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虐待・虐殺小説スレッドPART.4
634
:
耳もぎ名無しさん
:2010/06/17(木) 20:27:59 ID:???
SHOWCASE 2
やたら長いトンネルを抜けると、そこには何も無かった。
本当に何も無い。
建物はおろか電線も無く、挙句の果てには木一本も生えていない。
存在が確認できるのは今ハイヤーが走っているこの一本道だけ、というひどい有様だった。
「すごいですねこれは。昔の小説ですけど、それこそ『トンネルを抜けるとそこは雪国…』みたいな、
普通は興味をそそられるような光景が広がっていたりするんですが…」
モララーが言った。正直それは小説の読みすぎだとは思うが、言いたいことはなんとなく分かるような気がする。
あまりにも殺風景なのだ。というより無機質に近い。とにかく何も伝わってこない。
次第にそれは不快感を催すものに変わり、激しく俺を苛立たせた。
公園の駐車場に着いたところで俺達はハイヤーを降り、約四千円を支払った。ぼったくりが問題化しているタクシーもといハイヤー業界の中ではまだ良心的な値段の方だろう。
さてここからしぃ族院までは徒歩五分足らずで着くのだが、取材開始時刻までは後一時間近くあった。
ただ院の前でぼーっとしているのもアレなので、俺達は広大な万博公園の中を散歩してみることにした。適当な時間つぶしにはなるだろう。
駐車場を出ると俺達を歓迎するかのようにいくつかのモニュメントが置かれていた。
「平和」を表すモナーの像
「情熱」を表すギコの像(そうか、俺は情熱なのか)
「表裏」を表すモララーとウララーが対になっている像
など、多種多様にわたって作られていた。
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