[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
虐待・虐殺小説スレッドPART.4
594
:
Nacht
:2009/02/08(日) 01:42:45 ID:???
結果としては、賛成八、反対二で可決。
もしもこれを破ってしまった場合、最低十年以上の懲役、又は罰金五十万。
被虐対象となっていた者達は異様に体が脆かったため、強引に手を引っ張った際にすっぽ抜けて傷害罪。なんてこともあった。
新政府はこれに対して、彼ら専用の居住スペースを提供すると決定。
それがここ。
結局。世界が認識を変えても。徹底的な弱者は、徹底的なまでに環境がそこから這い上がることを辞さないらしい。
なんて、報われない。
だから、誰も寄り付かない。近くに居ても迷惑を被るのは自分たち。
そんなだから彼らが日陰に追いやられるのにそう時間はかからなかった…。
「…つっても昔と比べて考えりゃ破格の待遇だよなぁ。」
つーか、普通のやつの方が生活に困窮してる状況ってどうなのか。
彼らにはそれぞれ住居もあれば、職もある。人並みに生きることに関して言えば、一般AAよりもはるかに楽なのだ。
ちなみに俺は現在、仕事が無く、金も無いのでかれこれ三日間食い物を欠片でも口に放り込んだ記憶がない。
あるのは公園の水道水くらいか。我ながらなんとも情けない。
「いつまでも座ってるわけにはいかねぇし…。そろそろ起きて仕事探すかぁ。」
と、立とうとした瞬間。
「へぶぉっ!?」
顔面から勢いよくコンクリートの大地と熱ぅい接吻。
「つぅ〜〜〜…!」
倒れ伏したまま、鼻を押さえながら頭だけ動かす。
どうやら、三日間の断食はこの身には辛かったようである。
俺の足は栄養が足りないせいで自分の役目を忘れてしまったらしい。
あー。目まで霞んできた。ヤバイ。ヤバイです、神様。このままじゃ俺死にますよ?いいんですか哀れな子羊がこんな薄汚いところで野たれ死んでもっ!!
と、心で叫んだところで神様が助けてくれるわけではなく。こうして、また一人、人知れず一人のAAの人生は終わりを迎えるのだ―。
諦めて目を閉じる。その瞬間。
神が与えた一筋の光が見えた。
「どうして、そんなところで寝てるんですか?」
きょとん。と。
実に可愛らしい動作で、一人の少女が俺を見ていた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板