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○[ニュース]コピペスレッド○

59名無しの輪廻:2006/09/07(木) 02:50:31 HOST:ntkyto054227.kyto.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
Re:リストラでは競争力は増えないんじゃ…… (スコア:3, 参考になる)

cassandro (6035) のコメント: 2006年09月06日 21時54分 (#1013234)

> リストラするとマンパワーも減少してしまうわけで、一時的に原価が下げれたとしても
> 製品開発能力という意味での競争力は頭打ちではないかと。
> しかも、首にした技術者といっしょにノウハウもある程度流出してしまうわけで……。

 インテルのIncomeStatement(四半期ベース) [yahoo.com]を見ると、

・収入(Revenue)はこの2四半期で約10億ドルづつ減っている。
・原価(Cost of Revenue)はほとんど変わっていない。
・研究開発費(Research Development)は増加傾向にあるが、直近の06年07月期では微減している。
・販売費及び一般管理費(Selling General and Administrative)はほとんど変わっていない。

と言う事で、売上げ/収入はかなりの勢いで落ち込んでいるものの、費用はそのまま、結果純利益が激減(05年12月期の24.5億ドルから06年07月期の8.9億ドルと約1/3)となっている、が分かります。

 今回のリストラ(首切りの意味では無くて)は、販売費及び一般管理費20から30億ドル程度、新規投資の抑制で製造原価で10億ドル程度、この規模の大鉈を振るう訳です。売上げが減る中で06年04月期程度の利益は確保しようする試みですね。

 実際にはそう単純ないのですが、研究開発費の削減が見込まれていない(現時点では、ですが)事から、製品開発能力の落ち込みはさほど無いのではと考えます。また、xscale等の非主流の製品ラインを売却していますから、主力製品に関しては研究開発の「濃度」は逆に上がるのでは無いでしょうか。

# まあ、典型的なコストカットですね。
# 売上げが復活しない事には苦しい時代が続くのかも知れません。



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外資の強み (スコア:2, 興味深い)

astro (17245) のコメント: 2006年09月06日 22時29分 (#1013263)
( 最新の日記: 2006年09月06日 22時51分 )

intel他、外資系IDMの強み、それはこういったドラスティックな
レイオフを迅速に出来る意志決定の速さにあります。

日本の半導体関連企業といえば、東芝がFlashで儲けている以外は、
基本的には経営的に苦しい状況です。(ルネサスがかろうじて黒字、
NECエレが今期やっと黒字転換、エルピーダは巨額投資の回収中、
ローム成長にかげりetc)
だが、この各社はレイオフもしなければ、製品の絞り込みも
あまり見られない(エルピーダのぞく)。
レイオフは日本的経営になじまない、というのもあるが、
設備投資産業である半導体は思い切ったリストラクチャリングが
必要になる場面が多いので、日本的経営が不利になることがままあります。




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