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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

101ちびギコバトルロワイアル:2007/06/02(土) 11:00:04 ID:???
「い、い……イヤデチィィィイイイイ!!」

そして、そんな恐怖が全身を駆け巡ったのか。
恐怖に駆られたデチデチが席を立ち上がり、教室の外へ逃げ出そうとする。

「……やれやれ。しょうがない奴だな」

モラ吉は懐から拳銃を取り出すと、躊躇なくデチデチの後頭部めがけて発砲した。

「アブォブウェェェ……!」

頭を打ちぬかれたデチデチは、脳ミソを撒き散らしながら、地面に突っ伏した。
白目を剥きながらピクピクと痙攣し、やがて動かなくなる。

「イヤァァァアア!」
「デチデチターン!!」
「ウゲェェェェ!」

ある者は泣き叫び、ある者はデチデチの脳ミソを見て嗚咽をもらす。
再び騒然とする教室を静まらせるように、モラ吉は天井に銃口を向けて発砲した。

「はーい! 勝手な行動をした場合はデチデチ君のようになるから……くれぐれも注意してね」

モラ吉は、拳銃を懐にしまってコホンと咳払いする。

「それじゃあ、時間もないから簡単にルールを説明していくぞ〜」

モラ吉は黒板に次のようなルールを書いていった。


1.最後の一人になるまで皆で殺し合いをする。
2.殺し合いとなる場所は、この校舎が建てられている小さな孤島。
3.皆は、それぞれ支給品を渡され、支給された武器などで殺し合いをしていく。
4.孤島には禁止エリアがある。指定された時間を過ぎて禁止エリアに留まっていた場合は『失格』となる。
5.12時間ごとに、死亡した者と次の禁止エリアの結果発表がある。
6.12時間ごとの結果発表の前に、誰一人として死んでいなかった場合は全員『失格』となる。


一通り書き終えたモラ吉が、黒板を叩いて話を付け加える。

「えー、ルールはここに書いてある通りです。ちなみにここに書いてある『失格』となった場合……」

トントンと、首を指す。

「あらかじめキミタチの首輪に仕込んでおいた爆弾が爆発することになるから注意してね〜♪」

そう言われて、ちびギコ達は初めて、自分達の首に首輪が付けられていることに気づいた。
首輪が爆発すれば、自分たちの首など呆気なく吹っ飛ぶだろう。
それは、即ち死を意味する。
失格=死。
殺しあわなければ、とどのつまり自分たちは死ぬ。
死にたくない。
誰かを殺さなくては……自分が殺される。

そんな思いが、ちびギコ達の脳裏に過ぎる。

「それじゃあ時間も押してるから、呼ばれたら大きな声で返事をして、支給品を受け取ってね〜」

心待ちにしていた遠足。
お母さんに、何度も明日天気や、お弁当のことを聞いた昨日の夜。
夢にまで見た遠足の日が、最悪の殺し合いの日へと変わった瞬間であった。

――No7 デチデチ 死亡 ――

―残り 14匹―


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