したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1001件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

雑談スレ2

749Aaa^^:2004/09/08(水) 23:37 ID:a6BsfCDY
台風一過の秋の夜長に、思いでついでの苦い思いを一つ書き込みますです^_^;

 スナック雪絵というところに若い女の子が入りまして、当然、その子をマ
マが紹介してきました。そう古手川とかいう女優の若いときとそっくり以上
の顔をしていましてね、席に付いて話していた時ふっと気づいたのが、その
両目でした。そう、微妙に色が違っていた。それが気になって、よく顔を見
せろと言いながら顔を近か付けてよくよく覗いたら、やっぱりちがう。^_^;
 それから何回目かそのスナックに行くと、必ずママがその子を付けてくる。
スナックに入ったばかりで慣れないので、こっちが気を利かせないと話が
止まる。そんな時その子は客の気を引くのに懸命で、ダンスを誘ってきたこ
とがありしまして、その時についつい気になっていた目の色の違いを訊いて
しまった。そう、しまったのです。^_^;
 ダンスをしながらの話題はこっちが気を利かせたはずなのですが、
「どうしたんだ、その目の色が違うようだが・・・・茶色と黒と微妙な違い
があるようだな」
「やっぱり、わかるの」
「そりゃ、何度も顔見ればわかってくるよ」
たったそれだけの会話なのに、ダンスの途中、急に女の子はトレイに走る。
客をもてなすはずのスナックの子が急だったので、ついついカウンター越し
のママの顔を見ると、ママは、
「罪ね、女を泣かすなんて・・・」と笑って流していました。
唖然として席にもどり、しばらく、言葉を無くしました。

 そのことが気になって、数日後、それまでは数人でそのスナックに行ってま
したが、一人で行きました。それを待ってか、その女の子が席に付いて話して
くれました。ダンスの途中に離れた侘びをいいながら、実は片方の目はほとん
ど失明に近いこと、もう一つの色違いの目はおばあさんから貰った目で何とか
見えているということ、、、、そして、幼い時、父母は離婚し母に育てられ
二人でそこそこの生活を営んできたが、やっとめぐり逢えた人に恋をした、これ
からという時に失明に近い病にかかり、なんとかおばあさんの目を頂いて手術
の時に、男から別れてくれと病院で言われ、そのままこの世から消えたくなっ
て自殺を図ったこと。その目のために失恋し職も失い、やっと最近母に支えら
れ立ち直ってきた。昼は眩しく仕事にならないので、今はスナックに身を置く
いて生活していくことになったこと、、、、そう、微笑みながら、簡単に言う
ので、こちらは話に驚きながら聴いていました。その話しながら彼女は絶えず
微笑をたたえていた、実に優しかった。
 でも、そこまで話が進んだ時、よくその微笑を見たんです。あっとしました。
微笑みの中に、ちゃんと今にも落ちそうな涙が浮かんでいたんです。
馬鹿の上塗りをしてしまったと、はっと我に戻ったのです。彼女の真剣な話を、
こっちは相手の謝りついでの身の上話を酒の肴にして聴いていた自分が罪でし
た。^_^;

「踊ろうか」
「はい」微笑の中で目を潤ませながら、付いてきた。
ダンスしながら、罪を償うのに、こっちはいつのまにか必死になって、
「どうだ、俺の目をやろうか」

またまたの罪つくりでした。この後も話は長くなるので、
この辺にします。<m(__)m>

ドジなAaaのドジ話でした。^_^;




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板