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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

445:2007/11/10(土) 15:36:37 ID:???

「フム・・・」

死体を数えてみれば、思った以上のちびギコがここに居た。
一匹見れば三十匹と考えるのだが、流石に一辺に沢山集まっているのには堪え難い。
しかもニダーが狙っていたアオとやらにこき使われたのか、非常に汚い身体をしている。
より近くで見る程、毛並みはガビガビで変な方向に固まっているし、その色も凄まじい。
漂泊剤で洗うよりも、いっそペンキで塗り隠した方が楽ではないかと思われる。

ふと、ここで疑問が浮かび上がった。
身体をボロボロにしてまでアオに仕えていた様なのに、虐殺に入るとこの反応。
例えばアフォしぃによく見られる『マターリ』に関する宗教がある。
その信者達は様々な地域で活動し、酷い時には暴動や殺人を犯す者もいる。
神の為なら命懸けで尽くすというか、こいつらにはその精神が見当たらない。

自分だって、愛国心ならば誰にも負けない。
もしこいつらと同じ立場になったとしても、足首にくらいは噛み付いてやる。

(ひとつ、聞いてみるアルか)

疑問に対する一つの解答が閃いた所で、シナーは答え合わせの為にちびギコの前に進んだ。
おおざっぱな虐殺を仕掛け、残ったのは三匹。
ざ、と砂を踏む音に反応して、一匹のちびギコが驚く。
何の気無しに歩いただけなのに、この怯えっぷりには流石に呆れ返る。

「あひ・・・ひぃぃっ!」

あと一歩という所まで近付けば、糞尿を垂らして後退る。
涙も鼻水も涎もだらだらと溢れ、その様はどう見てもまともではない。
こうまでなっては、ちゃんとした会話は出来ないだろう。
そう解釈したシナーは足を早め、ちびギコの眼前まで近付いた。
そして、何も言わず包丁を動かし、そのちびギコの首を撥ねる。

「ひ、ひぎゃあああぁぁぁ!!」

真っ赤な生臭い噴水があがると同時に、側にいたちびギコが悲鳴をあげる。
仲間の血をもろに浴びたせいで、その不快感と恐怖は半端ではないようだ。
どちゃ、と首のなくなったちびギコが崩れると、つられて叫んだちびギコも泡を噴いて倒れた。




不愉快である。
何時もなら無茶苦茶な屁理屈を並べた後、自分達に虐殺されるのが定石だろう。
これではこちらがシリアルキラー、もとい悪者扱いだ。

最後の一匹に問うことが出来なかったら、ニダーに解釈を求めよう。
シナーは諦め気味にそう考え、残った者に近付いた。

「う・・・」

先程殺した者と同じような反応はしたものの、そこまで露骨なものではない。
逃げられないようにと首の後ろの皮を掴むと、すんなりと受け入れてくれた。
ひびは入っているものの、まだ精神崩壊は起こしていないようだ。
少しの余裕が見えた所で、先ずは最初の疑問を問う。

「お前、どうして真面目に助けてやらないアルか?」

「え、っ!?」

恐怖に震えあがっているちびギコの身体が、強く跳ねるのがわかった。
それと、隠し事がバレたかのような勢いで、心臓が激しく動き始めたようだ。
耳を寄せなくとも、掴んでいる手から心音が聞こえると錯覚する程。
構わず、質問を投げ掛ける。


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