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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

556へびぃ:2008/05/05(月) 02:30:51 ID:???
「シヒィィィィィィィ・・・シヒィィィィィィィィィ・・・」

肩で息をするしぃ。激痛を伴った『出産』に、殆どの体力を奪われたようだ。
そのしぃの周りに、4人が駆け寄った。勿論、落下した『それ』を確かめるためだ。

「うえぇぇ・・・気持ち悪いのじゃ・・・」

妹者が口元を手で押さえた。当然のリアクションと言えるだろう。
そこに落ちていた物―――今そこで吊られているしぃの、腹の中にあったもの。
つまり、ベビしぃ―――いや、正確には、『ベビしぃになるはずだった物』―――。
―――ヘドロか、はたまた何かの肉のミンチか。
正直な話、何も知らなければ、それにしか見えない物体。
赤や茶色を中心とした色彩の、半固体、半液体の流動性の物体。
所々にアクセントを加えるように混ざる白色は、骨や歯だろう。また、非常に分かり難いが、耳の様な物も確認出来る。
そんな異形の物体の中に、兄者はベビしぃの出来かけの目玉を見つけた。それだけでは無く、その不気味な目玉とまっすぐ目が合ってしまい、思わず兄者は素早く目線を逸らした。
『百ベビ組手』や、先刻の『景品付きベビしぃくじ』を体験した3人が見ても、最早ベビしぃの原型は殆ど留めていない。また、これが何匹分のミンチなのかも。
しかし、こういった仕事に慣れているらしい1さんは、「ひい、ふう、みい・・・」と数えていく。
そして数え終わったらしい彼が、妹者に笑顔を向けた。

「お疲れ様でした。全部で6匹、腹の中にいたようですね」

「ろ、6匹も・・・なのじゃ?」

「おいおい、6匹だって?」

「いくらアフォしぃでも、6匹も一度に生むってのは、かなり珍しいんじゃないか・・・?」

驚きの表情を浮かべる3人。だが、それも頷ける。
いくらしぃの繁殖力が凄まじいとはいえ、一度に生む数は平均的に2〜3匹が多い。4,5ならまだしも、6匹も一度に生むというケースはかなり珍しいのだ。

「6匹もいたというのは、とても珍しいですからね・・・普通のお御籤で言えば、これは確実に大吉、でしょうな」

1さんがそう告げると、妹者はパッと顔を輝かせた。

「ホントなのじゃ!?」

「良かったな、妹者」

弟者がそう言うと、1さんはさらに続けた。

「徹底的に叩き潰されてますね。これは健康運が高まっている証拠なんですよ」

「うん!元気もりもり、なのじゃ!」

「まあ、あれだけ暴れられるならな・・・」

兄者の苦笑。

「しかも、目玉が潰れずにちゃんと残っている。これは金運が素晴らしいですね」

1さんの言葉を聞き、妹者が何かに気付いたような表情を浮かべる。

「そういえば、ゲームが当たったのじゃ!」

そして、先刻じぃから貰ったゲーム機を見せると、1さんは満足げに頷きながら言った。

「おお、それはそれは。あながち間違っていないでしょう?」

「それどころか、バッチリ当たってるよな・・・」

弟者が驚き半分、苦笑半分といった表情を浮かべた。
はははは、と笑いあう4人。その背後で、

「シィィィィィ・・・ハッ!ベビチャン!シィチャンノ カワイイ ベビチャンハ!?」

半ば放心状態だったしぃが、目を覚ました。


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