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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

547へびぃ:2008/05/05(月) 02:27:31 ID:???
残るは妹者の選んだ25番のベビだ。水槽の端に投げられ、誰にも気付かれず死んだとあって、ここからではガラス玉を確認出来ない。

「こっちの方か?」

兄者が先頭で、水槽の右側に周った。

「お、あったあった・・・おおっ!」

兄者がガラス玉を確認すると同時に、驚きの声を上げた。
水槽の壁面に水飛沫がやたら跳んでいた。恐らくここが、ベビしぃが絶命した場所と見て間違い無いだろう。
そしてそこには―――

「―――赤い、ガラス玉・・・て事は、1等か!?」

そう、そこには赤いガラス玉があった。
つーが持ってきたフリップを見ると、確かに赤い玉の横には『1等』と書かれている。

「わーい、やったのじゃー!」

ピョンピョンと飛び跳ね、全身で喜びを表現する妹者。

「おめでとー!1等当選者は初めてよ」

じぃが、何時の間にか取り出したハンドベルをチリンチリンと鳴らした。
ひとしきり鳴らし終えると、彼女は水槽の反対側へ姿を消し、すぐに戻ってきた。その手には小包。

「1等景品は何と!最新ゲーム機のニソテソドーGS!はい、どうぞ」

「良かったな、妹者」

説明しながら、彼女は小包を妹者へ差し出した。

「ありがとうなのじゃ!」

喜色満面、という四字熟語がこれ以上似合う表情も無いだろう、というほどの笑顔で包みを受け取る妹者。

パチパチパチパチパチ!

何時の間にやら集まっていたギャラリーから暖かい拍手。
百ベビ組手会場に続き、再び拍手喝采を浴びた妹者は、またも顔を真っ赤にして兄者の影へ隠れてしまった。
観衆からどっ、と笑いが起こった。


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