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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

444:2007/11/10(土) 15:35:45 ID:???

ぎゃあぎゃあ喚き立てるだけのちびギコ達を無視し、ニダーは連れの男の名を呼ぶ。
あまり間をあけずに、シナーがアタッシュケースの中身を持ち出してやって来た。

「なんと。こんな数の糞虫がここに居たのアルか」

「さ、後は頼んだニダよ」

ニダーはシナーの後ろ手にまわり、アオを入れた袋を肩に担ぐ。
それと同時にシナーは大振りの中華包丁を構え、切っ先を眼前に置く。

「直接的な恨みはないアルが、『食』の害虫として貴様等は捌いてやるアル!」

「アオ様を掠う虐殺厨め! 返り討ちデチ!」

互いに気持ちをぶつけ合うと、ちびギコは力強く地を蹴った。
それを迎え撃たんと、シナーは包丁を握り直す。



シナーは料理人であり、糞虫のことは人一倍嫌っていた。
アオを生け捕りにする時に不満を垂らしていたのは、この理由も含んでいる。
ちびギコは飲食店ではゴキブリと同一視されるものだから、それは仕方ないのだが。

生理的に受け付けないとはいえ、それが虐殺対象になると話は変わる。
ちびギコへのベクトルは一気に真逆を向き、虐殺には最高の相手と化す。
今のシナーは、眼に火が燈ったかのように熱くなっていた。

「はイイィィィ!!」

飛び掛かってきたちびギコに向かい、刃を振るう。
空を切り裂く音がしたかと思えば、瞬く間にちびギコの身体に赤い線が走った。

「!?」

そのちびギコは叫ぶことなく、空中で綺麗に輪切りにされた。
受け身も取れる筈がなく、そのまま肉塊として地にばらまかれる。

「ああっ!」

「そんなぁ!」

仲間が次々に驚くものの、名前らしきものは発さない。
どうやら名前を親から貰う事なく生まれ落ち、ここまで生き延びてきたようだ。
哀れむ事なんてあるはずはないし、それにこいつらには共通の名前がある。

「せめて『糞虫タン』と叫んでやるネ!!」

嘲りを含めた、気合いを込めての言葉。
包丁を振りかぶり、肩が外れんばかりの勢いで投擲。
鈍く重たい音を響かせながら、ちびギコ達の方へと包丁が飛ぶ。

「え ひぎゃブっ!?」

「ぐゃあぁがぁ!?」

軌道のど真ん中にいたちびギコ達は、首や腹を次々とかっ切られていく。
ボロ雑巾のような毛皮が、自身の血で艶やかに染まっていった。
水平に弧を画いた包丁は、軽快な音をたてて持ち主の手の中に戻る。

「ふむ。まだ生きてるアルか」

「あ、あうぅ・・・」

咄嗟に屈み、難を逃れた者が数匹。
全員、仲間の血が身体に付着しており、それが原因なのか腰を抜かしていた。
名前がないせいで馬鹿みたいな馴れ合いができず、恐怖に盲目になれていない。
シナーはちびギコ達を見てそう読み取り、次の行動に移った。


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