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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

568:2008/05/14(水) 21:44:27 ID:???


「うぐ・・・」

余程痛かったのか、ぽろろが大人しくなるまで大分時間が掛かった。
その間、悶える様を観て十二分に楽しめたのだが。

今のぽろろは、痛みが引いたというよりも満身創痍といった方が正しいようだ。
涙を溜めた目は虚ろだし、だらし無く開いた口からは涎が際限なく溢れている。
俯せでありながら、必死に身体全体で呼吸をしてもいた。
仰向けになればいくらか楽になる筈だが、穴だらけの背中をどこにも触れさせたくないのだろう。

(しかし・・・)

我ながら、なかなか悪意のある事をしてしまったなと、ぽろろの背中を見て思う。
蓮コラのそれよりは小さいが、穴という穴からは体液が沢山漏れている。
所々大きく肉が刔れていたりして、痛々しさは半端じゃない。

思わず、目を背けたくなる。
そうありながら、ずっと眺めていたいような気持ちにもなる。
ぽろろの可愛らしい背中にある無数の穴と流れる血液。
悍ましくもあり、また、僅かだが美しくあった。

「痛かったか?」

「・・・う、ん」

『痛い』。
その言葉は、そのまま『気持ち良い』にシフトはしないようだ。
歯を食いしばり、なお苦痛に悶えるぽろろ。

(・・・可愛い、な)

いい意味で、胸が締め付けられる。




ぽろろの両脇に手を突っ込み、そのまま持ち上げる。
そして、成すがままのぽろろを自分の腿の上に座らせた。

「・・・?」

赤らんだ頬に、涙と涎でくしゃくしゃになった顔。
嫌悪感など微塵とも感じるわけがない。
この表情が、己を酷く駆り立てる。

ぽろろも、喜んでいる。
自分がぽろろを虐待する度、虐殺する度。

「ぽろろ」

「えっ?・・・ッ痛! 痛い、痛いっっ!!」

気持ちが高ぶり、思わず抱きしめる。
傷だらけの筈のぽろろの背中に、爪を立てる。

弱々しく抵抗し、強く泣き叫ぶぽろろ。
耳元で聞こえるその悲鳴で、イッてしまいそう。
心が、精神が、おかしくなってしまいそうだ。

「ずっと、聞いていたいな・・・そう、お前の、声」

「うあっ! く、痛あっッ!!」

ねっとりとしたものが、両手に付着する。
このまま、共に快楽の海に溺れていきたい。
むせ返るような血の臭いに、ぽろろの悲鳴という音楽を聴きながら。

―――電子音。
インターホンが鳴り響き、快楽の海から引き上げられる。
同時に深い憤りと気だるさを覚えつつ、ぽろろを腿から下ろす。

「・・・悪い、ちょっと出てくる」

「・・・」

玄関に向かう途中、振り向き様に見たぽろろの表情。
どこか、不快感を静かに露にしているように見えた。


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