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虐待・虐殺小説スレッドPART.4
31
:
へびぃ
:2007/04/17(火) 01:28:37 ID:???
「結果ァッ!」
「発表ォォォォォォォォォォォ!!!」
司会者2人の気合篭りまくりな声が、マイクに拡張されてスタンド中のAA達の耳を打つ。
同時に湧き上がった大歓声も、司会者に負けず劣らず気合十分。
綺麗に掃除されたフィールドに、弟者やつーを含む全ての選手達が整列している。
「いよいよ、本日の競技の結果を発表します!皆様、お疲れ様でした〜!」
「ギコ君が先に説明してくれたけど、1〜3位までがメダル!4〜5位が入賞!!それから、特別賞が1人!!
さあさあ、誰になるのかな!!」
改めて説明があった後、用意された折り畳み式テーブルにトロフィーやメダル、賞状、そして景品と思われる小箱が並んだ。
どうやら目録授与役も兼任しているらしい司会者の2人が、司会席からフィールドに降り立つ。
そして、ギコからモララーが金色に輝くメダルを、ガナーがトロフィーを受け取る。
ギコが残りの賞状や小箱を持って、2人の横に立った。そこで再びモララーが口を開く。
「ではっ!ではではではっ!!いきなりですが、本日の優勝者を発表しちゃいます!!
・・・とは言っても、皆さん大体察しがついてるとは思いますが・・・」
苦笑しながらモララーが言い、今度はガナーが口を開く。
「では、発表します!
『第40回百ベビ組手大会』、優勝者は・・・」
ダラララララララララララララ・・・
スネアドラムのロール音が、静寂したスタンドに響き渡る。
誰もが、固唾を呑んで次の言葉を待つ。
選手達も、一様に緊張した様子。そして―――
ダンッ!!
最後に一発、大きな音を立てて、スネアドラムの音が止んだ。ガナーの口が、ゆっくりと開く。
「―――タイム、5分27秒。挑戦者NO.06―――つー選手ですっ!!」
オオオオォォォォォォォォォ!!!
恐らく今、飛行機がこの場で飛び立ったとしても誰も気付かないだろう―――そう思わせるくらいの凄まじい大歓声。
続いて湧き上がる万雷の拍手の嵐をバックBGMに、つーが両手を天に突き出してガッツポーズ。
司会者2人とギコが、喜びを爆発させる彼女に近づいていき、それぞれ目録を手渡す。
モララーに黄金のメダルを首にかけて貰った瞬間の彼女の、金メダルにも負けない程の輝かんばかりの笑顔。皆の目に焼きついた事だろう。
トロフィーや小箱を小脇に抱えて嬉しそうなつーが、表彰台の頂上に駆け上った。
それから、モララーが口を開く。
「なお、優勝商品はメダルやトロフィー、賞状の他に、賞金30万円!
さらに、大会特製の虐殺用ナイフ10本!!よく切れるよぉぉ!!おめでと〜!!」
「ちなみに、2位以降の方にもナイフがプレゼントされますよ〜」
ガナーが付け足した。
そのままの勢いで、2人がさらに続けた。
「ではではっ!!続きまして、第2位の発表ですよ〜!
これでも十分誇れます!!では発表!!」
「はい!では、発表します!!第2位は―――」
―――スタンド入り口ゲート。
満足した顔の観客達が、ぞろぞろと吐き出されてくる。
中には未だ興奮冷めやらずといった感じで、身振り手振りを交えて友人同士、あの虐殺が良かった、いやこっちもなかなかだ、と熱く語り合う者もいる。
そんな人込みの中で、兄者と妹者は待っていた。選手として出場した、弟を。或いは、兄を。
そして、見つけた。
両手に何かを持った弟者が、ゲートをくぐって2人の前に現れた。
「ちっちゃい兄者!おかえりなのじゃ!」
妹者が真っ先に見つけ、彼に駆け寄る。
兄者が軽く拍手しながら、弟者の肩をポン、と叩いた。
「いやまったく、流石だったぞ。俺の弟としては、申し分無い結果だったな」
「そ、そうか?ははは・・・ほら」
弟者が少し照れた様子で、2人に持っていた大きな紙を差し出した。
妹者がそれを受け取り、ニコニコと笑いながら言った。
「おめでとうなのじゃ!」
弟者が差し出した紙―――賞状。
そこには、こう書かれていた。
『第40回 百ベビ組手大会 4位入賞 タイム 6分12秒』
【続く】
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