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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

479:2008/01/29(火) 23:25:27 ID:???

いや、殺そう。
相手がモララーだからって、関係ない。
僕を馬鹿にする奴は、皆殺す。
そう念って、得物という『力』を求め、得たんだから。

「短気な奴だなあ。お前がそうなったのは自業自得だろうに」

モララーはまだ言葉を紡ぐ。
時折嫌らしく笑い、眼を細めてこちらを睨む。
その都度、僕の心の中で何かが燃え広がる。
ちびタンに裏切られた時のような、どす黒い感情が。

「同族に馬鹿にされて、当たり前だと思うんだがな」

気が付くと、僕は既にモララーに飛び掛かっていた。




「うあああああああああッ!!!」

怒りという感情が身を包み、身体を動かす。
空中で得物を振りかぶり、モララーの首目掛け刃を走らせた。

「ッ!?」

が、不意打ちとは言い難い攻撃はしっかりと防がれてしまう。
それでも、相手は生身だったから、防御にまわした腕の皮を切る事ができた。

地面に着地し、モララーの方に素早く向き直る。
心の中で燃え盛る怒りの炎は、おさまるどころか更に酷くなっていく。
僕は低く重く唸りながら、モララーを強く睨む。

「殺す・・・殺してやるデチ・・・」

「・・・テメェ」

腕に赤い線を作ったモララー。
その形相にも、悍ましいものがある。
だけど、その程度で動けなくなる僕じゃない。

ナイフの彼だって言っていた。
『気持ち』と『力』があれば、何でもできると。
僕にだって、復讐という大きな気持ちがある。
得物も、元はただの金属片だけど、力であることに変わりはない。

逃げる事はできない。
僕は、この虐殺厨を殺して、復讐を終わらせるんだ。



続く


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