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おちゃめくらぶ掲示板
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Quad XGAの新型iPadが発表!
新型iPadが発表されたにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120308_517271.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120308_517270.html
名称は「iPad3」ではなく「New iPad」となっているにょ。
日本語でいえば直訳で新iPadといった感じか・・・。
この新iPadをiPad2とスペック比較をすると下記のようになっているにょ。
新iPad iPad2
画面サイズ 9.7インチ IPS液晶 9.7インチ IPS液晶
解像度 2048x1536 1024x768
CPU Apple A5X(2コア) Apple A5(2コア)
グラフィック 4コア(PoweVR SGX MP4+? )2コア(PowerVR SGX 543MP2)
メモリ (不明) 512MB
ストレージ 16GB/32GB/64GB 16GB/32GB/64GB
カメラ 500万画素裏面照射1080p動画 720p動画
通信 HSPA+、DC-HSDPA、LTE ??HSPA
802.11 a/b/g/n、BT4.0 802.11 a/b/g/n、BT2.1+EDR
サイズ 241.2x185.7x9.4mm 241.2x185.7x8.8mm
重量 652g 601g
バッテリ駆動時間 最大10時間 最大10時間
バッテリ容量 42 5Wh 25Wh
価格(Wi-Fiモデル) 16GB 42800円 16GB 34800円
32GB 50800円 ※16GBモデルのみ値下げをして併売
64GB 58800円
この新iPadの特長は下記の3つだと思われるにょ。
(1) 画面の高解像度化
(2) カメラ性能の強化
(3) 通信の強化
(1)やはり、一番目立つのがこの画面の高解像度化にょ。
画面サイズは9.7インチを維持した状態従来の縦横2倍となる2048x1536という超高解像度を
実現しているにょ。
とはいえ、ドットピッチは264ppiであるため昨今のスマホレベル(4インチFWVGAの場合は
約257ppi)であり、極端に細かいというものではないにょ。
それでも、320x480のiPhone3GSから640x960のiPhone4へと変わった時と同レベルの感動を
得られると思われるにょ。
この高解像度化はすでにiPad2がリークされた昨年初頭の時点で言われていることであり
その頃にすでに高解像度液晶の採用が決まっていたものと思われるにょ。(この情報の
錯綜によってiPad2で高解像度液晶が採用されるとうウワサもあった)
高解像度化のメリットとえば単純に情報量が増えるというものにょ。
これは極めて単純だけどこの情報量が増えるというのは例えば動画再生においてはフルHD
動画を劣化なく鑑賞ができるというメリットがあるにょ。
従来のXGA液晶のままだと720pだろうとフルHDだろうとほとんどその違いが分からない
からね。
これは内蔵カメラがフルHDに対応しただけではなくフルHDの動画配信サービスを開始する
ためだと思われるにょ。
このフルHD動画配信サービスは新型のApple TVが1080pになったのを見ても明らかにょ。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120308_517268.html
配信される動画の解像度がいくら上がろうとも出力がそれに対応していなければその意味は
無くなってしまうからね。
これはサービスとハードウェアが別々の法人が提供している場合はどちらかが先行する
という場合があり、同時に行われることの方が少ないけどアップル社の場合はハードと
ソフト、サービスはすべて自社による提供を行っているためフレキシブルな対応が可能と
なっているにょ。
高解像度化のメリットは動画だけではないにょ。
当然ながら普通にWeb閲覧するだけでもその恩恵が得られるにょ。
従来ならば縮小表示が必要でつぶれていた画面がそのまま閲覧できるわけだからね。
Webサイトの多くは横1024〜1280ドットを想定してい作られているためにXGAでもそれほど
不都合を感じる必要はないけどこれは横画面での使用に限定されるにょ。
縦画面で使用した場合にはXGAでは768pixelしかなくこれでWeb閲覧を行う場合には縮小
表示が必要になり細かい部分がつぶれがちにょ。
しかし、2048x1536のQuad XGAならば縦画面で使用しても1536pixelとなるために不満は
全く無くなるにょ。
これで文字サイズが小さいと感じれば顔に画面を近づければいいにょ。
もちろんピンチアウトをして拡大表示をしてもいいけどね。
これは電子書籍などのテキストベースのデータを閲覧する際にも有用で解像度が高く
なると文字がキレイになるため非常に読みやすくなるにょ。
元のデータがQuad XGAに対応していなくても十分に意味があるといえるにょ。
フルHD液晶ではなくQuad XGAなのかというとやはり互換性の問題が大きいと思われるにょ。
iPhone4がiPhone3GSと比べて縦横2倍の解像度になったのを見ても明らかなように従来の
アプリとの互換性を高く求めるならば縦横整数倍というのが望ましいにょ。
整数倍にすることで拡大表示しても劣化(ドットがぼやける)が無くなるだけではなく
拡大補完がしやすくなるために速度面においても有利になるからね。
そして、アイコンサイズは1つのアイコンを従来の縦横2倍のピクセルサイズにすることで
アイコンサイズは変わらず操作性に影響を与えることもないにょ。
これがAndroid端末の場合は端末によって液晶サイズや解像度はバラバラであり操作性は
端末によって大きく変わってくるにょ。
そのため「互換性重視のため」従来機より縦横2倍の解像度にするというのはあまり意味が
あるものではないにょ。
したがって、上記のようにハードだけではなくOSやソフトも自社で提供するアップル社
ならではのアドバンテージになっているにょ。(ジャンルは異なるけどコンシューマ
ゲームにおいてPS VitaがPSPの縦横2倍の解像度になったのはそういう意図もある)
高解像度化のメリットが大きいのは十分に分かったと思うけどそれで高価格化を招いて
しまっては意味がないにょ。
特殊用途用ならば高性能、高価格は許されるけど広く普及させようとしているものまらば
いくら良いものであっても高価格化になればそれを採用する意味は半減するからね。
液晶の高解像度化というのは歩留まりの影響で多少は高解像度のものが高価になるとはいえ
(同じ方式の液晶パネルの場合は)サイズと生産量で大きくコストが変わってくるにょ。
サイズが同じならば生産量ですべて決まるといっても過言ではないにょ。
Android搭載タブレット端末においてここ最近10インチクラスでフルHD液晶を搭載した
機種が多く発表されたけどこれは量産効果によって10インチフルHD液晶パネルが安くなる
ということを見越したものだと思われるにょ。
これはiPadの場合はiPadだけで十分に大きな市場があるため9.7インチQuad XGAという
従来であれば特殊仕様ともいえるような高解像度であっても量産効果によって従来の
XGAパネルとそれほど変わらない価格で入手可能になっていると思われるにょ。
したがって、高解像度化による価格面のデメリットはほとんどないと言えるにょ。
(2)従来のiPadの弱点といえばやはりカメラ機能にょ。
iPhoneが世代を重ねるごとにカメラ機能が進化しており、iPhone4では500万画素の裏面
照射CMOSセンサーを採用したことが話題になったけど4Sではセンサーを最新のものに
変更することで同じ500万画素でありながら従来とは大幅に高解像感、低ノイズを実現
しているにょ。
それに対してiPad2のカメラは90万画素しかなく960x720というiPod touchと同レベルの
ものだったにょ。
数字で判断するならば昨今のトイデジカメにさえ大きく劣るものになっており、昨今の
ケータイやスマホと比べて大きく劣るものになっているにょ。
iPhoneではカメラを使ったアプリは増えているもののiPadではカメラ性能がボトルネック
となっていてそれらを十分活用できていないというのが現状だと思われるにょ。
この度のモデルチェンジによってカメラ機能は大幅に変わったにょ。
恐らくこれはiPhone4Sに搭載されているものと同様のものだと思われるにょ。
そうなれば十分に実用レベルの性能(下位レベルコンデジに匹敵する性能)を有している
といえそうにょ。
従来のカメラだと撮影した画像の解像度が新型iPodの画面解像度よりも小さいからカメラ
機能を刷新するのは至極当然のことなんだけどね。
液晶画面の解像度が300万画素相当であるために最低でも300万画素クラスはないと話に
ならないからね。
このカメラ機能の強化によってiPadが抱えていた弱点の1つが解消されたにょ。
(3)国内では一昨年の12月にドコモがXi(クロッシィ)という名称で開始したLTEだけど
海外でもすでに一部のキャリアがLTEのサービスを開始しているにょ。
それによってこの新iPadではLTEに対応しているにょ。
ただし、日本向けのサイトではLTE対応ということは明記されていないにょ。
これは扱うキャリアがソフトバンクであるためだと思われるにょ。
3GにはW-CDMAやCDMA2000などのいくつかの規格があるのだけど3.9GとなるLTEにも複数の
規格が存在するにょ。
ドコモやイーモバが採用しているFDD方式とソフトバンクが採用しているTDD方式の2つが
あるにょ。
TDD方式となるTD-LTEは日本ではソフトバンクのみが採用となっているけどこれは中国で
スタンダードとなっている方式であり、中国市場をねらった製品においては対応して
いくと思われるためそれほど不利な状況にはならないと思われるにょ。
新iPadは現時点ではLTEには対応と明示しているものの日本ではLTEに対応と謳ってない
ところをTD-LTEには対応していないのではないかと思われるにょ。
とはいえ、DC-HSDPAに対応しているのでソフトバンクが行っている最大42bpsのULTRA
SPEEDは利用できると思われるにょ。
最大42MbpsならばモバイルWiMAXレベルの速度を期待するかもしれないけど最大21Mbpsの
HSDPAを2チャンネル束ねているだけであり、よほど電波状態と回線状態の良い場所で
ないと理論値と大きなギャップがあるのではないかと思われるにょ。
そもそもソフトバンクの場合は3G対応エリアそのものがドコモやauよりも狭いのだけど
21Mbpsに対応したエリアはその中でさらに一部となっているからね。
エリアマップから単純に判断しても地方都市だと市街地だと何とか使えるけど郊外だと
ほぼエリア外といった感じにょ。
これが大都市圏ならば広い範囲で使えるもののエリア内でも抜けがあったり、理論値と
実測値の大きなギャップがあるため快適に通信できるという保証はできないにょ。
そこで役立つのが無線LANにょ。
ソフトバンクは全キャリアの中で公衆無線LANに最も力を入れており「ソフトバンクWi-Fi
スポット」は全国に20万カ所あるにょ。
月額使用料金は490円だけどデータ定額プラン加入者の場合は新規加入から2年間は無償
となっているにょ。
また月額料金固定のフラット型のデータ定額プランに加入すれば永続的に無料となって
いるにょ。
そのためソフトバンクでデータ定額プランに加入した場合には積極的にこのサービスを
利用していくと良いのではないかと思われるにょ。
それでもやっぱり、「ソフトバンクはちょっと・・・」という人はWi-Fiモデルを買って
自分がベストと思われるキャリアのモバイルルータと合わせて使用するというのが良い
と思われるにょ。
また自宅専用で使うのであればそういうモバイル通信を利用する必要もないにょ。
ほとんどの人が自宅に無線LANルータを備えていると思うのでキャリア契約せずにそのまま
使用することができるにょ。
ただし、ネックとなるのいつものようにWi-FiモデルにはGPSが搭載されてないことにょ。
自宅専用の人は非搭載で困ることはないけどモバイルルータの使用などによって他の
キャリアを利用する人でGPS対応アプリを活用したいという人は割高になるもののソフト
バンクと契約して4G対応版を購入するしかないにょ。
今回の新iPadは高解像度の液晶パネルを採用によってiPad2登場時以上にインパクトに
なっていると思われるけど唯一のマイナス点は厚く、重くなっていることにょ。
その原因となっているのはバッテリ容量の増加にょ。
従来の25Whから42.5Whへと1.7倍も増えているからね。
しかし、駆動時間は最大10時間と変わらないにょ。
この原因になっているのは高解像度化に伴うスペックアップをしているからにょ。
GPUにおいては従来のデュアルコアからクアッドコアへと大幅に性能が上がっているにょ。
製造プロセスが従来の40nmから28nmに進化すればこの程度は十分に相殺でき逆に省電力に
さえなると思われるのだけど同一の製造プロセスにおいて単純にスペックアップを行った
場合には消費電力の増加を招いてしまうにょ。
Tegra3においてはOS上では見えない5つ目のCPUを搭載しCPUパワーを要求しない場面では
この省電力CPUのお陰でコア数が増えても省電力になっているとはいえ、画面解像度が
拡大された分だけGPU負担は確実に大きくなるためそこで省電力化は難しいにょ。
また画面解像度が上がったためメモリ搭載量も増えていると予想されるにょ。
従来は512MBということで最新スマホと比べても多いものではなくハイエンドスマホが1GB
搭載しているということを考えるとかなり心許ない量になっていたにょ。
画面解像度が上がりそれに対応したアプリを動作させるならば512MBでは足りないのは
明白であり、1GB以上には確実に達していると言えそうにょ。
DRAMも製造プロセスによって動作時の消費電力が変わってくるとはいえ、同一の製造
プロセスならば消費電力は搭載量に比例するためにメモリ搭載量の増加分だけバッテリ
消費量は増えてしまうにょ。
つまり、従来と同じバッテリ容量だと従来と比べて大幅に駆動時間が短くなってしまうため
従来と同レベルの駆動時間を確保するためにバッテリ容量を増やしそれが厚さと重量の
増加を招いてしまったというわけにょ。
個人的にはこの新iPadに採用された液晶を搭載したPC(新型のLet'snote Rシリーズ)が
欲しいとところにょ。(ivyBridgeならば内蔵GPUも2560x1600とかにも対応しているし)
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