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虐待・虐殺小説スレッドPART.4
498
:
cmeptb
:2008/03/03(月) 18:08:02 ID:???
8
「……あ、あんた達、何よその目つきは……? まさか……?」
「お、お、お前……達! まさか……とは思うが、まさか……!?」
何事か言いかけた二人だったが、モララーはそれを制しながら口を開いた。
「はい、はい、はい……と。どしたのかなその目は? まさか誉れ高き真多利教の
戦闘部隊である皆様方が、まさか……?
……とはいってもね、僕は別に否定しないよ。いや、寧ろ君らがそう言う心境に至るのは
当然のことだと思ってる。だってそうだろう? 目の前であの勇猛なリーダーちゃんが
あんなに恐ろしい目にあってさ、更にはあんな風に恐怖心を煽ってやったんだ。……それが
いずれ自分の身に降りかかるかも知れないとなったら、誰だって今君たち三人が心の中で
思い浮かべてる事を言いたくなるのは当たり前なんで……、恥ずべきことじゃない」
「………………!!」
「モララー! 貴様っ!!」
いきり立つリーダーしぃだったが、モララーは全くどこ吹く風と言った様子で続ける。
「自分の気持ちに嘘つくってのは、何とも言えない気持ち悪さがあるはずだ。それに……
本能と理性はどっちが強い? ……ま、分かるにはそんなにはかからないだろうね。
それじゃ、次行こうか。いつやめるかはせいぜい体と相談して決めてくれ。じゃあ……」
そして右手を挙げようとしたモララーだったが、そこにリーダーしぃが
「ま、待て!! 重要なことを聞いてないぞ!! ……私が前言撤回をして交代になった場合
私はどうなるのだ!? 生かされるのか、それとも……」
「……ああ、それか。今言うと興ざめになるから言わなかったんだけどさ、言っちゃうか……
大丈夫だよ、殺しはしない。特に君なら尚更にね……」
「………………!?」
「ま! 自分の命が惜しかったらさっさと前言撤回するこった。あんまり頑張りすぎると
助かるものも助からなくなるからね。……クソ麗しき仲間への信頼と愛情も良いけれど
ご自愛もどうかお忘れにならないように、ね……」
モララーはやれやれとため息をつくと、今度こそ右手を挙げた。
「ま、ま……!!」
本日二回目。リーダーしぃの別世界への旅が始まった。
「がぎゃああああ!! げべっ、ぐびぃぃぃぃ!!」
悲鳴にならない悲鳴を上げながら、リーダーしぃは首を吊る前はあれほどするまいと
決めていたのに、いつしか首に手を伸ばしていた。
がり ぎり ぎり がり
以前からある激痛に混じって、肉を爪でほじくっているようないやな感触が伝わってくる。
何とか欠片ほど残った自由意志で止めようと試みるが、今や彼女の手は彼女の命令を
拒むがごとく、勝手に喉を引っ掻き続けている。
ああああああ 出来るわけがない 出来るわけがない!! こんなのをあと5回もだと!?
悪い冗談だ! 悪夢だ! 今だって何度死神の姿が見えていることか!!
うわぁぁぁあああ!! 恐い!! 恐い恐い恐い!! あいつが余計なことを吹き込んで
くれたせいで、余計なものを見せてくれたおかげで、恐くて仕方がない!!
白銀のような美白!? 赤黒く染まった白縄!? それだけじゃない、何もかもが恐い!!
激痛と呼吸困難と恐怖と! これだけで気が狂う!! でもやめられない! やめたが
最後仲間が同じ目に遭わされるし、自分だってどうなるか分かったものじゃない!!
それに何より、お腹には子供だっているのに!! 死にたくなんかない!!
でももういやだ! こんな苦しいのはもう嫌だ!! 助けてぇぇぇ!!
「……ほら見たことか。まだ2回目だってのに死にそうな顔しちゃってねぇ……?
これじゃ7回なんて夢のまた夢。下手すりゃここで決まっちゃうかもねぇ……?
さて、10秒が来た。お楽しみの時間だぁ……!!」
モララーが左手を挙げ、リーダーしぃの体が地面に降ろされた。
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