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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

507cmeptb:2008/03/03(月) 18:17:57 ID:???

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「最近分かったことなんだけどね。実は………………」
「ほう……。なーる。そんなことが……」
モララーがひそひそ話しかけると、ギコは合点がいったような顔をした。
「この場合だとね。以前のような作り方じゃあ駄目なんだ。徹底的に、それこそ
 髪の毛ほども不自然さがあっちゃあいけないんだ。つまり無理矢理作り替える
 洗脳はどれだけ上手くやったとしても、その時点で完全にアウトなのさ」
「……だから寝返ってもらわないと駄目だ、ってか?」
「そ。だけどこれもただ恐怖とかを与えたり人質を取ったりで無理矢理寝返らせたんじゃ
 駄目。それじゃ結局洗脳と変わりないからね。……じゃあどうすればいいかってことで
 一番手っ取り早いのがこの方法さ。うっふっふっふ………!!」
悦に入ったか、モララーが酷く嬉しそうに、不気味な笑い声を出した。

「……確かにまー、そうだろーなー……」
「…心に何かしら支えのある奴は、それが存在している限りは籠絡は至難の業になるんだが
 だが裏を返せば、支えがなくなればこれほど脆いものもない。まぁ考えてみりゃ当然なんだけど
 教団内で地位が高い奴はおしなべて忠誠心も高いわけで、それだけ教団を信じてるのさ。
 ……強いんだけど、弱い。 そいつを僕はよーく知ってるからね……。より効果的にするために
 最初に恐怖で味付けして、最後に信じていたものを崩壊させるべく一押しする……。つまり
 自分同様、身も心も真多利教に捧げていたと信じていた部下の正体見たりアフォしぃ。
 さて、この場合彼女に選ぶことが出来る選択肢は?」
「ま、直接的ではないにしても信じていたものに裏切られたとあっちゃあ、もう一つしかないな。
 英語でDespair、スペイン語でDesesperacion、韓国語でジョルマン、そして大陸語でjue-wang…」
「そう、それ。そして目論見は成功しました。……というわけで、これから最後の……」
モララーがくるりと振り返ると、目の前には吊され、今は降ろされているしぃ達の姿が。
初っぱなからクライマックスといった風に、皆が皆今にも倒れんばかりにぜいぜい息をしていた。
「おいおい。まだ一回目だろ? さっきのリーダーより皆酷いことになってるじゃないか……。
 さて、言いかけた台詞……。その目論見に役立ってくれた貢献者、彼女の部下だった
 しぃちゃん達にも“それ”をあげないといけないからねー。ただし性質は全く別物になるけどなっ!!
 さー、二回目行くぞ! 何回目で君らは死ぬのかなー!?」

……………………………………………………


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