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虐待・虐殺小説スレッドPART.4
539
:
へびぃ
:2008/05/05(月) 02:25:02 ID:???
数百匹居た筈の親しぃ達は、僅か5分程度で肉塊の山と化した。
フィールドは大量の肉片とおびただしい量の血液、そしてどぎつい異臭に覆われていた。
かなり劣悪な環境だったが、選手、観客共に大満足の表情だった。
「それでは、これで『百ベビ組手大会』を終了と致します!」
「選手の皆様も、観客の皆様も、本日はありがとうございました!
また来年、このフィールドでお会いしましょう!!」
司会の2人が締めの言葉を発し、大会は閉幕となった。
閉会宣言の後も、暫くの間、盛大な拍手が絶えなかった。
―――以上、回想終わり。
暫くの間黙っていた3人だが、弟者が不意に口を開いた。
「・・・うん。やはり凄かったな」
「ああ」
兄者が答えた。とにかく凄かった―――それが3人の感想だった。まあ、的確といえば的確か。
ふぅ、と息をついてから、兄者が再び口を開く。
「・・・ま、なんだ。とりあえず何か食べに行くか」
言いながら、彼は時計を覗き込んだ。既に12時を回っている。
妹者が腹部を押さえながら呟いた。
「そういえばお腹空いたのじゃ・・・」
「そうだな・・・そうするか」
弟者も賛同した。実際、あれだけ運動すれば腹も減るというものだ。
兄者が先頭に立って歩き出そうとしたその時、後ろから声が掛かった。
「ヨウ!3人揃ッテナニシテンダヨ?」
振り返るまでもなく、3人にはその正体が分かった。この高い声、間違いない。
「おっ・・・チャンピオンのお出ましだな」
弟者が言いながら振り返ると、そこには顔を真っ赤にして恥らった様子のつーの姿が。
「ダ、ダカラソウヤッテ呼ブナヨ・・・恥ズカシイッテノ・・・」
「つーちゃん、おめでとうなのじゃ!」
妹者からの賞賛に、まだ顔を赤らめながらもつーが答える。
「アア、アリガトナ。弟者モ、初メテニシテハヤルジャネーカ。
コレナラ、ゴキブリノ刑ハ勘弁シテヤルカ」
後半は弟者に向けられたものだ。
弟者は、頭を掻きながら苦笑。
「ははは・・・それは良かったよ。
それより、つーはこれから何か用事でも?」
つーは即答した。
「イイヤ。暇デショウガナカッタトコロダゼ」
じゃあ、と兄者が言った。
「これから俺達は昼食なんだが、つーも一緒にどうだ。
優勝記念だ、奢ってやるぞ?」
つーは、顔をぱっと輝かせた。
「ホントカ?ジャア、オ言葉ニ甘エヨウカナ」
「じゃ、行きますか、と」
返事を聞き届けた兄者が、踵を返して歩き出した。
弟者、妹者、つーの3人は、慌ててその後についていった。
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