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雑談スレ
438
:
名無しぃさん。
:2004/08/09(月) 11:05 ID:nuMErksY
気が立ち並ぶ山奥に、一見の家が建っていた。
その家に住む二人には、暗い過去があった。
夫、モナーの毎晩の夜酒に生活費を食われ、愛想を尽かした
妻は、小さなちびモナと夫を残し、家を出て行ってしまったのだ。
ある日のことだった。
ちびモナが、山の中で見つけた死にかけのベビしぃをつれてきたのだ。
しかし、モナーはベビしぃの飼育を快く許可した。
ちびモナはベビをダンボールに入れてやり、大急ぎで冷蔵庫からミルクを
取り出してきた。
弱り切っていたベビは、そのミルクをもの凄い勢いで飲み干した後、
そのまま眠りについた。
だが、二人はまだ気づいていない。
気づかないまま触っていた。
ベビの体についていた病原体を。
翌日、ちびモナはベビをお風呂に入れ、よく洗ってやった。
ベビはお風呂という産まれて初めての体験を、小さな体で楽しんでいた。
そこに、モナーが入ってきた。
手にはわっかのような物が握られている。
そう、首輪だ。
その日、昨日まで死にかかっていたベビは、嘘のように元気になっていたのだった。
そして、明くる日のことだった。
モナーが突然腹を抱えて暴れ出し、そのまま卓袱台に倒れ込んだのだ。
ちびモナは、朝から抱えていた謎の腹痛に耐えながらも、モナーのそばにかけよった。
モナーはアァゥ・・・と呻き声をageて苦しんでいる。
何事だ、と言わんばかりに、隣の部屋で寝ていたベビがすっとんできた。
ちびモナの横に座り、モナーを心配そうに見つめる。
だが、隣に居るちびモナも、苦しそうな目をしていた。
やがて、ちびモナも腹を抱えてジタバタと苦しみ、そのまま気を失った。
ベビの小さな心臓は、もう破裂寸前だ。
涙を流して、チィチィ!!と泣きじゃくる事しか、彼女には出来なかったのだ。
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