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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

596Nacht:2009/02/08(日) 01:44:49 ID:???
「えーっと。飯食わせてもらえるんですかね…?」
「えぇ、いいですよ。でも、そっちこそ大丈夫なんですか?」
「…?何が?」
「やっぱりなんでもないです。とにかく食べられるならいいんですよね?」
「オーイエス。」

交渉成功。
とりあえず今日一日は生き延びた。
でも、問題がある。

「俺、動けないんだけど…」
「みたいですね。」

当然でしょ。という感じの返し。

「え…っとどうしよう…?」
「這ったら大丈夫でしょ?」

前言撤回。こいつは天使じゃねぇ。

「大丈夫です。ここから五分とかかりませんから。」



…確かに五分とかからなかった。
必死に這うこと三十秒。

「着きましたよ。」
「は…?」

顔を上げれば、普通の一軒家。
愕然とした。
新政府…。ぬぁにが最低限度の完全なる平等か。これ、明らかに格差ですよ?
しかし、本当にすごい。新政府はなかなかやることが立派だ。だが、その分彼女らに娯楽はほとんど無いのだろう。
…偏ったバランスだなと思う。
ぼーっとしてる間によいしょと立たされ、服についた汚れを一通り落とされる。…あぁ、情けなきかな俺。
そのまま短い廊下を突っ切ってリビングに到着。そのまま真ん中にある食卓の椅子の一つに俺をおろすと、早足にどこかへ消えてしまった。
とりあえず水飲も。


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