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虐待・虐殺小説スレッドPART.4
96
:
若葉
◆t8a6oBJT5k
:2007/05/29(火) 04:20:07 ID:???
「大丈夫だぞゴルァ。俺はギコ族だから、しぃ族の女に不自由はしない。
チィの新しいママ候補もすぐに見つけてやる」
「今度は妹なんか産まないママがいいな。パパ」
カチッカチッと目の前で何度かライターを鳴らされて恐怖が高まる。
涙を流しながら懇願したけれど無情にも火は点けられた。
「ダメ、ヨ。ハナビハ、オソトデ、スルノ。オヘヤデ、シチャ、ダメヨ」
もうもうと煙が立ち昇り、勢いよく火花が噴出して
立ち込める煙で室内の空気が霧のように白く霞んでいく。
「イヤァ。オナガイ、ユルシテ、ユルシテヨオォォ」
白にも金にも見える美しい炎の流華が、あたしの指を包み込んだ。
削られ傷ついた指先が焼け焦げていく熱さと臭いに目を剥いた。
逃げたくてもチィちゃんは万力のような力で腕を掴んで離さない。
「お顔からも血が出てるよね?こっちも焼き潰してあげる」
助けて、お願い助けて!!
霞む視線で懸命にチィちゃんとギコくんに縋っても、
目の中にまで容赦なく火花が入り込んできて、視神経を
今まで感じたことのない熱と痛みが蹂躙していく。
瞼を閉じても、薄皮ごしに伝わる熱は防ぐことなど出来ない。
顔を無数の火花で炙られて絶叫する口内にも炎が入り込んだ。
「あははっ。お目目が白くなっちゃった。煮えたのかなぁ?」
花火の棒先で眼孔を抉られ、その棒先は鼻孔にも突き入れられた。
感触はあったけど、さほどの痛みがないのは神経が焼き潰されているから?
失明して嗅覚が失われ、煙と熱で咽喉もやられたらしく声が出せない。
「お顔の血は花火だけじゃ止まらないから、お味噌でパックしてあげる」
味噌をこすりつけるように塗られて、味噌に含まれる塩分が
皮膚を失い剥き出しになっている顔肉に激烈に沁みる。
抵抗しようとしても身体に力が入らなかった。
「そいつはもうすぐ死ぬ。そろそろ終わりにしてレストランに行こう」
「うんっパパ。チィ、ハンバーグがいい」
「家を留守にするついでに害虫駆除もしておこうか」
「あ。チィもやりたいことあったの」
コトッ
楽しそうに話し合い、何かが部屋の中に置かれるような物音がする。
ドアが閉まる音がして、ギコくんとチィちゃんが出かけたのを知る。
シュウシュウという奇怪な音とともに息苦しくなってきた。
げほっげほっ
たまらず咽せ、空気を求めて口を大きく開いたら苦しみが増した。
多分、バルサンか何かの殺虫煙が室内に充満してきてるんだろう。
こんなところで死ぬなんて。
でももういい。ママも、もうすぐベビちゃんのところに行くからね。
待っててベビちゃん。ベビ、ちゃん……
チィ… チィチィ… チィチィチィ……
!?
泣き声が聞こえた気がして、あたしは全神経を耳に集中させた。
チィチィチィチィ… ナッコ、ナッコー……
聞こえる!やっぱり聞こえる!
ベビちゃん!!あたしのベビちゃんが、まだ生きている!?
死んでいるとばかり思っていたのに。
あぁマターリの神様、感謝します。ありがとう。ありがとう。
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