取り出せないんだぜ?

629 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 20:40:09 [ MCRvKWa2 ]
>628
目欄

630 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/18(月) 21:30:30 [ tkhofGIg ]
ゆあきんなら抜き取れそうな希ガス・・・

631 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/19(火) 13:53:23 [ Zhzdl7KY ]
>>621>>627
俺としたことが見逃していた……サンクス
しかしこのスレの職人同士の連携力は異常だな、素晴らしい

632 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/19(火) 15:45:05 [ 6Rvw8Lfo ]
♪月''''日

何時ものように本を読んでいたら突然店の扉が吹き飛びそうな勢いで開いた。
いつかの妖怪がまた来たのだろうかと本から目を離すとそこには霊夢が立っていた。
どうしたのかと声を出そうとした所で何時もの霊夢には無い禍々しい気配と手に持っている包丁を見て言葉を失った。
霊夢が小言で何かブツブツ喋っている、震えそうな声を必死に抑え出来る限り平静を装い、
「一体どうしたんだい?」とやっと一言出すことができた。


…後のことは思い出すだけでも身の毛がよだつ。
その一言を聞いた瞬間、霊夢は一瞬にして机を飛び越え僕を押し倒し包丁を僕の喉笛に付き付けた。
包丁を付き付けた彼女の表情はまさに鬼のような形相だった、僕はその時幻想郷に二人目の鬼を見た様な気がする。
霊夢は「よくも猫賽銭箱を私の手で…!」や「壊さなくてもよかったんじゃない!」と嘆いていた。
話からするにどうやらこの前の貯金箱の中身の取り出し方が他にもあったらしい、
しかしそれを知ったのは貯金箱を壊した後だった為どうしてくれる?っといった所のようだ。
まさか霊夢がこれほどまでにあの貯金箱を気に入っていたとは思わなかった…迂闊な発言だったと今更思う。

このままでは本当に刺殺されかねなかったので「その貯金箱を元に直す」と言ってなんとかその場を凌いだ。
しかしどうしたものか…
目の前には砕け猫の貯金箱、「アロンアルファ」と言う外界の接着剤で復元を試みたものの継ぎ目が目立つ、
これでは霊夢が納得しなし命取りになるだろう。
「今度来た時までに完璧に直しておいてね、もし出来てなかったら…」と包丁をちらつかせての脅迫、あれは本気の目だ。
苦しみますパーティーに参加したかったのだが今はそれどころでもない状況だ、まさに僕の命は風前の灯火。
無事に次の年を迎えられるだろうか。

633 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/19(火) 15:59:49 [ ju4nhZw2 ]
♪月#日

賽銭箱もようやく新調されてひと安心だねぇ。白木のあれが突然ちんまい猫みたいのに
変わっちまった時は驚いたけど、これで心おきなく年が越せるってもんさ。
それにしても今年も色々あったねぇ。
相変わらずやってくるのは妖の方が多いけど、それもまた博麗神社らしいかもしれない。
何せ、こんな憑き神様だからねぇ。
昔の事を想いだしていたら、幽香がふらりとやってきたよ。
霊夢も魔理沙も露骨に嫌そうな顔をしてたけど、向日葵酒を出された途端に意気込んで
宴会の準備を始めたよ。現金なものだねぇ。

私は懐かしさに浸りながらその後の姦しい宴会を眺めていたねぇ。
相変わらずここは人妖の入り交じった神社だよ。
でもそれは実に幻想郷らしい姿だねぇ。
これまでもそうだったし、これからもきっとそうさ。
来年も、その先も、きっとね。

あたしゃ、いつまでも見守っているよ。

634 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/19(火) 21:52:50 [ ZYtT5Ma6 ]
魅魔様…(´;ω;`)

635 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/20(水) 00:47:33 [ d2Rrb5Pw ]
♪月#日

食料が無い
なぜならお金が無い
何か無いかと蔵を総点検する
私で14代目なのだから博麗の歴史は結構長いはずなのに
蔵の中は相変わらず小ざっぱりとしている
なんにせよ、今この状況を打開できそうなものは無いかしら
掛け軸『御無体』、ビードロ、木組の神輿
だめだ。そもそも蔵から出てきた食べ物なんて期待するもんじゃないし
あら、何かしらこの亀みたいな物体は
ああ、これ確か、お婆ちゃんが私が生まれた時にくれた銭亀・・・
そうだ、いろんな人からいろんな物をもらって今日まで生きてきたんだ
その想いに報いるためにも、心まで卑しくなっちゃだめだ!
巫女は食わねど高楊枝!




♪月#日

銭亀を解いてお米とお茶を買った

636 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/20(水) 03:00:15 [ opLqbVEU ]
意思よええwwwwwwww

637 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/20(水) 03:07:17 [ E.XJbM/o ]
巫女wwwwwwwwwwwwwwwww

638 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/20(水) 03:18:45 [ ZAFvtoE2 ]
このぶんだと20代目あたりには鳥居すら売り飛ばしそうだwwww

639 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/20(水) 03:29:26 [ MIMGnCFc ]
>>635
日付が±で書かれてるからすぐに解いたとは限らない

と言おうと思ったが日付一緒かよwwwwwwww
年単位で我慢したのかもしれないがほぼ確実に即日解除だろwwwwwww

640 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/20(水) 03:29:59 [ MIMGnCFc ]
×日付が±
○日付が記号

641 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/20(水) 09:03:16 [ IlgpseuY ]
>>638
すまん。今この時期そのネタはシャレにならないから勘弁してくれ

642 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/20(水) 10:22:56 [ 4fm31mDY ]
>741
最近、新聞読んでない俺にkwsk

643 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/20(水) 10:29:32 [ IlgpseuY ]
>>642
ttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/879827.html

644 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/20(水) 21:23:02 [ INe98SJA ]
>>643
2ちゃんのいろんなところでもちょっと騒ぎになってるアレか

645 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/21(木) 01:48:40 [ SPYEpeqc ]
まあ結界の外はいろいろときな臭いが
博麗神社が蓬莱山神宮になったり、スカーレット・テンプルになっても
それほど大したことではないだろう

646 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/21(木) 07:49:56 [ ik7R3kts ]
♪月)(月

朝起きたら私の神社がお寺になっていた。





という夢を見た。

647 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/22(金) 22:48:57 [ jKx86Dw. ]
♪月∂日

明日は苦しみますパーティが開かれるらしい。
なんでもイエスだかノーだかっていうペテン師の誕生日を祝うものらしいが、
宗派が違う私の神社が寂しくなるのは間違いない。



まぁ食べ物が出るっていうからタッパーでも持っていこうそうしよう。

648 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/24(日) 21:02:53 [ Id/vv6LY ]
♪月 !日

世間一般では苦しみますパーティというのが行われているらしい。
わたしゃ呼ばれないのかねぇ・・・

          ,,.. -─- 、 :.
       :. /   __ |´
     ,. -=、/  く| V !,. = 、 :.
  :. |l ,へ/  [>γ⌒Y   l|
    .゙γ^ヽ、ニγ^ヽ,.ヘi=;イ :.
  :.  /  .ノニyニヽ、 '、_ヽ!',
     / ./|'ニ   ニ、ヽ, 〉.ノ!! :.
  :. i i', i !ヒ!   ヒ_oi イ.( |     
    |ノ!.人゜ ヽつ`゛゜,.;:''""゙:;, :. 
   :. / (r!イ>iニT,.;:'"  ;:  :;      
    ,' /,.-、,;:'"  ;:/^ヽ,,.:-'i" :.  
    !/(__..ノ'":   rゝ、ノヽ、i     
    くヘ/;:'"  ,,;: '"ゝ__,,.ノヘ>

649 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/29(金) 02:16:26 [ vnaf81mE ]
♪月@日

先程パチュリー様が紅魔館からお出かけになられました
この冬もまた「こみっくまーけっと」なる儀式がある「びっぐさいと」と言う場所に向かったのでしょう。
今年も3日留守にして、両手に本で一杯の紙袋を持って帰ってくるんでしょうねぇ…
それらの本たちだけは私に整理させずにパチュリー様直々に本棚に整理されるんですよね
どこにしまったかは私も知りません、聞いても教えてくれないんですよね。
でもパチュリー様が直接出向き3日かけて集める本ですから、
きっと「こみっくまーけっと」はパチュリー様も生唾モノの貴重な魔道書が沢山手に入る儀式なのでしょう。
いずれ私も「こみっくまーけえと」に行ってその貴重な魔道書を手にとってみたいです。

650 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/29(金) 04:38:03 [ x3p142mA ]
♪月@日
「聖地に赴く」とか言ってパチュリー様が咲夜さんとフラン様を連れて出かけた。
帰りは年始になるらしい。
3人とも鬼気迫るオーラで支度をしていたところを見ると、おそらく誰かと決闘でもしに行くのか。
出発前に咲夜さんは私に「心配しなくていいわ。私は必ず鰤本を買い占めて帰ってくる」と言ったが、
まさか命を賭けて魚の図鑑を買ってくるわけではあるまい。あれは何かの暗号なのだろう。
今年はみんなで年始を祝いたかったけど、咲夜さん達にやらなきゃいけないことがあるなら残念だけど我慢するしかないかな。
3人が無事に目的を達成して帰ってきますように。



それと臨時でお嬢様専属のメイドになった。
咲夜さんが帰ってくるまで、一日の大半をお嬢様とふたりきりで過ごすことになる。

ふふふ、ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ

651 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/29(金) 07:34:46 [ eLWulBgE ]
こぁがとても白くて黒いwwwwwwwwwwwwwwwww

652 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/29(金) 07:41:12 [ x3p142mA ]
ごめん、美鈴のつもりでした

653 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/29(金) 09:17:54 [ Iir3hN4Y ]
咲夜さんがナチュラルに変態だwww

654 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/29(金) 09:20:33 [ YZMqRFU. ]
>949=こぁ
>950=めーりん
でよろしいか?

655 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/29(金) 10:55:35 [ eLWulBgE ]
649が650が同じキャラだと決め付けてたぜorz

656 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/29(金) 13:56:15 [ muz6Jh4U ]
その読み方でも楽しいからおk

657 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/29(金) 17:33:05 [ gTrzzH1U ]
鰤本がブリーチなのかブリジットなのか悩む。
白哉×恋次もいいがイノ×ブリもいいよなぁと思う俺は男の子。

658 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/29(金) 17:53:44 [ KoTy9HAg ]
通常、鰤本つったらブリジットじゃないのか?

659 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/30(土) 00:33:09 [ m5qXeBTA ]
つまり咲夜さんはお嬢様萌えでもロリコンでもなくていろいろと小さければ何でもよかったわけだ。

660 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/30(土) 02:18:05 [ KJXNmX3Q ]
え、書き込めるよね?

661 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/30(土) 02:18:54 [ KJXNmX3Q ]
すいません、壮大な誤爆しまし他・・・。
うぼぁー!

662 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/31(日) 21:04:11 [ ZCUiiOrk ]
♪月ω日

本格的な寒波到来で紫様が冬眠に入られた。
前々から微妙な気温で小刻みに寝たり起きたりで色々と大変だったが、
今日からしばらくは起きてこないだろう。
そう、これからしばらくは橙と二人っきり…
フフ・・・フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ♪


♪月з日

紫様が起きてこられた。早い、いくらなんでも早すぎる。
どういうことだ…このままでは私と橙の二人だけのパラダイスがロストしてしまう。
紫様の寝床に何か異変があったのだろうか…。


♪月м日

原因が判明した。夜中、紫様の布団の中に橙が潜り込んで寝ているのを目撃してしまった。
そのために布団内が橙の体温で温まり、紫様が起きてしまったのだ。
普通の猫もよく人が眠っている布団の上で丸くなることがあるが・・・
それにしてもなぜ私の布団じゃないんだ、ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!

                                (紙が一部ふやけている)

663 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/02(火) 19:06:41 [ E1oHfFO6 ]
正月【◎】日

紫様がお雑煮のお餅を喉に詰まらせてしまった。
紫様なだけに顔がチアノーゼで紫になってきたが、毎年のことなので放っておいてもいいだろう。

664 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/02(火) 19:24:18 [ E1oHfFO6 ]
正月元日

今日はめでたいお正月、私の賽銭箱も一杯になるとっても最高な日…になるはずだった。

誰だーーーーー!!!賽銭箱盗んだのはーーーーーー!!!!
それに心なしか、参拝客すらいない気がする…どういうこと!?





正月元日

ボロい神社の前に放置してあった賽銭箱を持ってきて家の前に置いてみた。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1159353020/370

さて、どれだけお金貯まるのかな♪

665 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/02(火) 22:20:27 [ RX7JIYiA ]
結末は、絵板の1518が物語っているな。

666 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/03(水) 01:06:37 [ JBv51YXo ]
>>664
そしてクーリ絵板1518に続く、と

667 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/03(水) 01:07:43 [ JBv51YXo ]
3時間もリロードしないで何やってんだろうね俺。

668 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/03(水) 15:33:36 [ X1ZJNkjI ]
♪月@日

パチェが咲夜とフランを連れて「こみっくまーけっと」だかなんだかに出掛けた。
フランを外に出すことや咲夜を私の側から離すのはあまり頂けなかったが
三人のあまりの気迫に押されてしまいつい了承してしまった…
仕方ないので美鈴を臨時で専属メイドにした。

美鈴のメイドとしての腕はたいしたものだった
時を止められないため掃除などに咲夜より時間が掛かるが仕事もまめだし
淹れてくれる紅茶も咲夜とはまた別の美味しさがある、今後も咲夜が留守のときは美鈴を側に置こうか考えておこう

だが着替えをさせる時とかになんだか妙に視線が熱かったり鼻息が荒いような気がする

♪月Υ日

風呂上りの私を見た美鈴がそのまま空でも飛べそうな程の勢いで鼻血を噴出した
紅い絨毯が紅黒い絨毯になっちまうじゃないか畜生

今日は趣旨を変えて紅茶にミルクを混ぜてみることにしたのだがうっかりこぼしてしまい服にブチ撒けてしまった
またも美鈴が鼻血を出す、それが私のスカートに掛かってしまった
それを見た美鈴は更に鼻血を噴いた、不快を通り越して心配になってきたので休暇を出した

♪月釻日

今年もあと1時間で終わりって時に謹慎させていた美鈴が「もう我慢ならんですたい!」
と言って飛び掛ってきた、鼻血出しながら
何かの危機を感じた私は全力で迎撃を試みたがどんな攻撃も美鈴ははじき返してしまった
美鈴ってあんなに強かったっけ?
今、私はとある部屋に隠れている
夜の王たる私がこんな醜態をさらすだなんて…でも美鈴はやばい、あれは餓えた獣の眼だ
捕まったら何かを永遠に失うような気がする

扉が勢いよく開かれた、そこには赤い髪の獣が立っていた
ダメ、足が動かない…!嫌、こっちこないで!助けて咲

(使い魔による自動書記はここで止まっている)

669 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/03(水) 16:05:53 [ txf66AAw ]
レミリアさまあああああああああアッー!

670 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/03(水) 16:51:52 [ YAayJwQ. ]
咲夜と同類じゃねえか!w

671 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/03(水) 19:23:52 [ sEUANqNU ]
新月年日 明け方

今私は美鈴と一緒に寝ている。
……いや、別に何もされてないから。

先程、とうとう見つかり、もうだめだと不覚にもマジ泣きしたところで
その泣き声に美鈴が正気を取り戻した。
するとその場で「責任を取る」と自害しようとしたため慌てて止める。
私に屈辱を与えた罪は軽くはないが、流石に優秀な部下を容易く失うわけにはいかない。

っていうか、自分で秘孔を突くなんてたまったものではない。目の前で肉体破裂爆死はごめんである。

とりあえず話を聞くと、「温もりがほしかった」らしい。
確かにこの寒空の中連日連夜の門番業務、他のメイドすら苦しみますやら年末年始やらで休みを取っている中で
彼女だけが仕事だった。ストレスもたまるだろう。

その反省も込めて、「一つだけ何でも」と願いを聞いてみたところ、こうして抱き枕にされているわけだ。

…………だから何もされてないってば。

今日、咲夜が帰ってきたら美鈴のローテーション周りも考えさせよう。
あと食事についても。
とにかくこの娘は本気にさせてはダメだ。イロンナイミデ……(文字が震えている)





日記符・レミリアダイアリー〜美鈴の食事がコッペパンじゃなくなった理由〜

672 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/04(木) 00:49:38 [ U3KvpSvU ]
某月某日

今日も博麗神社は満員だ。どいつもこいつも泊りがけで宴会しよって。

まあ流石に、片付けも自分達でやるようになったのは幸いか。
そんなことを考えながら、あいも変わらず朝食の用意をしていたら。

吸血鬼姉妹がもりもりと納豆御飯を食べていた。
どうやら発酵はOKらしい。しかも美味そうに食べている。
あまりのギャップに魔理沙が狼狽していた。気持ちは判るが落ち着け。

その後が凄かった。納豆議論が小一時間ほど続いた。
やれ『タレやツユを加えるのは良く混ぜた後が良い』だの、
『カラシを入れるのは納豆の芳しい風味から逃げているので邪道だ』だの、
如何にもな王道の食べ方を主張する姉。

当然ながら黒白が、『この調和がまた美味いんだよ』と、薬味の素晴らしさを熱弁。
シソや梅干、葱は勿論、オクラ等のトッピングまで輪を広げた。
……なめこと山芋まで入れると箸折れそうね。

そして妹の方はエライものを持ち出してきた。
『トマトピューレにコンソメスープ』だの『ホワイトソース』だの、
常識破壊も良いところ。流石と言うべきか。
魔理沙は眉根を曲げたが、私は結構有りだと思った。

まあ何にせよ、結論は一つで纏まった。

「「「「美味しく食べられれば、それで良いじゃない」」」」



某月次日
と言う訳で次の宴会にて納豆話で盛り上がったわけだが。

納豆+酢の前に、薬師以外全員が地に伏した。あれは流石に局地的だと思う。

あと、都会派が牛乳なんてチャレンジャーな物を試して自滅した。ご無体。

673 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/04(木) 02:07:40 [ Yxy3NejI ]
>>671
ちゃんとまとまってよかったw続きはちょっと大人の〜の方でなんて言われたら
凄くうれしゲフンゲフ困っちゃうからね
>>672
吸血鬼は納豆大丈夫なのか、しかもやたら詳しいwww

674 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/04(木) 07:27:03 [ .2bcmvug ]
>>668の続きを一時間かけて作成して、さぁ投稿しようと思ったら10分前に>>671に先を越されていて不貞寝した俺がやってきましたよ

675 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/04(木) 11:48:54 [ .V8PyF86 ]
>>674
up

676 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/04(木) 12:25:21 [ 4K6EmhGU ]
>>674
未来とは様々な可能性を持つものである。
・・・
という訳で、どうかup!

677 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/04(木) 15:29:43 [ JdwC3wU6 ]
>>668を投下した俺な訳だが、展開的が少し際どかったかと振り返って少し思った

678 名前:674 投稿日:2007/01/05(金) 00:03:01 [ nep1fGb. ]
ちょwwwもう消しちまったよorz







書き直してくる

679 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/05(金) 03:20:00 [ nep1fGb. ]
♪月Υ日

留守番ってやっぱり暇だわ……。
本の整理がてら無駄に図書館の蔵書を背表紙の色別に並び替えてみた。
虹みたいで綺麗……けど、何が何処にあるかすごくわかり辛くなった…………ま、いっか。

それにしても館内がやけに静かだ……。
年末で勤務しているメイドが少ないからだろう。
咲夜様さえもいないし……そういえば中国がお嬢様の臨時専属メイドになったとか。
本当に人が少ないんだな、大丈夫なのか紅魔館は……。

あ、何か今閃いたかも。
すごく創作意欲が湧いてきた。


新月年日 夕方

「なかなか面白い設定だわね」
帰還したパチュリー様に年末の間に執筆した作品を見せてみた。
お嬢様の臨時専属メイドになった中国の暴走を日記形式で描いた小説だ。
半フィクション作品といったところだろうか。

「しかし、この作品には圧倒的にエロさが足りないわね!」
そこからは作品へのアドバイスというかパチュリー様の妄想が暴走していたというか。
少しだけ言葉を抜粋してみる。

綺麗に纏めようとしすぎてエロさが足りないなんて言語道断!
私なら中国の巨乳を生かして○○○して、お嬢様を×××××!
更に特製の△△を●●●させてから、◇◇◇◇◇塗れに!
お嬢様の▼▼▼に*****で、中国の@@@が■■■■■!
最後は◎◎◎◎と★★★で∴∴くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」!!!!

駄目だ……やっぱりとても日記なんかに書ききれるようなものじゃなかった。

「しかし……まぁ案外どうだかわからないかもね…………フフフフフ」
一通り言い終わってからパチュリー様はそう呟いた。
どういうことだろう……?
いや確かに中国の扱いは年が明けてからマシになった気はするけど……
え? いや……え? ホントに?
……まさか……ねぇ…………?
どうだったんだろ……実際のところ…………

680 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/05(金) 19:26:58 [ c/Kqg5Uw ]
個人的に礼儀正しい(と思われる)こぁが中国を中国と呼ぶのは
なんか違和感があるw

一応門番やってる位の実力者だし館の中では結構ランク上と思うんだが(´д`)

681 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/05(金) 20:37:27 [ FHUX1E6U ]
>>680
きっと権勢症候群にかかってるんだよ

682 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/05(金) 21:23:49 [ C8QiQaRI ]
ずっとパチェの下にいればなー…

683 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/05(金) 22:59:23 [ FHUX1E6U ]
ё月♥日

紫様がコタツムリで移動しながらあちこちにぶつけるのでとうとうコタツが壊れてしまった。
それを知った橙もションボリ。略してちぇんボリ。
あげくにどういうわけか、外は猛吹雪。どこかの⑨がはしゃいでるのだろうか。
とりあえずこんなこともあろうかと紫様のために作っておいた「せえたぁ」を箪笥から引っ張り出してきて着せ、
さらにこんなこともあろうかと以前購入しておいて封印していた七輪と煉炭で部屋を暖める。
三人で七輪を囲みつつ、庭師から貰った正月用のお餅を焼きながら雪が止むのを待つ。


まぁ、たまには、こういう風に、のんびりとした、一日も、いいんじゃないかな、と、朦朧としていく意識の中、
あ、
     換  気  わすれ て_

684 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/05(金) 23:35:35 [ C8QiQaRI ]
藍様 。・゚・(ノД`)。・ ゚・。*

しかし一家心中といってどこぞのブン屋の格好のネタにされそうだw

685 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/05(金) 23:50:20 [ nep1fGb. ]
>それを知った橙もションボリ。略してちぇんボリ。

藍様かわいいよ藍様

686 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 00:03:50 [ /XZvFLB2 ]
>>684
新年某日
猛吹雪の最中も記事を求めて右へ左へ空へ山へ。
すると山の中から煙が上がっていた。事件の匂いを感じる。
見に行ってみると隙間家族が一家心中を図った跡が見られた。
大丈夫ですかと声をかける。大丈夫じゃなさそうだ。風を起こして換気。
張り替えたばかりと思われる障子が破れ、中に吹雪が入り込むけどそれどころじゃない。

聞き込みの結果、練炭に火をつけたのは狐と思われる。
上司にも部下にも恵まれず人生に疲れたか。
違う違うと言っているが、ブン屋の私の目はごまかせない。
今後も更に調査を進めることにしよう。

こんな感じか?

687 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 03:07:41 [ C0JXK566 ]
ё月∬日

先日、藍の手によって無理心中をさせられるところだった。
コタツを壊したりしたのに、せえたぁを着せてくれたり餅を焼いてくれたりと妙に優しかったのは、
人間の家族が東尋坊に行く前のファミレスで父親が「何でも好きなもの頼んでいいぞ」と子供に言うようなアレだったのだろう。
もしかしたら、去年スキマにうっかり落としてしまったのを未だに怨んでいるのかもしれない…。
ああ、いったいどうしたらいいのだろう、昔はあんな子じゃなかったのに…。

とりあえずひと眠りしてから続きを考えることにしよう。

688 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 03:29:57 [ ozxvneGU ]
ё月∬日

この前、藍様の手によって無理心中させられるところだった。
紫様にスキマに落とされたり紫様にコタツを壊されたりが続いたストレスだろうか。危うく死ぬところだったが、同情を禁じえない。
以前から兆候はあったが、止められなかった私にも責任はあると思う。
しかし、まず原因をどうにかしないといけない。紫様を劇的ビフォーアフターしなければならない。
だが、悠久とも言える時を過ごしてきた主の主の思想嗜好をそう簡単に変えられるものではない。
つまり、物理的にどうにかすればよいのだ。藍様がそうしたように。

紫様は寝ている。練炭はまだ残っている。さあ、明るい未来のために。

689 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 05:08:22 [ vcV/.jh. ]
ё月∬日

先日は私の注意不足で皆を死なせてしまうところだった。
幸いにも鴉天狗のおかげでなんとか命を取り留め、後遺症もなく全員が快復できた。
彼女には幾ら感謝しても足りない程ではあるのだが、
私が心労から無理心中を図ったと勘違いされてしまったのは困りものだ。
必死にそこに至った経緯を説明したものの、あの目はどうもまだ半信半疑のようである。

そもそも私がそんな馬鹿なことを考えるわけがないではないか。
威厳の欠片もない程に無計画で、どこぞのニート姫の如き怠けっぷりを披露していようとも、
靴下が殺人可能な程の臭気を放っていようとも、(一応は)絶大な力を持つ大妖怪である。
そのような素晴らしき御方の式をしていて何故死にたいと思うのだろうか。
仮に死にたいと思っても橙を見ていればそんなことを忘れる程に癒されるのだ。
ああ、橙かわいいよ、橙。

少々脱線したが、ともかく心中など有り得ないのだ。
誤解を生まないように普段の行いから見直していく必要があるのかもしれない。
毅然とした態度で働く私の姿を見せれば、あの鴉天狗の誤解も自然と解けるであろう。

さて、そんなわけでまずは掃除からだ。
鴉天狗の起こした風によって滅茶苦茶になった屋内を手際よく片付けていく。
次は紫様の部屋を片付けようとしたのだが、紫様は就寝中だった。
起こしてしまうのも悪いので部屋を後にしようとしたのだが、枕元にある七輪が目に留まった。

布団に包まっただけでは寒く、暖を採る為に持ってきたのだろう。
部屋はきっちりと閉め切られていて、このままでは先日の二の舞になるのは明らかであった。
つい先日にあんなことになったというのに、不注意にも程がある。まぁ紫様らしいといえばらしいのだが。
換気しようと窓を見るも、あいにく外はまだ吹雪だった。
もう充分に部屋は暖まっていたので、下手に換気をして再び部屋を冷やしてしまうよりは
七輪自体をどこかに移動させるる方がよいだろう。
火傷をしないように気をつけながら七輪を持ち上げたところで、窓の向こうが眩しい程に強く光った。

見るとそこにはカメラを持った鴉天狗が。
鴉天狗は哀れみの篭った目線をこちらに向けて、素早く飛び去っていってしまった。
熟睡した主の部屋を閉め切り、枕元にそっと七輪を置いて殺害を謀っている。
彼女の目にこの光景はそんな風に映ってしまったのだろうか。
弁明を図ろうにも既にその姿は無く、窓から見えるのは闇の中で激しく舞う白い雪だけであった。

690 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 10:20:37 [ Epc05QKc ]
>>668のせいで夢にその内容が出た
ラストはパチェが魔法で中国の力を奪って
何故かいた魔理沙といっしょにレミィが逆襲してたけど
そもそもパチェがコミケに行ってないし、いろいろと>>668とは違うな

691 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 12:01:49 [ CtwV/GQI ]
橙がwwww

692 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 18:09:07 [ cQcu.EmM ]
八雲一家殺人事件が起こりそうな勢いだなw

693 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 18:34:37 [ FD1y6nwE ]
ё月Й日

降り続けた雪も治まり永遠亭の皆は例年より多く積もった雪に大興奮して外に飛び出しいった
姫は「寒いから出たくない」と言って一向に出ようとしない、正に「兎は喜び庭駆け回り、姫は炬燵で丸くなる」
である…何か違うような気もするけどおいておこう。
年末には外出して両手に大量の本が入った紙袋をぶら下げて帰ってきた人の言葉とは思えない、あの時もそれなりに寒かったというのに…
何処に出かけたのかと尋ねると
「一度行ってみたかった祭典に行ってきたのよ」っと言っていたが、大量の本が手に入る祭典って一体どんなのか想像できない

そういえば普段なら町に薬を売り出しに行く師匠も今年に入ってから外出せず自室に閉じこもってる事が多くなった
今思うと姫が持って帰ってきた本を読んだのがきっかけのような気がする、その本には新薬の調合法でも書いてあったのだろうか
ここまで没頭する師匠を見たのは胡蝶夢丸の製薬以来だ
一体どんな薬を作っているのだろう。

ё月Θ日

…私は見てしまった…
さっき師匠に用事があって部屋を訪ねようと部屋の前まで来て僅かにふすまが開いていて微かに師匠の声が漏れていた
いけない事だとは分かっていた、盗み聞き盗み見はよくないと
でも好奇心が勝っていた、私にも見せてくれない実験風景が見れるというのは魅力的だったから。
気づかれないようにゆっくり近づきふすまを覗いてみた、そこで見てしまった

「魔法薬師!やごころ☆えーりん、ただいま参上☆」とポーズを決めながら叫ぶ魔法少女のような衣装を着た師匠の姿を

私は思わずその場から駆け出し自室に逃げ込んで今に至る
あの師匠があんな事するわけがない、最近篭っている理由が「若返りの実験よ」なんて言ってたけどあんなのじゃない
きっと実験中の部屋の薬の効果か何かが見せた幻覚を私は見たのだろう、うんきっとそうに違いない。

今日は疲れたから早めに寝ることにしよう

ё月$日

今朝見た師匠は何時もどおりの師匠だったやはり昨日のは私の見間違いなんだなと思っていた

師匠が魔法少女の絵が表紙の本を落としていくまでは

あまりに唖然としてしまったため師匠に返すタイミングを逃してしまい今私の手元にある
一体どんな内容なんだろう、師匠をアレほどまでにしてしまうなんて…アレを見たら私もおかしくなってしまうのだろうか?
きっとアレは呪いのかかった危険な本なんだ、このままにしたら永遠亭が崩壊するほどなんだ、きっと
この本は私が厳重に保管して後日紅魔館の魔女に引き渡そう、師匠に本の事を聞かれても知らないふりをしよう
師匠を守る為、姫を守る為、永遠亭の皆を守る為、私が戦わないといけないんだ
だからアレは絶対に見ちゃいけないんだ、見ないぞ、見てたまるか、興味なんて一欠けらもないんだから!

ё月б日

たしか魔法の森の方に香霖堂と言う店があったはず
…魔銃使いの衣装なんて置いてないだろうか

694 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 18:39:19 [ w2D9C0yk ]
永遠亭がコスプレイヤーの巣窟になっていく…ッ

695 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 19:37:39 [ CafiUuSk ]
しかしてゐだけはサークル側百戦錬磨のツワモノ

696 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 21:33:59 [ 2Qc0mqH2 ]
てゐシャッター前超大手801サークル
新刊は知識人、人形使いと合同で咎犬本とルル個人誌
…まで幻視した。

697 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 22:37:26 [ XetJOahE ]
>>693
            ____________    
          ,. '":::::::::::::::::::::::::::::`ヽ.  
.       /::::::::く:::::::╋::::::::>:::::::::::::\ 
.       〈:::::::;:::--- 、─ァ -- 、:;:::::::::::::〉  計画通り…!
       ,〉"      `'´     `''ヽ::! 
       /  /  ハ  ハ ヽ ヽ 、   ',
       i  ,' / /  /ハ.!j__j斗-  }.. ', i
.      ノ! i / 厶二、!::::レ'ィjげ汀Y .i ハ
       〈.ノYレヘハ灯j}::::::::::::ゞ=''/ , レ' ン 
.      〈 ハ  iヘ''¨´   '   // / i
      ノ、`ァ'.`i ト ,  ー'_, ィ//〃ノ
      /  ' ァレ‐ く人   厶仏'― 、
      i  ヽ /     ト、ヽノ十:::::ヽ、:::::::\
     〈 ヾ '     \.゜。十:::.:〉::::::::::ヽ
      〉  ノ    ‐- 、 }゜  十::::.\:::::/
     レ^ヽ:{   \ , --〈  ゜ 十::::::::::∨
      \ ` ー-r'。,.-‐1゜   十:::::::::::',
       〈 ヽ、 ,Kハ   ̄  - .」::::::::::::ノ
.       ノ  ハ  :ヘ_ヽ_     `‐-.,,{_
        \ ハ   /::::: ̄¨ ̄ ┬     \
         i ヽ、',/.:::::::::::::::::::::/。 \   ヽ
        /ヽ、 /:::::::::::・:::::::::::::/    ゜`} ,イ }!
.       〈.Y ヽ/::.:::::::::::::::::・::::i ゜。    |'/{ {
.       ノ ヽ /::::::::::::::::::・:::::::::/       「 `′

698 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 23:25:12 [ 2NscPXUE ]
「紫様を劇的ビフォーアフター」で茶を吹いた俺様が来ましたよwwww

699 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 23:41:00 [ aY4ZEgyo ]
>>697
そこまで計算付くかよw

700 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 23:53:01 [ /XZvFLB2 ]
>>697
これがホントの月(ライト)の頭脳。

701 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 23:54:29 [ .B3jo8Gk ]
誰が上手いこと言えと

702 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 00:47:22 [ Iiw1AddY ]
二六六七年一月一日

朝から晴れやかな日だった。
一年というサイクルを刻み始めるのに相応しい日だ。
もっとも、昨年、一昨年は妖怪達が主だった動きを見せなかった。
この為、今年あたりやっかいなことがおこるかも知れない。
ともあれ、今年一年、のんびり過ごせるであろう事を祈念しよう。


二六六八年一月一日

朝から晴れやかな日だった。
一年というサイクルを刻み始めるのに相応しい日だ。
もっとも、ここ三年は妖怪達が主だった動きを見せなかった。
この為、今年あたりやっかいなことがおこるかも知れない。
・・・去年も同じ事を書いたような気がする。
ともあれ、今年一年、のんびり過ごせるであろう事を祈念しよう。


二六七七年一月一日

朝から晴れやかな日だった。
一年というサイクルを刻み始めるのに相応しい日だ。
もう十二年ほども、年は妖怪達が主だった動きを見せていない。
人間にとっては長い時間で緊張感が続かず、だらけてしまう。
しかし妖怪にとって、たかだか十二支一回り程度、刹那も同じ。
そろそろ危険な兆候かもしれない。
ともあれ、今年一年、のんびり過ごせるであろう事を祈念しよう。


二六八○年一月一日

朝から晴れやかな日だった。
一年というサイクルを刻み始めるのに相応しい日だ。
もう十五年も、年は妖怪達が主だった動きを見せていない。
神は幻想郷に蓬莱の薬でも投与したのではないか。
巫女も最早いるだけの職業かもしれない。
ともあれ、今年一年、のんびり過ごせるであろう事を祈念しよう。


某年一月一日

朝から晴れやかな日だった。
一年というサイクルを刻み始めるのに相応しい日だ。
いい加減まずい。いつまで巫女だ少女だ弾幕だとかやってんだ、私は。
今年こそ嫁入りの口を見つけなければ。

703 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 01:12:51 [ zucIKMLg ]
れいむ……(つд`)

704 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 03:23:39 [ WMLin.3s ]
ξ月ф日

朝起きると藍様が宵闇の妖怪になっていた。周りが精神的にも物理的にも暗い。
普段は眩しい朝日が薄明かり程度にしかなっていない。
恐る恐る近付いてみると、藍様のそばに新聞が落ちていたので明るいところまで移動して読んだ。

「衝撃スクープ! 八雲藍氏、主を殺害!?」、の見出しで最悪の形で計画が失敗したことを悟った。
この橙の計画が、よりにもよって主の手で潰されるとは。
鴉天狗が帰った後、すぐに休むと思っていたが・・・、藍様の働き者振りを甘く見すぎていたらしい。

流石に短期間で同じ手口を使えば何かに気付くだろう。計画の練り直しが急務だ。
あの鴉天狗にもお礼参りがしたいが、感情で動くことは失敗に繋がる。ここは我慢だ。頑張れわたし。

705 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 11:46:58 [ QAi3u35. ]
ちょwwwちぇんwww

706 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 12:12:19 [ tuy8UQ.2 ]
橙がおかしな方向で大人になっていくwww

707 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 13:30:46 [ 03hjD8lA ]
凶兆の黒猫の二つ名は伊達じゃないとw

708 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 17:42:45 [ b35IMqjA ]
ё月б日

正午、永遠亭の月兎が店を訪ねてきた

衣装が欲しいとの要望だったのでこの前無縁塚に流れ着いていた衣装数点を見せてみたところ
希望に副ったモノがあったらしく、その衣装と一緒に「モデルガン」という玩具と一緒に購入していった
あの時の満面の笑みは今も目蓋に焼き付いている。
何に使うか分からないがどちらも僕には不要のものだし、お客の買うものに興味本位で散策するものではない
大切に使われるなら道具達も本望だろう。

正午から2時間程たったほど黒猫の妖怪が店を訪ねてきた、今日は来客の多い日だ

完全犯罪を描いた小説が欲しいとの要望だった
あるにはあるがそれらは売り物にするつもりは無いと断ったのだが
ならせめて貸して欲しいと執拗に迫られたため仕方なく貸すことにした。
さらに次は魔女の居る紅魔館の場所を尋ねられた、どうやら次はそこに本を探しにいくらしい
僕は大まかな場所を説明するとお辞儀をし、店を出て行った
あの時の笑顔ながらどこか濁っていて尚且つ決意に満ちた目は今も目蓋に焼き付いている。
何をしようしてるのか分からないが、あれだけの決意の目をしているのだから本人にとってとても大切なことなのだろう。

黒猫の娘が帰り際にお礼と言って稲荷寿司を貰った、丁度小腹もすいていたところだしお茶と一緒に頂くことにした
あまりユックリした一日ではなかったが…
あれ程の笑顔が見れるならたまにはこんな日があってもいいかと思う

709 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 17:50:36 [ XpAPAD6Q ]
香霖ー!食べちゃ駄目だー!

710 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 18:05:20 [ iWEWDnyA ]
ё月ι日

紅魔の紫電ことパチュリーから貴重な情報を得た。
次回永遠亭は売り子に魔法少女を持ってくるらしい。
しかも3期決定で盛りに盛り上がっている「魔法薬師リリカルルリコ」のコスとのことだ。
さらにはまだ先行設定しか出てきていない魔銃使いまで控えているとか何とか。
流石はシャッター前最大手を突っ走る因幡先生、容赦がない。
こうでなくてはこの業界やっていけないのだろう。その節操の無さには辟易もするが、
同時にそこにシビれる、憧れる。

しかしシビれっぱなしでは作家の端くれとして不甲斐ない限りである。
この七色の異名にかけて、そして元祖魔法少女の誇りに誓って、負けるわけにはいかない。
さし当たって次の新刊は予定通り反転魔理沙誘い受け本で良いとして。
二日目のドール用衣装は新作を3点見繕う事にしよう。
そして当然、売り子もコス装備だ。
上海と蓬莱には人気の「薔薇娘」シリーズをあつらえるとして……私は。
うん、その生みの親の人形師が良いわね。ちょうど金髪ショートだし。
男装なんて初めてかも。
うわぁ、ひょっとしたらこれで魔理沙が私の魅力に気付いてくれたりなんかしたりして……。
そうよこれよ、これだわ! 新刊は反転私×誘い受け魔理沙、これね!
ああもうネタが溢れて溢れてしょうがないわね。
うふふふふふふ。
いやん♪

711 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 18:12:45 [ mYMc93wk ]
腐女子、腐女子のすくつかここは…!
恐ろしい、恐ろしい場所だな幻想郷は!

712 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 18:18:42 [ fkyqKrvE ]
>>693
>>697
>>710

なんという多重計画通り

713 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 18:51:17 [ 3xV.wW5I ]
幻想郷、そこには外では幻想となた乙女が…
ああ、幻想郷まで腐女子に汚染されている!?

714 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 20:08:28 [ KOG4mXjM ]
大丈夫!幻想郷の娘達は殆ど100歳越えてるばb(スキマ

715 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 22:21:52 [ EgPy719k ]
>>713
逆に考えるんだ
腐女子は幻想の彼方に消えようとしている、と考えるんだ
清楚な大和撫子はまだ現実に存在する、と考えるんだ



……ゲェェーッ、貴腐人、いや汚超腐人!?

716 名前:名前がない程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 22:43:28 [ d5OTMUl6 ]
>>715
そんな人らがアフンウフンな事をしている所を幻視した
責 任 取 っ て く れ

717 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 00:53:39 [ 0tu3.Zrc ]
>>710
アリス
自重しろ

718 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 02:50:38 [ NFUbDVB2 ]
ё月б日

例の計画の参考になる本を探すため、森の近くの道具屋へ行った。
欲しいのは完全犯罪系の小説と毒物辞典だが、両方同時に言えば計画がバレかねないので前者がないか尋ねると、
前評判どおりの偏屈な店主で、本は売れないと言われた。屁理屈をこねていたようだが、結局は自分が読みたいだけらしい。
貸してくれるだけでもと頼み込むと、渋々ながら了承してくれた。

予想以上に不愉快な生き物だった。やはり毒物は常備しておくものである。紫様には効かないが。

道具屋の後に紅魔館に行ったが、屋敷の内部・及びその地下の図書館は一般公開していないと門番の女性に説明された。
ダメで元々、入れればラッキー程度の考えで来たので当然の結果とも言えるが、やはり残念だ。
対応が丁寧だったので普通の稲荷寿司をあげたら、妙に喜んでいた。あの人も上司に恵まれていないのだろうか。

毒物関係の本が見られないとなると自作が出来ないので、どこかで調達する必要がある。
噂では竹林の薬屋が色々と便利らしいが、今日はもう遅いし藍様が心配するので、そこへ行くのはまた今度にしよう。

あ、あの店主の小宇宙が完全に消えた。紫様もこれくらい簡単だといいのだが。

719 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 03:10:39 [ VKzh9cZ2 ]
ちぇん黒いよちぇん

720 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 06:33:09 [ kmCjLgfc ]
橙は元々黒猫ですが?

721 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 06:58:11 [ lQD9ptfw ]
こすも噴いたw
れっつごーちぇん、まけるなちぇん。
藍さまを救えるのは君だけだ!

722 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 08:21:42 [ ilyQlekY ]
ハッピーエンドだと信じてるよ・・・

723 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 10:27:37 [ PBwccHrY ]
ё月某日
今日、私の所に急患が飛び込んできた。
こっちは研究で忙しいって言うのに。
先日入手したコスプレセットを厳重にしまいこみ、患者を見に行くことにした。

どうやら森の中の偏屈店主のようだ。
夕食に稲荷寿司を食べたらこうなったらしい。
「多分腐ってたのを食って腹でも壊したんだろうぜ」とか黒いのが言っている。
が、この症状は…とりあえず、食あたりの薬ということにして解毒剤を飲ませる。
布団を敷き、数日様子を見ることにした。
黒いのは「仕方ないな、じゃあ私がその間店を管理してやるぜ」と飛んでいった。
早く治らないと大変なことになりそうね。色々と。

そうそう、うどんげがついに趣味に目覚めたわ。
これでまた一人。全ては私の計画通りに…!!

724 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 11:06:35 [ 4VinQQr. ]
>>723に先を越された
考えていたネタはもう使えそうにない(´・ω・`)

725 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 11:30:41 [ gXdHlHpE ]
どうやって収拾するんだろこれ

726 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 12:09:03 [ tsYbZu6g ]
わんぱくでもいい。逞しく育ってほしい。

727 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 12:38:41 [ whctSJcw ]
:月*日
先日借りてきた本を熟読したが、完全犯罪というものはほとんど存在しない。
事件が表に出た時点で完全ではなくなるからだ。紫様はいったん置いておき
藍様の状況をどうにかしなければならないだろう。ひどい鬱状態で見ていられ
ない。これにはあの天狗にどうにか謝罪をさせなければならない。
色々と下準備が必要だろう。

○月△日
色々と調べたところによるとどうもあのカメラというものは撮ったものを写真に
するためには一時暗室にこもらなければならないらしい。暗室にこもっている
とき急に光を浴びせればいかに天狗といえどコンマ数秒のスキはできるはず。
そこを狙う。もし失敗すればこの件についても記事にされてしまうだろう。
万に一つの失敗も許されない。今日はもう休むとしよう。

×月#日
あっけないほど簡単に成功した。他の天狗にうまい事聞き出したヤツの行動
パターンが大変役立った。暗室に入っている時間を見計らって飛び込み、一
発の弾を顔面めがけ撃ち込んだらそれを避けるだけで精一杯だったようで
胸元めがけて放った正拳であっけなく気絶した。スペルカードルールのもとでは
とても敵わないが何でもありならこの程度ということだ。縛り上げて交渉したが
強情にも「暴力には屈しません!」と一歩たりとも譲る気配がない。仕方なく別の
方向から攻めたらどうにか屈服させることができた。要求は

1・新聞に謝罪文を可能な限り大きく掲載する。
2・八雲家に直接謝罪に訪れる。
3・私が動いたことは一切もらさない

の三つである。天狗と接点ができてしまったのはいささか面倒ではあるがこれも
愛する主人のためだ。さて近日中に成すべきことはあと一つ。頑張るとしよう。

728 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 12:45:06 [ PJVON8K. ]
えらいやり手ですねこの橙は
猫らしいカリスマ駄々漏れじゃありませんこと?

729 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 14:06:01 [ o3fVmCwk ]
どういう方向から攻めたのかkwsk

730 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 16:21:25 [ 9RwDvD3. ]
×月○日
目が覚めるとそこはベッドの上だった。どうも稲荷寿司を食べた後体調が
悪く倒れてしまったらしい。
そばにいた白衣の天使に話を聞くとどうやら食中毒だそうだ。
あの黒猫も悪気があってやったのではないから今回のことは
特に誰かに言うのもやめておこう。
御代を払って帰ろうとすると白衣の天使は「もう頂きましたから結構ですよ」と微笑んでくれた。
よくわからないが払わなくて良いならそれに越したことも無いのでそのまま帰る事にした。
そういえば腰に風車のついたベルトがついている。
似合わないので外そうとしたが外れない。これは一体何なんだろう?

731 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 17:09:54 [ iYU6md5I ]
なんて物装着させてんだwww
師匠外道だよ師匠

732 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 17:23:58 [ .S1emgXg ]
昭和ライダーから最新のアニメまでカバーか…
師匠…恐ろしい人…

733 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 20:47:56 [ RnaNHrfI ]
>>731
装着だけならいいんだが




マシンファーザーじゃないのか?

734 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 20:51:28 [ Sfstkplg ]
風車のついたベルトだからライダーじゃないか?そのマシンファーザーなんてのは知らないが


取れないって事は人体改造済み?

735 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 20:53:10 [ MVWDqUYA ]
魔理沙「コイツは借りていくぜ〜」
こーりん「待て魔理沙!マグネットパワーオン!」
魔理沙「うぉ!?か、身体が引き寄せられる!?」
こーりん「コーリンブリーガー!(ぎゅっ」
魔理沙「…あ…っ」

ここまで幻視した。

736 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 21:02:04 [ o3fVmCwk ]
仮面ライダー森近霖之助は改造人間である
彼を改造した永遠亭は、世界制覇を企む悪の秘密結社である
仮面ライダーは、少女の自由のために永遠亭と戦うのだ!

737 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 21:16:18 [ RnaNHrfI ]
>>734
すまん。
「眠ってる間に勝手に改造した」って意味で

738 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 00:15:58 [ GgLsc3FU ]
×月#日

先日撮った写真を暗室で現像していたら、突如何者かが急に襲いかかってきた。
急な光に目が一瞬くらんでいる間に顔の横を何かが通り過ぎた気配の後、何者かの猛烈な抱きつきが運悪くボディーに直撃して気絶してしまった。

気が付くと、なぜか全身縛られて転がっていた。周囲を見渡すと八雲家の式の式が半泣きでコッチを見下ろしていた。
「グフフ、下からのアングルもなかなか暴力的で素敵だけど、もうちょっと過激じゃないと私の天狗は屈しないわよ〜」とか思っていたら
急に式の式があんなことをうひょー


なんでも以前書いた「衝撃スクープ! 八雲藍氏、下克上を狙う!?」だったかな?の記事を取り下げて欲しいとのこと。
本来なら記事を訂正することはめんどくさいのでやらないことだが、あんな方向から攻められたらさすがの私も屈服せざるを得ない。
そんなわけで橙からの3つのお願いを聞き入れてあげたらうれしそうに帰っていった。
ああ、肉球ぷにぷに・・・♥


ところで、なぜ私は縛られてるの?

739 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 00:26:49 [ ..LV5.K6 ]
もう収拾がつきそうにないなw

740 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 00:45:39 [ 3HDkRwZo ]
利益だけ獲得してる文のほうが上手だな

741 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 00:54:22 [ ICBRrzVQ ]
さんだるさんとこの橙を思い出した。

742 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 02:12:52 [ vwFAkYLA ]
肉球責めならしょうがないな

743 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 02:26:32 [ J4pTb4lM ]
縛られたまんまでどうやって日記書いてるんだwww

744 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 02:43:47 [ M5MSCmkU ]
烏が代わりに書いているんだよ

745 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 06:12:26 [ E5SogKPQ ]
×月○日 追記

なんかベルトが回り始めたと思ったら変身してしまった
いったい おれ どうなて



かゆい うま

746 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 09:09:35 [ kiXAXGSk ]

香霖ー!!

747 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 09:37:25 [ d4u2F3X6 ]
某月+日
先日の一件以来天狗が妙に頻繁にやってくる。どうも先日の攻めが
気に入ってしまったらしいのだが、こうもまとわりつかれると鬱陶しいし、
新聞記事のこともあったので藍様もいい顔をしない。ひとつシメておく
必要がありそうだ。所詮相手は鳥類。ネコ科動物の前ではエサにも
なりえるのだということを教えてやる。

@月〜日
また天狗がやってきた。ノコノコ近づいてきたので神社から拝借した
札で縛り上げ釘をさしておいた
「次にこの近くをうろついていたら・・・・喰うぞ」
藍様の目に付くといけないので湖の近くに放置しておいた。
しかし釘をさした際に見せたあの天狗の目の輝きは何だろう・・・
嫌な予感がする。

748 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 09:57:44 [ HAYYqHDg ]
あーそう言えば改造人間タイプのライダーは平成じゃいないんだっけw
変身してる内に身体が変質した奴とか、元から人外だった奴とか、
鍛えまくったら変身できるようになった奴とかはいるけど。

749 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 16:19:21 [ s9YTvIrk ]
Й月⊂日

今日、魔理沙が風邪をこじらせた
この前に雨に濡れながら体も拭かずに遊びまわっていたのが災いしたのだろう
頭首から頼まれて魔理沙の看病を付きっ切りでする事になった、
只の風邪だろう誰かを付きっ切りにさせるところ、頭首は中々の親馬鹿の様だ。
僕が魔理沙を看病する事になってからさっきより増して顔が赤くなり熱が上がったような気がする
僕の看病の仕方が悪いのだろうか?
少しあせる

今は魔理沙はぐっすり寝ている、熱も下がったしこの調子なら明日か明後日には治るだろう
それにしても眠っている魔理沙は実に静かでおとなしい(当然だが)
いつもこれくらい淑やかだと僕の苦労も減るのだろうが…

Й月∀日

魔理沙の風邪も治り、また何時も道理に外ではしゃいでいる
この前に淑やかならと書いたがやはり魔理沙はあれ位元気なほうが似合っている。
そう言えば風邪が治ってから僕への第一声は
「こーりんにかんびょうされたなんてくつじょくだ、いつかこーりんがかぜをひいたらこんどはわたしがつきっきりでかんびょうしてくつじょくしてやる」
なんて顔を真っ赤にしながら言ってたな、僕も苦笑いしながらそれを了承したっけ…そこまで屈辱だったのだろうか?
あと「それでこーりんのおよめさんになってもっとこーりんにくつじょくあじあわしてしてあげるんだから」
とも言っていた、流石にこれは冗談で言ったのだろうけどね。
しかし僕はこれでも健康管理に気を使ってる方だから当分は叶わない事だろうとけどね、その時は期待する事にしよう。
(古びは日記より)



ゝ月#日

迂闊にも風邪をこじらせてしまったようだ、うっかり転寝してしまったのが仇となってしまったか
今は店番は魔理沙がしている
今朝入ってきて僕の現状を知るやいなや満面の笑顔になり、僕の看病と店番を買って出た
「これであの時のお返しができるぜ、付きっ切りで看病して屈辱を味合わせてやるぜ」
なんて言っていた、そういえば昔そんな事を言っていたような気がする
中々に根に持つタイプだと思い知らされた、そんな事を覚えているなんてね。

魔理沙の付きっ切りで看病するすると言う台詞は伊達ではなかった
熱で温くなった濡れタオルを頻繁に取替えるは、お粥を息で冷まして食べさせるは、体を拭くと言って寝巻きを脱がし始めるは、等等
…なるほど確かにこれは少し恥ずかしい、魔理沙が喜々して買って出たのも僕をこうしたかったからか。

隣で魔理沙が眠りこけている、まだまだ子供なのだから付きっ切りの看病に疲れてこうなるのも仕方がない
魔理沙の寝顔は昔のあの頃とまったく変わらない、
久しぶりに会った時は魔法を使える様になったり一人で暮らし始めたりと色々変わっていた事に驚いていた
実は魔理沙を装った偽者ではないのかとさえ思った。
しかしその変わらない寝顔を見て確かに本物の魔理沙なんだなと思い少し安心してしまうのだった。

ゝ月Й日

魔理沙の看病もあり僕の風邪は早めに完治した、これで店を再開できる(魔理沙が店番してたのだが…)
すると魔理沙が
「まだ私は香霖に残してることがあるぜ」
と言う…きっと看病してやったから何か報酬をくれと言うことなのだろうと解釈し、
マジックアイテムのリボンを魔理沙に渡すことにした。
すると魔理沙は顔を赤くして俯き「いやそうじゃくて…その…」
とゴニョゴニョ何か呟いていたが最後にはなんでもないと言って急ぐように店を飛び出していった。
何が言いたかったのかのだろうか、そう言えば昔に看病以外になにかすると言っていたが…思い出せない
思い出せないから別にいいか
でも魔理沙のあの複雑な表情は少し気になった。
(森近 霖之助の写ポニカ日記帳より)

750 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 21:30:47 [ GgLsc3FU ]
○月λ日

先日は突然変身してしまったために動転してしまったが、
自分の意思で元に戻れることを確認できたので、ちょっと色々と試してみようと思う。

どうやらベルトの中心部にある風車に風を当てて回転させることでエネルギーを生み出し、何らかのプロセスを経て姿が変わるようだ。
たぶん、魔術とか魔法とかそういった類によるものだろう。お腹の横の手術痕とかは関係ないハズだ。絶 対 に。
変身後の姿はどことなく昆虫に似ている。色は赤を貴重にコーディネートされていて、なんとなくオシャレだ。
気が付くと、腰の辺りに銃とスペルカードケースがぶら下がっている。
どうやらこの銃にある溝にスペルカードを通すことで、詠唱とかなしにお手軽に発動ができるようだ。
っと、久々にお客が来たので続きは明日にしよう。



○月μ月

最近、やたらと恐怖を感じる。お腹も猛烈に空くがスパゲッティとモズクしか胃が受け付けない…。
そういえば、昨日から作りかけのパズルのピースが足りないような気がする。
ああ、今ならわかる・・・僕の体はボドボドだ・・・。

751 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 21:31:38 [ GgLsc3FU ]
○月λ日 追記

ここで変身までのプロセスを見てみよう!以下略

752 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 21:36:19 [ U4snPP32 ]
変身システムは昭和ライダー、変身後はギャレン、追記は宇宙刑事かw

753 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 21:37:36 [ U4snPP32 ]
そして今気付いたが何気にカードケースが銃じゃなくて腰についてるのかw

師匠色々盛り込みすぎです

754 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/10(水) 19:14:26 [ CORe00I2 ]
×月#日

盗撮天狗の一件依頼紫様が私から微妙な距離をお取りになる。
誤解を招かぬようちゃんと説明いたしたが、あの苦笑いではまだ私の嫌疑は晴れないようだ。
何の冗談なんだろうか、あの白黒や紅魔館の戌にまで慰められる始末だ。

あの事件以来橙はあんまり顔を出してくれなくなった、そうだろう、誤解とはいえ主の暗殺を企てた嫌疑だ。
やっぱり愛想を尽かされたんだろうか、その心配は杞憂であって欲しい。
もし今度橙に会ったら説明して誤解を解いてもらおう・・・、橙ならきっと解ってくれるハズ。

@月〜日
おお、神よ・・・。アホ毛の神様でもいい、あの凶暴な角娘でも構わない、誰か全てが嘘だったことにして欲しい。
今日買出しの帰りに、橙と天狗娘が会ってるのを見てしまった・・・。
会話の内容から察するに頻繁に会っていたようだ、あの事件以前から会っていたんだろうか?
もしかしてあの事件自体橙と天狗の仕組んだことだったんだろうか。
そんな恐ろしいこと、考えるだけでも目の前が真っ白になる。
今も手が震えてどうにも止めようが無い・・・、ともすれば意識が白く掻き消えてしまいそうだ。

やめてくれ、橙はそんな子じゃない・・・、絶対、そうだあの天狗に脅されてるんだ、
あの天狗鼻息も荒かったし目も危なかったし、橙を脅してあんなことやこんなことを、しいては私のあの誤解まで・・・。

(この先は字が乱れててとてもとても読めない。)

755 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/10(水) 19:58:42 [ nZjopHnM ]
危険なフラグだwww

756 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 02:28:54 [ FCQ0KsHQ ]
@月☆日

近頃あの黒猫の行動は異常とも言える
あの娘の起こした行動により今のところ香霖堂店主や鴉天狗などに被害が出ているようだ。
まだ被害は少ないようだが歴史を見ると毒物を混入させた稲荷寿司を与えたり奇襲・拘束したり…
日に日に過激な行動に出始めている、このままではいずれは人里にまで被害を及ぼすかもしれない
何か大きな事が起こる前に私がここ最近のあの娘に関する歴史を食ってしまおうか…

だがあの娘の必死さ・行動力は一家を思う故のものでもあり全てが悪意な訳ではない。
妖怪とはいえ家族の為に動いている者を私の独断と偏見で歴史を無かった事にして良いのだろうか?
非常に迷う、私だけでは決めかねる事態だ。
明日にでも常識的で善良有る者に意見を聞いて周ってみよう、この歴史を無くすか否か。

でも出来れば食べたくないなぁ
あの手の歴史を食べた後、数日間胃もたれ・頭痛・極度の鬱状態などになって悩まされた事があるからなぁ
…少し思い出して鬱になってきた、胃も痛い、今日はもう寝よう。

757 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 02:53:21 [ mv6/vHkU ]
@月=日
久しぶりに藍様の日記をチェックしたら、少々不味いことになっていた。
明日はたっぷりふかふかしてあげようと思う。
長時間ふかふかしていると藍様の目つきが獣じみてくるので、あまり気は進まないが。
可愛い主のためだ。勢いあまって襲われても「や・・・優しくしてくださいね・・・?」と言ってあげるとしよう。涙目の上目遣いで。
ほぼ確実に紫様がピーピングに励んでいると思うが、まぁ気にするまい。

それよりも問題はあのカラスだ。そろそろ○月亭のアレのように「おぬぇすぁむぁぁ」と鳴きかねない。双○亭? 妙なノイズが入った。
今度あったらスマキにして幽々子様にでも与えるとしよう。小骨は多そうだが。

予定が延び延びになってしまっているが、薬屋にもいずれ行かなくては・・・

758 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 04:48:49 [ N6SuUpA. ]
○月η^゚月

朝起きたら、僕が4人に増えていた。
しかも、全員に変身機能が付いているようだ。
変身後の姿も同じか気になったので変身させてみると、
一人は銃を持った全身緑色のカラクリっぽい姿に、
もう一人は銃を持ったトンボをモデルにしたような姿に、
最後の一人はラッパ型の銃を持った青が目立つ鬼のような姿に。

・・・なんだろう、4人いても何かがダメな気がする・・・。

759 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 05:40:47 [ o6ManPVM ]
これ収拾つくのかwwwww

760 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 08:20:27 [ zBc1jMbM ]
ヒント:夢オチ

761 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 10:17:57 [ Sm9FlRrE ]
>>759
ゆかりんの能力復唱

762 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 17:28:44 [ AsL.faYg ]
ええっと、靴下を発酵させる程度の能力だったっけ?

763 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 18:34:46 [ JBFoSyj6 ]
>>762
お前…消されるぞ…

764 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 19:56:09 [ 90nxF0dI ]
○月ζ日
朝起きたら空は良い天気。なのに私の勘が「今日は何かろくでもないことが起きる」と告げていた
あの時自分の勘を信じて神社でぐーたらしとけばきっとこんな事には…

とりあえず今日起きたした事件について書こう
まずは霖之助さんの所に行ったら四人に増えてた。キモい。キモさのあまりに夢想封印
そしたらなんか変身して反撃してきたのよびっくり。でも物凄く弱くて素手で倒せた。どんだけ見掛け倒しなのよ
何か頭が痛くなってきたので薬を貰おうと永遠亭に行った。けど、その、何か、凄い空気だったわ
ピンクというか、何と言うか。どいつもこいつも変な服着てるし…とりあえずもっと頭痛くなったから永琳の部屋に急いだ
永琳に薬を貰いつつ世間話。着てる服とか、部屋に張り巡らされたポスターとかに突っ込みたかったが堪えつつ色々聞いてみる
どうやら霖之助さんの増殖とボドボド化はコイツが原因らしかったのでとりあえず夢想封印集
さて、そうなると貰った薬も信じられなくなる。だから近くに居たウサギに飲ましたわ。優しく、力ずくで
鈴仙が「てゐ!!てゐ!!しっかりして!」と泣きながら叫ぶのを無視して脱出。まさかあんな薬だなんて…
頭痛が酷くなってきたので神社に帰る事に。途中色々とヤバイ境地に達してる天狗と黒猫を発見
風紀の乱れを建前に八つ当たり夢想封印寂
天狗の目が、怖かった。もっととか言ってきたので蹴り飛ばした。思い出しただけで寒気が…
神社に帰るとと慧音が居た。今回の異変の原因について色々と知ってたみたいだから根掘り葉掘り聞き出す
なるほど、あの黒猫が原因と…だったらとっとと歴史を食べれば良いのにと言うと何かゴネだした
とりあえず夢想封印瞬を使って説得した
さぁ、これで異変も解決。きっと明日から素晴らしい日々が戻る。そう思った
だから、神社の奥の住居に入ろうとしたら

天狗が待ち構えていた

今はアリスの家に避難している。幻想郷縁起の資料が初めてやくにたった本当に泊まらせてくれるとは
でも明日からどうしよう…

追記
何故か漫画の原稿作りを手伝わされる。いや、まぁ、無料で泊まらせてもらえるとは思ってなかったけど…
…つーか何この漫画。ヤマ無しオチ無しイミ無しと最悪な三拍子そろってるわね。省略して「ヤオイ漫画」と読んでやろうかしら

765 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 19:58:18 [ wQ2oBJaQ ]
△月■e日
境内の掃除が終わったので魔理沙と雑談していたら紫がやってきた。
六十年に一度の異変で緩んだ結界を締め直す為の会議が明日、妖怪の山で行われるので来いとの事。
そんな事をいきなり言われても困るし、面倒だからそっちで勝手にやれば?と思ったのだが、
「大結界に関する話に博麗の巫女がいないんじゃ始まらないでしょ!」と言われたので仕方なく行く事にする。
更に、天狗と河童の長を筆頭に幻想郷の各勢力から代表がやって来るので
部外秘!時間厳守!正装必須!!などと普段の紫らしくない強い口調で念を押されてしまった。
最近、式と上手く行ってないって噂は聞いてるけどこちらに当たるのはやめて欲しい。

他はともかく正装必須はめんどくさいなぁ。
普段の服じゃダメなのかしら?
て言うか、部外秘なのに魔理沙の前で話して良いの?
まあ、黙ってても勝手に来るだろうから、事前に教えた方が揉めずに済むのかも知れないけど。
とりあえず服探さないと。どこに仕舞ったんだっけ……


△月◇日
眠い。服を探してたら結局徹夜になってしまった。
いつもの服ならすぐに着替えられるのだが、正装なんて滅多に使わないから着方を思い出すのが大変だった。
それに服がこれだと髪型もいつもと同じじゃ合わないだろうから束ねずに真っ直ぐ垂らしてみる。
と思ったらいつも束ねてたせいで付いた癖を直すのがまた大変だった。
けど苦労したかいはあった。
我ながら凄く巫女っぽい。これなら紫も文句はないわね。

準備を終えて外に出ると、やっぱりというか案の定というか、魔理沙が待っていた。
私を一目見るなり「腋が出てない!お前何者だ!?」なんて言ったので軽くシメてやろうかと思ったが
よく見ると魔理沙の服が普段と違う。って言うか、それ魅魔の服?
どうやら魔法使いの正装として魅魔から貰った服らしい。
「昔は合わなかったけど今はちゃんと着れるようになったんだ」
って話す顔があまりに嬉しそうなのでシメるのはやめにしておく。
大切な服を汚したら後味悪いし。
でも、もう10センチは背が伸びないとダメなんじゃないかしら?
全体的にだぶだぶでなんて言うか……子供が大人の服を着てるみたいに見えるんだけど。

時間が迫ってきたので出かける事にしたのだが、ここで困った事が起きた。
着慣れない服を着ているせいか上手くバランスが取れず、速く飛ぶ事が出来ない。
仕方がないので魔理沙の箒の後ろに乗せて貰う事にした。
乗ったは良いが魔理沙も他人を乗せるのに慣れてないからか妙に飛び方がぎこちない。
空気抵抗がどうとか言ったので、腰に手を回して背中に顔を押し付けるような格好にしたら
奇声を挙げていきなりいつもの三倍速ぐらいで飛び始めた。
お陰で時間には余裕で間に合ったが、落ちないようにしがみつくのが大変だった。

山に着いた時に魔理沙の顔を見ると茹だったように真っ赤になっていた。
そこまで疲れるならもっとゆっくり飛べば良かったのに。
いくら時間厳守だからって天狗を超えるスピードを出されても困る。

ふと気が付くと私達の姿を天狗の群れが写真に撮っていた。
やれやれ、部外秘なんて言ってもあっさり新聞になるんじゃ意味ないわね。
まあ、折角だから焼き増ししてもらおっと。

766 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 21:51:04 [ N6SuUpA. ]
>>759 収拾つける気なんて最初から(ry


死月命日

今日も今日とて咲夜さんからの脳天直撃セガ○ターンなナイフでいつもの河へ。
河原で石を積んでいると、何度か会って仲良くなった死神の小町さんがやってきた。
そのときの彼女の顔は、イタズラを思いついたときのお嬢様の顔そっくりだった。
そして、彼女からの提案を私は受け入れた。


死月葬日

だいぶ仕事のコツを掴んできた。
要は、お金を持ってきた幽霊だけ向こう岸に渡せばいいのだ。
結構な力仕事でもあるけど、食事も出るのでとても良い職場だ。
上司もマジメに仕事をすればちゃんとそれに見合った評価をしてくれる。

それにしても、服を交換して髪型を小町さんと同じにしただけでこうも区別が付かなくなるものなのだろうか。
こうまで気づかれないと、ひょっとしたら誰も小町さんの顔とかを覚えて無いのでは、という気にもなる。
そういえば、閻魔様が私と話をするときはいつも視線が顔ではなく胸の位置にいっていたような気がするが、それは関係ないだろう。

767 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 21:56:30 [ dEkVXvyU ]
うわー、めーりんがしんじゃったよー

768 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 22:01:44 [ mv6/vHkU ]
美鈴が死神にクラスチェンジしてるwwwwwwwww

769 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 22:24:46 [ .LvRPsrE ]
つーか、映姫様はこまっちゃんを胸で判別してんのかw

770 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 22:26:39 [ zpx2Ja2g ]
待て、小町はどこにいったんだ
もしかしてエターナルサボタージュかw

>>764
あれほどの話を一人で全部ケリをつける
さすが僕らの巫女だ!

771 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 22:29:31 [ 6tF/lkH6 ]
>>770
門番をやってるフリをしつつサボタージュ

そして咲夜さんからの脳天直撃セガサ○ーンなナイフで三途の川に返ってくる所まで幻視した。

772 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 22:35:47 [ 99PPWjzI ]
でも湖の岸と紅魔館の間を無限の距離開いてるようにすれば、絶対に誰も来られないから完璧な門番だよな。
問題は中からも誰も出れ無いところだが。

773 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 22:43:20 [ n6IxA4Nw ]
能力を良い感じに使っているので、パッド使いは中国よりも居て欲しいと考え始めるが…
魔理沙が来なくなってしまった事により、パチュリーの怒りゲージがMAXに!?

しかし三途の川はこまっちゃんじゃないと向こう岸には…

774 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/11(木) 23:42:48 [ RqxX4DTE ]
>>772
こまっちゃんの能力って凄いんだなぁ

775 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 00:41:18 [ Pe3W/fk2 ]
随分前に某スレで映姫様のトップバストとアンダーバストの距離を伸ばして大惨事になったしな。

あのコントやったの俺だけど。

776 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 01:29:37 [ VdV4elp. ]
○月ζ日

巫女のジャイアニズムよろしく、強引な説得により最近の黒猫の娘に関わった歴史を食った

結果を言うと凄い味だった
悪魔の様に黒く、地獄の様に熱く、接吻の様に甘い。これが最近の黒猫の娘の歴史の味か
ドス黒く苦いかと思えば純白で甘くなったりととてつもなく複雑だ、こんな味の歴史は初めてだ。

だが予想していた事が当たった、濃密な歴史の質と量を食ったことにより今現在私の感情は不安定だ
胃が痛い、頭痛が酷い、吐き気がする、これ程体に影響が出たのも初めてだ
しかも次の満月には食った分の歴史の修正もしなくてはいけない
店主は毒稲荷を食べてないし永遠亭に運ばれていない歴史、
八雲一家は一酸化炭素中毒は起きていない歴史、
鴉天狗はアッチの方向に目覚めていない歴史等々…
考えただけで気が遠くなりそうだ、ストレスも溜まる
このまま里に居たら誰これ構わず頭突きをかましてしまいそうだ

暫く人気の無い所で落ち着くまで身を隠したほうがいいだろう、寺子屋は暫く休みにするしかないだろう
これから寒くなる日だというのに暖のとれる場所から離れなくてはいけないなんて…やはりあの歴史は食わなければよかっただろうか
考えていたらキリがない、今日はもう寝よう


…このイライラは誰かに頭突きでもしたら少しは納まってくれるだろうか

777 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 02:43:42 [ Pe3W/fk2 ]
○月ζ日

おかしい。ここ最近の記憶と日記がごっそり消えている。
何らかの干渉を受けたとしか考えられない。
しなければならないことがいくつかあった気もするのだが、全く思い出せない。
仕方がないので藍様の尻尾でふかふかすることにした。

ふかふか開始から5分程度で、藍様の呼吸が荒くなりだした。
その5分後。目が血走っている。
さらに5分経とうか、というところで押し倒された。「や・・・優しくしてくださいね・・・?」と上目遣いの涙目で言ってあげたら、
色々な穴から血やら汁やらを撒き散らして昏倒してしまった。

掃除が大変だから、この悪戯はもうやらないことにしよう。紫様は終始覗いていたが、掃除は手伝ってくれなかった。

778 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 03:29:13 [ HHuPCDRE ]
もこたんニゲテー!

779 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 03:52:09 [ 0PwES4no ]
もこたんなら、頭突きしても大丈夫、しかも暖も取れる。
完璧だね、けーね先生!

780 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 04:20:43 [ 4Wh7/3FI ]
@月〜日>>747
今日も橙様、もとい八雲家の式の式の密着取材を敢行する。
一度は圧力(主に肉球の)に屈してネガも原稿も差しだしてしまった私だが、
正義のジャーナリストは決して屈さない。
それを証明するため、最近不穏な動きがあるとの八雲家の式の式を、報道の正義の名の下にパパラッチしてやるのだ。
早速式の式発見♪うーん後姿も可愛いなハァハァなどと思って近づいたら
いきなり視界にお札お札お札。気がついたらお札の綴りにぐるぐる巻きにされて転がっていた私。
視界を上方に移すと、苦虫を噛み潰した表情で私を見下ろす幼い猫顔。かーわーいーいー。
ああしかもこの前より苛烈で危険なアングル!未知の秘境を前に私の天狗は千客万来満干全席ウヒョー。
私の動向など意に介さず、彼女は小さく整った猫口を開き、私にこう告げた。
「次にこの近くをうろついていたら・・・・喰うぞ」
その愛くるしい容姿から発されたとは思えぬ宣告。絶句する私を残し踵を返す凶兆の黒猫。
無意識に潤んだ瞳でその小さな背中を見送り、私はこう呟くしかなかったのだ。
「私を・・・食べて・・・」
直後湖から飛び出した巨大魚に飲まれそうになった。
足を縛られてたら危なかった。

○月ζ日>>764
今日も橙様の密着取材を敢行する。ジャーナリストとしての使命感が私を突き動かすのだ。
私を見つけるなり、鬼気迫る可愛い表情で向かってくる橙様。キャー♪
もうこれは撮るしかない。ジャーナリストとしての本能が私にそう告げている。
16×16連射ほどしたところでまず一撃。頬に伝う衝撃。待ち望んでいた至高の感触。
「今度は"喰う"って、言ったよね?」
私の胸ぐらを捕み、青筋を立て、牙をむき出し、猫目を限界まで見開く橙様。
その表情に、憤りとは別の感情が隠されていることを、記者としての観察力が見逃さない。
ていうかなんだか危ない笑みになってますよー。記念に一枚パシャ♥
「・・・だったら望み通りにしてあげるよ!」
ああ本日もこういう趣向ですか縛るの好きですよねでもダメですよまだ心の準備が出来て無いしていうかぜんぜんくいこんでないし
でも橙様すごいもっとぶってくださいもっともっとも(ここからは赤黒い染みで汚れていて読めない)

このように辛辣を極める拷問を受け、本日の取材は断念せざるを得なかったのである。
そして最後の一撃、私が更なる空の高みに上り詰めるはずだった一撃が振り下ろされた瞬間。
私は空中に放り出されていた。高みどころかいつも飛んでる高度より全然低い。
見るとなにやら紅白の格好をした人物が、汚いものを見るかのような表情でスペルカードの構えを取っている。
寸止め。この世に、これ以上辛く耐え難い、残酷な悲劇があるだろうか?
お猫様も見当たらない。あまりの残酷な現実に墜落した私は、息も絶え絶え巫女に懇願するしかなかった。
「もっと」
一瞬の暗転。光が差すと同時に私は先ほどまで居た低い空を見ていた。うう・・膝皿なんて肉球じゃ無い。
あまりといえばあまりの仕打ちに、私のジャーナリストとしての魂が挫けそうになる。
しかし、どうしたことだろう。巫女の膝から、私の神経に放たれたこの鮮烈で新鮮な感覚、感情。
自分でも良く判らないが、私の中で何かが目覚めようとしているような感覚。
これはこの感覚をもう一度確かめるため、霊夢様に密着取材を敢行する必要がある。
ジャーナリストとしての直感が私にそう告げているのだ。

781 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 06:22:01 [ uw2gr.9o ]
ジャーナリストじゃねぇwただのおっかけだwwしかもマゾwww

782 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 07:29:57 [ Dtl.2eKo ]
橙に続いて霊夢が天狗の女王様として見初められたようです
というかこの肉球プレイを藍様が目撃していたら…

783 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 07:45:22 [ G7UKpAt2 ]

境界調整実験レポート



・調律者と逸脱者の境界
被験者:鈴仙・うどんげなんとか(本名忘れた)
結果:成功
考察:模範的な結果が出た。
    とくにこの境界に立つ者は自分の異常を正常と誤認しやすく、
    鈴仙ちゃんも自分の行動がマトモでないことに気付いていない。
    あと自分の部屋でオドオドとコスってた鈴仙ちゃんマジかわいくて思わず私の幻想郷にリリーが来た。

・アカシヤの執筆
被験者:森近霖之助
結果:成功
考察:彼の平凡な生活が一転して波乱万丈になった。
    まさか八意永琳があんな都合良く動いてくれるとは思わなかった。
    もしかして私の実験を知っているのかしら。
    まあ彼女はああいう性格だし私の協力はしても邪魔はしないはずだし、
    ご自由に楽しんでもらおうかしら。

・痛覚と性感の境界
被験者:射命丸文
結果:成功
考察:ごめんなさい、もうしない。
    でも最近あの子が可愛いのでもうちょっとだけ楽しむことにする。

・ツンとデレの均衡
被験者:霧雨魔理沙
結果:成功?
考察:もとからあんなものだったかしら。

・愛と憎しみの境界
被験者:橙
結果:成功
考察:やはり近しい要素は弄りやすい。
    私を殺そうなんて橙も情熱的になったものね。
    最近疎遠だから嫌われてるのかなーと思っていたけどちょっと安心。


    ……もしかして実験は失敗で、実は本気で嫌われてたってことはないわよね?

784 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 07:54:28 [ lwAMEg0o ]
>>783
紫様ごめんなさい。鈴仙の項、一瞬意味取り違えてしまいました。
いや、ほらそんな書かれ方したら…ねぇ?

785 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 08:07:02 [ IEB7VhII ]
文たんをこのままにしといたら
霊夢が大変なことになりそうですよ

786 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 08:20:07 [ eLZMSP5. ]
文がヤバいw

787 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/12(金) 12:49:50 [ vwJZMCGg ]
紫様:かわいいよ文かわいいよ

788 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/13(土) 14:04:44 [ CR7yaRjI ]
$年 #月|日

本日付でレミリア・スカーレットのメイドとして配属される事になった
突然現れて突然自分の配下になれと言い断ったら突然攻撃してきて強引に決め付けられた
「おまえが私の下で仕えるのは運命なのさ」なんて言っていたが強引にやっておいて何が運命なのだろうか
しかし勝負に負けたのだから仕方がない、暫くあの我侭幼女の相手をしようと思う。

支給されたメイド服も可愛しね
蒼と白がベースで翠のネクタイ…うん、悪くない
それと一応仕える身だからこれからはレミリアを「お嬢様」と呼ばないとね、めんどくさいけど

$年 #月Й日

どうやらこの館にレミリアお嬢様以外の妖怪は私が初めてらしい
見る限り他のメイドたちは全員妖精だけで構成されている、
自分の範囲内の仕事しかしてないのでメイドとは名ばかりの様な気がする、私を仕せたのも気紛れなのだろうか。

外に出てみると何も無いし雑草は伸び放題・手入れの欠片もない庭が広がっていた、なんとも殺風景
一応は貴族らしいのだからこういうことにも気を使うものだろうに
そうだ、ここに花を敷き詰めてやれば少しは貴族的になるだろう、今度レミリアお嬢様にこの企画を推進してみよう。

$年 #月∀日

庭に花を敷き詰める企画はレミリアお嬢様に中々好印象だったらしくすぐに決行にうつされた
妖精メイドをかき集め半日かけて庭を整備、人里から分けてもらった花を植えて花畑が完成した
完成具合は我ながら中々の出来だと思う、これで少しはこの館も華やかになるだろう。

そういえば人里で花を貰う際、人間達は大分脅えながら差し出してきたっけ
ただ花が欲しくて来ただけなのにあれでは恐喝したようでなんだか悲しい。

∀年∀月∀日

お嬢様が館のメイド達に友人兼客人が来たと紹介して周っていた
パチュリー・ノーレッジ、動かない大図書館、これはまた大物が館に越してきたものだ
いつの間にか館に巨大な書斎が出来ていた、これ程巨大なものを移転させるなんて流石は大物魔女である
しかも中は外から見たときより遥かに広い、一体誰が整備するというのだろうか。

∀年 ⊂月$日

広間で噂の妹様に出会った
最初はお嬢様以上に子供らしく可愛らしいと思っていたが、弾幕ごっこになって考えを変えた
あの非常識な弾幕・パワー、お嬢様以上に凶悪だった
弾幕ごっこを終え、なんとか避けきった私を妹様は大層気に入ったらしく、また今度弾幕ごっこしようと言ってきた
断ろうと思ったが逆らうと何されるか分からなかったし、あのどこか悲しい目を見ていたら断る気になれなかった。

あの目、あの娘も想像できないほど寂しい思いをしてきたのだろうか?

Й年 $月ヾ日
館のメイドも増えてきたから内勤と外勤に分けるとお嬢様が言い始めた
どうも適当に決めたらしく、私は外勤にして門番をする事が突然決定した
しかし元々花畑の手入れをする為に外に出ていたし体を動かすことが好きなので別に文句はないからいいや。
外勤をするにあたって何時ものメイド服は動きづらいので懐かしき一張羅に着替えることにしよう
あのメイド服はまたいつか使うかもしれないし私室にしまっておくことにした。

Й年 ヾ月ヾ日

いつも道理花畑の手入れをしていたら花畑の中に人間の子供が倒れていた、
ボロボロだった為暫く私の部屋で看病する事にした。
迷い子だろうか、ここに子供一人と言うのは普通じゃない、目が覚めたら話を聞いてみることにしよう。

しかし幼いながら凛々しい顔つき、美しい銀の長髪、思わず見とれてしまった。

789 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/13(土) 15:30:01 [ CR7yaRjI ]
Й年 ヾ月ゝ日

あの娘が目を覚ました
何があったのか聞き出そうにも酷い脅えようでとても話ができる状態ではなかった
暫くしてあの娘のお腹の虫が壮大に鳴りつい笑ってしまった。
パンと紅茶を差し出してあげると警戒しながらもパンを一口食べその後夢中でがっついた、
それがなんだか微笑ましく感じた。
ある程度落ち着いたようなので何者なのか何処からきたのかなど聞いてみたが
何者なのか聞いても無いと言うし、何処から来たのかも言いたがらない
帰る場所はあるのかと聞いたら何処にも無いと言う、これはかなりの訳ありのようだ。
仕方ないので暫く私の部屋に泊まらせる事にした、外にでも他の連中に食われるだけだろうし
あの娘もそれを了承したところでとりあえずお風呂にいれた、いつまでも汚れたままにしとく訳にはいかないしね

お風呂にいれた時の動作一つ一つが子犬みたいで年相応の感情を見せてくれたので少し安心、そして可愛らしかった。

Й年 ヾ月б日

ボロボロだった服を変える為に新しい服を繕ってあげた
これで年相応の可愛らしい外見になった、本人はちょっと恥ずかしそうだったけどこれが普通だと言ってあげた。

ここで生活するにあたって幾つかの注意事項も教える
お嬢様の部屋に近づかない、妹様の部屋に近づかない、パチュリー様の書房に近づかない、そして夜は私の部屋から出ない事
人の血を吸うお嬢様だ、人間のこの娘を見つけたら殺して血を吸いかねない。

それと名前を考えた
「十六夜 咲夜」
十六夜の夜に咲き乱れる花の中で出会ったからその名前をつけた
それを本人に聞かせてみると何度も復唱して僅かに微笑んだ、どうやら気にいってくれたようだ。

Й年 ヾ月£日

咲夜は他のメイド達とも少しずつ打ち解けていったがよく私の後を付いて来た
門に立っているときはよく近くに立っている、侵入者が来た時危ないんだけどなぁ…

メイド達と触れ合うにつれて感情を表に出すようになってきた
少しずつ変化していく様を見てると微笑ましくなる、なんだかお姉さんになった気分だ。

Й年 ヾ月%日

どうやって知ったのかお嬢様が私が咲夜を匿っている事を知ってやってきて咲夜を明け渡せと言ってきた
言い分はこうだ、咲夜はお嬢様に仕える運命にあるから、だそうだ
私はお嬢様の配下、逆らうわけにはいかなかったのだが
お姉さんとして簡単に妹分を明け渡すわけにはいかない、そう思ってしまい反対してしまった。

その後は酷かった
本気になって殺しにきたお嬢様の弾が、槍が私の体を貫き半分死にかけた
後一撃で死ぬと言う所で咲夜に助けられ、咲夜がお嬢様に仕えることを誓うから殺さないでと言いその場は凌がれた。
それを聞いたお嬢様が呆れ顔で「殺すわけないじゃない」なんて言っていたがどう見ても殺すつもりにしか見えなかった
お嬢様が咲夜を連れ出そうとしたが咲夜は私の元を離れない、離そうとしたらお前を殺す、などと逆に脅迫しだしたのだから私もお嬢様も唖然とした。
お嬢様は仕方ないという顔で私を咲夜の当分の教育係として配置されることになった。
色々波乱があったがどうやらまだ咲夜と一緒に居られるらしい、それには少し安心した
明日から忙しくなりそうだ。 

そういえばあの時咲夜が私を助けてくれたけど、どうやって?
あの槍は絶対に当たると覚悟していたのに…
考えても分からなかったから考えるのを止めた、片手で書くのも疲れるので今日はもう休もう。

790 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/13(土) 20:41:54 [ TAU3zr.E ]
ワクワク

791 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/13(土) 22:40:15 [ CR7yaRjI ]
Й年 ヾ月☆日

傷も癒えたし今日から咲夜のメイドとしての指導を始めることにした
朝の指導は己の身を守るための武術の特訓から始める、軽い筋トレと柔軟体操を本番へ
咲夜は人間だから飛び道具による牽制する特訓から始める事にした、いきなり刃物は危ないのでそれを模した玩具のクナイから
飛ばないし的外れ、まぁ初めはこんなものだろういずれ上手くなる。
次に武器が手元に無い時の為の体術の特訓、基本の型からジックリ慣らしていく。
朝の特訓を終えた頃には咲夜は息を上げていた、明日から少し緩めようかと聞いてみたが頭を横に振る
思ったより負けず嫌いのようだ。

午後の指導はメイドとしての指導、館内の構造・掃除の仕方・皆のサイクルの説明・お嬢様のサイクルなどを教える
実にぎこちない、花瓶を割りそうになった時は肝を冷やした。
紅茶の淹れ方も教えて欲しいと言ってきたのでそっちも指導してあげることに
…まぁ、やたら濃かったり砂糖多目なのとかは後々直せるだろう。
家事も武術も一生懸命取り組む所を見ると負けず嫌いの上で努力家のようだ。

そう言えばまだ咲夜に私の名前を教えてなかったので教えてあげた
「めーりん…お姉さん」なんておずおず言ってたとこが凄く可愛いかった、あぁもう可愛いぞ咲夜ちゃん流石私の妹分!


Й年 ヾ月Θ日

ふと前から疑問に思っていた事を咲夜に聞いてみた、お嬢様に殺されかけた時にどうやって助けたのかということだ
咲夜はうかない顔をして「みんなを動かなくする事が出来る」と言っていつの間にか私の帽子を手に持っていた、
どうやら時間を止める事が出来るという事らしい。
なるほど、咲夜があの夜一人でいた事とか帰る場所が無いと答えたのはこの能力の為だろう、子供にはまだ酷な能力だ
私は咲夜にここらへんでは別に特別では無い事とこの館の人達は咲夜を見捨てないと説いてあげた
すると涙を堪えながらすすり泣きながら抱きついてきた、よっぽどあの能力に悩まされたのだろう
咲夜は一人で飛び立つまで私が居てあげると改めて決心した。

Я年 £月Щ日

咲夜の成長速度は目を見張るものがある
最初はカスリもしなかったクナイは8割近くまで確立が上がったし体術もある程度の応用技をこなす様になった
家事も掃除はマメで丁重にになったし料理もそこいらのメイドより上手く作れるようになった。
性格も当初に比べたら少し大人びただろうか、あれから数年たったし無理もないか。

お嬢様からそろそろ咲夜を本格的に内勤メイドに取り込みたいと催促がきた
いつまでも咲夜のお姉さんでいられないと分かっていたけどその時が来たみたいだ
明日の夜、咲夜への指導の最終試験をしなくてはいけない。

792 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/13(土) 23:10:19 [ zyby7mmQ ]
wktk

793 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 00:04:29 [ Un7962OQ ]
Я年 £月@日

夜、咲夜を庭に呼び出して最終試験の話をした
試験内容はいたって単純、私と弾幕ごっこをして勝つというもの
最初は咲夜も驚いたが本人もそろそろだと思っていたのだろう、すぐに覚悟を決めてくれたようだ。
決行は深夜0時とし、準備させるために一旦解散した
咲夜の腕は最早私の上をいっている、咲夜が油断しなければ負けることはないだろう
そういえばあの娘とはこんな十六夜の夜でこの花畑で出会ったんだっけ
あの何処か頼りなかった娘がここまでになるなんてねぇ、お姉さんとして鼻が高いよ。
それともお嬢様はこうなる事を運命とやらで見ていたのだろうか?
どちらにせよ咲夜はもうすぐ内勤に移転する
分かっているのに心の中にモヤモヤは消えてくれない
覚悟が出来てないのはもしかして私の方かもしれない

Я年 £月Э日

咲夜の試験は合格、文句無しで完璧だった
咲夜の成長は私の予想の上を行っていた、まさか土壇場でスペルカードを使ってくるなんて。
でも何時もより動きが鈍くもあった、私が相手だからって攻撃を緩めるなんてまだダメね
あっ、となると完璧でもないかな、訂正しよう。
最終試験後合格の祝いとして、内勤移転の洗礼として、私はしまっておいたメイド服を咲夜のサイズに作り直してプレゼントした
咲夜は嬉しそうな悲しそうな顔して「ありがとう」なんて言ってたっけ
大袈裟だなぁ咲夜は、そんな悲しい顔することないのに、永遠の別れって訳じゃないのにねぇ
ただ教育と姉妹ごっこが終わるだけなのにね、
だからあんな悲しい 目をして涙流 しながらえが おで  わらう    こと
                                      な      ない
Я年 Щ月$日

今日もいい天気だった、侵入者も来ないし、最近は花畑の手入ればっかりやってるなぁ
自分が腑抜けていることがわかる、咲夜との位置が少し離れただけなのにね
今も昼間からこの日記を書いている、暇なのにも程がある。
咲夜を育て、指導してた頃の目まぐるしさが嘘のようだ、時間ってこんなに長いものだったっけ?

内勤メイド達の話によると咲夜の働きぶりは凄いものだそうだ
屋敷の空間を広げ増築したとか、一瞬で部屋を隅々まで綺麗にしたとか、あの能力もどんどん使いこなせるようになってきてるようだ
淹れた紅茶は紅茶に五月蝿いお嬢様も絶賛するほどに成長したらしい
今日だって素手で暴れるメイドを屈服させていたとか、次期メイド長候補だとか、館内の話題は咲夜でいっぱいだ。
この前会った時だって「美鈴」と他人行儀だったしね、まぁ次期メイド長なんだから門番程度の私に姉さん付けとか出来ないわよね
そう、もうあの娘は一人で飛び立てる、私がいなくても大丈夫なんだ
再び私のお姉さん役は終わったんだと実感した。

Я年 ヾ月б日

夜にいきなり咲夜が部屋を訪ねてきた
何事かと思えば今日は私が咲夜に名前を与えた日で、だから二人でお祝いしようとの事だ。
すっかり私は忘れていたのに咲夜は覚えているなんてこんな大事なことを忘れるなんて情けない
すっかり旨くなった咲夜の紅茶を飲みながらの雑談を終え、帰ろうとした咲夜が帰り際
「まだ所々館内で分からない所があるから分からない所をコッソリ教えて」なんて言う
仕方ないから了解すると

「ありがとう、めーりん姉さん」なんて言うんだもの

ああ、私はまだ咲夜のお姉さんとしていいらしい。
どうと言うことはない館の中に守るべき人が一人増えただけの話だったんだ
そんな事で悩んでた私は実に情けない
なら腑抜けている暇はない明日からまたしっかり門番しないとね
ありがとう、咲夜

(使い古された日記より)

794 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 00:19:32 [ 5YBTCnLQ ]
◆月※日
紅魔館の掃除が終わった後、たまには外の安全点検を行おうと思い、
中国の食事時間中に門を調べたところ、妄想に溢れた日記を発見した。
無論すぐ処分した。

本人の処分はこの後決めることにする。

795 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 00:21:31 [ bfqX.Bw2 ]
うっわ

796 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 00:23:22 [ t/2oShKs ]
>>793 GJ
>>794 あんまりだぜ

797 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 00:42:44 [ Un7962OQ ]
>>794
ちょwww
やっと書き終えてすぐにそういうオチ付け足されるとは思わなかったわ

798 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 00:44:09 [ FKvGp46E ]
つまり真実は咲夜の部分がレミリアになってるんだな

799 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 00:46:35 [ e9ljyiKU ]
>>793
非常に乙。面白かった。


>>794
無粋なオチつけやがるな。

800 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 00:46:44 [ bfqX.Bw2 ]
別人だったのか。よかったw
あまりに空気読めて無さすぎるオチだったんで微妙に軽蔑してたが別人だとわかって安心した

801 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 00:58:55 [ nCQhM3To ]
待て、これはつまり咲夜さん記憶喪失で色々フラグとも受け取ることができるぞ

802 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 01:40:57 [ .OQ7b1gA ]
>>801
それはつまり>>794を実行しようとしてレミリアから真実を教えられ、記憶を取り戻した咲夜が泣きながら美鈴に謝るという事か。

・・・いいな、見てぇわソレ。

803 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 01:42:45 [ WPaJsl2I ]
いやいやいや、ここでパチュリー様がですね
出てきてですね。この日記をですね・・・

(以下検閲)

804 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 02:05:37 [ ermqjybE ]
>>794続き

◆月※日
珍しくメイド長が自分のらしい持ち物を預けに来られた。
古ぼけた日記帳であったが、厳重に封印してほしいとのこと。

「他言無用よ」と念を押されたが、そんなことされなくても
職務である限り、品物が何であるかは干渉しない。
これは規約であること以上に私のポリシーである。
あくまでも事務的に、依頼通りに
能力である「あらゆるものを封印、保存する能力」を最大限につかい、
封印し、最も厳重な金庫にしまった上でさらに封印をかける。
これで、白麗の巫女か、某隙間以外は取り出し、閲覧することは絶対にできない。
手続きが終わったことを確認すると、再度「他言無用」と言ってから職務に戻っていった。




それにしても、意地っ張りで素直じゃないところは相変わらずなんだから。
あとでフルーツと新しい日記帳でももって美鈴のお見舞いに行った方が良さそうね。

 紅魔館金庫番(元館内購買班)

805 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 02:09:25 [ ermqjybE ]
無粋なまねしてすまん。
ただ、>>794があまりにもあんまりだと思ってつい手が動いた。
マジすまん。

806 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 04:04:07 [ MjB1/2k6 ]
ナイスフォローだ。
新聞記事を書くと事実が変わるというが、日記も同じなんだな。

807 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 07:45:42 [ c14Z01Qk ]
ここはハートフルで変態ないい幻想郷ですね。

808 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 10:50:37 [ 4mI6xunw ]
OKよくやった
上手い具合に軌道修正されててGJだ


しかし霊夢は「博麗」の巫女だ「白麗」ではない

809 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/14(日) 11:46:50 [ TYgchMM6 ]
なにこのスキマが日記帳もって行っちゃって一騒動起こるフラグ

810 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/15(月) 02:57:37 [ SpxzpgME ]
>>788-793を読み直してレミリアが悪者みたいな感じになっていた為、補足も含めて

$年 #月|日

将来、私の元に完璧な従者がやってくるという未来が見えた。
そしてそれを手に入れるには今日スカウトした…確か名前は紅 美鈴だったか
そいつの存在が必要不可欠らしい。

しかし腕は中々だけど私程じゃなかったし、器用に物事をこなす様にも見えないが…
運命がそうだと見せるならそうなのだろう、ここは運命に任せるとしよう

それにしても「紅く美しい鈴」か
名前は大いに気に入った、これで良い仕事をしてくれるなら文句はない。

$年 #月Й日

美鈴が庭に花畑を造らないかと企画を持ってきた
なるほど、確かにそれなら更に私の威厳が上がる
そう思い早速明日花畑を造らせようと思う。

$年 #月∀日

美鈴の実行力は中々のものだ
言ってもうまく動かない奴が多い妖精メイドを上手く動かして半日ほどで花畑を造ったらしい
人(?)は見た目によらないと言うが、まさにこの事だろう。

∀年 ∀月∀日

前々から私の従者にと狙っていた魔女、パチュリー・ノーレッジ
月が欠けているとはいえ私を打ちのめしてくれるとはね。
あれ程生意気な態度を見せる奴も実に久しい、
従者なんてもったいない、あいつとは友達として置いた方が面白くなりそうだ。
最近書房の管理もあのコソコソ隅から覗いてた子悪魔だけじゃ行き渡らなくなってるらしい
さらにあいつがいる森も最近魔女狩りだとかで騒々しくなってるとか
そこで手伝いを数人、読書の邪魔が入らない場所の提供で私の館に引越させることに成功
流石私
とりあえずメイド達にパチュリーを紹介しとかないとね。

∀年 ⊂月$日

フランがまた扉を壊して逃げ出した
また探しに行かなきゃならないのかと思っていたが、意外にもまだ館の中に居て自分から部屋に帰っていった
なんでも美鈴と弾幕ごっこをしたから満足したとか
あのフランの弾幕を避けきったというのか、私だってフランの弾を避けるきるのは骨が折れるというのに
ならなんであの時簡単に負けたんだ?
まったくよく分からない奴だ。

Й年 ヾ月ヾ日

未来によるとそろそろ私の元にやってくるらしいのだが…
人間の子供じゃないか、人間ごときが私の完璧な従者になるというのか、イマイチ信じられない。
だが将来完璧になるということなのだろう
さて、完璧な従者の卵を向かえにいく為に夜の散歩としゃれ込もうかしら。

811 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/15(月) 03:00:13 [ SpxzpgME ]
Й年 ヾ月£日

おかしい
運命ならもう会っていもいいはずなのに何故未だ会えないの
まさか運命が別の道にそれた?
でも運命は依然私に完璧な従者が仕える所をみせている、という事は館の誰かが匿っている?
早く見つけ出さないと。

Й年 ヾ月%日

あの子供を美鈴が匿ってる事が分かった
どうやら美鈴があの子供に何かしたため運命が変わってきてるらしい
これ以上変化しない内に早く私の元におかないと。

…実に腹立たしい
子供を渡せと言ったら生意気にも美鈴は反論してきた、しかも必死で睨みつけてきたとくる
つい熱くなって殺しそうになったけどあの子供が途中で誓うから殺さないでなんてこれまた必死の目で訴えてきた
この時点で熱くなった頭が急激に冷える、あれ位でカッとなるなんて貴族とはいえない、反省しないと
それに美鈴はあれでも優秀な従者、こんな所で失うわけにはいかない
とりあえず適当に言って冗談にしておく事にした。
しかしその後の事に私も驚いた、美鈴から離したらこのレミリア・スカーレットを殺すなんて人間が脅迫してきたのだから
どうやらこれは最早捻じ曲げることの出来ない運命らしい、仕方ないから美鈴を当分あの子供の教育係におく事にした。

この時点で何故運命がそれたのか分かった、美鈴があの子供に名前を与えた為だ。
本来なら私が名前を授ける筈だったのに先に美鈴が名前を与えてしまった為にあの子供の心が私より美鈴に傾いてしまったのだ
実に残念だ、折角私が「パーフェクト・スカーレット」って素敵な名前を一週間かけて考えてあげたと言うのに使われずに終わるなんて…
でも「十六夜 咲夜」か、私の考えた名前程じゃないけど素敵な名前だからよしとしよう。

Й年 ヾ月Θ日

夜中に咲夜が私の部屋に一人でやってきた
入ってくるやいなや、自分の能力を披露して更に私を殺せるのに側においてもいいのかなど聞いてきた
確かに時を止めるのは面白い能力だけど、私の能力に比べたらどうと言うことないもの
そんなんじゃ私は殺せないと言う事を証明してあげるためにワザと挑発して咲夜じゃ私を殺せない所を見せ付けてやった
…でもやっぱりハリセンボン状態は痛かったわ
私は咲夜にそんな能力別にどうという事ないということと私は貴方を離さない事を話してやった
すると急に涙を目に溜めたかと思ったら急いで部屋を出て行った。

一体なんだったのかしら、だが今のは私に良い傾向だと運命が見せているので別にいいか

Я年 £月Щ日

咲夜もメイドとして随分成長した
そろそろ私の近くに居る事が多い内勤に移したいため美鈴に最終試験をさせる様に仕向けた
でもあんな悲しそうな顔しないでよ、まるで私が悪い事してるみたいじゃない。

Я年 £月Э日

咲夜が今日から内勤メイドとして配属される事になった
未練駄々漏れの顔でもしてるのかと思ったが意外にもすっきりした顔をしていた
そういえばあの長い髪もバッサリ短くして美鈴みたいにモミお下げにしてたわね
きっとそれが咲夜が美鈴に対する自立と感謝の念を込めたものなのだろう。

Я年 Щ月$日

咲夜はみるみる内に成長していった、近い内メイド長として私の側においても良いほどに成長するだろう。
だがたまに家事をしている際妙にソワソワする時がある、次の瞬間には何もなかったかのようにしてるけど
しかもそれはあの日に近づくにつれてどんどん大きくなっている

大体予測がついてきたが、何時になったら行動に移すか見ていることにしよう。

Я年 ヾ月Ю日

中々咲夜が実行に移さないため遂に痺れを切らして数日間休暇を出した
咲夜がソワソワしてるのはまだ館の事でまだ分からない所がある事
それと確かあと数日で咲夜と美鈴が出会った日だ
だから美鈴になにかしたいと考えていてその為に仕事に身が入らない事を指摘してやった
見事に図星だったようで何も言い返せないようだったからそのまま押し通してやった
私の側に居るべき従者たる者、あんな不振では勤まるわけないの
あんな状態でヘマをされても困るしね、だから仕方のないことだ。

それに
育ての親に対して何かしてあげたいという娘の思いを縛り付けるほど私は鬼じゃないんだ。

(気品ある日記より)

812 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/15(月) 03:09:58 [ X3weypUA ]
>>811
> 折角私が「パーフェクト・スカーレット」って素敵な名前を一週間かけて考えてあげたと言うのに
台無しだよw

813 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/15(月) 03:17:46 [ 938OazxI ]
良かった、その名前じゃなくて心の底から良かった!

814 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/15(月) 03:47:44 [ KvIckxPE ]
お嬢様のネーミングセンスはエーリング(by海運)に通じるものがあるな。

815 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/15(月) 06:21:08 [ S4gH/n3w ]
>私は鬼じゃないんだ。
冗談がお上手な事で(ドラキュラクレイドル

816 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/15(月) 10:00:04 [ pm8hlUSc ]
某月某日

考古学的調査のため、今日は永遠亭に忍び込んだ。一通り調査を終えて帰ろうと
したとき、あの薬師がなにやら壷の中を楽しそうに覗き込んでいる。気になった
ので声をかけると、「宇宙を観察しているのよ」とかいうわけの解らん答えが
返ってきた。よほど私が腑に落ちてない表情をしていたのか、薬師は見せて
あげると言い出した。すると驚いた事に壷が宙に浮き、突然巨大化した。加えて
反転し、私と薬師に覆いかぶさるようにゆっくり降下してきた。真っ暗で何も
見えないぜと文句を言おうかと思った私の視界を突然小さな光が横切った。
それを合図に、壷の内壁と思われる空間に小さな光点がちりばめられた。流石に
あの時は言葉を失ったぜ。確かにこいつは大銀河だ。
それから薬師は「あれが天の川よ」「あそこにあるのは小惑星帯・・・違い、
解るかしら?」「これがブラックホール、でも事象の地平面は見えないけどね」
などと色々と解説をしてくれた。終始含むところのある笑みを浮かべていたのが
気になったが。

なかなかに楽しい見世物だったぜ。流石、偽者の月を空に浮かべる術を使うだけの
ことはあるな。


α月Ω日 木曜日

変わった客の訪問を受けた。騒霊三姉妹の次女だった。彼女曰く、「ぐるぐる度の
高そうな楽器を持ってると聞いたので来たの」らしい。はて、何のことだろう?
次女がそう言って来た以上は何か管楽器・・・ああ、あれのことか。どうも音を
出してみたいらしい。まぁ本ではないので特に抵抗感無く渡す。するといきなり
低音の曲が鼓膜を響かせた。まさかここで演奏を始めるとは・・・とりあえず
突風が起こる前にやめさせないと・・・えーと、木気のものに克つには・・・などと
悠長に調べていると、何だか気分が昂揚してきた。呼気も荒くなる。迂闊と
言えば迂闊、次女の曲を聞いたら躁になるんだっゴホッ!まずい、埃を吸い
込んだ。ちょ・・・発作が・・・│よ L” マ っ ナ=

817 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/15(月) 20:37:36 [ vclY./q6 ]
メイド長パーフェクトさんはいかにもお嬢様っぽいな。
一体どこをどうやったらあのセンスから十六夜咲夜の名前が出てきたんだろうか

818 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/15(月) 21:29:45 [ 9/FATkrE ]
>>817
レミリアが咲夜に名前付けたってのは二次設定じゃないっけか?

819 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/15(月) 23:10:53 [ fqIGU9Bs ]
求聞史紀に「今の名前は吸血鬼に付けられた名前で本名ではない」と言う一文がある。
その後に「一説によると」との但し書き付きで従者になった経緯が書かれてるが
今の名が本名ではない事は仮説として記された話の前に載っているので
少なくともその部分は事実、と言う事になるんじゃないかと。

820 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 01:24:21 [ IbdxmmlU ]
思いっきり咲夜の公式設定見逃して俺設定全開になってしまったorz
やはり公式設定に沿ったものを書いた方がいいのだろうか?

821 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 02:12:32 [ FuzQ6Lw. ]
求聞史紀はわりかしあっきゅんの推測俺設定風味が

822 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 03:02:09 [ V4YZTa2A ]
逸脱しすぎるのもアレだけど、公式準拠にこだわりすぎて遊びが少なくなるのもどうかなぁと

程々が一番

823 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 04:08:40 [ .J1Xiu1E ]
吸血鬼ならレミリアの他にもう一匹いるじゃないか

824 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 05:15:50 [ wcPD5xmE ]
         、--`、 __゛''_'  -_    `"ッ
      _____ ,,`'"  ,,__==-     ,,, イ"
      ヽ、_=--,,ー''   , '",' // /;;j
         ,, '" ィ'"  ,' ,' ム_/___、ヽイ
        '" -''、_,,-, / ,' /t-ti <_;;_ノ |;ノ
, __','ャ-、    ,- 、` " i,=,_,,',ヽ... i_,,、__, .j ;
、ー',-,>--─'_/'      `/`i:"─ ノ,;、   私のことかな
.ソf"/' ノ _/" __=--ー='":;Lヽー''",," | ヽ、
l:: : /"`, i"     :::::/ /;|r "''""  ,|  `i
|  :: ::,:ノ  |  ,,'   / , ::;j. |f '`l  /::|   lヽ、
|  : :::;j  ,,i ,'   /  ,' :;l フ`"r ` '" :::::t   '、 `ヽ、
   r / '  /  ," :::j f,' /    :::;;;〉  `、  `ヽ 、
\ j |,゛,__   ゛;;`> :::::ノ-r .,/==、 `i`、ハ   ヽ     __ヽ
l  ゛、:::j   "`.f"   ::::::/_/, .// ̄`` ┘L|::::ヽ _,,ヽ  , '::::/
)   ::/ヽ :::::::...|    ::::/-f/ .//==-っ ,、 |::::: レ    , '   ::/
|i 、゛`/ t-、:::::::j  ...:::ノ ./f. fj  ノノノ, ヘ|:: \ , '  ,'" ヽ
.lヽ、/ ,' :::::゛`ノ::::::/;;: .f r fj    ̄ '::::::;;ノ  .\   ,'"  '',
.゛i   ,'  ..:::::/;:;:;/ j; fr. fj    ...:::;::;;;/    ノ ,,. '"   ,, '
 .!,,    ;;;;(:;:;:;.:i .ノ-.fr  ||---.、:,',';;/  ,,/    ,, ' ヽ、
  i;;::-、  ;;;;;j、;;;;;;(::三」j  || __.....゛y" ,,/;;;;ヽ ''"",、 ........!、
  t;;::::`つ λヽー;;|┌   ==,┐:::;/  f;;;;;;;;;;;;`ι    ゛  ::::::;〉
   `ー- '"(  j;;;ヽヽ  __ノノ: :(  ノ;;;;;;;;;;;/了゛'' `   :;;;<
    |   ゝ-j::::  || ノ√    i--='、    (゛';   ,,, -t;;/
    |    i'`  . ヽソノ ̄ ̄゛` しィjヘヽ  ノ"  ` ''"t   ノ

825 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 05:17:30 [ YnGkX/uY ]
ダンディーステップでお帰りください

826 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 06:35:14 [ 9y5vAsMQ ]
>818
>咲夜とレミリアに関しての細かい設定は、いずれ公表する予定でぼかしていましたが、
>なかなかその場面が現れず(笑)

>ただ、咲夜は幻想郷の生まれではありません。
>十六夜咲夜という名前もレミリアに付けられた物で、元々は別の名前でした。

>これ以外は、どっかで出てくる予定なので秘密(笑)

神主がどっかで質問に答えての発言。一応現在の公式の筈

827 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 18:57:21 [ IbdxmmlU ]
>>822
なるほど、次からはそれも踏まえて書こうと思う

いかん、そう思ったらなんだか新しいアイデアが出てきて手直ししてきたくなってきた

828 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 20:43:01 [ MesfowXs ]
З月Э日

恐ろしい…私は今、とても恐ろしい…。
そう、私は今までどおりにしてきたはずなのに…。

いつも日が昇る一刻前にはきっかり起床し小一時間ほど橙の寝顔を見てから朝食を作り始めるのだが、
今日に限っては何故か寝坊してしまい、気が付くともうお昼に。
橙がお腹をすかせて泣いてるのではないかと寝癖の付いた尻尾もそのままに慌てて台所へ行くと…
あああああ!!!今考えてもやっぱり恐ろしいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!

   紫 様 が 家 事 を し て い た な ん て !!!

しかも炊事だけでなく洗濯に掃除までもう済ませてしまったとのこと。
あの万年ぐうたらで寝床にキノコの生えたような靴下大妖怪略して紫様が家事全般だなんて…。
これは暗に「お前はクビ」と告げているのだろうか…。
いかん、あの紫様のことだからそんなことになったら橙とも引き離されてしまうに違いない!
明日から食事に混ぜる睡眠薬の量をもっと増やそう、そうしよう!

紫 様 に は も っ と ゆ っ く り 眠 っ て い て も ら わ な い と ね。 ウ フ フ フ フ フ フ フ …。

829 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 20:48:15 [ UJp2RhNM ]
とうとう藍様まで壊れた……

830 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 21:30:12 [ x0kn3KOA ]
З月Э日

朝、目が覚めると紫様が台所に立っていた。
軽くめまいを起こしてしまったが、理由を聞くと「今日は藍にゆっくりしてもらおうと思ってね」だそうだ。
「何かの記念日なんですか?」と尋ねたが、微笑むだけで教えてはくれなかった。
なんでも覚醒と睡眠の境界をいじったそうなので、藍様はお昼まで起きてこないらしい。
「そんな強制的にゆっくりさせなくても・・・」と言ったら「こうでもしないとあの子は休んでくれないでしょ?」と言われた。
確かにその通りだ。でも少し納得がいかないのは何故だろう。

お昼になり、宣言どおりに藍様が起きてきた。寝過ごしたと思ったのだろう、物凄く慌てて。
そして地獄が起こった。

ちょうどお昼ご飯の支度をしていた紫様を見るなり顔面蒼白で悶え苦しみ、突然笑い出したかと思うと
薬箱から「患部で止まってすぐ溶ける」と書かれた薬を取り出し、手の平いっぱいのそれを紫様の口に押し込もうとしたのだ。
「ゆゥゥウウゥゥウッッくりゥお休みくださぁぁァァァアアアァァァい」と叫ぶ藍様はとても恐ろしかった。

飛び散る焼き魚、舞い飛ぶ白飯、響くシャッター音、ブチ撒けられた味噌汁、煌くフラッシュ、紫様の涙、鴉のガッツポーズ。

そこで私にできることはなかった。だから私は、射命丸文を(ここから先は黒く塗りつぶされていて読めない)

831 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 21:32:10 [ j6iJizPY ]
文さん、懲りない奴…

832 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 21:36:36 [ EXwHPzzI ]
なんつーかゆあきんが哀れすぎると思うのは俺だけか?w

833 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 21:44:38 [ x0kn3KOA ]
でもまたゆかりんが何かの実験してる気がしてならない。

834 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 21:44:44 [ .LPoS7us ]
途中までいい話だったのにw

835 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 22:05:39 [ km3YUjhY ]
というか一度解決したはずなのに・・・
霊夢の苦労水の泡w

836 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 22:19:39 [ x0kn3KOA ]
鼻水直飲みすると見せかけてパチュリーの鼻の穴舐め回したい。

837 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 22:21:27 [ x0kn3KOA ]
誤爆だから気にしてほしくない。

838 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 23:24:29 [ xNypKOT. ]
歴史は繰り返す、と。
そういうことですねw

839 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/16(火) 23:38:12 [ Wyd0sAfM ]
八雲ファミリーwith文が面白すぎて困らないw

840 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 01:10:02 [ 9l3/0wAM ]
くそう
文ばかり肉球プレイを堪能できて羨ましい

841 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 01:56:52 [ 1CW4sIvY ]
○月\日

けーねが暫く家に匿って欲しいと訪ねてきた
尋ねてきた際扉を開けた瞬間頭突きを食らう、リザレクション一回
なんでも味の悪い歴史を食べたから情緒不安定状態らしい
以前にも似たような事があったので快く引き受けた
説明されてる間にも何度も頭突きを食らう、リザレクション三回

○月£日

今日は満月
今けーねが外で白沢化して食った分の歴史の穴埋めをしている
今日はかなり機嫌が悪かったらしくおはようの挨拶代わりに頭突き、リザレクション一回
朝食の「いただきます」と「ごちそうさま」で頭突きを一回ずつ、リザレクション二回
今日は永遠亭に案内して欲しいっていう人がいたため昼から出掛ける
いってらっしゃいの挨拶に頭突き、リザレクション一回
血塗れの頭を見て村人達が大層驚いていた、患者らしき人は更に容体悪化、血ぐらい拭いてから出向くべきだった。
帰ってきてお帰りの挨拶に頭突き、リザレクション一回
夕飯の「いただきます」「ごちそうさま」代わりに頭突き一回ずつ、リザレクション二回
今日は計7回リザレクションした、しかも頭突きでだ
こんな記録は生きてて今日が初めてだ
でも後は風呂に入って寝るだけだし、流石にもう頭突きはこなwヘ√レv--wwヘ√レv-

(赤黒いものがブチ撒けられている)

どうやら最後に背後から渾身の一撃を食らったらしい、リザレクション8回分はあった
それで落ち着いたらしく疲れが出たのだろう、けーねは今はもう寝ている、てより起きたら丑の三つ時だし
最後の一撃で正気に戻ったのだろう、机を汚したであろう血はふき取られ側に「ごめん」と書かれた置手紙があった
疲れているだろうに後始末をするあたりけーねらしいくて思わず苦笑いしてしまった

私も何度もリザレクションして疲れた、お風呂は起きてからにしてもう寝よう。

842 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 02:40:05 [ QZDBJqWc ]
これは八雲一家の騒動の橙の歴史を食ったけーね?
橙恐るべし

843 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 02:52:16 [ 33LgubW2 ]
文たんと肉球プレイしてたときの橙ちゃんの歴史の味は何味でしたか

844 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 12:39:17 [ EXlcgzfw ]
○月£日
例の実験以来、藍も橙も私に対してもの凄く当たり厳しい。というかそんな言葉じゃ済まない気がする。
ここ5日で確認できるだけで4回も命を狙われている、睡眠中など私の認識外のコトも含めると幾度になるのかしら。
200年も前の私ならこうなる節が見られた際にすぐ殺して新しいのを作っていたかもしれないけど、
今の私では甘すぎてとてもそんなことは出来そうに無い。如何せん付き合いが長すぎた。
目的は私の力かしら。それともこの家かしら。
あの子達の性格から考えて、やはり一番の目的はやっぱり二人きりの平穏。
この迷い家にあっては、最近働きもせず昨日まで家事さえしていなかった私は穀潰しでしかないのね。
これが貴方たちの初めての我侭なのだというなら、私は母として喜んで受けましょう。
私は全てを残してここを出て行きます。式の契約は解けないけど、貴方たちはもう自由よ。
さようなら、藍。さようなら、橙。愛しすぎてごめんなさい。

845 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 14:52:22 [ ilrdJFaU ]
嗚呼、すれ違い

846 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 15:28:57 [ BdOmVwRs ]
○月£日 藍
目が覚めた。……ついでに目が醒めた。次に血の気が引いた。
私はなんということをしてしまったのだろうか。
橙のことで混乱していたとはいえ、よりにもよって敬愛する主に手をかけようなどとは。

もはや許してもらおうなどとは思っていない。
先ほど居間に来るように橙ともども呼ばれた。
この命、おそらくは既に無いものであろう。
だがしかし私の紫様に対する忠義は変わっていない事を最後に伝えておかねばなるまい。
もちろん言葉で伝わるなどとは思っていない。ならば、体で示すまで。
そう、今こそ「あれ」を披露するときだ!!!


○月£+1日 紫@おにゅーの日記帳
……○月×日ちょっと前から記憶がない。
というより、何故居間で倒れていたのかもわからないのよ。
かすかに覚えているのは、何者かが「見てはならない踊り」のようなものを踊ったような気がすること。
それが具体的に誰であるか、何であるかはわからない。
というより、脳が、霊が、思い出すことを頑なに拒否している。
日記を見ようにも、無くなっていた。藍も橙も同じように意識と一部の記憶を失っているようで、
もはや何もわからない。藍が服を着ていなかったことはたまにあることなので気にしないことにする。
ただいくつかはっきり覚えていることがある。
行き過ぎた人?体実験観察は控えよう。あまり藍に迷惑をかけないようにしよう。
そして、二人とのこみゅにけーしょんを、もっと自然な形で大切にしよう。

それだけ。


○月£+1日 橙@ぴかぴかの日記帳
○月×日からのことを何も覚えていない。
なにかとても嫌なことがあったのかな?
私より先に起きた紫様も藍様も何も覚えてないんだって。前の日記も無くなってたし…
でも、紫様は前よりやさしくなったし、藍様もとってもしあわせそうだから気にしないようにしよう。

………追記。どういうわけだか天狗の目が怖い…というか気持ち悪い。


○月£+1日 藍@新しい日記帳
○月×日以前の記憶が全くない。
気がついた直後、酸欠のような、酸素過多のような妙な頭痛が残っていた上に、
どういうわけか衣服を身につけていなかった。乱暴された形跡はなし。
しかし、どういうわけか充足感はあった。
日記帳も無くなっていた事から窃盗と判断。しかし、家を荒らされた形跡は、
とりあえず廃棄予定の古新聞と古雑誌がなくなっていただけだった。
私や橙はともかく紫様から意識と記憶を奪うとは相当な曲者のようだ。
一応用心はしておこう。

追記。少しだけ紫様がしっかりなさってきた。どういう風の吹き回しかと思っていたら、
「あなた達が本当に大切だと思いなおしたから」
涙が出てきた。もったいなさ過ぎるお言葉である。
私も式として、今まで以上の忠誠を誓った。
やはりこの方以外に私が仕える方など思い浮かばない。

追記の追記。鴉の橙に対する視線と息遣いが怪しすぎる。イロンナイミデ要注意としておく。

847 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 15:30:28 [ BdOmVwRs ]
○がつ£+1にち るーみあ
「あたらしいおようふくのモデルのおれい」に、
ありすおねえちゃんからおいもをもらったの。
「にんげんとかどうぶついがいにもおいしいものがある」んだって。
たべかたが わからなかったので きいたら、
「かみやおちばでやくとおいしい」っていってた。そーなのかー
おちばはなかなかみつからないので、かみをさがしていたら、
まよひがから

 ゆかりさまはぁぁぁあぁぁ!! てんこぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
 すばらしいぃぃぃぃぃぃぃ!! てんこぉぉぉぉお!!!

っていうさけびごえと、ひとがたおれるようなおとがきこえたの。
なにかなとおもっていってみたら
「かみごみ」とかいてあったしんぶんとかが いっぱいあったから、
ころがってた ふるいのーとといっしょにもらってきた。
やいたおいもはとってもあまくて、とってもおいしかったよ。

848 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 19:03:02 [ vFI6dIPw ]
結局、一連の騒動で最もおかしくなったのは文かww

849 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 19:20:04 [ rAl4MCSo ]
>>848
文だけがゆかりんの実験解除されて無いから…

850 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 20:23:53 [ 1QBk41ho ]
妖怪人気投票見たら8位で吹いた

851 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 21:01:06 [ VqPLZ8ng ]
マジだwwwもちろん投票してきたぜ

852 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 21:07:07 [ eWb1vpV. ]
下に行けば下に行くほどカオスで吹いたwww
霧雨 魔理沙ってwwwwwwwwwww

853 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 21:10:16 [ 3Ct63dUA ]
待て、それは人間だ

あとここは日記スレだ

854 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/17(水) 23:07:21 [ Emzqsfwo ]
ルーミアGJ!

855 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 00:44:05 [ MtsmAVfQ ]
っていうかおまいら、橙とゆかりんの意識と記憶を奪った
『偉大なる紫様を誉め称えるスッパ音頭』については華麗にスルーなのかよw

856 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 00:59:39 [ 2/v.ZLxk ]
>>855
いや…なんのことかな?何故か皆その辺の記憶があいまいなんだけど

857 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 01:03:55 [ fSWTCTPU ]
>妖怪人気投票
さすがに悪ノリが過ぎる気がする…

858 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 01:05:57 [ 8ormKWeI ]
門板各所で散々叩かれてしまいにゃ無関係なスレにアドレス貼るとか…

859 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 01:08:21 [ siLrYN5o ]
>ゆかりさまはぁぁぁあぁぁ!! てんこぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
>すばらしいぃぃぃぃぃぃぃ!! てんこぉぉぉぉお!!!

「ぼくのせんせいはぁー♪ ふぃーばー!!
あらしをまきおこすー♪ ふぃーばー!!」吹いたw

860 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 01:12:39 [ TyErPGJw ]
なんとなくここ最近におきた比較的大きな出来事をまとめてみた

・霊夢の賽銭箱がぶっ壊され、代わりとなる猫型貯金箱をツケで購入
 普通の賽銭箱より賽銭をいれてもらえて無事賽銭を新調する、その際猫型貯金箱は砕かれた
 後日、魔理沙により壊さなくても中身を出す方法を聞かされ怒り狂った霊夢が香霖堂に殴りこみ
 霖之助はなんとか貯金箱を直すとその場を免れたらしいがその後どうなったか未記入

・幻想郷の一部でバストアップ体操が流行になる
 これにより被害を一方的に受けた人妖もいた様子

・八雲邸で苦しみますパーティーが開かれる、詳細不明

・パチュリー、フラン、咲夜が聖地へ出向く、その間美鈴がレミリアの臨時専属メイドに
 その間、前々からストレスを溜めていた美鈴が暴走、レミリアに襲い掛かる
 イヤーンな展開になりそうになるも土壇場で正気を戻し事なきを得た

・八雲邸で藍の不注意により煉炭による一酸化炭素中毒事故が発生
 その場を写命丸に目撃されてしまい一家無理心中と勘違いされて現場をすっぱ抜かれる
 橙も無理心中だと思い込み、原因は主の主が悪いと断定、紫・劇的ビフォーアフターの為暗殺を試みる
 だがそれは失敗に終わり結果、写命丸の誤解は揺るがないものになる
 後日、この出来事は文々。新聞に大々的に載り藍は相当凹む、それを見た橙は更に行動が過激化
 暗殺のための無理矢理な資料集め、香霖堂店主毒殺未遂、写命丸強襲など周りにカオスを振りまいた
 最後には霊夢と慧音の活躍により、なりを潜める
 
 また今回の騒動の一部に紫が関わっている事が発覚し、写命丸がアッチの世界に目覚めつつある

・永遠亭で永琳とてゐの陰謀によりコスプレが流行する
 永遠亭で数少ない良識人、鈴仙も最後には師匠である永琳の計画により目覚める
 この時、てゐは祭典でシャッター前の超大手サークルであり、アリスも祭典のサークル参加者である事が発覚
 新刊は反転アリスで総受け魔理沙らしい

・紫がその日は藍との何かの記念日だったらしく、自分で家事を行う
 しかしそれは本人にとって逆効果だったらしく暴走
 その現場をまたも写命丸に現場を押さえられるも橙に○○○○される
 その後すれ違いが重なり八雲一家崩壊の危機に陥ったがそれは回避された
 ルーミアの証言によると「てんこー」どうだとか
 八雲一家のその時の日記はルーミアに焼き芋をするための焚き火の材料として燃やされた

 写命丸は最早アッチの世界に目覚めたといっていい

861 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 01:15:59 [ TyErPGJw ]
ついでにどのキャラに何回日記レスが出たかも数えてみた
あくまで大まかな数なので正確な回数じゃないところは了承して欲しい

主人公組
霊夢:22回
魔理沙:10回

香霖堂組
霖之助:16回
朱鷺子:0回

紅魔郷組
ルーミア:2回
大妖精:0回
チルノ:4回
美鈴:19回
小悪魔:2回
パチュリー:4回
咲夜:7回
レミリア:12回
フラン:0回

妖々夢組
レティ:1回
橙:18回
アリス:9回
リリー:1回
ルナサ:1回
メルラン:1回
リリカ:1回
妖夢:1回
幽々子:0回
藍:30回
紫:24回

永夜抄組
リグル:0回
ミスティア:0回
慧音:6回
てゐ:1回
鈴仙:4回
永琳:2回
輝夜:5回
妹紅:3回

花映塚組
文:10回
メディスン:0回
幽香:5回
小町:10回
映姫:6回
リリー黒:1回

萃夢想組
萃香:1回

三月精組
サニー:0回
ルナ:0回
スター:0回

求聞史紀組
阿求:0回

旧作組
魅魔:3回
神綺:2回
夢子:4回

その他
毛玉:1回
紅魔館のメイド:4回
ジーグ:1回
不明:4回

東方外
隊長:2回
シーブック:3回
ゴッグ:1回

過去三回騒動を起こした八雲一家の日記の数がダントツだなぁ
さすが「ゆかりんのスキマ日誌」

862 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 01:18:35 [ c1gd5e1g ]
結論:うどんげと文と藍が壊れかけ

863 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 01:29:10 [ 8ormKWeI ]
○月¶日
謎のメモを見つけた
ソフトS
橙様
・にくきゅうプレイという痛みと快感による二重の攻めが得意
・復讐シチュエーションがお好みらしい
・上から見下ろす事による威圧感で濡れる
ハードS
女王霊夢
・少女特有の膝による一撃は後から快感がくる
・快感の頂点に達する寸前に止め挙句に放置プレイ。流石だわ
・しかし橙様ほどの魅力は無い。これからの成長に期待

成長って。何のよ
つーか慧音…まさか手ぇ抜いたんじゃないでしょうね
霖之助さんは「何か気になる」とか言いながら変な人形(霖之助さんがこの前変身した姿と同じだったわねそーいえば)を集めだすし
アリスはあの時以来妙になれなれしく漫画を進めてくる。内容は男と男が…思い出しただけで気持ち悪くなってきた
そしてあの鴉天狗のコレだ!!
私絡みだけ何の解決にもなってないじゃない!?異変はもう終わったんじゃな

ああ、そうだ
前の異変は通常ルートで、これからまだEXTRAがあるんだ
そうだ、そうに違いない。こんな悪夢のような日々は今に終わるに決まってる
窓の近くでムチとろうそくを持って何かを期待するようにこちらを見る天狗も
半裸の男が絡み合ってる表紙の雑誌を片手に笑顔でこっちに近づく人形遣いも
そうよ、こいつらがEXボスなのよ
今までと同じように退治すればいいのよ。ああ、何で気付かなかったのかしら
さて、行くか

864 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 01:32:42 [ KPFCR9Sk ]
そのアリスは純粋で好意的な笑みで迫ってくるんだろうなあ…霊夢よ殺っちまいな

865 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 01:55:40 [ /aeHHbag ]
つーか紫んから文の境界弄って戻してないまま記憶が消えたwwwwwwwww

866 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 03:21:24 [ zTHm7COw ]
>>860
まとめ見て、猫型賽銭箱破壊のシーン(>>624)を思い出して
胸がきゅっとなった。まとめ乙。

867 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 06:35:33 [ Lj/Bzn1A ]
к月…日

この前も八雲家の式の狐とその式の猫、店主に新聞記者などが河を渡ってここまでやってきた。
やたらめったら来訪者が多いことに疑問を持ち小町の様子を見に行ったら様子がおかしい。
服を脱がせ胸を良ぉーく見て確かめると、常連でもあった門番だった。
どうも見かけないと思ったらどいつの間にか小町とこそり入れ替わっていたようだ。
だいぶ前から入れ替わっていたようで、小町が立派に更生してしっかり働きだしたと思った時期からすでに違ったらしい。
とりあえず騙したことへの説教と今まで働いたお礼をしたあと、いつものように現世へと送り返す。
・・・帰そうとしたときに少しゴネてたのは気にしないでおく。

それにしても、ちょっとここ最近のみんなの死にっぷりはおかしい。
中には明らかに死ぬ運命で無いものまでこちらへ来ていた。
もしかしたら幻想郷に良からぬことが起こっているのではないか?

・・・小町を連れ戻すついでに少し、幻想郷の様子を見てまわるとしよう。

868 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 06:38:11 [ Lj/Bzn1A ]
少し誤字があったがキニシナイ

>>860-861
まとめ乙〜
ネタにし易い気がする幽々子が0っていうのにちょっとビックリ

869 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 07:27:20 [ Ph9oKsgM ]
>>867
いや待てw 映姫様は本当に胸で識別してたのかw
そして、いつも服を脱がせて確認してんのかw

870 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 07:44:27 [ 9LHKO/gQ ]
㊦月 ㊥日

私、ミスティア=ローレライは命を狙われています。
なぜ、誰に、命を狙われているのかはわかりません。
ただひとつ判る事は、亡霊姫の腹の減り具合と関係があると言う事です。
庭師と宵闇妖怪は犯人の一味。
他にも幽霊が4〜5人以上。
コンロと鍋を所有。

どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時私は死んでいるでしょう。
・・・死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが(小骨は残ってるかも)。
これを読んだあなた。真相を暴いてください。
それだけが 私の望みです。

              幻想郷一の歌姫♪ミスティア=ロ〜~~-____

871 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 07:59:19 [ 7LGLKM.U ]
>>870
それはこっち向きだな

「〜のガイドライン」東方板蒐集所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1107110294/

872 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 11:19:47 [ V9nm8YaA ]
○月Ш日 霊夢
まずはアリスを退治…というか更生させることとする。
まずは勧められた本に、不快感をこらえつつ目を通す。
その上で、軽く謝りつつ、「やっぱり私にはこういうのは合わないわ」と距離を置く。
アリスの性格は熟知している。一度実行してまで否定されたものを押し付けてくるような
キャラクターではない。
その上でその辺にいた頭に穴の開いたパンツ一丁の筋肉兄弟を拉致し、
男という生き物が脛毛と筋肉で構成されていることを綿密に説明し、
現実を強制的に認識させた上で慧音にアリスの捻じ曲がった歴史を食わせる。
薔薇の味がしたらしい。
アフターケアとして、種族が近いであろう図書館の引きこもりを拉致。
ショック気味のアリスに投げつけ、女の子がやわらかくていい匂いだということを認識させる。
いわゆる逆療法で、ちょっとでも残っている可能性がある男性同性愛を完膚なきまでに相殺させる。
例え人間であろうとなかろうと、同性愛は不自然なのだ。
アリスは目を醒まし、納得してくれた。これでもうみょんな趣味を押し付けてくることはないだろう。

「これからはコスチューム作り専門になるわ!今度霊夢もモデルしてね」
……何か早まった気もするが、前よりはマシだし、モデル料としてお賽銭もくれるらしいのでよしとする。

追記。魔女の顔が必要以上に赤かった。風邪ひいてたところを連れ出してしまったのだろうか?
さすがに申し訳ないことをしたかもしれない。

アリスは完了。次は、マゾだ。

873 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 11:21:17 [ MAy8MiO6 ]
強引なw

874 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 11:28:20 [ azw5zKmc ]
ベクトルが変わっただけじゃねえかwwwwwwwwwww

875 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 11:52:35 [ 6J9a4GRY ]
歴史食わされた慧音に悪い影響が出なければいいんだが無理だなwww

876 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 12:28:01 [ OLon3PiI ]
ひさびさに和んだ

877 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 12:33:38 [ V9nm8YaA ]
○月Ш日 幽香
冬場はお花が少なくてつまらないので、今日も今日とて神社に霊夢の腋を眺めに…
かなくて、霊夢をからかいに行く。
そうすると、霊夢はお出かけ中だったみたい。ちょっとジュート。
とりあえずそのまま帰るのも癪なので、霊夢の帰りを待ってみることに。
なかなか帰ってこない。本当に霊夢ってばシトロンなんだから。
すると鴉がわくわくしながらやってきた。こいつも霊夢に用があるらしい。
わざとらしく居ないことを告げるととがっかりしていた。うふふ。
脱力して落とした荷物からは鞭やら荒縄やらが。そして

「女王様、いらっしゃらないのですか…」

待てぃ!!!

「女性に対して女王様と呼称し、鞭や荒縄やらを持ち歩く者。人それを、『マゾ』という!!!」
とりあえず鴉に名を名乗れと言われたが
流石にこれにはトルコききょうするべきことだと感じ、
貴様に名乗る名前はないと答え、問答無用でゴッドハンドスマッシュした。
けっして私が






















とか考えている訳じゃないんだからね!
人助けってすばらしい。

○月Ш日 文
……あの痛みには愛がないです(日記はここで途切れている)

○月Ш日 パチュリー
巫女に人間魚雷されて人形遣いにぶつかって以来以来胸が苦しい。
心臓病かもしれない。

878 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 19:16:30 [ 7qe922G2 ]
魔理沙を間に挟まない、アリパチュが好きなので
今後を期待しています

879 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 20:26:11 [ Pf.7LGSw ]
>>877
痛みに愛がないとか言われるとピアスのマーボーを思い出すから困る

880 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 20:32:43 [ do9WATq. ]
>>878
念レス成功

881 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 23:09:10 [ J23R/DQY ]
登場人物が増えてwktkしている俺様が来ましたよ

882 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 23:27:31 [ suAMEhn. ]
復讐シチュワロタ

883 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/18(木) 23:53:23 [ tl7XrKpI ]
今までずっと気になってたんだがちょっと勇気を出してツッコませてもらう。
>>872よ、おそらくただの誤字だと思う。思うんだが・・・



み ょ ん な 趣 味 っ て 何 ?
まさかみょんがそういう趣味だというのは周知の事実という事か?
だとしたら真っ先にみょんを更正しなければマズいだろ霊夢。

884 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 00:01:13 [ Cr3Shn/2 ]
>>883
みょんな≒妙な 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥を実践したのは
良い事だと思うがそんな発言をこのスレでするとカオスが加速するぞw

まぁそのうち誰かが油注いでたかもしれないがw

885 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 00:01:43 [ K5KHLU9s ]
妖夢=みょんの元ネタが何か知ってて言ってるんだよな?

886 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 00:04:38 [ LGDBuadE ]
>>884
よく読め

887 名前:883 投稿日:2007/01/19(金) 00:07:48 [ V7/C4xQI ]
>>884-885
レスサンクス。
いや、どうしても頭から離れなかったもんで。
カオスが加速するのは望む所という事でwww

元ネタ知ってたならこんな事聞かないよなー。

888 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 00:09:38 [ WnS/FCHI ]
そういえばみょんは半ば公式だった気がしなくもない

889 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 00:10:12 [ LGDBuadE ]
知っててそういう方向に誘導したかったんだと推測したんだが違うのか…
>.884もうしわけない。

890 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 00:25:49 [ K5KHLU9s ]
元ネタは妖々夢のおまけtxt

891 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 00:45:21 [ WSN05n2M ]
○月山日

いかん。どうも最近調子が狂う。
博麗の巫女に妙な歴史を喰わされてからこっち、心身共に変調をきたしている気がする。
ことに頭痛が酷い。
いや、頭痛ではないのだ。
こう、頭の中にしこりというか、疼きというか、上手く言葉で言い表せない何者かが
居座って、私に囁き続けるのだ。
囁き。
そう、それは囁きなのだ。
いや、自分の頭の中の話だから聞こえるも聞こえないもないかもしれない。
しかしそれは知覚出来るか出来ないかというぎりぎりでもって、昼夜問わず私を悩ます。
ああそうだ。悩ましい。
これはきっと喰った歴史が私に干渉し、支配しようとさえしているのだ。
いわば歴史の食あたりとでも言うべき状況なのだ。
まったくとんでもない歴史もあったものだ。

ほら今日もまた、私の脳裏でヒストリが囁く。

しかし「びーえる」とは何の暗号だろう……。

892 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 01:04:12 [ lymQHGm. ]
まさか忌×霖小説発行の前触れ…

893 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 01:11:35 [ FftD3pbg ]
○月川日
今日は久々に自分から人里の方に降りることにした。何人か予後を見たい客もいる。
まずは香霖堂に行ったが先日披験体にした店主に特に拒否反応などは見られないようだ。
だが何故かボコボコにされていたので怪我の手当てをする。
そういえば変身できるようにはしたが筋力その他を改造するのを忘れていた。
まあ彼は弾幕は嗜まない性質だから問題ないだろう。

人里の患者を診ていると妹紅が「慧音も見てやってくれないか」と来た。
どうやら妙な歴史を食べて食あたりになったらしい。
調べてみるに私より適任な医者がいることに気づいたのでとりあえず日を改めて永遠亭に
来てもらうように伝えて帰る。てゐに特効薬を準備してもらうことにしよう。

帰り際に鴉天狗が何か哀願するような目をしてついてきた。
どうしようコレ。
余りに気持ちが悪いので思わずライジングゲームを打ち込む。
撃墜してもまだ涎をたらしながらうふうふ言っていてかなり重症だったので
応急手当として特製の鎮静剤を投与。もちろん座薬で。
何やら妙な外的作用を受けているようだがそれの薬も即席で作って飲ませたので
目が覚めるころには大分よくなっているだろう。
流石に野外では副作用まで計算しては作れないがそこは我慢してもらうことにしよう。

さて、今日は随分と仕事をしたものだ。姫が待っているし屋台の鰻をお土産に買って帰ろう。

894 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 01:46:18 [ WSN05n2M ]
○月海日

新しい朝が来た、希望の朝だ!
素晴らしい、こんなに素晴らしい世界があったとは!

あの白兎、もとい、因幡先生は流石神代の頃より長命を重ねておられるだけのことがある。
まさかスサノヲ受けとは……、まさに目から天叢雲剣だ。

ああ……幻想天皇はショタっ子! これよ!
この幻視を脳裏に焼き付けておかねば……。
あとは妹紅をモデルにして幻視を強化。
今夜もは朝まで継体クライシスだ!

895 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 02:05:12 [ vVwOTtnI ]
○月谷日

目が覚めたら体が包帯や絆創膏だらけになって布団で横にされていた
ここ数日の記憶も綺麗サッパリ失われている
なぜ記憶が無いのだろうか、なぜ体が傷だらけで横になっているのだろうか、全く分からない
結局思い出そうとしても思い出せなかったので諦めた。
この容態では店は開けないな、暫く安静にするとしよう。

魔理沙が訪ねてきた
僕の様子を見るやいなや駆け寄って
「大丈夫か」なんて言いながら胸元を掴んで思いっきりユサユサ揺らすものだからまた傷が痛み出してしまった
ワザとやってるのではあるまいか?
あげく、傷が治るまで世話してやるなんて言い出した
確かに店を閉めずに済むし、この状態で家事をするのは難儀だから助かるのだが…
ここまでされるとなんだか不安になる
後に「この前の貸しでこれ貰っていくぜ」なんて言い出すのではないかと思えてやまない
…あの頃はまだ女の子らしさがあったのになんであそこまで捻くれてしまったんだろう。

896 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 02:31:24 [ hbzpoGYM ]
○月川日
人里に糸と布を調達しに行った帰りに魔理沙よりも速い奴が倒れているのを発見、
降りてみるとひきつけを起こしていた。
何かの薬の副作用らしく、放置しておくと危険なため舌を噛まぬよう口にハンカチを詰め、
ちょうど有線だった上海と蓬莱で少しきつめにぐるぐる巻きにし、二人は無線モードに。
少々糸が食い込んで痛いかもしれないが、痙攣があるので仕方がない。
家で本格的な処置をするために抱きかかえて連れ帰った。




放置しておけばよかったと後悔した。
どうしようコレ……

897 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 03:16:18 [ VMjEujro ]
я月R日

鴉が本格的に双月亭のアレになっていたので、根本的に解決してみた。キーワードは食と亡霊。

人気のないところで射命丸を呼んだ。
というか、名前を呼ぼうと少し息を吸い込んだ時点で「お呼びですか橙様!?」とか言ってきた。キモい。
生理的嫌悪感をおさえつつ、「いつも同じプレイじゃ飽きるでしょ・・・?」と精一杯色っぽく言ってみた。
ヒトガタが鼻血で宙に浮くところを初めて見た。出しつつ飛んだだけかもしれないけど、もう二度と見たくない。キモい。
生物的恐怖感をこらえつつ、用意してあった縄を取りだす。ちょっと目を放した隙に亀甲縛り・目隠し・ボールギャグのフル装備だった。キモい。
「イイところに連れてってあげる・・・大人しくしてなさいね・・・?」と言ったらまた鼻血ですよ。お前鼻血出したいだけちゃうんかと。キモい。
手足を縛った上で可能な限りの封印を施し、麻袋に詰めて白玉楼まで飛ぶ。
かなりの重労働だったが、なんとか幽冥結界前に着いた。

結界を飛び越えるとすぐに妖夢がやってきた。
「何者だ・・・あ、なんだ橙じゃない」 なにm、の辺りで既に刃が首に触れてた気がする。いい加減にしろみょん侍。
イキのいいのが獲れたのでおすそ分けに、と言うとやたら感謝された。幽々子様は相変わらずらしい。
挨拶もそこそこにすぐに退散する。私まで食われては元も子もない。

これでしばらくは鴉も大人しくしているだろう。今夜はゆっくり眠れそうだ。
おやすみなさい、藍様、紫様。

898 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 03:52:09 [ ZGfgMwtQ ]
橙がやり手過ぎるな
何だこの企画力と行動力はw

899 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 03:58:49 [ ZbutmOi. ]
というか文だけルートが分岐してるぞwwwwwwwww
>>872霊夢
>>896アリス
>>897橙妖夢幽々子

900 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 04:21:02 [ VMjEujro ]
リロードしてなかったせいだが・・・つじつまを合わせてみよう。

>>872はアリスの対処のみで、文に関しては次の予定としか書いていない。問題なし。

>>876はアリス視点だが、恐らく家に連れ帰った文がやたら変態的な要求をしてきたのだろう。扱いに困っている。
これを書いた後に>>897に繋がるとすれば、時系列的には何とかなる。日付が違うので、24時間以上の余裕もある。

或いは、>>897から>>896に繋がるのかもしれない。何がどうなって、とかは他の人に任せる。

901 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 06:07:44 [ Lg7r1VK6 ]
まともに戦えば文のがずっと強いのにw

902 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 06:32:51 [ nf4xj6Ug ]
З月○日
三日三晩神社を張ってたのに巫女が現れませんでした。
仕方無いので再度八雲一家を張ることに。
どういう訳か最近この一家は賑やかというか騒動が耐えないご様子。
もしかしてお家騒動?力のある妖怪と式が揃っているだけにスクープのヨ・カ・ン♪
やっぱり私はネタを追ってる時が一番幸せね。
以前巫女に蹴られた時に感じた新鮮な感覚は気のせいだったようだ。
ネタといえば今日だけで橙様の(隠し撮り)写真が100枚超えちゃった♪

З月Э日>>830
早朝、文ちゃん張り込みセットに歯ブラシをしまっていたら珍しい光景が飛び込んできました。
ここ数百年ぐーたら妖怪で通していた一人一種の大妖怪、八雲紫が台所に立っているのです。
フンフン鼻歌を歌いながらトントンリズミカルな音を御勝手から鳴らして。
奇異だったのでとりあえず一枚パシャ。うーんさすが大妖。台所姿も貫禄がありますね。
写真に収まったその様相は、『今日のコラム、二人の娘養うベテラン主婦』と記事に書いても遜色なさそう。とりあえずストック。
そのまま様子を見ていると橙様が起きてきた。寝起きの一枚をパシャ♪
眠そうに耳の裏や目を擦ってる姿も可愛い。しかし一度シチュが切り替わるやあの柔らかく愛らしいにくきゅうで私を…♥
気がついたらお昼になっていた。いけないいけない。仕事に集中しなければ。
すると突然の女性の叫び声。声の主は判らなかったが、八雲一家の誰かなのは間違いありません。
好機。私は一陣の風となり現場に急行。屋根裏に侵入し、天井から顔を覗かす。
眼前に広がったのは凄惨の一言では表せない現場。今まさに歴史的事件が発生しようとしている檜舞台。
金色の式神八雲藍が、自らの主人を押し倒し、
なにやら座薬っぽいものをぎゅうぎゅうと、大きく開かれた主人の口内に大量に詰め込んでいた姿だったのです。
それは紛れも無く毒殺現場。金色の式の様相たるは凄まじく、
顔面は蒼白、普段切れの長い狐目をカッと見開き、その焦点は合っていない。口元には笑みすら浮かんでいる。
さしもの大妖怪も自らの式のまさかとも思える行動に涙目、橙様も成す術も無くオロオロと震えて可愛そう。(パシャ)
私としては毒殺ってここまで直接的に毒を詰め込むものだったのかしらなどという偏った考えが一瞬に霧散。
残酷な真実だけが牙を剥いていた。
式の反逆、大妖怪のまさかの最期。これを以前文花帖に書いた動物虐待の記事と因果関係を結びつければ、
幻想郷を文々。新聞で埋め尽くすことも夢ではありません。
殆ど無心にシャッターを切り続け、思わず出てしまったガッツポーズ。
そんな私に向けらる何やら異様な気配。殺気とも似ているが、微妙に違う。
子供が持つ幼い感情と可虐を快感とする黒い感情が入り混じったそれ。
そう、私はこの感覚を良く知っている。見ると橙様が先ほどまで震えていた姿とはうって変わった危険な表情で私を御覧になられている。
その熱く濁った視線を全身の隅々まで浴びた私は、高まる鼓動と早まる呼吸を抑えることが出来ませんでした。
勝手に顔が火走り、目が潤み、お腹の奥が熱くなる。
ああ、橙様の後ろに光が、新しい世界が見える。このまま吸い込まれてもいいかな…。
妖怪としての新天地へ一歩踏み出しかけた時、大妖怪とその式の姿が目に入ったのです。
まだ詰めていました。何故ここまで大量の座薬がこの家にあるのか、死因は毒でなく別の要因になりそう、等
物理的に膨らんだ大妖怪を眺め考えた時、私は自らに課せられていたジャーナリストとしての使命を思い出したのです。
そう、私はこのおもしろ一家殺人事件を幻想郷に曝し広める義務がある。
ごめんなさい橙様、文はダメな奴隷です。私は泣きながら踵を返し八雲邸を脱出。
早速記事を編集を開始し、今は一休み。今夜は徹夜になりそうね。
そういえば初めて橙様に襲われた時もこの暗室だったかしら。
あの時もこうやって日記に出来事を纏めていたら突然─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ (日記はここで途切れている)

903 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 06:55:14 [ i8E6dnIU ]
無茶しやがって…

904 名前:896 投稿日:2007/01/19(金) 09:33:21 [ L3Oy78UI ]
すまそ、ちゃんと書いておけばよかった。
日記の日付見てもらえばわかると思うけど、
>>896>>872>>893から繋がってる(>>893と同じ日)。
>>893で突っ込まれた&飲まされたえーりんの薬の副作用で
ひきつけ起こしてた文が、応急処置のために口にハンカチ&きつめに縛られた
ことにハァハァして困ってるってだけ。
そのあとなんとかお引取り願った。

まあ、霊夢(ハード膝)、橙(ソフトにくきう)、アリス(緊縛)の
フラグ分岐という意味なら間違ってはないかもしれんが

905 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 09:56:18 [ TjqRk2CM ]
もう文にはこのままイける所までこの道を突き進んで欲しいと思う(w

906 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 15:34:18 [ E76/lTIA ]
>>894
ついにけーねまで…

907 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 18:03:04 [ MDJfEZHc ]
>>902
この当時まではギリギリまともだな
最後橙様に世界が変わるほどのお仕置きを受けたのか…(ゴクリ

908 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 20:28:03 [ eby8oIL2 ]
紫月藍日

朝起きたらどこにも藍さまがいない。
というかなぜ紫さまと一緒に朝食を食べているんだ射命丸文。
それと私に気づいた途端、頬を上気させて潤んだ視線を投げかけるな。バリヤー。
なぜここに居るのかと聞くと射命丸の代わりに紫さまが答えてくれた。

どうやら紫さまが幽々子さまのところにお出かけになった際、
スッパに剥かれてフライドカラスになりかけてたこの鴉女を貰って来たそうだ。




        藍  さ  ま  と  交  換  で  。




      何 考 え て る ん だ こ の ス キ マ 。

909 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 20:40:39 [ eby8oIL2 ]
紫月藍日

なぜか白玉楼に居るわけだが。
とうとう私は紫様に捨てられてしまったのだろうか・・・。
そしてここでも家事洗濯掃除と、やることが同じっていうのも・・・。
ただ、ちょっと油断してると尻尾に幽々子様が噛み付いてたり、
廊下の曲がり角で突然従者に斬りかかられたりといったサプライズが。

それにしても心残りは橙だ。
というか、私の式なのだからここに連れて来てもいいんじゃないかなぁとか思ったが、
今の紫様じゃ一人で暮らしていけないだろうし・・・。どうしたものか・・・。

910 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 20:50:30 [ YLd2ztyI ]
ああ、八雲一家にさらなる混沌が・・・

911 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 20:52:58 [ eby8oIL2 ]
紫月藍-1日

今日、藍をお供に白玉楼に遊びに行った際に
どういうわけか素っ裸に剥かれて全身に油を塗りたくられてた新聞屋がいた。
幽々子が言うには「今日のディナーはフライドカラス」だとか。

ふとその時、私のステキでムテキなスキマ脳にあるアイデアが閃いた!(キュピーン)
最近、藍が家庭に疲れているようなので、少しの間白玉楼で預かってもらって気分を一新してもらいましょう!
でも、普通に預かってくれといっても藍のことだから余計に神経をすり減らしちゃうから…
そう、新聞屋と交換っていうことにしましょう、そうしましょう!


そんなわけで交換してもらったのだけど、新聞屋が助けてくれたお礼をしたいと言い出した。
藍の代わりに家事洗濯掃除をしてくれるとか。
少しの間だけとはいえ藍が抜けるのは生活面で大きく負担が増えるのでこちらとしても有難い申し出だった。


・・・だけどあの時の新聞屋の目は・・・そう、何かを期待している目・・・。

ま、いっかぁ♪

912 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 21:08:58 [ wc78/e7w ]
ゆかりんも考えてはいるが空回るんだなw

913 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 21:16:25 [ 7C.0gfLE ]
というかここ最近ゆかりんは好意だけで動いてるのに周囲が悉くそれを誤解曲解してる。
まあ普段の行いのせいでもあるんだろうが

914 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 21:51:05 [ btnhzsJk ]
>>913
ランをスキマに放り込んだ時もそんな感じだったジャマイカ

915 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 22:01:20 [ DuRpvrKo ]
>> 藍  さ  ま  と  交  換  で  。
激 噴 い た w

916 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 22:04:07 [ DuRpvrKo ]
つか、このスレ内での藍さまの和蘭人ばりの彷徨ぶりテラヒドス

917 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 22:07:25 [ DuRpvrKo ]
三連失礼!
素っ裸に剥かれて全身に油を塗りたくられてた新聞屋
……(鼻血貧血

918 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 23:20:01 [ VMjEujro ]
ゆあきんの脳はスキマどころじゃなくスカスカなんじゃねぇのかwwwwww

919 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 23:28:55 [ 7C.0gfLE ]
人間だけよ
脳なんて(ry

920 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 23:43:31 [ CwL8MfLE ]
夜中に橙様のお布団にもぐりこむ文

921 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/19(金) 23:53:08 [ Cr3Shn/2 ]
そして夜中に橙のぬくもりを探す藍

922 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 00:04:32 [ 1bwlAa5A ]
びみょんな表情で身動きが取れない妖夢

923 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 01:04:28 [ wTKFnPhw ]
ワクワクが止まらないわ

924 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 01:47:11 [ 32Fj6qHQ ]
○月■日
人形を使う方の魔法使いがジャンルから撤退し、コスプレデザイナーに転身するとのこと。
合同誌はかなり売れたが、パイの取り分が増えるのはよいことである。
来期からの増収に期待。さて、次はどんな手で群がる連中から巻き上げようか……

と思っていたら、師匠がそこにコスプレ注文するようになってしまった。
ただ注文するだけでなく、注文後デザイン変更を何回も繰り返し、追加料金を発生させているのだ。
特に、鈴仙様が注文した服の露出度が低いと、その度に、やれ足を出せ、臍を出せ、腋を出せと、
本人に内緒で変更をかけるのだから質が悪い。
くれぐれも減収にだけはならないように注意しておこう。


丸秘ノート
○月■日
……最近鈴仙様がかわいすぎてこまる。
しかし、ばれるわけにはいけない。詐欺師として。
……こそこそしながら鏡の前でポーズとってる鈴仙様かーいーよー
赤くなりながらチラチラ鏡覗いてる鈴仙様かーいーよー魔法の森によそよそしく注文に行く鈴仙様かーいーよー
人目にさらされて恥ずかしがってる鈴仙様かーいーよー 中略 
  (だんだん字が崩れてくる)

         (もうほとんど読めない)

                (もはやミミズ)

       (読めるようになってきた)

   (元に戻った)
あうあうあうー鈴仙様かーいーよーかーいー

……よし、これでまた一週間は戦える。

925 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 02:15:49 [ mqrgzJRQ ]
ヒ月ア日

前日から警戒しておいてよかった。
自室に張り巡らせた探査結界は掻い潜られたようだが、布団にかけた限定対象術式は解けなかったらしい。
明け方に、布団に手をかけ黒コゲになっている鴉を発見した。それでも頭が布団の中に入っているのが恐ろしい。
意識はないようなので、身体を折りたたみ右手首と左足首・左手首と右足首を縛りつけ、その上で簀巻きにして頭だけ地面に埋めた。

朝食は紫様が用意していた。穴堀りで思った以上に時間が過ぎていたらしい。
「「「いただきます」」」 ふつうに鴉が卓についていた。砂ぼこり一つ付いていなかった。

鴉を連れて紅魔館へ行った。門番の美鈴さんに鴉を思いっきり殴ってもらえないかと頼んだら、渋々承諾してくれた。
瞬間、地震が起きたかと思った。すぐ隣にいた鴉と目の前にいた美鈴さんがいない。いた。後ろ。
鴉の顔面に美鈴さんの拳が突き刺さっていた。というか、鴉の頭が地面に突き刺さっていた。ここどこのアリゾナ州立刑務所?
「私の肉体は今見えているのが本来のサイズではない・・・」 聞いてません。

気色の悪い前衛芸術になっている鴉を置いて帰宅。紫様がお昼の用意をしてくれていた。この人、本当は家庭的なんだろうか・・・?
「「「いただきます」」」 血のりの欠片もない鴉がいた。

鈴蘭畑に鎖でぐるぐる巻きにした鴉を放置してきた。鎖は杭で地面に固定しておいた。10箇所くらい。

紫様がおやつを用意していた。 「けぇきって言うのよ〜」 一から自分で作ったらしい。普段からこう働いているといいのだが。
「「「いただきます」」」 ピンピンしている鴉もいた。

心臓に白木の杭を打ち込んで燃やして灰を十字路に撒いた。

「「「いただきます」」」 無傷の鴉が晩御飯を食べていた。

藍様元気かなぁ。少し心配だ。
あ、自動型レーザー魔法陣を用意しておかないと。

紫様、藍様、おやすみなさい。

926 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 02:30:26 [ H6hQpIeg ]
このカラスの生命力はバケモンですか

927 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 02:37:40 [ 32Fj6qHQ ]
>>893で適当に処方された薬に蓬莱の薬でも混ざってたのか?

928 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 02:37:41 [ CEJjCPxc ]
それよりも妖術を使うのがやっとだった橙も生長したよな

929 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 02:39:23 [ mqrgzJRQ ]
センター試験あるし俺も寝るよ。おやすみ、橙。

930 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 04:36:17 [ .DOKDRag ]
どこまで無敵なんだよこの鴉天狗はwwww

931 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 06:03:39 [ ChYKtpvk ]
この鴉は映姫様でも処理しきれんかもしらんなぁ・・・・

932 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 08:53:26 [ sDmRm1O. ]
ギャグとシリアスの境界を弄られたな……
もう妹様に木っ端微塵にされようとも一コマで復活するぞw

933 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 08:59:40 [ he.53MEs ]
ギャグマンガの住人かっ!?

934 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 09:40:41 [ 3RVCMWnw ]
漫画:哲弘

935 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 09:50:48 [ 1bwlAa5A ]
お膳を用意してくださる紫さまにうぎぎ

936 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 10:00:16 [ sDmRm1O. ]
一歩踏み込んでエプロン姿のゆかりんにうがが

937 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 12:05:06 [ jlsAo8mQ ]
ゆかりんの裸エプロンと聞いて飛んで来ました。

938 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 13:11:53 [ Xsd89XfE ]
鴉、家事やれよw

939 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 14:59:36 [ fqMLcC4I ]
人は逆境においてこそ成長するってのは本当なんだなぁ……
まぁ橙は妖怪だけれど

940 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/20(土) 23:56:55 [ x.arQ52Q ]
к月>>867

ブラックと共にまずは博霊 霊夢の様子から見ようと思って訪ねたが生憎外出らしく
代わりに風見 幽香と出会った、善行しているか確かめ神社を後にする

香霖堂で森近 霖之助を彼是と介護する霧雨 魔理沙と出会う
怪我人を進めて介護する事は良い事です、善行を積んでるようで何より
但し、少々過保護のようなのでそこは注意する。

к月#日

永遠亭を訪ねる
何やらここではコスプレが現在の流行らしい、そしてその発信源は八意 永琳らしい
人の趣味にまで口を挟むつもりは無いですが
無理矢理人に勧める事、コスプレしたまま歩き回るのはあまり宜しくないので30分説教

次に人里へ
上白沢 慧音がどうもおかしい、「スサノヲ受け」だとか「幻想天皇はショタっ子」だとか…
幻想天皇がショタな訳が無い事を説いたら突然弾幕を放ってきたの「弾幕裁判」にて鎮圧
歴史を司る白沢がどこでそのような捻じ曲がった知識を身につけたのだろうか
みっちり1時間説教をする。

к月£日

白玉楼に出向く
西行寺 幽々子は相も変わらず、私の言ったことが頭に入っているのかどうか分からない
魂魄 妖夢は善行を積んでいるようなので問題は無し。
問題は何故八雲 藍がここにいるのかということ
本人もよく分からない状態らしくとりあえずここに居るようです
これはどういう事なのか八雲 紫に直接聞かなければならない

今から八雲邸に向かうには遅いので今日は白玉楼にお世話になることに
小町以外の手料理を食べたのは久しぶりで少し新鮮だった。

к月+日

八雲 藍と共に八雲邸へ向かう
八雲邸についてすぐに八雲 紫に事情を聞こうと居間に向かったが…
そこには台所に立って料理をする八雲 紫が
居間では血塗れになりながらも満足そうな顔をする写命丸 文
その写命丸 文を汚らしい物でも見下すような視線を放つ橙が居た
ここに来る時から感情不安定だった八雲 藍が八雲 紫を見た瞬間一気に弾けたらしく
泣きながらしがみつき何故白玉楼に置いていったのか等の質問攻めに
橙も八雲 藍が帰ってきたことに狂喜の涙を流しつつ八雲 藍に抱きついた
写命丸 文はあのボロボロの体から想像できない瞬発力で「橙様〜」などと言って飛び掛るも
レーザー魔方陣に焼かれて地に伏せた
正に混沌
仕方ないので「彷徨える大罪」にて鎮圧、各自から事情を聞きだす
曰く、白玉楼に置いたのは息抜きさせる為
曰く、主人に見放されたのではないかと思った為
曰く、家族の為
曰く、橙こそ色んな意味で主人の為

混沌もここまで来ると見事なものだが間違っているものは間違っているので夫々に説いた
八雲 紫には普段の行いの為に善意の行動が逆に他人を不安に陥れている
これからは普段から善意で行動する事が善行であると
八雲 藍にはアレでも古くからの大妖怪、家事ぐらい出来るし式を労う気持ちだってある
もっと主人を信じる事が善行であると
橙には家族の為と言えどやって良い事、いけない事がある
それを知り正しい孝行をする事が善行であると
写命丸 文にはどうやら八雲 紫に境界線を弄られた痕跡があったので引きなおさせ
今の状態を治す事が善行であると

これでこの度起きた異変は粗方解決するでしょう
この後も各自、善行を積む事を祈ります。

追記
死神家業をサボりまくっていた小町には問答無用で「ラストジャッジメント」を
そしてみっちり6時間説教コースで反省させた
それと今回付き合ってくれたブラックには感謝を込めて私特製の焼きプリンを労った。

941 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 00:15:43 [ ozixVuGg ]
一件落着・・・しないに一票

942 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 01:40:23 [ QJwVTbJo ]
к月+日

閻魔様に説教された。
それによると、鴉がアレだったのは紫様の仕業らしい。
この際それは「お茶目」で済ますことにしよう。

それよりも藍様だ。白玉楼送り(紫様によると、休暇のつもりだったらしい)でさらに情緒不安定になっていた。
閻魔様に連れられて来て紫様を見た途端、子どものように泣き出してしまった。
パニックになったものは、さらに酷いパニックになっているものを見ると逆に落ち着くと本で読んだことがあるので、
目薬を使いつつ藍様に抱きついてみたが効果は薄かった。閻魔にも勘違いされたし。というか、嘘を見抜く能力くらいないのだろうか?

まぁ、能力に少々の疑問が残るのはさて置いて、閻魔の説教は一々正しいものだった。
特に紫様に「普段の行いが悪いからこういった誤解が起こるのです」と言っていたときは胸がすくようだった。
私への説教も、耳に痛かったが納得できるものだった。

鴉も元に戻ったようで、境界操作の影響で朦朧としているところを鋼線で絞首・昏倒させ、
ありったけの高速直線弾をブチ込んだらピクリとも動かなくなった。
今までならほんの一瞬でも気を抜けばスカートに潜り込もうとしていたので、ほっとした。
今日はぐっすり眠れそうだ。
藍様、紫様、おやすみなさい。

943 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 01:50:54 [ /i/Q4fVs ]
〜シャンハイの日記〜

上月海日
今日はアリスが鴉天狗を拾ってきた。放っておけばいいのにアリスも人がいい。
余りに痙攣するので糸で拘束されていた鴉天狗だがアリスのかいがいしい介護の
結果まともに会話できるまでに回復した。しかしどうも会話が噛み合っていないようで
アリスがこれまでの経緯を確認しているにも関わらず「し ま せ ん か ?」とか
「性欲を持て余す」などわけの分からないことを喋るばかりだ。
呆れたアリスが天狗を表に出そうとしたとき事態は起こった。天狗は強靭な特殊繊維を
いともたやすく引きちぎりアリスに襲い掛かったのだ。アリスは手加減できる相手ではない
と踏んだようで開発中の新スペル「五指人形爆(フィンガー・ドール・サクリファイス)」
(アーティフルサクリファイスを五発同時に打ち出す大技。開発中のためか三発しか出なか
ったのが悔やまれる。)で応戦するも結局力及ばず天狗に組み伏せられる形となってしまった。
そこから先は私たち人形は部屋の外に放り出されたので何があったのかは分からない。しかし
アリスの「アッー!!」という悲鳴が耳から離れない。

蓬月莱日
あれ以来アリスは家から出るどころかベッドの上で一点を見つめたままほとんど動かない。
誰かあの日のことを無かったことに・・・それが私の願いです。

944 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 01:54:28 [ tYztopXA ]
к月+日


今日狐を閻魔が強引に紫に返してしまった
式として完成されたあの者の存在は妖夢にとっても良い刺激になったはずだが、
中途半端に接触したため、かえって妖夢には劣等感だけが残ってしまったように見える
今度また改めて紫から借りよう
それまでに妖夢の邪悪なふかふか欲求を正さなければならない
あの狐にふかふかしていいのは紫を除いては私だけなのだから
そうでしょう?そうやって人の日記をこっそり除いてるそこのスキマさん?

945 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 01:55:34 [ QJwVTbJo ]
フレイザード吹いた

つーか文が直ってないどころか悪化してるじゃないか。
助けて慧音先生。

946 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 02:01:17 [ 04mNjogM ]
к月×日
開発中の新スペルを不発とはいえ半分破られた。
しかも魔界から持ってきた奥の手の奥の手であるグリモアを使ってしまった。
……それでなんとか最悪の事態は抑えたが、手の内を全て晒してしまった。
おまけに鴉に唇を奪われた。


……死にたい。

947 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 02:04:31 [ 04mNjogM ]
×開発中の新スペルを不発とはいえ半分破られた。
○開発中の新スペルを半分不発とはいえ破られた。

948 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 02:06:27 [ mlTXpSk. ]
アリスの方はまだ救いがあるかもしれないがみょん重症ww

949 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 02:11:58 [ pKrTHAWs ]
>>943>>896の続きかと思った

950 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 02:34:07 [ 04mNjogM ]
к月〒日
胸の痛みが止まらない。
いろいろ調べてみたが見当もつかない。
仕方なく、こぁに薬師を呼ばせることのにした。
出がけに笑いながら「コイのやまい」じゃないですか?と言われる。
寄生虫?感染症?はて、鯉料理など食べただろうか?

とりあえず、別方面からも調べようと思い、ここぁを
直接の原因の可能性もある人形使いのところに使いに出す。
数刻後、クスクスと楽しそうに帰ってきたので事情を聞くと、
人形使いが鴉に押し倒されて接吻をされ、服を破かれかけたところで何とか脱出したとのこと。
胸の痛みはムカムカに変わった。消化不良であるか?





それはそれとして、消極的に鴉を退治する方法を調べなければ……

951 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 02:42:07 [ SODKIkjU ]
人間関係がどんどんと複雑化していってるwww
諸悪の根源は天狗かw

952 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 02:50:03 [ SChfOzmE ]
どう考えても紫様だろww天狗はむしろ被害者

953 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 03:50:20 [ MDEmNz0s ]
ついにパチュリーまで参戦かw

954 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 04:15:55 [ 4SKVjDmM ]
λ月@日

パチュリー様の指示により、妖精メイド騎士団、マヨヒガ式神隊、永遠亭槍兎団、及び
コンパロ傭兵団の本営が紅魔館に移動されました。
大魔道図書館でも対鴉天狗戦術専門に想定した武装の準備が着々行われています。
どうやら三千世界の鴉を殺す、嵐の様な闘争をパチュリー様は望まれているようです。
情報によると、件の鴉天狗は心臓に白木の杭を打ち込んで
燃やして灰を十字路に撒いても無傷で生還したらしいです。
そのため、パチュリー様は新しいスペルの開発を急がれています。
「殺しきれるスペルを持っているのは、お前だけじゃない…」
と、何度も口にしていました。
嫉妬の力は恐ろしいと、つくづく感じました。
明日も戦の準備があるので今日はこれを書いて就寝します。
明日も良い日でありますように。

955 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 05:21:43 [ 97xDuaEM ]
к月@日
映姫に怒られたので鴉天狗に施した「痛覚と性感の境界」を引きなおす。
それを見て安心したのか皆安心して映姫も帰ってくれたが

二次的に彼女が踏み越えた「常人と変態の境界」は直してないことに気づく

おそらく今後は今までのようなM方向に限定された変態性だけではなく
ありとあらゆる変態性をしめすだろう

確かに私は一部に限定して変態性を特化させたがそれでは真の自由ではないと
改めて気づかせてくれた映姫に感謝して今日は寝ることにする

956 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 06:36:36 [ gq9wWEcI ]
放置ktkr

957 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 07:24:11 [ H6DBqENw ]
次スレは980あたりかな?

958 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 08:45:43 [ H6DBqENw ]
@月‰日

妖夢に饅頭を持ってくるように頼んだらアザが出来るほど強く饅頭を叩きつけられた。饅頭怖い。
次にお茶を持ってくるように頼んだら、熱々のお茶をぶっ掛けられた。お茶も怖い。

さて、次は何を持ってこさせようかしら〜♪

959 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 08:46:51 [ H6DBqENw ]
:::::::::::::::::::::::::::::: ::: :: : ,.-─- 、      ___
:::::::::::::::::::::::: ::: :: : : |r' ̄ ̄ヽ,___/,.-、ヽ.
:::::::::::::::: ::: :: : : ,,. -‐'ヽヾ. ̄ ̄Yi//ヽ/ ,/
:::::::: ::: :: : : /     _r`>ー-y-、.,_//`ヽ.
:::: ::: : : : :/  ヽ.,_r‐ァ'ニ=-─-'、.,__」 ̄」ニ7-、
::: :: : : /   r'"アァ'"     , ,  '"´`i  `Yヽ
:: :  _!7r' ̄ア´ /    ハ. / _/ /i    !  |_/      /|
:    i   ン´ ノ    /i,ァ-=;ニ」、! ハ  ,'   !〉      |/
  く `Y´ / ,'   / イ┘l i ` レ' /|_/ i ,'」    「>r'、___ テツオライバルライダー変身フラグ
   ヽ._! /   !  ,ハ ゝー-'    ,rj/ ,ハ/ ___,,,.... --─ァへン
    ,' !/、ヘ  i i ', "       、リ'i,.イ ( :::::::::::::::::::::::::/
    /     ヽ/ | i.     、. _  'ソ !ヘノ :::<O>/
  ./    ,'   / .| ト、,     /i | ::::::::::;;::- '"
 ,'     /  /_!__! |、, `''ァr-rイ ノ| イ ::::/
 i    | ./, '"´:::::::!ヘ,.イ>ァー-r'7、,|r'ンく7
,ハ   !イ::::::::::::::::::::r'ンiヽ、/ム_」ヽーレ'、
 〈   ./::::::::::::::::::::::ヘ/!/ト、,_〈_ハ〉:::ヽ;::::::':,
  ノ`  i:::::::、:::::::i:::::::;:イ/::i::::::::::::::`'::::::::::::Y::::〉、
'Y   ヽハ;::::::__ァ-'‐ヽ、イ::::::::::::::::::::::;:::::::::::;ハ:::rり

960 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 08:47:58 [ H6DBqENw ]
誤爆した・・・

961 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 11:57:42 [ pKrTHAWs ]
次のスレタイ案

っ「写命丸のパパラッチ日誌」

962 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 13:49:42 [ SdOTwghc ]
射命丸だこのペチカ野郎

963 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 14:05:58 [ pKrTHAWs ]
素で間違えた、すまん

964 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 14:25:52 [ SODKIkjU ]
普通に「ゆかりんのスキマ日誌 2さつめ」はどうかしら?

965 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 14:39:20 [ KeQ8GFWY ]
ゆうかりんの向日葵観察日誌 2冊目

966 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 14:54:29 [ R/fk8ZkI ]
ゆかりんのスキマ日誌二冊目でいいと思う

後、現在の流れは今のスレで終わらせた方がいい気がするぜ単発ネタが投下できる雰囲気じゃネェw

967 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 14:57:44 [ nyAAcLuE ]
すきま日記なんだから気にせず投下するべき
お前それでいいのか?このままでは俺の怒りがマッハで有頂天なんだが

968 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 15:05:14 [ wCb.8q16 ]
>>958みたいに流れ関係なくても良作はある訳だしそれほど雰囲気気に病まんでもよいと思うのだよ
もっと気楽にいこ〜ぉぜっと

969 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 17:45:05 [ /i/Q4fVs ]
>>964でいいと思う。

今の流れは続けたいヤツだけ続けて気に入らなければ新規投下でいいと
思うね。>>968の言うとおり気楽に行こう

970 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 21:03:49 [ H6DBqENw ]
          r(X)⌒ヽ、 書きたいことを書きたいときに書く
           (リルiア~リ^i
           《、゚ヮ゚,,リ巛 それがスキマ日誌よ♥
         ((φ))(X) 》〉
      / ̄ /三/ミ/(,ノ ̄/|
    /    ⌒^⌒   /  |
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  /
    |   ゆ か り  |/
.     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

971 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 23:19:33 [ Yp1jtZig ]
文たんの日記マダー?(チンチン

972 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 23:42:23 [ iqiAFJ72 ]
射命丸文を元に戻す方法が一つだけある





上白沢慧音に直食いさせる

973 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/21(日) 23:43:40 [ mqot8H6M ]
さよならけーね…

974 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 02:08:12 [ HsKbEr8w ]
それ、文の役がけーねに代わるだけと・・・・・

975 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 05:23:06 [ KjaMqTqU ]
けーね先生は恐るべき角を持ってるから幻想郷にcaved!!!!の嵐が吹き荒れちまうんだぜ?

976 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 10:19:17 [ asvtGz4M ]
ξ月∀日 1
死にたいけど死ぬまでいたらず…というか、毎回人形達に阻まれる。死にたい。
死ぬことも出来ずに泣いていたらノックの音が飛び込んだ。死にたい。
どちら様かと尋ねたら、名乗る名前はないといわれた。お前はロム兄さんか。死にたい。
その後自分で名乗ってきた。ラフメイカー?冗談じゃない。歩いてお帰り。死にたい。

ξ月∀日 A
誰かが泣いてるのを感じたので飛び出してみた。
笑顔を持ってきたものの、帰れといわれた。こんなことは初めてだ。泣きたい。

ξ月∀日 2
冗談じゃない。勝手にやってきて勝手に泣き出した。泣きたいのはこっちのほうだ。死にたい。
そもそもそんなもの頼んだ覚えはない。死にたい。

ξ月∀日 B
さっきから壁あわせ、背中合わせで泣いている。
ラフメイカーとしてこんなことではいけないと思っているが、ここまであからさまに
拒絶されたのは初めてなのでショックが大きい。
不意に、むこうから今でも笑わせるつもりなのかと訊かれた。
それと演奏することだけが生きがいなのだ。訊かれるまでもない。
中に入れてくれるらしいが、水圧でドアが開かない……よし。

ξ月∀日 3
さっきから壁あわせ、背中合わせで泣いている。
そんな自分達がだんだん滑稽に思えてきて少し気が楽になった。とりあえずまだ死にたい。
向こうはまだこっちを笑わせるつもりらしい。私の負けみたいだ。とりあえずまだ死にたい。
入れてもいいと思ったが、たまった涙の水圧でドアが開かない。死にたい。
っていうか、何処から入ってきたのよこの水棲生物は。死にたい。
やむを得ず、向こうから押してくれと頼んだ。返事がない。どうしたのよ…、ちょっと……まさか!?
……冗談じゃない。死にたい。ようやく開けようと思ったのに、かまわず消えちゃった。死にたい。
いつもこうだ。信じた瞬間に裏切られた。本当に死にたい。

ξ月∀日 C
ドアが開かないので別の手段での侵入を決行。メルポ少尉、どっかんします!!!
肉体言語でヒノファンタズムして反対側の窓をぶち破ると、
人形使いが首を吊りかけてたのを人形達が止めていた。間に合った。
こちらを見ると表情が明るくなった。もう大丈夫だ。

ξ月∀日 4
人生最後の日記になるかと思いきや、そうはならかなった。
吊ろうとしていたら突然反対側の窓が割れ、傷がついたチューバを持ったラフメイカーことメルランがいた。
返事がなかったのは裏手に回っていたかららしい。
その時の私はわけのわからない顔をしてたに違いない。いや、自分で見て思ったのだ。誰が否定できるか。
メルランは私のところに来ると手鏡を持って「あなたの泣き顔、笑えるわよ」と言った。
呆れた。本当に呆れた。でもなるほど、確かに笑えたわ。
……ありがとう、メルラン。ありがとう人形達。迷惑かけてごめんなさい。

ξ月∀日 D
新しいお友達が出来たPO♪

977 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 13:52:54 [ AxXM.jyE ]
どっかで聞いたような話がwww

978 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 15:10:36 [ y2Ng4hfY ]
久々に全俺が泣いた

979 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 15:50:14 [ Lm2BBw2g ]
ttp://www.youtube.com/watch?v=gJi69_75ZiA

980 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 17:01:39 [ 78.2Z4oY ]
ξ月∀日 α
今日も私はラフメイカー、涙を笑顔にメイカーップ!
泣き顔探して西東 すると湖畔の紅い家 誰かの涙の気配する
そこで見たのは銀髪の メイドがブラに余り肉 必死に詰め込むその姿
そこで出ましたラフメイカー チューバで窓をぶち破り 驚く彼女に手鏡を
突きつけ言ったその言葉 「あんたのその胸笑えr……(この先は血に汚れていて読めない
 
ξ月∀日 β
着替え中何時ぞやの騒霊が乱入、凶悪な精神攻撃を仕掛けてきた為強制排除

981 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 17:19:59 [ j62t1BpU ]
○月×日

 咲夜■■の葬儀がしめやかに行われた。
 お嬢様も妹様も、大変寂しそうだった。私も、胸にぽっかりと穴が開いた気がする。
 特に広く呼びかけたわけでもないのに多くの人が集まってくれたことは、彼女の人徳と
言っていいのだろう。それにしても……と思う。あの騒がしかった日々から、随分年月が
たったのだと。

●月■日

 この紅魔館も大分寂しくなった。咲夜が亡くなってから、お嬢様が徐々に使用人たちに
暇を出しているのだ。尤も、やむを得ないことだろう。彼女がいなければ管理しきれるも
のではないし、実際代わりもいないのだから。
 最近お嬢様を見ると、時折辛そうな表情をしている。本人は上手く隠しているつもりの
ようだけど。

 あるいは、この紅魔館を■■つもりなのだろうか。
               引っ越す

●月△日

 今日付けで、館の使用人全てに暇が出された。推測でしかないが、咲夜との思い出がそ
こかしこに残るこの館にいるのが辛いのだろう。色々と驚くと共に、やはり私たちでは代
わりになれないのかという悲しさもある。
 ともあれ、今日から永遠亭の姫と同じ無職の身である。何か仕事を探さねば。

☆月×日

 久しぶりに紅魔館、今では跡地か。に行ってみた。誰もいないと思ったら、魔理沙がい
たので驚いた。曰く、別れを惜しんでいたとか。何か残ってないか漁りに来たんじゃない
だろうな、と問い詰めたらあさっての方を向いていた。■十過ぎて何をしてるのか、この
人は。
 咲夜の墓には、花が供えられていた。去っていく白黒の姿にそっと頭を下げ、咲夜にこ
こ暫くにあったことを報告する。そして、私が決めたことも。

□月★日

 ようやく、「家」が完成した。以前あった館とは比べるべくもない、慎ましやかなあば
ら家だが、私一人で住むにはこのぐらいがちょうどいいだろう。

□月×日

 白沢が里の子供を連れてやってきた。目的は湖畔で子供たちを遊ばせることだったよう
だが、私がいたのに驚いたらしい。手持ち無沙汰でもあったので、子供たちに私がここで
見聞きしたことを、少し面白おかしく脚色して話してやることにする。歴史を大事にする
白沢が少々苦い顔をしていたが、気にするまい。子供たちは喜んでいたし、私も咲夜やお
嬢様たちの話ができて嬉しかったから。


■月×日

 なにやら、随分とのんびりした日々を送っている。紅魔館で働き出す前に戻ったようだ。
あの忙しない日々も好きだったが、こういうのもまたよし、か。
 今日は博霊の子がやってきて、私に昔話をねだった。自分の祖母から聞けばいいのにと
も思うが、そこはそれ、色々な人から聞きたいものであるらしい。私が白沢や御阿礼の子
の真似事をするのも妙な話だが、これはこれで楽しいものだ。

 家の名前を掲げることにする。「紅庵」。あの忘れがたき日々への思い出を込めて。

982 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 17:35:11 [ lLnZ845U ]
縺ゅl䰗�
逶ョ縺九i豌エ縺娯�ヲ

983 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 19:01:24 [ SfQIc0Lg ]
>>976>>981
全俺が号泣した。

984 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 19:12:54 [ L2xzlE1k ]
○月×日
このところの幻想郷の異変に盛大に貢献してるのはあの鴉だと言っていい。
しかし腐っても天狗というべきか腐ったからこそというべきか
今の鴉は私にとっても非常にめんどくさい相手だということは確かである。
高速で接近されてそのまま押し倒された時のことなど考えたくも無い。
そこで困ったときの便利アイテム、上白沢慧音先生に再びお願いしようとした。
ところが先生、この歴史を食うくらいなら舌を噛んで死ぬとか半泣きで言い出した。
天井から吊るしたり井戸に放り込んだりしてみたがいくら力に訴えても首を縦に振らない。
仕方ないのでこう考えることにした。
あの鴉は別に人間を襲って食料にするというわけでは無い。
こちらからいくら攻撃しても、向こうからは怒ったりこちらに怪我をさせてくることは無い。
盗撮はしなくなったようだ。
このように考えると、随分平和的な様相であることが明らかになる。
よってこれは異変では無い。
すなわち私の管轄ではない。
これで今日も一つの異変がめでたく解決した。
神社に結界を五重ほど張って床に就くことにしよう。

985 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 19:31:04 [ BJGKoRp6 ]
とりあえず暫定次スレ
ゆかりんのスキマ日誌二冊目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1169461754/

>>984
巫女hideeeeeeeeeeeeeeeeeeeee

986 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 19:34:17 [ mBEL2I1U ]
○月×日

博麗神社にこっそり侵入していたら結界を張られ外に出られなくなった。
とりあえず神社内を探索していたら博麗の巫女が寝ていた。うひょー。
この前の騒ぎでカメラが壊れてしまったのが悔やまれる。

さて、それではいただきま(どす黒い染みで読めない)

987 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 19:35:02 [ mBEL2I1U ]
>>985
スレ立て乙〜

988 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 19:45:34 [ mBEL2I1U ]
○月㈹日

今使ってる日誌がもうすぐ終わりそうなので新しい日誌を用意した。
さて、次もがんばって毎日…はムリだけどこまめにつけることにしましょう♪
それにしても、スレタイがスキマ『日誌』なのに、>>1には日記と書かれているのが未だに気になる。
一冊目も残りわずかになってきたけど、最後まできちんと書き込んでみようかしら?

          r(X)⌒ヽ、 
           (リルiア~リ^i 〜♪
           《、゚ヮ゚,,リ巛 
         ((φ))(X) 》〉
      / ̄ /三/ミ/(,ノ ̄/|
    /    ⌒^⌒   /  |
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  /
    |   ゆ か り  |/
.     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

989 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 19:47:39 [ c2bEMc6U ]
ξ月∀日 ルナサ
妹が「新しい友達が出来た」とか言って森の人形師を連れて帰ってきた。
躁の気のある妹と(こう書いてしまっては失礼だが)陰気な感じのする人形師とでは、
反りが合わないのではないかと思ったが、双方幸せそうなのでいいか。
一体何処で親しくなってきたのやら。人の縁とは不思議なものね。

990 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 20:58:12 [ M7mYAj4c ]
○月×日
今私は非常に切迫した状況でこの日記を書いている。そのことについてのツッコミは無しよ。
五重六重に結界を張り終え、一時的な疲労と共にお布団に入った瞬間。
鴉と目が合った。床に就いた私の真上、忍者のように天井と水平にピタリと張り付き、ニコニコと微笑んでいる。
あまりにも突然の出来事と、そして恐怖に硬直する私。垂直落下してくる天狗。
「女王様〜♥」
勢いを調節したのか、落下の衝撃は殆ど無かった、しかし頭を抱きすくめられ自分の頬に柔らかい感触。
頬と頬を摺りあわされていた。
その後のことは覚えていない。気がつくと寝室は焦げ臭く穴だらけ、天狗は遥か前方に吹き飛ばされていた。
やったと思った瞬間、瓦礫が不気味に動くのと同時、ゆっくりと立ち上がる鴉。表情には笑みすら浮かんでいる。
その妖艶とも取れる笑みを見た時、これが恐怖なのね、私は半ばパニックに陥ってしまった。
夢想天生、夢想封印、陰陽球、包丁、ありとあらゆる弾幕をばら撒きその場から逃げ出すのがやっとだった。
飛ぶことも忘れ走って鳥居まで来た時、さらなる絶望に私は突き落とされる。外に出られない。力を使いすぎて結界が解けない。
くそ!どうしてこんなことになるのよ!
あの時ハクタクを発狂させてでも化け物の歴史を食べさせるべきだった。自らの詰めの甘さに後悔する。
だけどまだよ。まだ望みはある。
このスレはもうすぐ終わる。スレが終われば、この空前の悪夢のような歴史は無かったことになるに違いない。
その時まで逃げ切れれば私の勝ちよ化け鴉。あはは!
私はあんなヘタレ人形遣いと同じにはならない。
きっと助かるのよ。きっとね。

991 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 21:10:26 [ 6adVv4YA ]
>>990
お互いもはや狂気に汚染され切っている霊夢と文を幻視したwwwwwGJwwwww

992 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 21:11:22 [ UIsY1CqM ]
スレも終わり際まで来て大変な事になっとるなwwww

993 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 21:16:55 [ QIgQ8mnI ]
包丁を弾幕にするのは巫女としてどうなのかwwww

994 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 21:19:09 [ 90FhFK0A ]
○月∮日
糞糞糞糞っ!!
もう少しなのに、あと10レス程度なのにまだ来る
まだ私を捕まえに来る!!
…良いわ
そんなに痛めつけられたいのならお望み通り痛みをあげる
ふ、ふふふふ…

○月∮日
結界の変化に危険を感じ神社に向かった
しかし、時は既に遅く。辺りは血にまみれ
そこに居たのは正気を取り戻し、青ざめた顔で地に伏す鴉と
片手に包丁を握り締め恍惚とした笑みを浮かべる巫女

1つのMが消え、1つのドSが生まれた




めんどくさい事になりそうだから境界操って元に戻しとこ☆

995 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 21:29:06 [ M1daTPaY ]
このスレも二冊目へと移っていている。古い日誌は終わり、新しいものに
また日々徒然なることが書かれていくだろう。
これもたくさんの職人方、見てくれる住民たちのおかげであろう。
速攻で糞スレ認定しつつも新スレは祝ってくれた隊長への感謝もここに書き留め
またにぎわうことを祈るとしよう。
       1の日記

996 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 21:46:51 [ Vd8U2yaw ]
к月♭日

よし、ここなら大丈夫そうだ。ここに私の歴史を──知られざる秘史を記しておくことにしよう。

先日、閻魔様にお叱りを受けてしまった。
幻たんはショタっ子じゃないなんて、ショタも裸で逃げ出すようなショタっぷりの閻魔様が
説いたところで全く説得力がないじゃないか。
そうだ。あんなに可愛らしい御方が女性の訳ないじゃないか。
そうだ、映姫様は四季家のしきたりで女の子として育てられているのだ。
女装の麗人、しかもショタ!
あのスカートに見える衣装は半ズボンと並ぶ至宝、キュロットに違いない!

スサ様の荒吐鬼っぷりも良いものではあるが、やはり紅顔の美少年に敵うものではない。
ショタっ子のうなじと、半ズボンから伸びる白くて細いあんよは国の宝だ。
そうだ、国宝級なのだ!
いやいっそのこと国宝認定!
そして童符「三種の神器−プニほっぺ−」「同−うなじ−」「同−半ズボン−」 これよ!
新スペルカードはこれで決まり!
ショタっ子の──映姫様のほっぺをプニプニし、うなじに舌を這わせ、キュロットをずり下ろす……。

ああもう辛抱たまらんの勾玉!
私の中の高天原が熱く燃えている!
よし、そうと決まればさっそk                  (日記はここで途切れている

997 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 22:07:45 [ rlW.B6oQ ]
えーりん……コスプレ貴腐人
けーね……腐女子(ショタ専)化
ぱっちゅ……ソフトレズ疑惑(ハード、ガチへ進化の恐れあり)


東方賢人会は も う ダ メ だ 


あっきゅんだけはせめて清いままでいてくれ・・・

998 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 22:16:08 [ 2oNWmQgc ]
1000ならこのカオスな流れは次スレにも続く

999 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 22:26:29 [ 0OSVEHd. ]
⑨月99日
巫女が一瞬だけだがあの変態を超越し、屈服させたらしい。
が、その一瞬のあとにはまた元に戻っていたそうだ。

とりあえずその場は凌げたようだけど、猫と巫女の受難はまだ続くのね……

人形使いは何とか立ち直ったらしい。
今度暇つぶしにお茶にでも誘ってみようかしら……




? なんで人形使いなのかしら?

1000 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 22:30:35 [ c7wzxRJI ]
1000ならスキマリセット

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