レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
おちゃめくらぶ掲示板
-
好きこそものの上手なれ・・・なのか?
プログラミングが趣味だったり絵を描くことが趣味だったり人の趣味は様々にょ。
趣味なんだからやっていて楽しいのが一番なんだけど「楽しくやりたい」というのと
「上達したい」というのは相反するものになっているにょ。
ここで「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるようにそれが好きであることが
上達するための重要な要素と考えるかもしれないにょ。
確かにそれに熱心になることは上達においては重要なことだけどけどその反対の意味となる
「下手の横好き」ということわざもあるように「好きなだけ」「熱心なだけ」では上達は
しないにょ。
ことわざというのは先人の経験則を元にして作られたものであるため反対の意味を持つ
2つのことわざがあるということは「好き」であることが上達においては重要な要素と
いってもそれだけでは不十分であることが言えるということでもあるにょ。
例えば草野球を趣味としている人の場合は和気藹々プレイできればいいというだけならば
好きということだけで問題ないのだけど「野球好きに関しては誰にも負けない」という
人がすごいプレイヤーになれるのかというとそうではないことは明白にょ。
好きな気持ちだけでは世の中どうにもならないにょ。
ここで重要になってくるのが向上心にょ。
つまり、「上手くなりたい」と思うことにょ。
上手くなるためには当然練習が必要にょ。
場合によってはかなりきつくなるかもしれないにょ。
その客観的に見た場合にきつそうな練習を楽しいと言えるレベルの人こそが「好きこそ
ものの上手なれ」になれる人ともいえるにょ。
問題は練習方法や練習内容にょ。
同じ町内のライバルチームに勝つのと全国トップを狙うのとでは必要な練習に差が出る
のは当然だからね。
その練習方法や内容に関しては目標設定と現在の自己分析を行うことが必要になるにょ。
現状で全国に通用するレベルなのか町内の草野球チーム相手にも勝てないレベルなのかで
練習方法は全く異なっていくくるからね。
つまり、その目標に達するのに何が足りないのかを明らかにするためには目標内容の分析と
現在の自己分析を行う必要があるというわけにょ。
練習というのは目標を達成するための手段であり、言い換えると「手段=目標分析」
という形になるにょ。
ただ、上達するためには目標を決めることが重要だし、大きな目標を持つということは
いいことだけどその目標と現状がかけ離れている場合には厄介になるにょ。
目標に達するための手段を確定するためには目標分析の必要があるのだけどあまりに
かけ離れていると「すべてを現状よりも大幅に高める」という必要があり、目標が目標と
して成立しなくなるにょ。
その目標分析した場合に具体的な手段が見えないとそれは良い目標とは言えないにょ。
かけ離れている場合にはそもそもその手段でその目標に達するかどうかさえ全く判断が
できないわけだしね。
では、大きな目標は意味がないのかということはそんなことはなくその大きな目標に
到達するための小さな目標を設定すればいいだけの話にょ。
別の言葉で言えば長期的な目標と短期的な目標を設定するということにょ。
5年、10年(もしくは生涯)かけて行う目標と1ヶ月〜1年単位の目標は分けて考えるべき
ということにょ。(長期目標と短期目標の間に差がある場合は中期目標の設定も必要に
なるかもしれない)
この辺は社会人ならば職場で年間計画などを書かされた経験がある人も多いのでこんな
常識的なことをあえて言う必要もないかもしれないけどこれは趣味の世界においても
上達するためには重要な要素となり得るということさえ分かって貰えたらいいにょ。
それでは、私の場合はどうなのかということを考えてみるにょ。
私の趣味の1つにプログラミングがあるにょ。
主にポケコン(PC-E500系)のBASICによるプログラミングだけどこの目標は「BASICの
限界に達する」ということにょ。
すごく抽象的でアバウトでありあまり褒められるようなような目標ではないにょ。
一般的には「○○のようなゲームが作りたい」とかいうのが目標としてはいいのでは
ないかと思うにょ。
そうすれば自分に足りないものがより具体化するからね。
ただし、BASICで凝った処理を行う場合にはほとんどの場合には処理速度がボトルネックに
なってくるにょ。
つまり、「BASICの限界」に達するためには速度面においてBASICの限界に達するという
ことが必要不可欠となるにょ。
「BASICの限界」という目標を設定したときにはすでにBASICは一通りはマスターしていたし
グラフィックをふんだんに使った凝ったゲームを作るということは時間さえかければ簡単に
できることは経験していたため速度面さえなんとかなればすべてにおいて限界に達する
ことが可能になることが分かったにょ。(速度は処理時間を計測することで求められる
ために上達したかどうかは客観的に簡単に判断が可能となる)
またマシン語を使えば速くなるということもすでに経験済であるため安易にマシン語は
使わないようにマシン語は封印したにょ。
上達するためには「逃げ道を作らない」ということも重要になってくるにょ。(上達しない
言い訳を用意しているうちは上達はありえない)
これが「ポケコンBASICの限界」ではなく「ポケコンの限界」が目標ならば必然的に
マシン語は必要になってくるけどBASICプログラミングにおいては必要ではないからね。
といっても、ある程度知識として知っておくということはプラスになる面もあり、私も
マシン語においては初歩レベルとはいえその知識があることはBASICのプログラミングに
おいて訳だった部分もあるにょ。
したがって、マシン語を使うからBASICを極められないというわけではなく安易にマシン語
には頼らないということが必要というだけのことにょ。
昨年の10月末に入手したプチコンにおいてはどうなのかというと現時点では明確な目標は
設定せずとりあえず好きに作っているだけにょ。
まだ、分からないことも多いため他人のプログラムを見ても謎な部分もあるからね。
そのため時間さえかければ「○○のようなゲームを作れる」かというと微妙にょ。
まぁ足りない技術は会得していけばいいのだけど正直言ってそういった凝ったゲームを
プチコンで作りたいかというと微妙だからね。
20年前に入手していたらドラクエの完全移植とかやっていたかもしれないけど今となっては
そういうのは他人に任せるにょ(笑)
したがって、強いて目標を掲げるならば「究極の1画面ゲーム」を作ることにょ。
これもまた具体性のかけらもない目標だけど上達が目的ではないのでこれで問題はないと
思われるにょ。(パズル的なプログラミングを楽しみたいだけだし現時点でゴールが
明確ではないため)
ここで目的と目標という2つの言葉が出てきたけど両者を混同してはならないにょ。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1107/12/news006.html
何かをやろうとするときにそれが目標なのか目的なのかで大きく変わってくるにょ。
目標というのはそれを達成するために掲げるものであり、達成するためには具体的である
方が望ましいにょ。
例えば、上記と同じく草野球でいえば「上手くなりたい」というのは目標としては成立が
しないにょ。
「上手くなる」というのは具体的にどのようなものかということが挙げられて初めて
目標として成立するわけにょ。(好きだからといっても上達するわけではないため)
これが「ライバルチームに勝つ」ということが目標であり、そのためには上達の必要が
ある場合には「上手くなる」ということが目的になるにょ。
当然ながら同じ目標であっても目的は人それぞれで変わってくると思われるにょ。
私はお絵かきも趣味としているけどこちらの最終目標は「究極の萌えの具現化」にょ。
簡単にいえばめちゃくちゃ萌えるようなキャラを描けるようになりたいということにょ。
正直言ってこれも具体性に乏しくて目標としては良いものとは言えないにょ(笑)
確かに具現化するためにはある程度の技術面の向上も必要になるけど「○○先生風の絵を
描きたい」などの具体的なものはない(好きな作風はその都度取り入れているけどそれが
目標というわけではない)ためと上手くなることだけが目標ではないにょ。
それに「自分が萌えられたらいい」という自己満足では当然のことながら上達はしない
わけであってこれは人に見せることで客観的な判断を得る必要があるにょ。
雑誌のイラスト投稿であれば編集部の審査という段階を経て掲載されるためにある程度の
最低基準をクリアしたもののみが掲載される(と思う)けどWeb上(自サイト、ブログ、
お絵かきサイトなど)に掲載するだけであればその足きりもなくなるからね。
ただし、pixivなどのイラスト投稿サイトによってある程度は客観的に判断が可能になって
いるにょ。
閲覧数、評価点、ブクマ数といった具体的な数字が出るためそれによる判断をすることが
可能にょ。
つまり、この数字を伸ばすことに力を入れれば私が設定している目標において、ある程度の
段階までは達成が可能と言えるということにょ。
自分で萌えるキャラを描いてpixivのランカーレベルになれば客観的に見て萌えるキャラ
といっても過言ではないと私は考えているにょ。
pixivで数字を伸ばす方法に関しては昨年2月28日の「底辺絵師のpixivランカーへの道」
および昨年5月23日の「底辺絵師のpixivランカーへの道 PART2」で書いたのだけど
やはり、数字を伸ばすにはさまざまな方法があることが分かったのではないか思うにょ。
その実践結果としての現状報告は昨年12月30日に書いた「今年のPixiv総まとめ」の
通りにょ。
現時点はほぼ予定通り行っているにょ。
中〜長期目標(3〜5年程度で達成予定)としてランカーになることを掲げているのだけど
ランカーになるということはDRにコンスタントに入る必要性があり、そのためにその
ボーダーラインを知っておく必要があるにょ。
それは昨年5月31日に書いた「pixivでランキング入りするための条件」、昨年8月30日に
書いた「pixivでランキング入りするための条件 PART2」、昨年10月16日に書いた
「pixivでランキング入りするための条件 PART3」を見れば分かると思うにょ。
RR入り→DR入り→ランカーという段階を経てようやくランカーになることが可能になって
くるにょ。
人によってはRRを飛ばしていきなりDR入りすることもあるけど難易度からすると上記の
ランキング入りするための条件を見てのようにRRの方が圧倒的に低いためランカーを
目指すならばまずはRRに入ることから始める必要があるにょ。
目標設定と分析によってそれを達成するための手段が導き出されるにょ。
画力が足りなければ画力を上げる必要があるけど画力といってもさらに何が足りないのか
ということも知る必要があるにょ。
見たものを線画で表現する力、つまり、デッサン力が必要であるならばそれを上げるため
にはひたすら見て描くということが重要になってくるにょ。
デフォルメされたキャラを描く場合には骨格や筋肉などの表現をどのようにするのか
ということも足りなければ知識として得てそれを実際に絵で表現できるように練習を
積み重ねていく必要があるにょ。
構図やパースや塗りにかんしてもそうにょ。
特に陰影においては立体構造の把握が不可欠となっているため私は通称「底辺塗り」(陰を
適当にブラシでぼかしてごまかす塗り方)をやめてアニメ塗りを主体にしているにょ。
これによって誤魔化しが効かないためより立体構造をしっかり把握する必要が出てくる
ことになったにょ。
ただ、私の場合には現状においては今のところその成果は数字になって現れている
とはいえ、これは必ずしも数字に表れるものではないにょ。
特にpixivの場合は上下差が大きいため多少上手くなった(何をもってして上手くなったと
言えるかは難しいけど上記のように項目別で分けていけばある程度は判断が可能)程度
では閲覧や評価がそれほど上がるわけではないにょ。
これは「努力した者が全て報われるとは限らん。 しかし、成功した者は皆すべからく
努力しておる」(by「はじめの一歩」の鴨川会長)という言葉にあるように努力したから
必ずしも結果を出すことができるというわけではないけど結果を出すためには努力する
ことは必要になってくるにょ。
これは昨年6月25日に書いた10000時間積み上げの法則の通り結果を出そうとするとちゃんと
目標にあった練習方法を用いても10000時間はかかってしまうことからすると結果を
急いで求めては駄目ということにょ。
とはいえ、目標を定めてそれを達成するような練習をしてもその達成できる見込みが
全く感じられないというのはモチベーションダウンにも繋がりかねないにょ。
ただし、pixivにおいて閲覧、評価点ともに100未満というレベルの場合は技術面の問題
だけではない可能性もあるにょ。
例えばオリジナル絵を描いてタグに「オリジナル」しか付けない場合にはタグ検索される
ことはほとんどないため最初の1ページ目から流れるわずかの間に閲覧や評価を稼がないと
あとは被お気に入りやマイピクのみが頼りになってしまうにょ。
被とマイピクの合計が20人と仮定してもその人たちが全員閲覧しても1ページ目から
流れる前に閲覧数80を得る必要があるというとどれだけ高いハードルかが分かると
思うにょ。
したがって、重要になるのはタグ付けにょ。
版権キャラを描く場合には作品名、キャラ名という非常に有力なタグがあるのだけど
オリジナルの場合はどのようなタグを付けるかで閲覧数は数倍変わってくることもある
ため非常に重要になってくるにょ。
タグ付けによって検索される可能性を高めたあとはサムネにょ。
クリックしたくなるようなサムネになっているのかというのが重要な要素にょ。
いくら細かく描きこんだ自信作であってもサムネをクリックしてもらわないことには
それを見てもらえないからね。
しかも、細かい描き込みはサムネでは分からないため構図や配色などを配慮することが
閲覧数アップへと繋がってくるにょ。
もっとも、被お気に入りが数万人のランカーだとどんな絵であっても閲覧数は万単位に
達するわけだし、必然的にブクマ数も増えるため「サムネ一覧からブクマの多い絵を
優先的に閲覧する」という人も少なくないということを考えると強者がさらに強くなる
ということが言えるためサムネ力を上げたからといっても必ずしも大幅に閲覧数が
増えるというわけではないにょ。
それならばあまり意味がないのかというとそうではなく一定の効果があるのは確実だし
サムネを良くするということは全体バランスの向上を意味するためそれは絵そのものの
出来を向上させることにも繋がるにょ。
「サムネを馬鹿にする人はサムネに泣く」というわけにょ。
それに見てもらわないことには評価もブクマも被お気に入りも増えないため閲覧数を
増やすということはすべてにおいて有用なものにょ。(上手くなりたいだけであり閲覧も
評価も全く気にしないという人ならばpixivを利用する必要もなくアドバイスを得られる
サイトやアドバイスをしてくれる人に直接見せた方がいい)
「趣味として好きでやっているだけだから上達する必要はない」という人も居るのは
確かだろうけどたとえ趣味であっても上達したいという人が大半だと思うにょ。
そのためにも目標を設定することが重要であり、分析をすることが必要となり、そして
それを達するための手段を行う(その目標を達成するための適切な練習など)ということが
必要不可欠になるにょ。
目標、分析、手段のどれが欠けても上達は遠ざかってしまうため3つセットで考えなくては
ならないにょ。(目標を設定して闇雲に練習してもその目標を達成するための適切な
練習方法、内容になってないならば非効率的な練習となり目標達成は遠くなるため分析の
役割も非常に大きい)
「好きこそものの上手なれ」はそれらを考えなくても自然に出来ている場合のみに言える
けど好きでないことは長くは続かないため結果としては「好きであること」が趣味に
おいては上達するための必要不可欠な要素といえるにょ。
|
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板