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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

85:2007/05/27(日) 01:20:02 ID:???




フーは事に満足し、一旦腕を動かすことを止める。
それに合わせるように、ちびギコは地に乱暴に落とされた。

「っ!・・・げぇぇっ! ぐっふ!・・・」

子供のものとは思えない濁った咳をし、やはり必死に首の紐を緩めようとする。
が、それはとあることのせいでなかなか上手くいっていないようだ。

「ん?」

ちびギコの挙動がおかしいと、フーは近付いて覗き込む。
そこには肉と骨が露になり、血と土でどろどろになっているちびギコの腕があった。
恐らく、地面にたたき付けられる毎に受け身を取るように手を突き出して致命傷を防いでいたようだ。

理解不能なことが連続で起こり、ちびギコは仲間や状態把握より自分の命の保守を選んだ模様。
フーのやり方はあまりにも乱暴過ぎたし、こうなることは当然の結果か。

「なんだ、苦しいのか。だったら手伝ってやるよ」

と、フーはちびギコの首に手を掛け、紐の両端を握り強く引っ張る。
帛の擦れる音がして、紐は指三本程入る位まで緩くなった。

「っ・・・あ、あンタ、なニすんでチ・・・」

もう腕とは言えない腕をぷらぷらとさせながら、元気なくフーに抗議する。
恐怖と怒りと混乱が混じったその表情は、滑稽なものでもありほんの少しだけ罪悪感を覚える。
しかし、今フーが行っているのは虐待。狙ってやっていることだし、寧ろそれは快感に昇華していく。

「まあまあ、落ち着けって。ていうかその腕、もう使えないだろ?」

「そん、そんなの、おまえのせい・・・」

「俺が『いたいのいたいの飛んでいけ』してやるから安心しろよ」

「ちょ、何・・・っ痛いッ! 痛い痛い痛いぃぃ!!」

そう言うと、フーはおもむろにちびギコの腕をしっかりと握る。
痛覚神経はまだ機能していたし、握られた事で折れた骨がそれらを刺激していく。
フーは喚くちびギコを無視して、力を込めて手を素早く引いた。
すると、鈍く湿った不快な音をたてて、ボロボロの腕は見事にすっぽ抜ける。

「ぎゃあぁぁぁああぃぃぃぃあああぁ!!!」

白目を剥き、火が点いたかのように絶叫。
これだけ痛め付けられていても、叫ぶことだけは忘れない。
なんとも忙しい生き物である。

「・・・ありゃ?」

ちびギコは腕があった所からそれなりの量の血をばらまいた後、俯せに倒れ込んだ。
失神したのか、体力がなくなり気絶したのか。
どちらにせよこのままでは虐待を続けられない。

「んだよ、面白くねー・・・まいっか、戻って他の獲物捜そうかな」

フーは溜め息を軽くつくと、気を失ったちびギコを引きずり空き地を後にする。
やはり紐のせいで首が絞まるのだが、今回は本人は完全に何もできずにいた。
シュレディンガーの猫宜しく、ちびギコがいつ死んだのかは誰にもわからなかった。


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