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虐待・虐殺小説スレッドPART.4
12
:
へびぃ
:2007/04/17(火) 01:07:52 ID:???
『シィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!????』
『チィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!????』
『ドワァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!』
3種類の大絶叫が、同時にスタンドに轟いた。
たった今までベビ達がナッコして貰えると信じきっていた親しぃ達の叫びと、
自分達をナッコしてくれると信じていたフサの突然の殺戮行為に驚愕したベビ達の叫びと、
見事にベビが肉塊へと変貌したのを見て大興奮の観客の声援。
しかし、その大絶叫の間にも、フィールド上のフサは動いていた。
素早く起き上がると、今度はたった今潰したベビのすぐ横で眠るベビに狙いを定めた。
今度はキックで飛ばすらしく、足を振り上げる。
すると、ターゲットのベビがナッコし合っていた相手のベビの血液や脳漿の付着によって目を覚ました。
そして顔を上げ、フサと目を合わせる。
「・・・ハナ?」
しかし、フサの足は止まらない。
ドゴッ!!
「ヂュィィィィィィィィィ!!?」
鍛え抜かれた足から放たれたキックの威力は相当なものだった。
ベビしぃは蹴られた部分―――側頭部から脇腹にかけて―――が潰れてへこみ、鼻や口から血が溢れていた。
そのままベビはあれよあれよと空の旅。そして数秒後の後に、
ガッシャーン!!
という音と共に観客席とフィールド上空を仕切る金網に激突、その衝撃でさらに潰れてから、ドサリと地面に落下した。
落下の衝撃でますます潰れたベビ。内臓にも被害が出たらしく、体中の穴からどす黒い血液を垂れ流した。当然、もう動かない。
「チィィィィィィ!?ギャクサツチュー デチュヨォォ!」
「チィノ ナッコハ ドウナルンデチュカ!?」
「タチュケテェェェェェ!チニタク ナイデチュー!」
「ハナーン!マンマー!タチュケテー!」
「コウピコウピー!」
次の瞬間、ベビ達はパニックに陥った。
突如として目の前に現れた殺戮者に、ベビ達は混乱を隠せない。
生き延びようとして我先に逃げようとするが、ここは高いフェンスで仕切られたバトルフィールド。逃げ出せる筈が無い。
ベビ達の顔に、絶望の色がありありと浮かび始めた。
―――もっとも、一部のベビは全く動じていない様子。
それは、単に目の前の惨状が受け入れられないか、未だ気付いていないか、眠っているかのどれかなのだが。
また、パニックに陥ったのはベビ達だけではない。
「シィィィィィィィ!?ベビチャンガー!!」
「ドウナッテルノヨ!ナッコト コウピデ ハニャハニャンジャ ナカッタノ!!?」
「シィノ ベビチャンガ シンジャッタヨォォォォォ!!ビエェェェェェェェェェン!!!」
「ベビチャァァァァァン!ニゲテェェェェェェ!!!」
「シィィィィ!カベサンガ ジャマデ ベビチャンヲ タスケニ イケナイヨゥ!!ココヲ アケテヨゥ!!」
そう。ベビ達の親であるしぃ達もまた、突如目の前で繰り広げられた殺戮に、完全に混乱した模様。
バタバタと暴れだす者、大声で泣き叫ぶ者、ガラス窓をドンドンと叩く者、我が子に必死に呼びかける者―――。
それら全ての行為が、全くの無駄であるという事にも気付かず、しぃ達は必死だ。
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