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虐待・虐殺小説スレッドPART.4
533
:
魔
:2008/04/27(日) 17:38:13 ID:???
ひとしきり笑いあった後、台所を見直す。
「さて、後片付けしないとな」
ちびしぃとぽろろの血、割れたコップの破片が辺り一面に散らばっている。
飛び散った血糊は、台所にあるものほぼ全てに付着していた。
芸術と例えて現実逃避したくなる程凄まじい惨状だったが、放置しておくわけにはいかない。
切羽詰まっていたとはいえ、面倒なことをしてしまったなと思った。
『ぐぅぅ』
不意に、ぽろろの腹から何かを訴える声。
顔を赤らめ腹をおさえるぽろろに、愛くるしさを覚える。
「・・・そういえば寝起きだったんだよな。何を食べたい?」
「え、えっと・・・」
辺りを見回して、ぽろろはある所を指差す。
指した方向を見てみると、そこにはちびしぃの死体。
初めて会った時にも、しぃを食べていたぽろろ。
やはり、食べ慣れたものがいいのだろうか。
立ち上がり、ちびしぃの形をした肉塊を渡すと、嬉しそうに食べ始めた。
「おいしいか?」
「うん」
ちびしぃを食べている、という事に不快感はなかった。
寧ろ、血で顔を汚しながらももくもくと食べる様が可愛くて。
台所を掃除する前に、先にぽろろの食事姿を眺めることにした。
※
一日を一言で現すなら、突然。
予想だにしない出来事が沢山、津波のように起こっていった。
悪い事だらけだったが、良い事も少なからずあった。
なにより、ぽろろとの関係が終わらなかった事が幸いだった。
失ったものは、多過ぎた。
だが、新たに得たものもある。
もう後戻りはできないが、前にはしっかりと道は続いている。
これから、その道をぽろろと一緒に歩んでいけばいい。
奇妙な関係だが、これから。
ずっと―――。
続く
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