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【勝負下着は】ひとりでヤれるもんっ!6【上だけ】

1131Kaz☆かずのこ</b><font color=#FF99BB>(Kaz/Ve86)</font><b>:2003/05/14(水) 19:43
マチ兄の思い出:

2045年3月…二人は思い出のキャンパスを去るときがきた。
かずは東京のロボット製作会社に、マチは北海道クマ牧場にそれぞれ就職が内定している。
今日は二人で会う最後の日。
今日は思い出の地を巡る小旅行。
卒業をめでたく思う気持ちの中にも寂しい気持ちが入り混じる。
そんな午後の昼下がり━━━

かず「もうこの街に来ることもないのかな。」
マチ「思い出がいっぱいだね…」
かず「マチは北海道だもんなー。もう会えないのかな…」
マチ「やめてよ!またきっと会えるって!」
かず「そうだね…」
マチ「そんなに暗い顔しないでよー」
かず「今日は逆に俺が励まされてばっかりだな。」
マチ「私だって休みになったら静岡に帰ってくるし、かずにも会いに来るよ。」
かず「そうだよな、休みになればどこにでも行けるしな。俺も休みになったら北海道行っちゃうかな〜」

そんな明らかに本心とは違う会話がお互いに続く。

マチ「でもやっぱり寂しいね…」
かず「…そうだね。」
マチ「…」

かず「マチ、本当に北海道に行くのか?本当に北海道でいいのか?」
マチ「何言ってるのよ。もう内定も決まってるのよ。」


かず「マチ、俺と一緒に東京に来ないか?」
マチ「え?え?何言ってるのよー。」


かず「マチと付き合って4年目になるけど、マチを愛する気持ちはいつも変わらなかった。
   そばにいるだけで心が温かくなったし、すごく安心もした。」
マチ「でも、かずはよく私のこといてもいなくても同じって言ってるじゃない〜」
かず「いてもいなくても同じって言うことはいてもいいってことなんだよ。」
マチ「かず…」


かず「東京で一緒に暮らさないか?」

かずは1通の書類を差し出す。

━━婚姻届━━

それはまぎれもない婚姻届だった。
かずの気持ちが本気であるかのようにマチに見せ付ける。

マチ「かず…嬉しい…」

かず「夜も更けてきたよ。行こうか。」
マチ「うん。」

心の温かい二人は夜の風景へ消えていく。
あつい鼓動を残したままで…


そんな思い出。


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