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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

40:2007/05/07(月) 19:04:55 ID:???
身体を床に強引にに押し付け、メイの自由を奪う。
メイは必死に足をばたつかせるも、モララーは全く動じない。
そして、手袋の中に仕込んでいた釘でメイの左手を打ち付けた。

「っ!! ああああああ!!!」

声にならない声がメイの喉から噴き出て、大粒の涙が空を舞った。
肉と、床を貫通する鈍い音。
刺さった所からして、手の平の骨は折れているかもしれない。

「お楽しみはこれからだ」

モララーはメイを見て嫌らしく笑うと、奇妙な液体をメイの左手にかけた。
つんと臭うそれに不快感を覚えるより傷口にしみることにメイは気が動転しかける。
そしてモララーはライターの火打ち石をそこに近づけ、擦った。




轟、という音と共に、突然左手で炎が暴れだした。

「ギャアアアアアアアアア!!!」

左手を隙間なく針でめった刺しにされるような感覚にメイは狂うように叫ぶ。
モララーは自分に引火しないようにと、その場から少し離れた。

「アッアアアアギャアアッ!!!」

ただひたすらに手足をばたつかせるが、打たれた釘のせいで動けない。
モララーはメイの不格好なダンスを唯笑いながら見詰める。
と、

「おっ」

ぶちりと音をたてて左手が床から離れた。
必死で暴れていたから予想はできてはいたが、これほど早く外れるとは。
メイは燃え盛る腕を投げ込むようにして器に向かう。
バランスを崩しながらの動作だったので、中にあった水は全部空中に舞ってしまう。

「あーあもったいない・・・まだ飲んでないんだろ?」

「うっ・・・うあっ・・・は・・・」

火が消えたのはいいが、腕自体が熱をもっているせいか蒸気がたちこめる。
低温ながらも蒸されていく腕を、いっそ切り落としたくなるメイ。
モララーは転がる器を拾い、手の中でくるんと回す。

「また水入れてやるから、その時はちゃんと飲んでくれよ?」




「あ・・・?」

不思議だった。
自分にこんなことをしておいて水だけは用意する。
折角あげたやった水をぶちまけられたってキレてボコボコにしたり。
これ以上与える物はないなんて言って更に精神を削いでいくのかと。
そう思っていたのに。
結局は食料を与えてくれていないのだから、そう深い意味はないかもしれないが。
だが、メイはその不思議を知りたくて扉の奥へと進むモララーを途絶えそうな意
識の中必死で目で追う。
扉を閉め、鍵をかけるまでモララーはこちらを見ていた。




自分の荒い息遣いしか聞こえなくなった倉庫。
気が『おかしくなりそう』な程の痛みを受け、『おかしくならない』ように耐える。
叫ぶことが、恐怖に怯えることがこれだけ疲れることだったとは。
メイは息を整えた後、いろんな事を考えながら床についた。


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