したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

おちゃめくらぶ掲示板

809御茶目菜子:2011/12/22(木) 16:02:32
スマホの普及がもたらす不安
ドコモのスマホの「spモード」で大規模なトラブルが発生したにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20111221_500582.html
どうやら、メアドが他人のものと入れ替わるというものであるみたいにょ。
この問題はすでに解決したとこのことだけど少なくとも10万人以上のメールに影響が出て
いるとのことにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20111221_500641.html
ただ、この10万人というのはメアドが入れ替わったと見られる端末数であり、その端末から
発信されたメールを返信したメールに関して発生したトラブルを考慮すれば影響のある
実数はそれよりも大きなものになるにょ。
単純に考えてもその2倍の20万人に影響するわけだからね。

通信回線のメインテナンスに伴う一時的な不通によってメールが一気にサーバ側に送られる
ことになり、そのユーザー管理サーバが輻輳状態になりこのような事態を招いてしまった
とのことにょ。
これはドコモ内でのキャリアメールは携帯番号で紐付けされているけれどspモードメールは
インターネット上で使用するためにIPアドレスで管理する必要があり、携帯番号とIP
アドレスをサーバ上で紐付けする際に高負荷のため間違った紐付け化がなされたという
ことにょ。

分かりやすくするためにEメールを郵便に例えるとメアドは住所に相当するにょ。
住所は宛先と差出人の2つが存在するけどその差出人の部分が別の人のものに入れ替わった
ということにょ。
これはキャリアメールは番号で管理されているためそれを元に考えるとドコモ郵便局内では
私書箱管理されていると例えることにするにょ。
番号1234のCさんが別所にいるDさんへ手紙を出す場合にDさん宛の手紙には差出人住所と
して番号1234のCさんの住所が記載されることになるにょ。(私書箱外への手紙は機械的に
差出人住所を後から印刷するという設定)
番号5678のAさんが別所にいるBさんへ手紙を出す場合には上記と同じくAさんの住所が
差出人として記載されるはずだけどCさんの手紙の差出人住所を印刷するときに機械の調子が
悪くなって印刷作業が不完全な状態となり、再び印刷する際には差出人住所がCさんの
住所が印刷されてしまったということにょ。
これによってAさんがBさんへ送った手紙なのに関わらずCさんがBさんに送ったような形と
なってしまったということにょ。
今回のトラブルではAさんに相当する部分が10万人になっているというわけにょ。

ただ、厄介なのは間違えて届いたメールが少なくとも10万通に達するということにょ。
ネットの世界においては100%安心ということは全くないにょ。
特にメールというのはセキュリティ面では安心感は無いに等しいわけだからね。
というのも、暗号化されてないメールというのは第三者の手によって簡単に傍受できて
しまうわけだからにょ。
これは郵便で例えると暗号化されてないメールは封書ではなくハガキみたいなものである
ためにょ。
郵便ならば基本的に見られるのは郵便配達員だけで済むけどEメールの場合は不特定多数の
人に見られてしまうにょ。
そういう点からすると暗号化に対応されてないスマホ用メールはセキュリティ面では不安
だらけと言えなくはないにょ。
しかし、それは傍受しようと思えばできるというだけであって今回のトラブルとは全く
関係ないにょ。

別に届かないわけではなく「差出人が変わるだけならば問題ない」と思うかもしれないけど
下手に届くくらいならば届かない方がマシになってしまうにょ。
というのもそのメールの内容によっては情報漏洩に繋がってしまうからね。
ケータイやスマホのメールはお手軽な反面、重要なことやプライベートに深く関わることも
気軽に書いてしまいがちにょ。
さらに有料サイトへの登録に関わるメールであれば誤課金が発生する場合もあるにょ。

さて、問題となるのはなぜこのようなトラブルが起きてしまったのかということにょ。
8月にもspモードはトラブルを起こしておりその際にはサーバを強化しているはずにょ。
今回のトラブルは「想定外の負荷」かもしれないけど輻輳によってメアドが入れ替わって
しまうくらいならばサーバダウンして通信が全くできない方がまだマシにょ。
スマホの普及によって9月11日に書いたように各キャリアともに通信トラフィックの増大に
頭を悩ませているにょ。
その結果として、一定の日数内に規定の通信量を通信した際には帯域制限を課すという
ことによって何とか賄っている状態にょ。

ソフトバンクは3年前にiPhoneを発売し一気に国内スマホ普及率No.1のキャリアになった
のはいいけどその代償は大きくて通信帯域の圧迫による通信速度の低下はかなり大きな
ものになってしまったにょ。
ただでさえ、800MHz帯を持たずエリアの面では不利となっているソフトバンクがiPhoneを
手に入れたため通信面の不安も同時に起きているにょ。
しかし、これらは随時基地局やサーバを強化しているため不具合こそたまに発生するけど
大きな問題になることは最近はかなり減ってきているにょ。
ところが、ドコモの場合はAndroid OS端末の増加でここ1年少々の間に急速にスマホが
普及しているにょ。
それまでは大きなトラブルが無かったのが過信になって今回の大規模トラブルに繋がった
のではないかと思われるにょ。
同じくauもiPhone4Sの発売によって一気にスマホが普及しようとしているけどこちらも
問題を非常に多く抱えているにょ。
早くからトラブルを多く経験してそれに対処する方法を学んだソフトバンクと今までは
大したトラブルは無かったドコモとauはスマホの普及によってさらなる不安を抱える
ことになりそうにょ。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板