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おちゃめくらぶ掲示板
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またもやHDDがクラッシュ
先日ノートPCのHDDがクラッシュしてしまったにょ。
幸いにして異変に気づいてすぐに必要最小限のデータは退避できたため被害は小さく抑える
ことができたのだけどやはりHDDは非常に壊れやすいものにょ。
というのも、私の記憶にあるだけでも2000年代に入ってから9台のHDDがクラッシュして
いるために平均するとおよそ年に1台ペースでクラッシュしているからにょ。
HDDの寿命は機種によって異なるもののやはり使用方法、使用環境それと運の影響が
非常に多いにょ。
それでも普通に使っていれば概ね5年間くらいの寿命があるのではないかと思われるにょ。
人間の平均寿命が80年といっても20歳で亡くなる人もいれば100歳を越えてまだ元気な
人がいるように「平均寿命が5年のHDDは5年で壊れる」という単純なものではないにょ。
人間の場合は細胞分裂の限界数があるため上限はある程度決まっているのだけどHDDの場合は
運が良ければ平均寿命の数倍となる10年、20年と長生きする場合もあるからね。
しかし、平均寿命が5年と仮定した場合にほぼ年に1台ペースで壊れるのは運だけの問題
ではないにょ。
たまたま2台が同じ年に壊れることは2つのサイコロを振ってゾロ目が出るくらいの確率
だから珍しいことではない(昨年8月16日に書いたように2台のHDDがほぼ同時に壊れた
経験もある)けどそのペースを維持し続ける(ゾロ目が出続ける)というのは統計上の
誤差を大きく超えているにょ。(正確な日付を覚えていればχ二乗検定をすれば棄却される
かどうかが分かるけどそんなことをしなくても明らかにおかしいのが分かるレベル)
とはいうもののこれは実際のところそんなにおかしなことではないにょ。
それは単に使用台数が多いということに加えて使用環境に問題もあるからにょ。
台数に注目するとHDDの平均寿命が5年と仮定した場合に5台のPCを同時に使う場合には
全体としての平均故障間隔は1年に縮まることになるにょ。
つまり、毎年いずれかのPCのHDDが故障するということにょ。
これはPC1台+NASという構成でも同じにょ。
NASが4台のHDDをRAID5で構成されたものだと仮定すれば合計のHDDは5台になるからね。
ただし、RAID5の場合は4台中1台が壊れてもデータの完全復旧が可能になるためリスクは
軽減できるにょ。
私の場合はノートPCを3台(録画用、ネット用、モバイル用)同時使用しているという
ことに加えて外付けHDDも3台使用(うち1台は常時稼働)しているし、Blu-rayレコーダーに
内蔵のHDDもあるからね。
したがって、台数的に考えれば1年に1台ペースでHDDが壊れても何ら不思議ではないにょ。
あと、私の場合はノートPCは基本的に中古で購入している場合が多いからにょ。
HDDは初期不良の多いパーツだけど一定時間稼働ができればそれから1、2年に壊れる機会は
あまりなく古くなればなるほど壊れやすくなるにょ。(これは磁性体の劣化というのが
理由ではなく可動部分が多いというのが理由)
したがって、新品購入後1〜2年の1年間と5〜6年の1年間では後者の方が壊れる確率が
アップするといえるにょ。
さらに使用環境によってもHDDの寿命は大きく変わってくるにょ。
HDDは動作温度が10度高くなれば寿命は半減してしまうと言われているからね。
私の部屋は今の時期は問題ないとはいえ、夏は冷房がないために室温30度台半ばを維持して
おり動作時にはかなり高温になるにょ。
それに部屋はかなりほこりっぽいけどそれもHDDに悪影響を与えているにょ。
何せノートPCの冷却ファンが1年以内に壊れる確率が極めて高いからね。
冷却ファンが故障したノートPCを冷却するために買った冷却台のファンが1年でほこり
だらけになって動かなくなるレベルにょ(笑)
何にせよHDDにとってとてもいい環境とは言えるようなものではなく早期に壊れてもやむを
得ないといった感じの環境であることには間違いないにょ。
ということで、念のため常時予備HDDを確保しているにょ。
ここで問題となるのがPATAのHDDの入手性にょ。
大都市圏ではSATAより割高であるものの普通に入手可能な場合もあるPATAのHDDだけど
地方ではかなり入手困難になってきているからね。
家電量販店の店頭に置いていることはまずないし、唯一入手可能なパソコン工房でも
常時在庫があるわけではないので取り寄せになることも少なくないにょ。
これがSATAならば最悪の場合、近所にある家電量販店でUSB接続のモバイルHDDを買って
その中身を取り出してPCへと換装も可能だからHDDが手に入らないということはまずあり
得ないことにょ。(タイの水害のあったあとでも価格は高騰したものの店頭からHDDが
すべて消えたなんてことはない)
今回換装したことで予備のHDDは160GBのと250GBの2台だけになってしまったにょ。
年に1台ペースで壊れたら再来年には予備のHDDが無くなるにょ。
私が現在使用しているノートPCの中でSATAのHDDが使用できる機種は1台しかないため
PATAのHDDが無くなるとかなり困ったことになるにょ。
まぁそうなる前にPCのSATAへの移行を済ませるかPATAのHDDが入手可能なうちにさらに
予備を確保しておくしかないんだけど予算的な問題で厳しいにょ。
PCのシステムドライブとして考えるならばHDDが必要不可欠(SSDでもいいけどPATAのSSD
だと選択肢がほとんどない上に高価でありあまりメリットがない)だけどデータの保存
だけで考えるならばHDDに拘る必要性はないにょ。
10年前までならばCD-Rというのが最も有力なデータバックアップな選択肢だったけど
今更1枚700MBのメディアは700MBで収まるデータの配布用や音楽CD用でない限りは保存に
かかる手間だけではなくコスト面でもメリットはないにょ。
DVD-Rならば1層で4.7GB、2層で8.5GBだけどこれでも大容量化が進むデータにおいては
DVD-VIDEOの記録用(DVDプレイヤーでの再生目的用)でない限りは使用するメリットは
ないにょ。
BD-Rならば片面1層で25GB、2層で50GBと大きく、1層式ならば1枚あたり100円台という
10年前のCD-R並の価格にまで下落しているものの大容量化が進むHDDのバックアップ目的で
使用するならば容量的に心許ないにょ。
USBメモリやSDカードといったフラッシュメモリを使った媒体はバックアップ目的で使用
する場合はコスト面の問題が大きい(HDDやBlu-rayと比べて1桁高価)だけではなく信頼性
という面においても不十分にょ。(メディア自体の耐久性問題、ファイルシステムの
問題、小さいため物理的な紛失の問題など)
最近話題となっているクラウドでのバックアップも容量や回線速度を考えると必要最小限の
データを置く程度に止まり、やはり、HDDのバックアップはHDDでないと難しいというのが
現状だと思われるにょ。
とはいえ、頻度によってクラウドやUSBメモリなどをHDDと兼用することは十分に意義がある
ことだと思われるにょ。(そういった頻度の高い重要データをHDDへバックアップする
ことは必要不可欠)
私はそんなにこまめにバックアップはとってないもののデータによっては複数のHDDへと
保存しているためリスクは分散されていると思われるにょ。
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