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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

105:2007/06/17(日) 00:17:35 ID:???

信じたくはなかった。
虐殺に心残りがあるだけで、顔の形が変わるまで殴られたし、
友達をやめようとすれば、その日の記憶はそこで途切れもした。
だからといって殺したり、社会に出られない程になるまで暴力を振るうことはなかった。
ギコのそばにいるのは嫌だったけど、失敗さえしなければ凄くいい奴だ。
いつも素晴らしい方法で、虐殺を楽しくさせてくれる。
斬新なアイデアも、どこから湧いてくるのかという程沢山あって・・・。

そのギコに、自分は今から壊される。
身体か精神か、どちらかはわからない。
モナーは怯えることを忘れ、絶望と死の恐怖に硬直した。

だが、その硬直すらギコは許してはくれなかった。




ギコはおもむろにモナーの指を束ねるように持ち、握り締める。
瞬間、何かが潰れる音に固い物が割れる音が重なり、そこから血肉が溢れた。

「ぎゃああッッぁぁぁあああ!!!」

握り潰した、と表現した方が正しいのだろうか。
一般AAであるモナーの手を、いとも簡単に肉の塊にしてしまう。
ギコの力はどこぞの神様から授かったのかと問いたくなる程、凄まじかった。
実際、本人の手の平にはモナーの指の骨が刺さっている。
が、やはりギコは怒りで痛覚が麻痺していて、気がついてない様子。
痛みに悶え苦しむモナーに、追撃を加えにいく。




「て、手が!・・・モナの手があっ!?」

グロテスクな装飾と化した自分の手を見て、崩れ落ち泣き叫ぶモナー。
もはや一つ一つの判別は骨からすら不可能で、動く度に肉やら爪だったものやらがぽろぽろと落ちていく。

「・・・そういえば、お前ってやたらと目ェ細いよな」

二度目の質問。
モナーは次に自分が狙われる所を察知し、立ち上がり逃げようとする。
しかし、畏怖の象徴となったギコの言葉だ。
蛇に睨まれた蛙が易々と動ける筈がなかった。

今度は顎を掴まれ、嫌が応でもギコを向いてしまう。
モナーはいつも開いているかどうかわからない程細い目に、力を込めて強く閉じる。
暴君への、ささやかで尚且つ一番の抵抗。

「ばぁカ」

ギコはその抵抗を、無意味なものとして扱う。
狙ったのは、眼球でなく瞼。
爪を立て、自分にとって薄皮に等しいそれをむしり取った。

「ああぁぁがああアアァアァ!!!」

顎から響く、篭った叫び。
瞼を取り除いたそこには、血の涙を流し見開いたモナーの目があった。
比喩なんかではなく、文字どおりの血涙だ。
下の方はむしっていないものだから、どこかいびつな感じである。
ギコにはそれが妙に滑稽に見えた。

顎から手を離すと、目を押さえて倒れ込みうずくまるモナー。
がくがくと、今度は本当の痙攣を始めたようだ。




「どうした、もう終わりか?」

上から下から、様々な液体を垂れ流すモナーに問う。
それに対する返答はなく、寧ろ声すら発さない。
まあ、やる前から酷く怯えていたし、すぐに壊れるのは目に見えていたが。
つまらない。そう思ったギコは、モナーの首に手をかける。

そこで、自分がやっと落ち着いたことに気が付く。
ふう、と満足げに息を吐き、手に力を込めた。
モナーは首から不快な音をたて、奇妙な方向を向いたと同時に痙攣を止めた。


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