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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

501cmeptb:2008/03/03(月) 18:12:56 ID:???

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「あーらら、結構お早いことで……。もう少しはもつかと思ってたんだがねー」
「な、なん……だ? これは……!? お前……、何か……!?」
「違う違う! 僕はそういうことは何もしちゃいないさ。強いていえば君の体が勝手に
 そうなった、というべきかな?」
「………!? どういう……ことだ…!?」
モララーの言葉にリーダーしぃは、喉を掌で押さえて咳き込み始める。
「いやねぇ、首吊りするとさ、気道がモロに圧迫受けるじゃない。そうすると気管支とか
 声帯に傷が出来るわけよ。それだけでも結構やばいんだけどさ、首吊りするやつって
 さっきの君みたいに、声にはならないけど縊り殺される鶏みたいなとんでもない悲鳴を
 上げるわけなんだよね。それはねー、唯でさえ壊れかけで煙吹いてる機械を無理矢理
 動かすようなもんでさ、声帯がオーバーヒート起こすわけよ。つまり炎症が起こる……。
 炎症が起これば組織は腫れ上がる。それが気道で起こった場合はどうなるか、説明の
 必要はあるかな? 過去の実験データによれば、君らしぃ族の場合なら大体2〜3回で
 気道が炎症を起こし始めて、4〜5割が塞がれる計算になる。それ以上進めると……
 さぁて、どうなるのでしょうか? ああ、ちなみに死ぬまではいかないよ。いかないけど…
 ……ま、どうなるのかな? さしずめ末期のゾナハ病みたいになるだろうけどね……?
  ..........
 何もしなくても白目をむいて、喉に手を当て必死にぜひぜひ呼吸するんだよなぁ〜!
 さぁ〜! それじゃさっさといこうか! きりきりきりきり、ぎぇあはははははぁぁ!!
 ……と、何だその目つきは? もしや前言撤回か? なら言うなら今のうちだぞ?」
尚も自分を見つめ続けるリーダーしぃに、モララーはニパァと阿鼻谷スマイルを浮かべる。

「個人的にはさっさと前言撤回しちまう方がいいと思うがね。……仲間を裏切るのが嫌か?
 別にいいじゃないか? だってあいつらを見てみなよ。現にさっきもそうだったように
 口には出しちゃいないけど、もう心の中じゃ自分だけが生き延びたいっていう欲望に目を
 ぎらつかせて、他の奴のことなんざなーんにも考えちゃいないぞ? それがわからんほど
 キミは部下を見る目がないわけじゃあるまい? そんな奴らのために苦痛を受ける理由が
 どこにある……? 仲間のために命を張るのは理解できるが、ゴミのために命を張る
 なんてのは……ね? 苦しいんだろ? いいじゃないか。誰も責めはしない! 自分の命が
 かかってるんだぞ? ここで君が前言撤回したところで、誰にも君を非難することなんて
 出来やしない! 誰一人として、ね……!!」

「……馬鹿を言え! お前には分からないだろうが、………!!」
「ハイハイ。奴らと一緒に暮らしてきた思い出が、あの美しき日々が忘れられないっての?
 …だけどね。多分そんなのをいまだに心に留めてるのは多分君だけだよ。…見なよ」
モララーが促したその先には、それが何であるか分かりきった “何か” を期待して
毒々しくぎらぎらと目を光らせている部下しぃたちがいた。
「…ありふれた台詞だけどね。こういう状況では過去をどう処理するかがポイントなのさ。
 その過去に囚われて朽ち果てるか、それとも……」
文字通りのモララーの悪魔の囁きに、リーダーしぃの心は滅茶苦茶にかき回されていた。


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