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虐待・虐殺小説スレッドPART.4
137
:
栄
:2007/07/31(火) 01:06:23 ID:???
私は幸せだった。
世間は私達をゴミや糞程の価値しかない害虫だと思っていたが、彼だけは違った。
彼…タカラ君はダンボールの中で縮こまっていた私達を家に持ち帰り、守ってくれた。
暖かい寝床をくれた。
たくさんダッコしてくれた。
ある晩、タカラ君はしぃに尋ねた。
「しぃちゃんの一番欲しい物は何だい?」
私は子供達を寝かしつけながらこう言った。
「シィチャンハツヨイカラダガホシイナ」
私はその時、この言葉が永遠に私達を苦しめるとは夢にも思わなかった…。
しぃは目を醒ました。
辺りを見渡すと、直ぐに異変に気付いた。
汚らしい壁、粗末な板の様なベッド、湿っている床、厳めしく、頑丈な扉、それは昔に、ゴミ箱の中に棄てられていた漫画を読んだ時にみた『独房』という所に似ていた。
「タカラ…クン…?」
辺りを見渡してもタカラギコも、可愛い我が子もいなかった。
しぃは扉を叩きながら叫んだ。
「チョット!!カワイイシィチャンヲコンナトコロニトジコメルナンテドーユーシンケイシテンノヨ!!」
それでも扉は開く気配は無い。
「ハニャァァ!!タカラクントベビチャンタチニアワセナサイヨォ!!コノギャクサ…」
急に勢い良く扉が開き、しぃに強烈なビンタを食らわせた。
「シィィィィ!?」
しぃの体は吹っ飛び、後頭部から壁に叩きつけられた。
「五月蝿いぞ!一体何時だと思ってんだ!!」
白衣を纏ったモララーが怒りを露わに入ってきた。
「ハギャァァァ!!クソモララーガシィヲイジメルヨォ!!!」
後頭部を押さえ、湿った床を転がりながらしぃが喚く。
「静かにしろと言っているだろが!!」
モララーが転がっているしぃの脇腹を革靴で蹴った。
「ンフグッ!!?」
しぃは脇腹を押さえうずくまった。
「これでもぶち込んでやろうか?」
モララーは懐から拳銃を取り出すと、しぃの眉間に銃口を当てた。
「何事だ?」
聞き慣れた声が扉の向こうから聞こえた。
しぃが顔を上げると、あのニコニコ顔が両手に2匹のベビしぃを抱えて扉の前に立っていた。
「タ…カラ…クン…」
しぃは喘ぎなから立ち上がるとタカラギコに這っていった。
「やぁ、調子はどうだい?」
いつものニコニコ顔のままタカラギコが尋ねる。
「タスケテ…、ダ…ダッコ…」
「もっと丁寧に扱ってくれよ、死んだりしたらどうするんだ。」
タカラギコはしぃを抱き上げて近くにいたモララーに注意した。
「す、すいません主任。」
モララーは縮まっておとなしくなった。
「うむ、まぁ、こっちもその程度で死なれてもらったらこまるからね。」
「ハニャァ!ザマーミロ!!クソモララー!!!」
しぃがモララーに罵声を浴びせる。
「それが『サンプル』モナ?」
新たな声が聞こえた。
「やぁ、所長、遅いですよ」
タカラギコは『所長』…モナーに軽く挨拶すると、
「じゃぁ、実験の成果をお見せしましょう」
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