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おちゃめくらぶ掲示板
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ゲームは現実とは違うから面白い
先日、動物愛護団体のPETAが「スーパーマリオ3Dランド」に登場するタヌキマリオを批判
していることが話題になったにょ。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1111/15/news083.html
マリオは初代の「スーパーマリオ」でスーパーキノコをゲットしてスーパーマリオへと
変身するようになったのだけど「タヌキマリオ」はスーパーマリオ3でスーパー木の葉を
ゲットして変身するものにょ。
要するにアイテムをゲットした瞬間にタヌキスーツを着たマリオに変身をするというだけの
話にょ。
これを見る限りは動物愛護団体がどうのこうの言うような要素はどこにもないにょ。
ここで問題になるのはタヌキマリオが現実に居たらどうなのかということにょ。
「タヌキはゲーム内ではただの『スーツ』かもしれないが、現実の世界ではタヌキは毛皮を
取るために生きたまま皮をはがれている。タヌキ(スーツ)を着ることで、マリオは毛皮を
着てもいいというメッセージを発信している」(※PETAの声明の日本語訳の引用)
要するに毛皮を剥がされたタヌキは血まみれになっているということが言いたいみたいにょ。
しかし、マリオがタヌキから毛皮をむしり取っている描写なんてないし、そもそもあの
タヌキスーツは本物のタヌキの毛皮ではないくて作りもののただのコスプレ衣装かも
しれないため現実世界に置き換えて考えるというのは全くナンセンスな行為にょ。
実際、任天堂もマリオがゲーム内で動物に変身することについて「ゲームそれ自体を超えた
メッセージはない」いうコメントを出したくらいだしね。
さすがにPETAもネット上での騒ぎや任天堂のコメントによって事が大きくなっているのに
気づいたのか、「毛皮を取るために本物のタヌキが皮をはがれていることに注目してもらう
ためのもの」とtwitterでコメントしたにょ。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1111/17/news059.html
PETA曰く、ただのジョークだったみたいにょ。(ジョークというより「スーパマリオ3D
ランドが発売されてその人気に乗じて注目を浴びたいだけのコメントかもしれないけど)
ゲーム内で描写されているシーンがすべてである以上はそれを超えたものは妄想で批判
しているだけにすぎないにょ。(妄想で批判するならば極論を言えばスーパーマリオの
キノコでエロ妄想をして「マリオは18禁ゲーム」と言うようなもの)
他のゲームで言えば例えばドラクエで勇者となった主人公がモンスター達を倒している
けどこのモンスター達は実際の動物をモチーフにしたキャラが多く含まれているにょ。
つまり、タヌキマリオで動物虐待をイメージした人であれば「ドラクエは動物虐待を推奨
しているゲームだ」と言い出してもおかしくはないにょ。
実際ゲームをやっていてそんなことを感じる人はほぼ居ないだろうけど1人でも居るならば
それを慎むべきという人はもしかしたら居るかもしれないにょ。
しかし、妄想というのはどんなものからでも膨らませることができるためそんな居るか
居ないのか分からないレベルのことにさえ考慮してしまうとゲーム制作だけに止まらず
アニメ、漫画、映画などの創作活動は何も出来なくなってしまうにょ。
むしろ、強引に(妄想によって)解釈しないとできないような今回のタヌキマリオのことや
上記の例のようなドラクエなどにおける動物虐待よりも実際に殺人行為を行うのが主体と
なっており実際にその様子がリアルに描かれているFPSの方がよっぽどタチが悪いにょ。
マシンスペックが低い時代ならばそうではなかったけど昨今はスペックが上がって、かなり
リアルな描写ができるようになったからね。
FPSというと国内ではコアゲーマー向けというイメージが強いものの海外では非常に多くの
プレイヤーが居るにょ。
先日発売された「コールオブデューティ」シリーズの最新作である「Call of Duty
Modern Warfare 3」は発売初日だけで650万本の販売を記録してこれはゲームソフトの
歴代記録を更新するものにょ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1111/14/news061.html
批判して話題性を集めたいのならば批判する対象もある程度メジャーではないとその
影響力は極めて小さいにょ。(今回もマリオ人気に便乗した発言だと思う)
どの程度ならばメジャーというのは人によって基準が異なるところだけど1番売れている
ゲームであれば全くその点に関しては問題ないにょ。
とはいえ、いくら売れていてもいくらリアルに描写されるようになってもそこには現実と
空想という超えることができない壁が存在するにょ。
もっとも、FPSというジャンルはリアルにすることでより熱くなれるものだと思うし、それが
現実世界へと飛び火しないという保証はどこにもないにょ。
ゲームの影響としてタヌキマリオになりたくて実際に生身のタヌキから毛皮をはぎ取ろうと
する人が現れる可能性はほぼ無いけどそれよりは実際に銃(殺傷性があるレベルの
エアガンも含む)を手にしてそれを人に向けて撃つという行為をする人が出てくる可能性の
方が高いと言えるにょ。
ただ、これも上記のように「そういう人が出るかも知れない」から販売すべきではない
というのであればあくまで可能性のレベルであり筋違いにょ。
とはいえ、善悪の区別が明確に付かず自分に責任を持てない子供に対してそういった
リアルなゲームを販売規制するということはやむを得ないことだと思うにょ。
これも可能性がゼロでない限りは駄目というのであればマリオもドラクエも全年齢を
対象にしたゲームでは無くなってしまうためあくまで一定ラインの線引きは必要にょ。
さて、ゲームの世界の話をすると日本ではドラクエのようなゲーム(海外では和製RPG
「JRPG」と呼ばれるゲーム)が売れるのかが、海外では売れているFPSが日本ではあまり
売れないのかが疑問と感じている人が海外では多く存在するにょ。
これに関して考察している人は多く居るけどその中の1つを見てみると次のようなものが
挙げられるにょ。
http://news.ameba.jp/20111116-115/
JRPGのお約束
・少年少女がやたら強い
・瀕死でも薬草一つで全治
・コマンド選択の度に時間が止まる
・他人の家に無断で入り物を漁る
・なんか敵が浮くし、そこに追い打ちをかける
・必殺技の名前を叫ぶ
・ラスボスが3段階くらい変化し、最終的には紅白名物歌手のようになる
・ヒットポイント残り1でもガンガン戦うのに、ザコの一撃で死亡
一人称視点シューティング(FPS)
・どれだけ撃たれてもしばらく我慢していれば全治する
・NPCとの会話中何をしていても自由
・落ちているマガジンを超スピードで回収
・落ちている銃も超スピードで回収
・主人公はとにかくマッチョ親父かマッチョ青年
・短髪かスキンヘッド率が異様に高く、長髪でもせいぜいモヒカン
・ヒロインの外観がなんだか怖くてトキめかない
・1人で遊べるモードの数倍、オンラインモードが充実している
JRPGのお約束(特徴)に当てはまらないゲームも一部にはあるものの大多数はその中の
要素のいくつかが当てはまっているにょ。
というか、これは明らかにドラクエを元にして考えられていると思われるためドラクエ
だとすべてが当てはまってしまうけどね(まぁドラクエ世界の薬草はベホマではなくホイミ
程度にしか回復しないけど)
進化を続けてきたFPSに対して進化をしていないようにも見られがちなJRPGだけど
それに対して「ガラパゴス」と批判されることがあるもののそれは決して進化をしていない
というわけではないにょ。
上記JRPGの特徴を見て「JRPGは進化が止まったガラパゴス」と判断するならば海外製の
FPSもスペックの向上でリアルに近づいただけの進化でしかなくそれ以外は進化している
とは言い難いにょ。
つまり、FPSはこのシステムや世界観が多くの人に受け入れられているのと同じくJRPGも
進化していないというよりもそれが多くの人に受け入れられるための形ということが
いえそうにょ。
元々進化というのは周囲の状況に対して変化することを意味するためJRPGが日本で進化
するためには日本でのRPGに対する考え方が変わらない限りは難しいにょ。
それと同時にFPSも考え方が変わらない限りは日本で広く受け入れられる(大作RPGや
人気アクションゲームのようなミリオンヒットになる)というのも難しいと思われるにょ。
では、マリオはどうなのか・・・?
アクションゲームとして進化しているのか・・・?
残念ながら私はまだ「スーパーマリオ3Dランド」をプレイしていないものの昔ながらの
マリオを上手く3Dに変えたという印象を持っているにょ。
これは、マリオのお約束ルールがそのままあるからこそそう感じているにょ。
しかし、そのお約束を無くしてしまったらそれはマリオではなくなると感じてしまうかも
しれないにょ。
「タヌキマリオ」がスーパーマリオ3で初登場したときはあくまで「スーパーマリオ」
「ファイアマリオ」と同じ変身のバリエーションが増えたことで好意的に受け止める人が
多かったにょ。
空を飛べることでジャンプアクションそのものの意味が無くなるという人は確かに居た
けど空を飛べるシーンは限定されるしそれによって新たな攻略方法も出てくるわけなので
十分に登場する意義はあったにょ。
ゲームの世界は空想世界なんだから現実に当てはめてばかりでは面白くないにょ。
例えばRPGで左手にダメージを負ってしまったら左手が使えなくなるのはまだいいとして
全治3ヶ月の怪我をしてしまったら3ヶ月の入院生活を余儀なくされるというような感じに
なったら私は面白いとはとても思えないにょ。
むしろ、ゲームは現実では体験できないことができるからこそ面白いにょ。
ほとんどのJRPGは瀕死の重傷でも宿屋で一晩(といっても現実世界では一瞬だけど)眠る
だけど全回復できるからね。
だからこそゲームの中での事柄に対して現実と照らし合わせてとやかく言うのはあまり
良いこととは言えないにょ。
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