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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

491cmeptb:2008/03/03(月) 18:02:01 ID:???

神と家畜の楽しいおしゃべり・外伝: The Way Of Maling "Mole"



「……こちらモララー。準備はいいかな? どうぞー」
「こちらスネェク、ダンボール箱を確保。準備は……、ごふっ!?」
「何ふざけてんだオメーは! ……あー、すんませんね所長。こちら
 第一部隊。全員配置完了しましたんで、いつでもいいですよー」
「よし。んじゃ10分後に突入開始するからね。遅れないように……」

場所はどこかの、堅牢なコンクリートの建物……、しぃ族及びそれを駆逐する
関係者なら誰でも知っている、両者にとって重要な拠点・真多利教本部ビル。
そのビルの周辺で、不穏な動きが見えていた……。

一方その頃、ビル内部。

「いいわね! 明後日はかねてよりの奪回作戦を決行する! これを成功させれば
 戦況は一気に私たちに有利に傾くから、失敗は絶対に許されないわよ!
 塵は塵に、灰は灰に。……今こそ奴らを殲滅するっ!」
「ハイ! ……とうとう我々の悲願が達成されるときが来たのですね! リーダー!」
「あの腐れ狸共! 目にもの見せてやるわ!!」

場所はビルの一室。リーダーと思われるしぃを中心に5匹ほどが部屋の中で会議をしていた。

「そしてあなた達には、もう一度だけ言っておく。……今度の戦いが起これば、今までにない
 激しい、本当の意味での全面戦争になるだろう。もしかしたら命に関わることになることは
 十分に予想できる。……それでも臆さず、戦えるか?」
直前でハッパをかけるつもりか、しかしリーダーの言葉に部下しぃ達は正に愚問といった様子で

「リーダー。それは私たちを試しているわけ? ……そんなの、言うまでもないでしょ?
 全力で叩きつぶすのみよ! 心配ない! 私たちが一丸になってかかれば、相手が
 どんな敵だろうと関係ない! 鉄の結束は何よりも固いっ!!」
「そう! 私たち個々の力は確かに奴らには劣る。でも結束力に関しては奴らより遙かに上!
 今までもこれで戦果をあげてきたじゃないの! 今更確認なんかしないでよね、リーダー!」
「お前達……!」
わぁわぁと口々に意気込みを語る部下しぃ達。勿論これは単なる精神高揚だとかではない。
現在のこの彼女らの部隊はいきなり招集していきなり編成したものではなく、まだ彼女らが
ほんのベビしぃだった頃に適性検査を経て、選び出され訓練されたいわば生え抜きで
その能力もさることながら、先程から彼女らが豪語する「結束力」、血の繋がりはないにしても
幼少時より助け合いながら任務をこなしてきたが故、それは揺るぎないと言っても過言では
ないくらいの代物であった。

“……そう。本当にこの戦いさえ上手くいけば、真多利の園が……
 そうすればこの子と、……そして今は離ればなれになってしまったけど、あの人とも……”

そう頭の中で呟きながら、リーダーしぃは自分の腹を撫でた。……見たところまだ
そう目立ってはいないが、しかし確実に新しい命が宿っているその場所を。


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