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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

505cmeptb:2008/03/03(月) 18:16:42 ID:???

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「な、何? どういうことだ……!?」
「こればっかりはキミを騙してたみたいで悪いんだけど、最初からこのつもりだったのさ。
 僕はキミとは「生存の保証をする」と約束をしたけど、奴らとは何の約束もしてないだろ?
 ……奴らをここで縊り殺してやったところで、なーんの問題もないわけさ」
「ば、馬鹿な! 7回以上首吊りを耐え抜いたら全員解放すると……!」
「そんなの、どこに証拠がある? 奴らがピーチクパーチク騒いだところで所詮は水掛け論。
 まぁそれも、キミがどうしても奴らを助けたいというのであれば話は別さ。キミがそう願うなら
 従来通りのルールに戻してやってもいいんだけど……、さて、どうするね?
 キミは今でもこんな拷問を耐え抜いて、あいつらを救ってやりたいと思うのかな……? 
 …ま、あいつらを見限る覚悟が出来たらいつでも遠慮なくいえばいい。うぅっふっふ……。
 捨てるときは、切るときはひと思いにやるのがコツだからね……」

「……………………」
リーダーしぃは、静かに目をつぶった。目をつぶった自分の脳裏に浮かぶはかつての思い出…

“だめでちゅよぅ! こんなところでとまったら、おこられまちゅよぅ!”
“あい! ちぃのあげましゅ! これでげんきだしてくだちゃい!”

本当に小さな、文字通り物心つく頃から一緒にいた仲間達……。
数え切れないほどの月日を共に過ごし、研鑽しあっていた仲間達……。

“だ、大丈夫か!? すぐに救護所に連れて行ってやる!”
“何言ってるの! 私を助けてる暇なんてあったら、早く先に進んで!”
“し、しかし……”
“いいから! どっちが重要か考えなさいよ! こんなの、私はちっとも恐くないから!
 ここでたとえ……”

実際の任務でも、お互いに助け合いながら成功させてきた。……何度失敗を覚悟した
任務をそれのおかげで乗り越えてきただろうか……、だが……

「オラ! どうした! 早く吊れ! 早くしろ!!」
「あと4回! それが出来なきゃお前は単なる張り子の虎だ! さっさと吊れ!!」
「私たちはリーダーのこと信じてるのに、リーダーは裏切るつもりなの!?」

…これが大人になってから集められた部隊というなら、まだ分かる…。だが奴らは
ベビしぃの頃から集められて英才教育を施されてきた。それだけ分培われてきた
絆も、真多利教への忠誠心も強いはずなのに……、何だ、これは?
良しぃと銘打っても、幼き頃から教育をしたとしても、所詮しぃ族はしぃ族なのか…?
忌み嫌われ、軽蔑の対象となっているアフォしぃとやはり変わらぬということか…?
ということは、私のこの子供達も………、いや……!!

ど く ん

……愛するわが子を、こんな醜い姿にしてたまるものか……!! 
あれで何が良しぃだ! 何が真多利教本部直属の戦闘部隊だ! 
成る程、そうか……。そうなんだな……! しぃ族の中でも最高峰の組織と
されている、真多利教。その真多利教の最高の教育を幼少より受けてきた
こいつらでこうなのだから……。ならば!

「………。モララー……」
「ん……?」
目をつぶっていたリーダーしぃは、ゆっくりと目を開けモララーの方へ振り向く。
                                                .. .    
「……“オールイン”、だ。 今を以て私は真多利教本部直属部隊、リーダーしぃとして
 前言撤回……、死を選ぶ!」

次の瞬間にはモララーは歓喜の、部下しぃ達は絶望とでそれぞれ表情を激変させた。


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