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おちゃめくらぶ掲示板

784御茶目菜子:2011/11/11(金) 14:55:02
Tegra3はCore2を越えたのか!?
NVIDIAがコードネーム「Kal-El」こと「Tegra3」を正式発表したにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111109_489407.html
Tegra3はTegra2と同じ40nm製造プロセスであり、CPUコアはCortex-A9ベースだけどTegra2が
2コアなのに対してTgra3では4コアになっているにょ。
そして、GPUコアも8コアから12コアへと1.5倍(ピクセルシェーダに関しては4コアから
8コアへと2倍)になっているにょ。
そして、クロックが1GHzから1.3GHzへと引き上げられたことで性能はTegra2と比べて
最大5倍になっている模様にょ。

Tegra3はピーク時の演算性能はCore2Duo T7200(2GHz)に匹敵するとのことにょ。
これはCoremarkベンチによる測定値ということでプラットフォームも異なるし単純演算性能
しか測定できないベンチであるためこれを鵜呑みにすることはできないけどすさまじく
高性能であることが分かるにょ。(リンク先ではT7700と同レベルとなっているけどこれは
コンパイラが古いのではないのかという指摘をする人もあり他所で記されていたT7200を
ここでは採用した)
あくまで1つの結果でしかないけど4年前に発売されたノートPC向けのメインストリーム向け
CPU(通常電圧版)に匹敵するレベルだからね。
これはARMにとっては有利なベンチの比較なのでこれをもってTegra3がCore2レベルの性能を
有しているとは言えないけどARM系CPUと比べても大幅に性能向上しているのは確かである
みたいにょ。
ここまで性能が高くなるとARMだからPC向けのx86CPUと比べて性能が低いということは言え
なくなっていると言えそうにょ。(TDPは分からないけどTDP35WのCore2よりは一桁小さい
と思われる)

少し前までならARMでクアッドコアなんて馬鹿げていると思っていたけどAndroid 3.0以降
マルチコアに対応しているし、Windows 8でのARM対応がサポートされているためCPU性能が
かなり要求され始めているからね。
確かにスマホの性能向上はそれによって実現されているとはいえ、やはり影響が大きいのは
タブレット端末の存在にょ。
iPadの一人勝ちと言われていたタブレット端末市場だけど各キャリアが積極的にタブレット
販売に力を入れているせいか、2011年7-9月期のAndroid搭載のタブレット端末のシェアは
27%にまで増加したにょ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111108-00000020-zdn_m-mobi
このままの勢いが続けばスマホにおいてAndroidがiPhoneのシェアを上回ったように
タブレット端末においてもAndroidのシェアが上回るのは時間の問題だと思われるにょ。

タブレット端末はスマホよりも筐体サイズが大きい分だけ大きなバッテリを搭載可能で
あり、熱設計にも余裕があるためCPUの高性能化が求められてくるにょ。
というのも画面が大きい(平均的な端末同士を比較した場合に解像度が高い)ために
より高い性能が求められているわけだしね。
タブレット端末は画面が大きいためによりPCライクな使用をする人が増えてくるにょ。
昨今はXGAやWXGA以上を対象にしたサイトも多いけどそんなPC向けのサイトも見れるという
のもタブレット端末のメリットといえるにょ。(スマホならば拡大縮小を駆使しなくては
ならない)
それにはAndroidがlashの動作がサポートされている対応というのもiOSと比べた場合に
アドバンテージになっていたにょ。
Flash10.1からはPC版と同一機能がサポートされてきたからね。(ケータイ向けには
Flash Liteがサポートされていたけど機能の差異も大きいため別物といえる)

そんなFlashだけど昨日Android用のFlash Playerの開発打ち切りが発表されたにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20111110_489835.html
どうやら最後がFlash11.1になる模様にょ。
古くからFlashはWebにおいて動的コンテンツの代表となっていたのだけど昨今はその地位は
どんどん下がってきていたからね。
AppleがiOSデバイス(iPhone、iPad)で頑なにFlashをサポートして来なかったにもその
アドバンテージが昔に比べて薄れてきているからだろうしね。
それにFlashは脆弱性の低さが度々指摘されているため搭載することによるデメリットがある
というのも否めないにょ。(PC向けのFlash Playerは頻繁にアップデートすることで
その脆弱性をカバーしている)
Flashが担っていた動的コンテンツはHTML5でカバーできるためFlashをサポートし続けると
いうのはサポートコストの負担が大きいというのも理由と言えそうにょ。
当然ながらHTML5の機能をふんだんに使った動的コンテンツは多くのCPU、GPUパワーが
必要になってくるにょ。
そのためWebの利用程度といっても高性能化がさらに要求されてくるのは間違いないにょ。

とはいうものの、製造プロセスは従来のTegra2と同じ40nmプロセスでコア数を増やし
クロックを上げれば消費電力が大きくなり、バッテリ駆動時間はマイナスになりそうな
感じがするかもしれないにょ。
しかし、最大消費電力が増えても性能が上がって処理時間が短くなればトータルでの消費
電力は小さくなる可能性があるにょ。
それにTegra3の場合は5つ目のCPU(コンパニオンCPU)の存在が消費電力の低減に大きく
貢献しているにょ。

Tegra3は上記のように4コアCPUなのだけど実は5コアCPUにょ。
しかし、低クロック、低消費電力のの1コアCPUと高クロックの4コアCPUを切り替えて使用
しているためOSからは4コアCPUとして認識されているにょ。
メインとなる4コアCPU部分は最大1.3GHzで動作するけどコンパニオンCPUは最大500MHzに
止まりアイドル時や低負荷時は従来のTegra2と比べて大幅に消費電力を抑えることが
可能になるにょ。
動画再生もフルHDの動画がコンパニオンCPUだけで再生できるみたいだからね。(Tegra2では
720pまでしかサポートされなかった)
そのため高性能化を実現しつつ平均消費電力は抑えられておりバッテリ駆動時間は大きく
向上している模様にょ。(当然のことながら4コアをフルに使う処理を行えば駆動時間は
大きく減少するだろうけどそんな処理はTegra2では実現ができないレベルの処理である
ため比較対象にはならない)

ASUSは先月の時点でこのTegra3を搭載した端末を披露したにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111021_485355.html
Tegra2が現在タブレット端末に幅広く搭載されているように来年にはTegra3が普通に搭載
されるようになると思われるにょ。(ローエンド端末向けにTegra3の2コアモデルも用意
される予定)
来年にはTegra3(Kal-El)の3倍の性能となるWayneが登場する見込みとなっているにょ。
現在は40nmだけど来年には28nmプロセスが本格稼働するようになると思われるため
大幅な性能向上は十分に可能だと思われるにょ。
それ以降も毎年数倍性能を上げていくと主張しており、「もう少し待ったら高性能になる」
ということで待ち状態は得策とはいえないにょ。
まさに欲しい時が買い時と言えそうにょ。
国内メーカーからTegra3搭載モデルが発売されるとしてもどうせ半年後くらいになる
だろうけどその頃には次世代のWayneの足音が聞こえてくるだろうからね。




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