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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

544へびぃ:2008/05/05(月) 02:26:34 ID:???
兄者に『もう大丈夫だぞ』と声を掛けられた妹者を含めた4人は、暫くの間水槽を見つめていたが、

「は〜い、おめでとう。5等当選ね」

パチパチと手を叩きながらじぃが言ったので、そっちを振り向いた。

「5等の景品は―――はい。モナ・コーラ2リットル3本よ。
 あんまり揺らさないように持って帰ってね」

そう言って、彼女は兄者に大きなペットボトルが3本入った袋を渡した。
兄者は軽くお辞儀をしながらその袋を受け取る。そこでじぃは、再び箱に手を突っ込んだ。
そして彼女は、一度に3匹のベビしぃを掴み出した。それぞれ背中には「5」「12」「25」と書かれている。

「ナッコ!ナッコ!」

「チィヲハヤク ナッコシナチャイ!」

「ナッコチテ チィタチニ チュクシナチャイ!コノ カトウセイブチュドモ!」

口々に喚くベビしぃ達。つーはその言動に早速キレかかっているらしく、ナイフを取り出そうとして弟者に止められた。
「まぁまぁ」と苦笑しながらつーを宥めつつ、じぃがベビしぃを掴んだ手を軽く振った。

「どうせすぐにGo to hellなんだから、少しくらい言わせてあげたっていいじゃない」

そして、水槽に向き直った。
その横で、妹者が兄者に問いかける。

「兄者、あのガラス玉はどこから出てきたのじゃ?」

兄者が答えた。

「簡単な事だ、妹者。ベビしぃが溶けた後に、その場所にあの玉が現れたんだ。
となると、どこから来たかなんて訊くまでも無いだろう?」

妹者がハイ!と手を上げた。

「わかったのじゃ!あのベビしぃのお腹の中!」

「ピンポ〜ン!」

兄者の代わりにじぃが正解を告げ、それと同時にベビしぃ達を順番に水槽へ放っていった。

「チィィィィィィィ!」

「ナッコォォォォォ!!」

「ハナーン?」

宙を舞うベビしぃ3匹。迫る水面。それはベビしぃ達を確実に冥府へと誘う、地獄への入場門。
そして―――

ドボドボドボォォォォン!!

弟者が選んだ5番のベビしぃは水槽の中央よりやや右寄りに、つーが選んだ12番のベビしぃは水槽の中央付近に、
妹者の選んだ25番のベビしぃは水槽の左端に、それぞれ飛び込んだ。

ブッシュゥゥゥゥゥゥゥ!

その瞬間、同時に3箇所から煙が立ち上り、

『ヂギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!???』

三重奏(トリオ)の悲鳴が、5人の耳を打った。


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