[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
虐待・虐殺小説スレッドPART.4
21
:
へびぃ
:2007/04/17(火) 01:21:48 ID:???
まるで真っ赤な絨毯を敷き詰めたかのようなフィールド。むせ返るような血の匂い。
その中央で、銀の刃を煌かせながら舞う少女。
彼女が動くたび、フィールドに真っ赤な花が咲く。
「チィィィィィ!モウ ヤァヨォォォォォォォ!!!」
ベビしぃの悲鳴。
しかし、耐え切れぬ恐怖から発したその叫びが、皮肉にもその『恐怖』の根源を呼び寄せる結果となる。
つーが、叫びを発したベビの方を向いた。思わずビクリと竦むベビ。
そして、右腕を軽く振る。放たれたナイフが、太陽光を反射して眩しく光った。
グシャッ!
「ジギュゥッ!!?」
哀れ、叫びを発したベビは、鋭いナイフにその小さな心臓を貫かれて逝ってしまった。
噴水のように噴き出す鮮血にも目もくれず、つーは足元に居たベビを蹴り上げた。
「アニャァァァァ!」
まるでサッカーボールのように高く舞い上がったベビ。
それと同時に、つーはベビと同じ高さまで跳躍する。
空中でくるりと体を捻って1回転してから、つーがナイフを水平に構えた。
「ナッコチュルカラ タチュケ・・・」
「ヤダネ!アッヒャッヒャ!」
短すぎる会話。
そして―――
ザンッ!
「アギュッ・・・」
横薙ぎに振るわれたナイフは、正確にベビを腹部の辺りで真っ二つに切り裂いた。
腸をぶら下げながら飛んでいく上半身と、糞尿になりかけの物体を撒き散らしながら落ちていく下半身。
つーは着地と同時に、少し離れた場所に居るベビ―――最後の一匹目掛けて走り出した。
爆風の如き勢いで迫る、小さな小さな『災厄』。
ベビは、つーに背を向けて逃げながら絶叫した。
「ナッコォォォォォォォォ!!ナコスルカラ ユルチテェェェェェェェェェェ!!」
だが、ベビしぃの渾身の叫びは、つーの心を1nmmですら動かす事は出来なかった。
「ソレシカ言エネェノカ・・・ヨッ!」
ドガッ!
「ヂィィィィィィィィィィ!!!」
あっという間にベビに追いついたつーは言い切ると同時に、ベビを思いっきり前方へ蹴飛ばした。
ベビは悲鳴を発しながら一直線に飛んで行き、そして。
ゴシャッ!!
「ビュギィッ!!??」
何と、親しぃ達の特別観戦席の窓ガラスに激突して張り付いた。
「イヤァァァァァァ!!」
「シィィィィィィ!!?」
親しぃ達の悲鳴が聞こえてくる。と、その時。
「ベビチャン!オカアサンハ ココヨ!!」
最前列に居た1匹のしぃが、ベビに向けて叫んだ。
何と皮肉な事か。顔面を骨折し、鼻血を垂れ流してガラスに張り付く何とも醜い有様のベビを、その母親が眼前で見る羽目になろうとは。
ベビも母親に気付いたのか、声を絞り出す。
「マ・・・マ、マ・・・」
「ベビチャン!ベビチャン!!シッカリシテェ!」
親しぃが、ガラスの向こうの我が子に向かって必死に手を伸ばす。
たった数cmのガラス窓に隔てられた親子。このガラスさえ無ければ、ベビちゃんを助けられるのに。
親しぃは無駄と頭では分かっていながらも、手を伸ばす。
ベビが今生の頼み、といった感じで、言葉を紡ぎだした。
「マ、マ・・・ナ、ナ、ナ゙」
ブシャッ!!!
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板