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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

529:2008/04/27(日) 17:35:46 ID:???

血の欲しさに闇雲に走ってきたさなか。
見出だしたくもなかった、新たな感覚。

力無く、それでいて必死に抵抗している様。
涙でどろどろに、痛みでくしゃくしゃになった愛くるしい顔。
ちびしぃの命を扱う権利を、今まさに己が所持しているということ。

征服感。

下半身が熱くなり、胸のあたりに何かが込み上げる。
未成年がタバコや酒の良さを知ってしまったような気分。
駄目だと頭では理解していても、身体や心が勝手に動く。

「ムグ・・・ゥ、ゥ」

ふと、気がつくとちびしぃは顔面蒼白となっていた。
シンクには夥しい量の血が流れていて、コップは真っ赤な塊のよう。

虐待の快楽に溺れるよりも、やはり渇きを癒す方が先。
ちびしぃももはや満身創痍だし、手を離しても問題ないだろう。
シンクに落ちない程度にちびしぃをずらし、両手足を縛ったまま、自由にさせてみる。
口を押さえていた掌にねっとりとした唾液がこびりついていたが、気にしないでおく。




「・・・っ」

ちびしぃの荒い呼吸を聞きながら、コップを持つ。
途端、先程の快楽は遥か彼方に吹き飛ぶ程の不快感。
特有の生臭さが飲まずとも鼻をつき、喉を塞ぐ。

飲まなければ、今だ残る問題を消化できないというのに。
どうしてか、虐殺厨のそれよりも酷い拒絶反応。
欲しかったのではないのか。と自分の身体に問いたくなる。

(クソッ!)

吐き気を催しながら、まどろみの世界に入り込む前に。
己に喝を入れ、一気にちびしぃの血を口の中に流し込んだ。

生臭さが体内を暴れ回り、中から外へ鼻を刺激する。
粘膜がやられてしまいそうな錯覚を覚える程の、強烈な臭い。
アンモニアのそれとは桁外れのような気さえしてしまう。
と、

「うっ!?」

遅れてやってきた、いつもどおりの凄まじい拒絶。
だが、今回は何故かその拒絶のレベルが異常だった。

口と鼻を掌で被っても、無理矢理外に出ようとする血液。
指と指の隙間から細く溢れていき、手を汚していく。
窒息しそうな位の力で必死に留めようとするが、上手くいかない。
まるで、胃そのものが存在しなかったように、逆流する。

堪え切れず、両手で口を塞ぐ。
持っていたコップは、一瞬宙に浮いてからすぐ床に叩き付けられ、音を立てて割れた。

(飲め! 飲み込めって!!)

頭の中ではそう叫んでいるが、身体が全くいうことを聞かない。
相反する思考がぶつかり合い、血の気が引いていく。
追い打ちで全身から嫌な汗が吹き出し、涙が滲んでくる。

苦しさに膝をつきながらも、顔は上を向ける。
少しでも、胃の中に入れてしまいたいからだ。
と、その体制が巧を奏したのか血が喉の奥に流れ込む。
チャンスを逃すわけにもいかず、そのまま躊躇せず一気に喉を鳴らした。


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