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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

541へびぃ:2008/05/05(月) 02:25:38 ID:???
4人がその場所へ歩み寄ると、それに気付いたじぃが彼等の方を向いた。

「いらっしゃい・・・あら」

どうやら彼女も覚えていたらしい。まあ、片方は優勝者だから当たり前かも知れないが。

「さっきはどうも。2人とも、凄かったわよ」

ニコリと笑ってじぃが言った。弟者が一礼してから、口を開く。

「いやいや・・・貴方の方も、硫酸を使用しての『見せる』虐殺、見事でしたよ」

それを聞いたじぃは『ありがとう』と答える。
彼女は競技の時も白衣姿だった。歳は―――二十歳前後か。
その後聞いた話によれば、彼女は近くの研究所で働いているらしく、薬品の扱いにかなり長けているようだ。薬剤師の免許も持ってるとか。
暫く会話を楽しんだ後、弟者が訊いた。

「ところで、ここで何をしてらっしゃるのですか?」

質問を受けたじぃは、背後の巨大水槽を指差しながら答える。

「ちょっとした商売ね。簡単に言えば、景品つきくじ引きかしら。
 あの水槽も商売道具。ところで、あの中身・・・何が入ってるか、わかる?」

4人は少しの間シンキング・タイム。数秒の後、つーがおもむろに口を開いた。

「ヒョットシテ・・・アレモ硫酸?」

それを聞いたじぃは、パチンと指を鳴らして『ピンポーン!正解!』と言い放った。
そこで兄者が、ポンと手を打った。

「なるほど・・・大体読めたぞ」

「あら、お兄さんはわかっちゃったようね」

微笑を浮かべながら、じぃが言った。
ここで、じゃあ、と切り出したのはまたも弟者。

「その箱は一体・・・?」

弟者が言ったのは、水槽の傍らに置かれている大きなダンボール箱の事だ。蓋が閉じていて、中身は見えない。
そこで兄者が、ハイ、と手を上げた。

「弟者よ、俺が答えよう。間違ってたらスマン。
 その中身は恐らく―――」

兄者は一旦そこで言葉を切った。そして、そのまま続ける。

「―――ベビしぃ、ですね?」

「ご名答!!」

じぃが言いながら、ダンボールを開けた。それと同時に、箱からひょっこりと数匹のベビしぃが顔を出した。
そして、身をこっちに乗り出しながら、両手を突き出して、

「ナッコ♪」

お決まりの台詞。見れば、箱の中には数十匹のベビしぃが詰まっている。
口々にチィチィ、ナッコ、コウピ、と鳴いている。百ベビ組手を髣髴とさせる光景だった。
よく見ると、ベビしぃの背中にはそれぞれ番号が書かれている。

「ベビしぃに硫酸、そしてくじ引き・・・ああ、そういう事か!」

弟者もどうやら答えを見つけたようだ。

「ところで、幾ら?」

兄者が訊くと、じぃはピースサインを作りながら笑顔で言った。

「一回200円!・・・と言いたいところだけど。
 せっかくだから、半額におまけしちゃう。貴方達だけよ?」

ここまで言われては引くしかあるまい。4人は、彼女の好意に甘える事とした。


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