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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

504cmeptb:2008/03/03(月) 18:14:07 ID:???

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「お前らもっ! すっかり自分たちは部外者みたいな面しやがって!! 覚えてろ!?
 もしあのクソが私を指名して吊られることになったら、真っ先にお前を指名してやるぞ!?」
「はははっ! そうだそうだ! 裏切り者! 裏切り者! 裏切り者がっ!!」
「覚悟しておけ!? たとえ私たちが死んだとしても、お前らを永遠に呪ってやるぞっ!!」
見るにも聞くにも堪えない怨嗟の声。当然二匹もただ黙って言われるままであるはずがなく

「だったら私らが指名されたら、今度はお前らの番!! 覚悟すんのはそっちの方だよ!!」
「そうよ!! 私が吊されることになったら、次にお前達を指名して……、そうだ! もっと
 より残酷な方法で吊すようにモララーに提案してやる!! ぎゃはは! いい気味だ!
 おい、モララー! この提案を受けるよな! 受けるよな!?」
「…………………………」
まさか被虐側からこんな提案が来るとは思っていなかったか、モララーすらもが
呆れ顔で両手を広げながらため息をつく。
「……僕も長いことしぃ族をぶち殺してきたけどさ、こんなのは前代未聞だよ……?
 いやー、ある意味では彼女らも欲しい逸材だ。ある意味ではね……」
「あ、ああ、あううぅ……!!」
目の前で部下が繰り広げる醜い争いに、リーダーしぃはがっくりうなだれた。
「…いい加減、分かったろ? 君らの言う “鉄の結束” なんてものはね、恐怖という
 圧倒的な濁流の前には為す術もないんだよ。君らの結束はどこまで行っても、所詮は
 理性に根付いたもの。対して恐怖は本能に根付いたもの。……理性の歴史がたかだか
 数万年なのに、本能の歴史は数十億年。この二つがかち合ったところで勝負は目に
 見えてるじゃないか。……恐怖、それも死の恐怖にぶつかって、どんな生物が理性を
 保てるっていうんだい? 僕だって無理だぞ?」
「……………!!」
「……うっふっふ。ちなみにね、次が “オールイン” だってことは覚えてるかな?
 他でもないやつら自身が決めた、皆殺しの数字のお出ましだ……」
相変わらずの冷えた微笑を浮かべるモララーだったが、しかし次の瞬間
「…安心しな。君の決断で連中が何をどう騒ぎ立てたところで、奴らにゃ太陽を
 二度と見せない。……たとえキミがオールインを選択しなかったとしても、ね……」
「…!?」
モララーは今までの底冷えとはまるで格が違う、挑発するような笑みも煽りも
一切含まれていない、本当に暗黒の凍るような表情を浮かべた。


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