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おちゃめくらぶ掲示板

900御茶目菜子:2012/03/16(金) 14:42:49
プチコンmkIIをゲット!
プチコンmkIIをゲットしたにょ。
このmkIIで私が最も楽しみにしていたのはQRコードで自作プログラムが公開可能なことにょ。
基本的にDSからPCへと転送する手段はないため自作プログラムはPCのテキストエディタで
再入力するかリストが表示されたプチコンの画面写真を撮影してそれを公開するという
やり方が主流となっているにょ。
それでは1画面プログラムくらいならば何とか入力できるものの何百行、何千行もあるような
プログラムはいくら面白そうであっても入力はためらわれてしまっていたにょ。
そして、リソースは直接DS同士で交換するしかなくスプライト定義などはプログラム内で
行う必要があったにょ。
しかし、それではさらなるリストのサイズ増大を招いてしまうにょ。

これがQRコード化で激変したにょ。
mkIIで新たに用意されたホームメニューから「SDメモリーカード書き込み」を選択して
SDカードへ書き込むファイルを選択するとSDカードに保存されるにょ。
ちなみに保存されたPTCファイルをテキストエディタで覗いてみると一端mkIIで保存すると
平文になることが分かったにょ。(プチコンでは文字が2バイトコードだったのがmkIIでは
1バイトコードで保存されるため同じプログラムでも一端mkIIで保存し直した方がメモリ
節約やQRコードの枚数減が期待できる)
そのためWebでリストを公開する場合に機種依存文字を使用していない場合はテキストで
簡単に公開できそうにょ。

そのPTCファイルをプチコンでは取り込むことはできないにょ。
そのために一端QRコードへと変換する必要があるにょ。
それにはプチコンmkIIの公式サイトに行き「QRコード変換ツール」を使用すればいいにょ。
http://smileboom.com/special/ptcm2/qrmaker/
QRコードは最大256分割で作成される模様にょ。
下記の52KBの「SPECTACLE HURRICANE」がQRコード22枚に収まっているため256枚あればほぼ
プチコンの容量(メモリ1MB)を使い切ったものでも大丈夫そうにょ。(タイニーゼビウスが
QR109枚に変換したらなったらしい)
単一ファイルではなくリソースを分けることで各ファイルの最大量は下がるだろうから事実上
QRコードによる容量制限はないと考えても良さそうにょ。

実はこの変換ツールはただのFlashアプリであり、ローカルで実行されている模様にょ。
そのためプチコン公式サイトが閉鎖しても安心・・・と考えられるけど実はサーバの
チェックを行っているためその部分を書き換えてWebサーバを自前で用意する必要がある
ということで少々ハードルが高いにょ。
まぁPTCファイルの構造とQRコードへの変換方法さえ解析されれば有志の手によって変換
ツールが作られると思うのでサイトが閉鎖する時にはそれに期待したいにょ。

このQRコードをどのように公開するかだけど等倍だと97x97pixelとなっているため非常に
小さいにょ。
手持ちのノートPCの液晶はおおむね120ppiだけどこれだとなかなか認識されないにょ。
これはDSiや3DSのカメラはAFではなく固定焦点であるためあまり画面に寄るとピンボケに
なってしまうためにょ。
それに加えて拡大率が高くなることで相対的に手ぶれが増幅されてしまうにょ。
明るい場所(例えば日光が差し込む窓など)ではぶれにくくなる反面で今度はノートPCの
バックライトが外光に負けてしまうにょ。
手ぶれだけではなく白黒のコントラスト比を高めるためにもノートPCはできるだけ輝度を
高めることが認識率を上げるのには有用にょ。
それでも十分な認識精度が得られない場合にはQRコードそのものを拡大することが必要に
なってくるにょ。
ここで重要なのは整数倍で拡大しないと認識精度が落ちてしまうということにょ。
2倍、(もしくは3倍か4倍)に拡大するというのがベターにょ。
さらにもう1つ重要なのは拡大アルゴリズムにょ。
ソフトによっては拡大時に自動的にスムージング処理を行ってくれるのだけどこれは認識
精度を落とす元になるためできれば拡大補完のない拡大方法を選択したいにょ。
フォトショップであれば「ニアレストネイバー法」を選択すればOKにょ。

こうしてできたQRコードはホームメニューの「ファイル管理」からQRコード読み込みを
選択すると取り込むことが可能にょ。
複数枚にまたがる場合は合計枚数が表示されるので順番に取り込む必要があるにょ。
公開する人は間違えのないように複数枚にまたがる場合は通し番号を表示しておくと
どれを取り込めばいいのか一目で分かるためユーザーに優しくなるにょ。
拡大補完を行わない拡大方法によって公開している場合は1枚あたり1〜2秒で認識可能で
あるため数10枚にわたる大きなサイズのプログラムでも数分で取り込み可能にょ。
決して早くはないけど従来ならば一晩かかっても入力が困難だったものが数分で終わる
となれば格段に楽になっているというのが分かると思うにょ。

というわけで私も自作の1画面プログラムをいくつかQRコード化してみたにょ。
QRコードによってファイル数が増えるためフォルダ管理ができないプチコンで管理しやすい
ように私の自作プログラムはファイル名の先頭に「OCHA」を付けることにしたにょ。
こうすることでQRコード経由で受け取る際のファイル名の重複も避けられるからね。

◎PETIT RUN(プチコン上でのファイル名:OCHAPRUN)
 http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/petitcom/qr/p_run.png
◎プチコンスキー(プチコン上でのファイル名:OCHAPSKI)
 http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/petitcom/qr/ski.png
◎ピョン子(プチコン上でのファイル名:OCHAPYON)
 http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/petitcom/qr/pyonko.png
◎プチコン100m走(プチコン上でのファイル名:OCHA100M)
 http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/petitcom/qr/100m.png

それぞれのプレイ方法はおちゃめくらぶのプチコンコーナーにある操作説明を読んで
もらえるといいけどそれが面倒、もしくは再配布する人もいるという可能性も考えて
リスト末尾にREM文で簡易マニュアルを付けておいたにょ。
これで、QRコードだけがありとりあえず取り込んでみたけどリストを見ても操作方法が
よく分からないということも無くなると思うにょ。(1画面プログラムは短いから解析が
簡単といっても特殊なことをしているためなかなか理解するのが難しいこともあるため)
これもQRコード化によって入力の負担が減ったからこそ可能になったにょ。
上記の残りは近日中にQRコードを公開予定にょ。
QRコードは間違って消してしまったときのバックアップにも使えるにょ。(QRコード化
しておかなくてもPTCファイルの書き出しだけ行い必要になった時にQR化という方法も
あるけど)


mkIIのホームメニューには「作品を見る」というものがあるにょ。
これはプレイオンリーのモードにょ。
要するに簡易ランチャーにょ。
これを使えばBASICに対する知識(LOADやRUNなど)は全く無くてもとりあえず使用する
ことができるにょ。
ただし、ここで注意しないといけないのはプログラムの終了で自動的にこのホームメニュー
へと戻るということにょ。
ゲームオーバーの場合にはタイトル画面に戻るという一般的なゲームならば何の問題もない
けれど1画面プログラムの場合にはタイトル画面を作る余裕はないためゲームオーバー時に
何らかの形でキー入力待ち状態にしておかないとこの簡易ランチャーではまともにプレイ
することはできないにょ。
私も最初の頃はポケコンの2LINEゲームと同じくリトライ機能を標準装備していたけど
[START]ボタンで一発スタートができることを知ってからはゲームオーバー時には一端
ゲームが終了するような作りになっているにょ。(その分、内容にメモリを使うことが
可能になったわけだけど)
私が作った1画面プログラムではピョン子以降がそれに相当するにょ。(上記のものだと
100m走だけが「作品を見る」モードで普通にプレイ可能)

さて、私は一画面プログラムばかり作っているためQRコード化の恩恵は発表する側としては
あまりない(リストが短いためプレイしてもらえる可能性が高い)のだけど大きめの
プログラムを作っている人にとってはようやくプレイしてもらえる可能性が高くなるにょ。
すでにWeb上でQRコードを公開しているプログラムの中から2つほどリンクをはっておくにょ。

◎SPECTACLE HURRICANE
 http://www1.ocn.ne.jp/~tabby/games/ds_kkoj.html
 「ス○○リ」ライクな疑似3Dシューティングゲーム(QR22枚)

◎Reflect EDGE
 http://www.geocities.jp/sp1_ssr/ReflectEDGE1.htm
 縦スクロールシューティングゲーム(QR21枚)

いずれも50〜70KBというBASICプログラムでは大きめの力作にょ。
このように大きめのプログラムも手軽に公開することが可能になったのだけどプログラムを
公開する際に避けて通れないのが著作権問題にょ。
プチコンはBASICの速度が速いため8ビット時代(MSXやファミコンなど)の市販ゲームの
移植は十分に可能なのだけどその際には著作権が絡んでくるためQRコードで手軽に発表
できるといっても著作権問題が絡めばなかなか難しいにょ。
すでに倒産して権利不在のゲームならば訴えられる可能性はほぼないけど現在存続して
いるメーカーのゲームのプチコン移植してそれを公開して不特定多数の人が利用できる
状態にする場合には発表する人は有償、無償に関わらずかなりのリスクを負うことになる
と思われるにょ。
まぁタイトルとグラフィックを変えておけばほぼ大丈夫だけどね。

また版権キャラ(アニメ、漫画などのキャラ)を使う場合にも著作権が絡んでくるにょ。
二次創作を認めてないという法人は多く存在するからね。
もっとも、すべて手書きで無償配布のプチコンの場合はそこまで問題に発展することはない
と思われるにょ。
詳しくは1月19日に書いたけど二次創作に関しては基本的には著作権侵害になることはない
ために既存ゲームの完全移植よりは遙かにリスクは低いにょ。
実際に過去に個人が趣味で作った二次創作を訴えた企業は日本国内に存在しないからね。
裁判になっているのは営利目的で二次創作を行った場合のみにょ。(ROM吸い出しによって
得られた画像や公式のキャプ画像などをそのまま使えば非営利であっても著作権侵害で
訴えられることはあるため注意が必要だけどプチコンではそれができないため問題ない)

あと問題はプチコンでQRコードを発表しているのをどうやって見つけるかだけどニコニコ
動画でもQRコードを動画内に埋め込んだもにおいてはQRコードタグを付けることで検索が
可能になっているにょ。
それとtwitterでもQRコードを発表している人(もしくはQRコード付きのプログラムを発表
しているサイトのURLをツイートしている人)は多く存在するけれどそれらはハッシュタグ
#ptcmqr によって検索が可能にょ。
今後プチコン用QRコードを発表する場合はこのハッシュタグを付けることを推奨するにょ。
こうすることでより多くの人の目にとまるからね。
まだQRコードしか使ってないmkIIだけどこれから徐々に様々な新機能を試してみるにょ。
しかし、昨日は1日でQRコード100枚以上読み取ったのだけど私の人生で最もたくさんの
QRコードを読み取った日になったかもしれないにょ(笑)




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